こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2022年3月21日の月曜日です。
月曜日なので、ジムに行ってトレーニングをして来ました。
時間の都合で、脚のトレーニングと懸垂しか出来ませんでしたが、かなり密度の濃いトレーニングが出来たと思っています。
今日のスクワット
今日のスクワットは、5/3/1プログラムのMAX185kgのサイクルのWEEK3でした。
予定されていた内容は以下の通りです。
メインセット 124.875kg5回、141.525kg3回、158.175kg1回以上出来る限り
補助セット 124.875kg10回5セット
そして、実際にやった内容は以下の通りでした。
メインセット 125kg5回、140kg3回、160kg9回(BEST)
補助セット 125kg10回5セット
160kgが9回挙がりましたよ。
これまでの160kgでの回数のベストは、2020年11月30日に挙げた6回でした。
1年4ヶ月振りにそれを更新しました。
6回から一気に9回です。
いやあ、感無量ですね。
140kgのバーベルでスクワットをした時は、その前のセットで挙げた125kgと同じぐらいの重さに感じました。
160kgのバーベルでスクワットをした時も、140kgと同じぐらいの重さに感じました。
おそらく体がほぐれて、重さに慣れてくるから、実際には重くなっているのに、感覚的にはあまり変わらなかったんだと思います。
160kgのバーベルを前にした時は、とても緊張しました。
先週、150kgを9回挙げているので、最大筋力の換算公式では、160kgを7.5回挙げないと、同じ筋力にならないんです。
でも160kgのベストは6回です。
この記録を出した時のことは、はっきりと覚えています。
あの時は、息は全く問題なくて、脚が参っていました。
6回目をしゃがんで、立ちあがろうとした時、途中で一度止まってしまいました。
そのまま潰れてもおかしくない状態だったんですが、もう気力だけで立ち上がりました。
潰れるのか、立つのか、止まっていた時間は結構長かったと思います。
もしあの時、僕の肩に雀が止まったら、その重みで潰れていたかも知れません。
(ちょっとオーバーかな?)
僕がなんとか立ち上がった時、隣のパワーラックのおじさんが、思わず、「おお!」と声を漏らしました。
きっと見ている方も力が入ったんだと思います。
その160kgを7.5回挙げなければならないというのは、要するに8回挙げなければならないという事なので、途中で潰れたらどうしようという恐怖感がありました。
でも160kgのバーベルはそんなに重くなく、140kgのバーベルと同じぐらいでした。
6回目を立ち上がった時、あと2回なら行けると思いました。
そして7回目を立ち上がり、8回目を立ち上がると、息が苦しくなってきました。
脚も少し効いています。
そして9回目、立ち上がるとき、息がとても苦しかったです。
脚もきつかったですが、肺の方がきつかったです。
9回挙げたところで、やめる事にしました。
もし10回目に挑戦していたら、ほぼ確実に潰れていたと思います。
160kgが9回挙がりました。
自己ベスト更新です。
これで3週間後には165kgに挑戦することが決まりました。
仮想MAX185kgのサイクルはクリアしたので、来週から仮想MAX190kgのサイクルに進みます。
その後の、125kg10回5セットの補助セットは辛かったです。
辛かったですが、なんとか5セット目まで10回やり切ることが出来ました。
125kgなので、立ち上がれないという事はないです。
辛いのはそれを10回も続けなければならない事ですよ。
力が出るかどうかより、どこまで疲労に我慢できるかが試されていると思いました。
今日のスクワットは、大満足でした。
今日のその他のトレーニング
今日は時間がなかったので、スクワットの他は、レッグエクステンション、レッグカール、懸垂しか出来ませんでした。
今日の内容は以下の通りです。
レッグエクステンション 165LB(約75kg)10回、10回、 190LB(約86kg)10回、10回、 210LB(約95kg)10回、10回 レッグカール 50kg10回5セット 懸垂 加重10kg5回4セット 自重10回、9回
もう脚はズタボロです。
かなりきっちりやったと思います。
去年まではスクワットは毎週やっていましたが、レッグエクステンションとレッグカールは気が向いた時しかやっていませんでした。
スクワットだけでなく、レッグエクステンションとレッグカールも合わせてやるようになって、脚は強くなっている実感があります。
きついですが、効果が実感できるので、このまま続けて行こうと思います。
懸垂はもう少しやりたかったんですが、時間の都合もあり、上記の内容で切り上げました。
3人組のお兄さん
今日は珍しく、ジムに若いお兄さんがいました。
しかも3人組です。
ジムの会員の多くは高齢者か、僕のような中年ですが、たまに若い人もいます。
でも、若いお兄さんの3人組というのは初めて見ました。
3人組は、まずBULLのハーフラックで懸垂をしました。
何も台を使わなくても懸垂バーに手が届くぐらい、みんな背が高かったです。
僕には無理な芸当です。
おそらくみんな180cm近くあるんじゃないでしょうか?
