ジム主催、第1回最強王者決定戦に出場しました。

ベンチプレス

こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2022年10月17日の月曜日です。
昨日は僕が普段通っているジムの、第1回最強王者決定戦でした。
予選はベンチプレスか懸垂で行います。
ベンチプレスは自分と同じ重さのバーベルを挙げた回数で競います。
懸垂は自重で挙げた回数で競います。


ベンチプレスの上位8人と、懸垂の上位8人が決勝に進出し、16人でアームレスリングをやって勝敗を決めます。
女子はヒップスラストというマシーンを使って、2分間で挙げた回数で競っていました。
女子も決勝はアームレスリングでした。
僕はベンチプレスは弱いですが、腕相撲には自信があったので、密かに優勝を狙っていました。

当日、iPhoneで書いた文章

当日、朝起きた時の体重はパンツ一丁で74.8kgでした。
前日から1kg減りました。
喉の渇きは多少感じましたが、空腹は特にありませんでした。
愛犬の散歩は長めに歩き、1時間で7000歩を歩きました。
家にいても特にすることはなかったので、散歩を長めにしました。


12時半に家を出る時にもう一度体重を測ったら、ウエアを着て74.8kg、パンツ一丁で74.2kgでした。

家を出て、車で成田の会場に向かいます。
運転中に色々考えました。
もしかしたら今日は体重測定がないかも知れないとも思いました。
予定では2時に受付を開始して、そのまま予選に入るそうです。
体重を測る時間が考慮されていないように思います。
パワーリフティングの試合では選手全員の体重を測ります。
女子も測るので、そのための部屋と、予備の部屋が用意されます。
選手は予備の部屋で服を脱ぎ、測定の部屋で2人の審判の前で体重計に乗り、予備の部屋に戻って服を着ます。
全員の体重を測るのは、時間も場所も必要になります。
果たしてそれだけの準備が出来ているのかな?と思いました。


学生時代に空手の試合に出る時、僕にとっては初めてのフルコンタクトの試合だったので、体重が83kgもあったのに、70kg以下級の試合に出ました。
師範から勧められてそうしたんですが,当日は体重測定がなく、完全に自己申告制だったんです。
あれには驚きました。
あの時の僕が70kg以下に見えるはずもなく、周囲の人々から訝しがる視線を浴びていました。


だから、今日もないかも知れないと思いました。
もしないならば、そうとわかった途端に食べる事が出来ます。
そう思うとすぐにでも会場に行きたくなりました。

会場に着くと、屋外にベンチプレスの台が設置してありました。
やたら重そうなバーベルがセットしてありましたが、いくらなんでも冗談だろと思いました。
片側に25kgの競技用のプレートが、ざっと見ても10枚は付いています。
誰があんなのあげるんだと思いましたが、イミテーションでした。

受付に行って話を聞くと、2時から体重測定をするというので、それまでは食べる事が出来なくなりました。


まだ、受付まで1時間近くあったので、成田のジムの中を見学させて貰いました。
僕が普段通っている佐倉のジムと比べると2倍ぐらいの広さがあります。
でも、機材もたくさん置いてあるので、ちょっと窮屈に感じました。
デッドリフトのプラットフォームがあるは羨ましかったです。
それとサンドバッグがあるのがもっと羨ましかったです。
もし、僕の会員資格で成田のジムも使えるならサンドバッグを蹴りに来たいと思いました。

ジムを一通り見た後は車に戻りましたが、さっきより車が増えていて、最強王者決定戦に出る人々が集まっていました。
やっぱり若いお兄さんが多いです。
55歳の僕はきっと最年長でしょう。


アームレスリングのトーナメント表が貼ってあったので、見てみると、敗者復活戦はないようです。
3位決定戦はありますが、敗者復活戦はありません。
この場合、初戦で優勝する人に当たって負けた場合、初戦敗退で終わってしまいます。
もし優勝した人の次に強いのが自分だったとしても、初戦敗退で終わってしまします。
こうなると、運も実力のうちという事になります。
ちょっと見た感じではベンチプレス8位と懸垂1位が当たるようで、予選の結果でトーナメントの割り振りは決まります。
僕の場合は、決勝のアームレスリングより、まず予選のベンチプレスを勝ち抜けられるかどうかが問題です。
右肩の痛みが出なければ良いですが、痛みが出たら10回ぐらいで終わってしまうかも知れません。

