こんにちは、鹿野一郎です。
僕は、端くれですが、一応パワーリフティングをやっています。
74kg級に出ています。
2021年4月時点での各種目の試合でのベストは、スクワットが165kg、ベンチプレスが110kg、デッドリフトが185kgです。
最近のジムでの普段のトレーニングではスクワットは185kg、デッドリフトは195kgまで挙がっています。
なので次の試合が待ち遠しいです。
1 僕の普段の体重
普段の体重は77kgから79kgぐらいありますが、試合の時は減量します。
74kg以下にすればいいんですが、ギリギリを狙うのはなかなか難しくて、72.5kgから73.5kgぐらいで検量をパスします。
試合のために減量すると、体型がかなり引き締まります。(減量前の自分と比較して)
試合の前日や当日に鏡を見ると、このまま減量を続けようかと思います。
もう少し絞って70kgぐらいまで行けば、腹筋もはっきりと6つに割れるだろうし、肩や胸の筋繊維もかなりはっきり見えるようになるだろうと思うからです。
夏に小学生の娘と毎年千葉県の蓮沼ウォーターガーデンというプールに遊びに行きますが、プールに行くなら体型は絞ってある方が気分が良いです。
周りを見回して、一方的に自分勝手な優越感に浸ることができます。
でも、減量するとだんだん力が出なくなるのも事実です。
これが実に悩み深い問題です。
パワーリフティングをするからには、パワーダウンは避けたいです。
でもパワーアップに重点を置いてトレーニングをしていくと、僕の場合はどんどん体重が増えていきます。
スクワットやデッドリフトで自己ベストを更新するのはとても気持ち良いものですが、大胸筋や腹筋のカットが消え、腰回りがぶよぶよしてくるのは悲しいことです。
体型とパワーの両立は難しい問題です。
パワーリフティングの試合に出るときは、もっとパワーが欲しいと思います。パワーが手に入るなら体型などどうでも良いとすら思います。
でも夏にプールに行く時は逆になります。脂肪が薄くなって筋肉がはっきりと現れるなら、パワーを失っても良いとすら思ってしまいます。
こんな中途半端なことでは結局どっちつかずで、二兎追うものは一兎も得ずになってしまいます。
2 太らないようにするために
今後は普段から食事を管理して、試合前に減量をしなくても74kg級に出られるように出来たらいいなと思っています。
そのためにやれば良いことも分かっています。
僕の場合は、お酒とお菓子を止めればそれが達成できると思います。
普段から食事には気を付けていて、外食はしないし、高カロリーのものは、お菓子以外では食べていないからです。
お菓子もお酒も一種の中毒で、完全に断ち切ってしまえば欲しくなくなる事はこれまでの経験でわかっているんですが、なぜか口に運んでしまいます。
目の前のお菓子と、割れた腹筋とどっちが欲しいのか、目の前のお酒と筋繊維が細かく走る大胸筋のどっちが欲しいのか、と自分に尋ねれば、答えは決まっているはずなのに、「ま、いいか。」という感じで食べてしまうし、飲んでしまうんです。
3 お菓子とお酒
一度に両方やめるのは難しいと思うので、片方ずつやめるべきでしょう。
どっちが先かと言われたら、お菓子の方がサヨナラしやすいと思います。
お菓子はかつて丸2年ぐらい全く食べなかった時期がありました。
あの頃は目の前にどんなお菓子やケーキを出されても食べたいとすら思いませんでした。
家族で旅行に行ってもバイキングのデザートには手をつけませんでした。
欲しいと思わないからです。食べると太るだけで何も得るものがないと思っていたんです。
かつてその状態になったことがあるので、もう一度そうなる事は不可能だとは思いません。
お酒に関しては、かつて一年近くサヨナラしていた事があります。
原因は簡単な事でした。
仕事で仙台に行った時、仕事の後に皆で飲みにいき、そこでハメを外し過ぎてしまったからです。
ウイスキーをストレートで何杯も飲んでしまい、二日酔いではなく三日酔いになる程苦しみました。