3人のうち2人は手にパワーグリップをつけていて、残りの1人は軍手でした。
懸垂は、自重で3回しか出来ないようで、2セット目からはチューブを使って補助をつけていました。
YouTubeの普及により、そういう知識も今時の若者は知っているんですね。
そして、次はデッドリフトをやり始めました。
60kgのバーベルで順番にやっていましたが、手の使い方、立ち方などをお互いに確認しながらやっていました。
それを見て、僕は昔の自分を思い出しました。
今から30年以上前、デッドリフトという種目を本で読んで知り、ジムで実践してみました。
読んだ本は、チャック・ウィルソンの「トレーニングバイブル」という本です。
ジムは、千葉市のみつわ台体育館のトレーニングルームです。
そこには当時、バーベルなんかなかったので、ベンチプレスのマシーンでやりました。
本当はベンチの上に仰向けに寝て、左右のバーを上向きに押し上げるマシーンなんですが、デッドリフトをするために、靴を脱いでベンチの上に立ち、左右のバーを引きながら上体を起こすようにやりました。
最初はわずか40kgでやりましたが、10回もやると背中の筋肉が焼け焦げるような痛み、熱を感じて、床に倒れて裏返りながら苦しんだものでした。
それをみた友達のスガは、そんな訳ないだろ!絶対に大袈裟に苦しんでるだろ、と言って、同じようにデッドリフトをしました。
そして彼も僕と同じように床に倒れて裏返りながら、「背中が、背中が!」と言って苦しんでいました。
とても懐かしい事を、思い出しました。
普段、中年と高齢者しかいないジムに、若いお兄さんの3人組がいると、まぶしいぐらいに輝いて見えました。
やっぱり、若いというのは良いですね。
もしそれが若いお姉さんの3人組だったら、もっと桁違いにまぶしかったと思います。
でも、そういえばジムで若いお姉さんのグループというのは見たことがないですね。
何故なんでしょうか?
昼は娘の勉強を少し見ていました。
娘は小学校を卒業し、来月中学校に入学します。
塾に通う事にしたんですが、その春期講習が25日から始まります。
先日、生徒向けのガイダンスに娘が出席しました。
娘は行くまでは、物凄く嫌がっていたんですが、1時間のガイダンスを終えて帰ってきたら、
大学受験が終わるまであの塾で勉強したい。
と言い出しました。
一体何があったのかと驚きました。
たったの1時間でそこまで生徒をやる気に出来るとは、すごい塾だなと思いました。
もう宿題も出ているそうです。
しかも中学の内容の宿題です。
未習分野を宿題に出すとはなかなか強気な塾です。
娘は勉強が好きではなく、成績もあまり良くないんでしょう。
ガイダンスに送る車の中では、次のように言っていました。
やる気があったら、どんなにポンコツでも、ちゃんと面倒見てくれるのかな?
それは当たり前だと答えました。
やる気がなくてポンコツだったら、あっという間に見捨てられると思いますが、やる気がある生徒を塾が見捨てるはずはないです。
そう説明すると、娘は安心したようでした。
で、ガイダンスが終わると、ずっと塾に通いたいと言い始め、次の日から自発的に宿題をやるようになりました。
信じられない程の変化です。
その宿題の中で、わからない内容があるので、教えて欲しいと言われました。
僕は学生時代から8年間学習塾のアルバイトで、小学生に算数を、中学生に数学を教えていました。
そして、大学を出てからは大学受験の予備校で物理を教えています。
まもなく30年目に入ります。
数学の宿題の内容は、正の数、負の数の計算でした。
計算の手順だけを教えるのは誰にでも出来ることですが、なるべく納得できるように理由をつけて説明しました。
まずは、−2+(−3)= 、 −3ー(−7)= などです。
これは意外と簡単にクリアできましたが、問題なのは掛け算や割り算です。
負の数どうしを掛けたら、何故正の数になるのか?
これは、説明不可能な内容ではないかと思っています。
正・負の符号を向きと捉えて、ベクトルの概念で説明する事は理論的には可能だと思いますが、新中学1年生にはそんな話は理解できないと思うので、そういう決まりなんだよ、と説明するしか僕にはできません。
おそらく、世の中の中学1年生も、何故正になるんだ?と深く疑問に思わないので、結果として問題なく数学の授業は進行しているんだと思います。
明日から僕も仕事です。
娘の春期講習は25日から始まりますが、僕の春期講習は明日から始まります。
長い休みが終わり、ついに2022年度が開幕します。
どのような生徒が何人ぐらい来るのか、今の時点ではまだわかりません。
最大限、生徒の役に立つような有効な授業を展開したいと思います。
今、大学受験の予備校は少子化の影響、映像授業の台頭、AO入試の肥大化によって、完全に冬の時代を迎えています。
おそらく年々生徒が減っていって、経営は悪化していくでしょう。
そのため、僕の仕事も減って、自由な時間が増えると思います。
もちろん収入も減ります。
まあ、これは30年前からわかっていた事なので、何も悲観していないんですけどね。
でも、このまま少子化がずっと続いたら、本当にこの国はどうなってしまうんでしょうか?
10年後、20年後の日本の様子を想像すると、なんか肌寒くなるような気がします。
僕は昭和42年生まれです。
昭和42年から48年までは7年連続で子供が増え続けました。
僕と同じ世代は200万人ぐらいいますが、去年生まれた赤ちゃんは84万人だそうですよ。
半分以下に減っています。
ちなみに今の18歳人口は105万人ぐらいなので、あと18年経ったら、18歳人口は今より21万人減ることになります。
もう、予備校だけでなく、大学も高校も潰れて淘汰される時代になっています。
どこかで少子化に歯止めがかかり、せめて横ばいになってくれれば、長期的に見て人口は安定します。
でも、どこまでも減り続けたら、最後は国が消滅してしまいます。
本当に恐ろしいですね。
明日は、仕事に行く前に、今日出来なかったトレーニングを自宅でしたいと思っています。
明日から早起きです。
ありがとうございました。
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内部リンク「 ジムの思い出 その2(みつわ台体育館)」
内部リンク「デッドリフトを初めてやった頃」