当日、iPhoneで書いた文章 その2

今、車の中でiPhoneでこの文章を書いているんですが、会場では体重計がセットされています。
ということは体重は屋外で、服を着たまま測るということです。
女子選手もいるので、パンツ一丁になる事は許されないでしょう。
服を着ても75kgを下回るように調整してきて良かったです。


パワーリフティングの試合ではパンツ一丁でもわずかにオーバーしてしまい、全裸で体重を測る選手もいますが、屋外ではそれは不可能な話ですね。
2時に受付をして、体重を測りました。
Tシャツに短パンの格好で測って74.2kg、そこから500グラムを引いた73.7kgが僕の体重になりました。
体重を測った後、ベンチプレスの台に行き、50kg 5回、60kg 5回を挙げてウォームアップとしました。
しばらく試合が始まらなそうだつたので、車に戻って猛然と食事をしました。

いつの間にか、体重を測ったら車に戻って食事をするのが習慣になっていました。


弁当一つ、おにぎり2個を食べて、アクエリアス500ml、お茶500mlを飲んでから会場に戻ると、もう本番を終えたという人がいたので,僕も本番に臨む事にしました。
パワーの試合の時は申告した重量の低い人から名前を呼ばれ、呼ばれてから60秒以内に試技を始めないと失敗になりますが、今回は全く違いました。


みんな周りの人たちの回数を見極めてからそれを目標にしたいだろうから、なるべく後にやりたいものだと思います。
僕はベンチプレスの回数で上位に行けないのがわかっていたので、何も気にせず本番に臨めました。
既に終えた人々が何回上げたのかも知りませんでした。
肩の痛みさえ出なければ良いと思って始めました。

バーベルの重さは75kgです。
先週ジムでやった時は肩が痛くて10回で終わりになりました。
でも今日は肩の調子は良く、10回上げてもまだ元気でした。
これは20回行くかな?
と思いましたが、そんなに甘くありませんでした。
14回目がとても重かったです。
潰れる覚悟で15回目に入りました。
右は簡単に上がりますが、左側ついていきません。
肘が伸びるのか、ダメなのか、というとところをなんとか粘って伸ばし切りました。
もうこれで完全に限界だったので、バーベルをラックに戻して終わりにしました。
記録は15回です。
 
自分の本番が終わった後、しばらくは他の人のベンチプレスを見ていました。
補助要員がいなかったので、補助を手伝いながら見ていました。
僕の次にやった人は、90kg11回でした。
その次の人は80kg 20回、その次の人は85kg 5回でした。
以下、70kg 3回、115kg 3回、55kg 21回、90kg 19回でした。
ほかに何人いたのかわかりませんが、上位8人が予選通過なので、おそらく大丈夫だろうと思いました。

ベンチプレスと並行して懸垂もやっていましたが、僕が見ていた人は2人で、33回と28回でした。
ものすごい回数です。

女子もいて、マシーンでヒップスラストをやっていました。
壁に向かってやっていたので、選手の人々はギャラリーの視線を感じずにリラックスして出来たと思います。
あれは良い配慮だと思いました。

ヒップスラストのマシーンです。

予選は2時から始まりましたが、おそらく30分ぐらいで終わりました。

決勝進出者の発表は5時なので、物凄い待ち時間です。
この後決勝があるならジムで筋トレをする訳には行かないし、もうお腹いっぱいだし、やる事がなくなりました。
今、iPhoneでこの文章を書いていますが、パソコンを持ってくるべきでした。

その方が遥かに早く文章が書けます。
ビデオカメラを持ってきましたが、使いませんでした。
それぐらい試合が散発的に行われたんです。

ベンチプレスを見ていて、2人ばかりやたらとフォームが決まっている人がいました。
まるで競技者です。
パワーリフティングの試合会場では見た事がない人でしたが、今後大会に出てくるのかも知れません。

かつての僕はベンチプレスは90kgで12回、100kgで8回上げていました。
それを思うと今日の75kg 15回はかなり悪いと思います。
もっと強くなってかつてのパワーを取り戻したいです。怪我をしないように手幅を狭くして以来、なかなか以前のような重いバーベルが扱えません。
でも、必ず復活すると信じて頑張るしかありません。

会場で全く知らないでっかいお兄さんから声を掛けられました。

 

こんにちは、すごい前腕ですね。
腕相撲、強いんじゃないですか?

