ジムの思い出 その11(ゴールドジム本八幡千葉)

ジム

こんにちは、鹿野一郎です。
僕が初めて本八幡のゴールドジムに行ったのは平成30年(2018年)7月10日のことでした。
本八幡にゴールドジムが出来たのがいつなのか、正確な記憶はありませんが、おそらく2016年から2017年頃ではなかったかと思います。
覚えている訳ではないですが、平成29年(2017年)7月27日の日記に以下の記述があったので、大体この頃だろうと想像しています。


夜は津田沼のゴールドジムでトレーニングをした。津田沼のゴールドジムは久し振りだった。
前は良く行っていたが次第に人が多くなって器材が使えなくなってきたため遠ざかっていたのだった。しかし、今日は空いていて良かった。
おそらく本八幡にゴールドジムが出来たため人が分散したのだろう。
そう思うと何故海浜幕張にゴールドジムが二つあるのかわかった。人が集まり過ぎたからアネックスを造ったのだろう。
そうやって混雑を解消してもらえると利用者としてはとても助かる。


1 本八幡の再開発

本八幡の街は2000年頃から再開発を始めて、ゴールドジムができたと推測される2017年頃まで開発を続けていました。
京成八幡駅と国道14号に挟まれるエリアが重点的に再開発されました。
西暦2000年より以前は京成八幡駅の改札を出るとすぐに、京成百貨店という小さなデパートがありましたが、あまりにも小さすぎてほとんど人には知られない存在だったと思います。
僕は週に二回八幡で仕事があったし、京成電鉄で通っていたので、何回か立ち寄ったことがありますが、総武線を使っている人は、存在すら知らないと思います。


その京成百貨店は取り壊されて、2021年4月現在では京成電鉄の本社ビルが建っています。

再開発の初期の段階では、京成百貨店の一階部分にオーケーストアが入っていました。
それ以前は京成百貨店の食料品売り場だったと思います。
オーケーストアになって品揃えが抜群によくなったし、夜遅くまで営業するようになったので、仕事の帰りによく寄っていました。
そのオーケーストアもその後の再開発で取り壊されて、2021年4月現在ではJR本八幡駅近くに移転しています。

京成八幡駅とJR本八幡駅は地下通路でつながっていますが、この通路は再開発以前からありました。
ただ、京成八幡駅と国道14号線の間にあった古い街並みはほぼ全て姿を消し、タワーマンションが3つ建ちました。
それを見上げて僕は、まるで東京みたいだと思いました。
これらのタワーマンションができたおかげで、本八幡の街並みは劇的に変化したと思います。
スーパーKASUMIもオープンし、ヤマダ電機もオープンしました。

2 ゴールドジムが誕生

ゴールドジム八幡千葉ができたのは、JR本八幡駅の国道14号線側のロータリーに面するPATIOというビルの8階で、このビル自体は再開発の前からありました。
僕はこのゴールドジムには何回か行ったことがあるだけで、継続的に通っていたわけではありませんでした。
仕事を終えて、本八幡で乗り換えて家に帰ることがあるので、仕事が早く終わったときに、たまに寄る程度でした。
パワーラックやベンチプレスの台は使いやすくて、津田沼に比べると2倍ぐらいの広さで、人も多くなくて良かったです。
ただ、風呂がなくてシャワーとサウナしかないのは残念でした。
この本八幡のゴールドジムにはサンドバッグもありますが、トレーニングをする部屋とは別の部屋になっています。
仕切りがガラスなので、別の部屋と言っても丸見えなんですが、どうやったらその部屋に行けるのか、僕にはわかりませんでした。


扉のようなものは見当たらず、迷路になっているような錯覚を持っていました。

インターネットで調べて知ったんですが、この本八幡のゴールドジムには駐車場があるんですね。
46台も駐められて、2時間まで無料だそうです。2時間を越えると、2時間ごとに110円かかるそうです。
これならば4時間駐めても110円で済むので、タダみたいなもんですね。
でも、あのゴールドジムに車で行く人はどのくらいいるのでしょうか。
そもそもジムが駅の目の前にあるし、本八幡界隈は国道14号がいつも渋滞しているので、車で行くより、電車で行く方がだいぶ楽だと思うのですが。

3 ゴールドジム八幡千葉でのデッドリフト

僕がこの本八幡のジムでよく覚えているのは、デッドリフトで170kgを9回挙げる自己ベストを更新した事です。
自己ベストといってもMAX重量を更新したのではなく、170kgで連続9回できたという事です。
それまでのベストは160kg8回だったので、これは嬉しかったです。
170kgを9回引いたあとに、180kgを2回引けて、さらに190kgも引けました。
200kgにも挑戦しましたが、バーベルがわずかに浮いたところで力尽きました。
この時点で僕の試合でのベストは180kgだったので、これはとても嬉しかったです。
本八幡のゴールドジムは津田沼と比べると、床のクッションがよく効いていて、デッドリフトがやりやすかったです。