本当に地獄の苦しみだったので、それからおよそ1年間、お酒を飲みたいという欲望が完全になくなってしまいました。
なので、もう一度あの状態になる事はできると思います。
ただし、三日酔いは二度とごめんですが。
お酒とお菓子をやめると、体重は確実に減っていくと思います。
試合の前はいつもそのようにして体重を減らしています。
でも試合前はそれだけでなく、食事の量も減らします。
もし食事の量は一定に保って、お酒とお菓子だけをやめたらどうなるんでしょうか。
それでも体重は減ると思いますが、パワーも落ちるんでしょうか。
これはやってみないとわかりませんが、試してみる価値はアリそうです。
4 分かり切った二択問題
もしそれで体重を抑えることと、パワーを維持する事ができたら、とても嬉しいです。
でもお酒、お菓子と永遠にお別れするのは辛いと思います。
でも考えてみれば、答は決まっています。
質問はこうです。次の中から好きな方を一つ選び、番号で答えよ。 (1)お酒、お菓子は一切口にできないが、体重は74kg程度を維持し、減量なしに試合に出られ る。また、夏には70kg程度まで減量してプールに行ける。 (2)お酒、お菓子は今まで通りに口にして良いが、体重は77kgから79kg程度を維持し、試合のた びに減量をする。また、夏にプールに行く時は頑張っても73kg程度までしか落とせない。
こうやって活字で書かれてしまうと答は(1)に決まっているんですよね。
これからはお酒やお菓子を欲しいと思ったら、この二択問題を思い出すことにしてみようと思います。
減量とは少しの我慢の積み重ねですからね。
お菓子とお酒をやめるだけならば、強い空腹や脱力感などを感じることもないでしょう。
体型かパワーか。両立は難しいから、どちらか一方を選ぼうと思ってしまいますが、僕が望んでいるレベルなら両立は可能な気がしてきました。
もし、ボディービルとパワーリフティングの試合に出て、どちらも全国大会の表彰台に乗ろうと目指すんだったら、その両立は無理だと思いますが、パワーリフティングの自己ベストを更新し、普段の体重を72kgから73kg程度に維持するのはできるような気がしてきました。
今の体重は77kgぐらいあって、ちょっと太り過ぎてしまったなと思っているので、早速取り掛かることにします。
お菓子の買い置きが無くなったら、お菓子とはサヨナラします。
お菓子と完全にサヨナラできたら、次はお酒とサヨナラしようと思います。
でも一生サヨナラするわけではありません。
ある程度の期間が経過したら、満足して再びお菓子やお酒を迎え入れることになると思います。
それは我慢しきれずに挫折するという意味ではなく、目指す状態がある程度長く続くと、満足し、しばらく自己管理を緩めても良いかなという気持ちになるんです。
永遠にストイックに生活するのは僕には無理なので、そのようにオンとオフがあるぐらいでちょうど良いと思います。
それにしてもボディービルダーの方々はすごいですよね。
尊敬する筋肉系ユーチューバーのkatochan33さんは、ボディービルのコンテストに出る時は、ウエスト70cmまで絞り上げます。
よくあそこまで減量できるものだと思いますよ、本当に。
意志が硬いのは当然として、それだけでなく減量に対する知識と経験が非常に豊富で、とても上手だと思います。
僕にはあんなレベルの減量はできっこないので、目指しもしないですが、ボディービルダーの方々の減量は本当に凄いと思います。
5 まとめ
ダラダラ書いてきましたが、書いているうちに論点が整理されてすっきりしました。
要するに次の2点だと思います。
(1)パワーと体型の両立は、どちらもトップレベルを目指すなら無理だけど、僕が望んでいるレベルなら両立可能ではないか。
(2)お酒、お菓子とさよならしてトレーニングに励むだけで、両立できるんではないか。
無理だという結論を目指して文章を書くつもりでしたが、ダラダラ書いているうちに思わぬ発見がありました。
今度挑戦してみます。
ありがとうございました。