その人は試合に来た人ではなく、友達の応援で来ていたそうです。
なかなかガタイのいいお兄さんだったので、出ればいいのにと思いました。
前腕をどうやって鍛えたらそうなるのかと聞かれて、中学の頃からハンドグリップはやっていると答えました。
でも大した握力じゃないんですけどね。


ハンドグリップだけで本当にそんな前腕になるんですかと聞かれて、とうとう僕は前腕が太いのは生まれつきだと思うと答えました。
子供の頃から腕力だけは強かったんです。
これはもう授かりものとしか言いようがありません。

今日、起きた時に体のサイズを測りました。胸囲は112センチ、ウエストは84センチ、右上腕は38.5センチ、右太腿は58.5センチ、右前腕は29.5センチでした。
減量によってサイズダウンしています。


減量前に比べて、ウエストが2センチ減ったのは良いですが、胸囲も2センチ減り、右上腕は1センチ、太腿は4センチ細くなりました。
脂肪は落としたいですが、サイズは減らしたくないですね。

授かりものの話に戻りますが、僕は子供の頃から、前腕が太い事で随分得をしてきたと思います。
人からは怪力に見られ、それだけで一目置いて貰っていたような気がします。
背は低くてチビですが、前腕が太くてとても良かったです。

生まれつきイケメンの人はもっといいですよ。
きっと物凄く得をすると思います。
あとは足が速い男子というのは、高校ぐらいまではモテますよね。
そういう人達と比べるととても地味な授かりものですが、ありがたい事だと思っています。

試合開始

ここから下は試合の翌日に自宅でパソコンで書いています。
会場でまた一人、別の人から声をかけられました。
普段同じ佐倉のジムでトレーニングをしていると言われました。
30代ぐらいの男性でした。
僕はその男性のことは記憶になかったんですが、その方は僕のことを知っていました。
朝っぱらから140kgのバーベルを担いで、フルスクワットを10レップやっていたから、何者かと思っていたと話していました。


実はパワーリフティングをしているんですよという感じで話を始めたんですが、色々話をしてみると、その方はウエイトリフティングをしていたそうです。
しかも学生時代には国体にまで出場したそうです。
なるほど、只者ではないんですね。
この人の事はエイトさんと呼ぶことにさせていただきます。
ウエイトリフティングをしているエイトさんです。
スナッチは120kg、クリーン&ジャークは150kgと言っていました。
信じられないパワーです。
さすが国体選手ですね。


僕も少しだけ独学でウエイトリフティングの真似事をしてみた事がありますが、スナッチは50kg、クリーン&ジャークは70kgが限界です。

さて、長い待ち時間が終わって決勝が始まりました。


最初は女子のアームレスリングから始まりましたが、やっぱり見ていると力が入ります。
女子は全部で5人出たようです。
男子は13人でした。
重複エントリーをしていた人が何人かいたので、ベンチプレスも懸垂も8人以上エントリーしていました。

僕のベンチプレスの順位は6位でした。
1位の人が何回挙げたのかは知らないです。

アームレスリングのテーブルです。

アームレスリングの初戦の人は、外国の人でした。
ベンチプレスが90kgで5回だった人です。
簡単に勝てるだろうと思いましたが、油断は禁物なので、最初から本気を出すつもりでいました。
レディー、ゴー!の合図と共に、僕の腕は持っていかれ、あっという間に負けてしまいました。
こんな負け方をしたのは初めてです。
相手の人はものすごく強かったです。

僕はあっさり負けてしまいましたが、エイトさんは初戦を勝ち、2回戦で負けました。
僕は僕に勝った外国の人のところに訪ねていって、「日本語わかりますか?」と聞きました。
すると、わからないという返事が返ってきましたが、友達が日本語少しわかるというので、通訳してもらいました。
この人はアームレスラーなんですか?と聞くと、違うと言います。
アームレスラーじゃないのにあんなに強いんだ、一体何をしている人なんだろうと思ったら、なんと、なんとブラジリアン柔術のブラジル代表だと言います。


試合で戦っている様子をスマートフォンで見せてくれましたが、試合会場があまりにも立派なので、これは国際試合なんですか?と聞くと、そうだと答えます。
なんという事でしょう。
なんでそんな人がこんな成田のジムのイベントに来ているんでしょうか?
例えて言うなら、柔道の日本代表選手が参加しているようなもんです。
強い訳です。

今日のメンバーには強そうな人が何人かいましたが、僕は最初に対戦したときに、優勝するのはこの人だと思いました。
圧倒的な強さだったからです。

エイトさんの2回戦の相手は、若くて細いお兄さんでした。
そのお兄さんは予選は懸垂に出場し、33回の最高記録を残した人でした。
簡単にエイトさんが勝つと思っていたら、違いました。
そのお兄さんとエイトさんの試合はすごい長期戦になり、見ているこっちの上腕二頭筋が断裂しそうでした。
最後はスタミナ勝ちで若いお兄さんが勝ちました。

元自衛官の瑛太君

若いのに、軽いのに、すごい力ですねと話しかけると、そのお兄さんも只者ではないことがわかって来ました。
最近仕事を辞めて転職したと言っていましたが、やめた仕事は自衛隊だそうです。
10万人の隊員の中で1000人しか資格を持たない格闘技の教官をしていたそうです。

それを聞きつけて、僕に前腕が太いですねと話しかけてきたお兄さんが、ナイフを持っている相手と戦う時はどうするのかと尋ねてきました。
自衛隊出身のお兄さんは、荷物を全て床に置いて、何かナイフのような物、ありませんかと言って、探します。

前腕が太いと言ったお兄さんをフトシさんとします。
そして自衛隊のお兄さんを瑛太君とします。
フトシさんが、棒のような物を持って、激しく瑛太君を威嚇すると、あっという間に瑛太君は前に踏み込んで、棒を持っている腕を固めてしまいました。
その姿勢になったらもうナイフは振れません。
そしてその後は、確実に腕の骨を折るそうです。
自衛隊の訓練は、相手を殺す事が目的なので、反則技はないと言います。
金的蹴りも関節蹴りもありだし、襟を掴んだり、髪の毛を掴むのもありです。
相手を殺すためにできる事はなんでもやると言っていました。

さらに、銃やナイフを持った人間と戦う時、一番重要なのは恐怖心に打ち勝つ事だと言っていました。
後は多少の傷を負っても構わないから、相手の攻撃能力を奪って、仕留めるのだそうです。
ナイフ取り、銃取りという訓練もするそうです。
瑛太君は言っていました。
7メートル以内なら銃よりもナイフの方が強い。
2メートル以内ならナイフより素手の方が強い、と。

僕は若い頃空手をやっていましたが、空手ではそんなことは全く習わなかったので、まるで別世界の話でした。
瑛太君は今体を鍛えていて、来年か再来年にはフィジークの試合に出たいそうです。
すでにインスタグラムも開いていて、画像をアップしていました。
自衛隊をなぜ辞めたのかというと、コロナ移行、ものすごいブラック体質になったので、我慢の限界を超えたと言っていました。
詳しく話を聞かせてもらいましたが、ここに書くのは辞めておきます。

試合は続きます。

激闘アームレスリング


瑛太君はエイトさんに勝った後、3回戦に進みました。
そこで戦った相手が結果として準優勝した人でした。
見るからに体つきの良い人で、フィジークをやっている人でした。
年齢は40代に見えました。


ベンチプレスは90kg11回だったので、体重もそのぐらいなんでしょう。

瑛太君とそのフィジークの人の試合はすごい長期戦になりました。
瑛太君とエイトさんの試合を上回る長い試合でした。
最初はフィジークの人が押していましたが、時間が経つにつれて、形勢が逆転し始めました。
でも、ここからというところでホイッスルが吹かれて、瑛太君は負けてしまいました。
ほとんど互角の勝負でした。


瑛太君は体重が65kgしかないのに、90kgもあってバキバキのあんな人と互角に戦って、本当にすごいと思いました。
自衛隊の底力を見た感じです。

決勝戦は、そのフィジークの人と、僕に勝ったブラジリアン柔術の人でした。
エイトさんは、どっちが勝つんでしょうね?と言っていましたが、僕は一瞬でブラジリアン柔術が勝つと予想していました。
そして試合が始まると、あっという間にブラジリアン柔術が勝ちました。
本当に恐るべき強さです。

その後、3位決定戦が行われ、瑛太君が出場しました。
が、なぜか勝敗の行方が思い出せません。
ちゃんと見ていたはずなのに、彼が勝ったのか負けたのか、思い出せないです。
後で写真を見ればわかると思いますが、思い出せないのは我ながら恐ろしいです。

さらにその後、4位から8位までを決めるために何度も試合が行われ、エイトさんは腕がちぎれそうだと言っていました。


僕は1回戦で負けたので、お呼びがかからず、結局アームレスリングは1回しか出来ませんでした。

試合が終わった後、誰かと勝負したかったですが、みんな何度も試合をしてボロボロになっている様子だったので、勝負を申し込めなかったです。

僕が負けた試合は、エイトさんが録画してくれていて、LINEで送ってくれました。
帰宅してから見てみると、思ったほどではありませんでした。
0.1秒でやられたと思っていましたが、映像を見る限り1秒はかかっています。
という事は、フィジークの人がやられたのとほぼ同じ時間です。
という事はあの90kgのフィジークの人は僕と同じぐらいの強さなんでしょうか?
その90kgの人と、わずか65kgの体重で死闘を演じた瑛太君は本当に強いんですね。

彼に聞いてみると、今日まで腕相撲で負けたことはなかったそうです。
今日初めて負けたと言っていました。

全ての試合が終わった後、瑛太君はブラジリアン柔術に対戦を申し込み、1発でやられていました。
まだ26歳なので、これからどんどん強くなっていくんでしょう。

試合のルールへの改善案

閉会の時にジムのオーナーと思われるトレーナーが挨拶をしていました。
次回移行、もっと良くしていくために改善点があればどんどん意見を出して欲しいという事でした。

僕には改善案があるので、是非とも提案したいと思います。

まず、現状のルールは以下の通りです。


予選はベンチプレスまたは懸垂を選び、ベンチプレスは自分の体重と同じ重さのバーベルを持ち上げた回数で勝負する。
懸垂は自重でできた回数で勝負する。
ベンチプレスで8人、懸垂で8人が予選を通過し、決勝は16人のトーナメントでアームレスリングをする。



これだと、予選は通過しさえすれば良い事になり、予選でどんなに良い成績を残しても、順位に影響しません。
そこに問題があると思います。
表彰式では、最終的な順位だけでなく、予選での順位についても表彰があり、景品が出ました。
僕はベンチプレス6位の賞状と景品をもらいました。
だからまるっきり意味がない訳ではないですが、予選の結果も反映できるようにした方が良いと思いました。

僕の改善案は以下の通りです。

予選は、ベンチプレスと懸垂の両方で行い、ベンチプレスは自分の体重を同じ重さのバーベルを挙げた回数で競う。
懸垂は自重で行う。
ベンチプレスも懸垂も1回につき10ポイントを獲得し、ポイントの多い8人が決勝に進出する。
決勝のアームレスリングは8人の総当たり戦(28試合)を行い、勝つ度に40ポイントを獲得する。
そして総合ポイントで順位をつける。



こうすると、ベンチプレスで30回挙げたら300ポイント、懸垂を30回やったら300ポイント、アームレスリングで全焼したら280ポイントを獲得し、合計880ポイントになります。
この方が全種目の結果が反映されて、良いと思います。
ベンチプレスと懸垂を両方やるようにした方が良いと思ったのは、ダブルエントリーしている人が多かったからです。
アームレスリングはトーナメントではなく、総当たり戦の方が良いと思います。
それは以下の理由によります。
例えば16人のうちAさんが最強で、Bさんが2番目に強い場合、初戦でいきなりこの2人が激突したら、Bさんは初戦敗退で終わってしまいます。
なので、決勝に出る2人が決まった段階で、その2人に負けた人全員を集めてトーナメントを組み、勝ち上がった人を合わせて3人で決勝をするべきだと思います。

僕は大学生時に1回、友達に誘われて、アームレスリングの試合に出た事があるんですが、その時はそういう仕組みになっていました。
その時も僕は初戦で負けてしまったんですが、初戦の相手は結果として優勝しました。
僕は敗者復活戦で全勝し、決勝に進みました。
決勝は4人での総当たり戦でしたが、全て負けて4位になりました。
あの時もとても楽しかったです。

そして今日、まさかまたしても初戦で優勝する人にぶつかってしまうとは、天性のくじ運の悪さです。
しかも敗者復活戦がなかったので、僕は1回やって終わりでした。
最強王者決定戦に出かけて行って、僕がやったのは75kgでのベンチプレス15回と、アームレスリング1回だけでした。
もっと暴れたかったです。

でも、最強王者決定戦はとても楽しかったです。
また来年も出ます。

試合の後は、瑛太君を京成成田駅まで車で送ってから帰ってきました。

デッドリフトのプラットフォームです。これがあるのは羨ましいですね。


とても楽しい1日でした。

ありがとうございました。

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