しかもプレートはラバープレートでした。
疲れてくると、バーベルを床に静かに下ろすことができなくなり、激しく落としてしまいそうになりますが、本八幡の床はとてもクッションが効いていて、プレートもラバーなので、雑に落としても問題ありませんでした。
もし津田沼で同じようにやったら、物凄い音がして、きっと床にも大きな傷がついていたでしょう。
津田沼のプレートはペイントプレートでラバーはついていないし、床のクッションはかなり薄いからです。
なのでデッドリフトをするならば、絶対に本八幡が良いと僕は思っていました。

4 プレスダウンのマシーン

もう一つ、個人的には本八幡のプレスダウンのマシーンはとても使い勝手がよかったです。
津田沼のプレスダウンのマシーンも悪くはないのですが、どういう訳か異常に軽くて、全てのプレート(68kg)を使っても全然足りなかったものです。
ケーブルマシーンなので、重量が正確でないのはわかりますが、あまりにも違いすぎたと思います。
おそらく僕がやるプレスダウンの負荷は40kgから50kg程度だと思いますが、津田沼のマシーンで50kgだと軽すぎてトレーニングになりませんでした。
プレートが全部で何kgだったか覚えていませんが、一番下のプレートにピンを刺してもまだ軽かったのを覚えています。
なので津田沼ではプレスダウンを片腕ずつやっていたんです。
本八幡ではそういうことがなく、両腕でちゃんとやることが出来たし、使い勝手が良かったので、気に入っていました。

5 ゴールドジムのクレジットカード

ゴールドジムには数え切れないほど行きましたが、入会した事はなく、毎回ビジター料金を払っていました。
ビジター料金は通常2700円ですが、ゴールドジムのクレジットカードを作ると、それをチャックインの時に提示するだけで1000円引きにしてくれるので、毎回1700円で利用できていました。
この文章を書いている2021年の6月時点で、僕は自宅の近くの24時間ジムの会員になっています。
家から近いし、パワーラックが2台あって空いているし、料金も1ヶ月5000円と安いので、入会を決めました。
なので、もうゴールドジムに行く事はないと思います。
特にこの本八幡は、たまたま都合があるときに数回行っただけなので、もう行く事はないと思います。

大した回数通っていないのに、デッドリフトで自己ベストを更新したため、非常に強く印象に残っているジムなのです。

この本八幡のゴールドジムでは、パワーリフティングの同じチームの人に偶然会ったことがあります。
しかも2人同時です。
あの時は驚きましたが、僕がまだパワーリフティングを始めたばかりだったので、色々教えてもらいました。
同じチームに所属していても、普段ばバラバラにトレーニングをしていて、なかなか会う機会はありません。


会うのは年に二回の合同練習会、親睦会の時と、試合に出る時ぐらいです。
チームを作っている理由は、試合に出るのに個人参加で出るよりも、団体参加で出る方が選手登録の費用が安く済むからです。
なので、ふらっと入ったジムに同じチームの先輩が2人もいたら、びっくり仰天するんです。

実は先日、もっとびっくり仰天する話がありました。
このゴールドジムでばったり会った2人のうち、1人がなんと僕が通っている自宅の近くの24時間ジムに来ているんです。
ジムの人から教えてもらい、びっくりしました。
本人に連絡をとって確認すると、最近市川市から佐倉市へ引っ越したというのです。
それにしても同じジムにいるとは驚きました。
決して有名どころではなく、大きなチェーン店でもなく、小さいジムなんですが、そこに同じチームの人がいるというのは信じられない偶然でした。
でも僕は平日の午前中に行き、その方は夜に行くので、ジムで会ったことはないです。

6 しなるバーベルシャフト

最後に、ゴールドジムのバーベルについて書いておきます。
ゴールドジムではIVANKOといメーカーのバーベルを使っています。
これはパワーリフティングの試合で使われる、BULLやUESAKAのバーベルと比べると、シャフトが柔らかくてしなりやすいんです。
シャフトがしなる方が、全くしならないよりもデッドリフトではバーベルが持ち上げやすくなります。
例えば、バーベルが床についたままでもシャフトがしなって握りての位置が10cmぐらい持ち上がれば、その分ストロークの浅いデッドリフトができることになります。
また、握りての部分はすでに上昇する速度を得ているので、静止状態から硬いバーベルで引くよりも持ち上げやすくなります。


僕が170kgで9回を挙げる事ができたのには、そういう理由もあると思います。
試合会場のバーベルシャフトはもっと圧倒的に固くてほとんど全くしならないので、ジムで挙がった重さが試合の時にびくともしないということはあり得ます。初めて試合に出る人はこの辺は気をつけなければならないかも知れないですね。

ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました