スクワット、170kg6回達成!5/3/1プログラムの成果です。

自己ベスト更新

こんにちは、鹿野一郎です。

今日は2021年5月24日の月曜日です。
今日は月曜日なので、いつものようにジムに行ってトレーニングをしてきました。
僕は週に一回自宅の近くの24時間ジムに行ってトレーニングをしています。
ジムは24時間開いていますが、僕は昼間の時間帯限定の会員なので、夕方5時以降はジムに入ることができません。
なのでいつも昼間にジムに行っています。
月曜日は休みではなく、仕事はあるんですが、夜の仕事しかないので、昼間は自由なんです。

スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目は5/3/1プログラムにのっとってトレーニングをしています。
スクワットはなんとか先週、仮想MAX220kgのサイクルをクリアしたので、今週から仮想MAX225kgのサイクルに入りました。
1サイクルは3週間です。
本当は3週間みっちり鍛えた後、ディロードという、疲れを抜くための軽いトレーニングの週を設けて4週間で1サイクルにするんですが、僕は疲れを感じないため、ディロードは取らずに、ずっと3週間サイクルで回しています。

今日の内容

今日は以下の内容をこなしました。

 メインセット  130kg5回、150kg5回、170kg6回(BEST)

170kgの6回は自己ベストです。
これまでの170kgでの最高回数は5回でした。
なのでそれを1回だけ更新できました。
170kgを5回挙げたのは5月2日のことでした。
今から3週間前です。

土壇場で臆病になる自分

でも今日は170kgを5回挙げる自信がありませんでした。
150kgを5回挙げたとき、結構重かったので、170kgでは3回ぐらいしか出来ないかも知れないと思ったんです。
170kgに挑戦するのが嫌でした。
プログラムに従ってやっているので、絶対にやらなければならなかったんですが、5/3/1プログラムを始める前の僕だったら、「今日はやめておこう。」と逃げていたと思います。
その点、プログラムは非常に冷徹で厳しいものですね。
怪我や極度の疲労蓄積、睡眠不足でないならば、やらない理由はないです。
なんとか自分を奮い立たせて臨みました。
まずは最初の一本が大切だと思っていました。
一本目をしっかりしゃがんで、立つことが大事だと思っていました。

隣のおじいさん

すると、隣のパワーラックでスクワットをしていたおじいさんが話しかけてきました。

すごいですね。150kg5回ですか。150kgでスクワットをする人はたまにいるけど、あなたほど深くしゃがんでやる人は他にいないですよ。

僕は、「いやいや大したことないです、まだまだです。」などと受け答えをしました。
おじいさんと呼んでしまうのは失礼かも知れませんが、おそらく70歳前後の方でしょうから、おじいさんと呼ぶのが一番自然かと思います。
もちろん、僕は自分がおじさんである事は自覚していますよ。
そのおじいさんからは「最高で何kg挙がるの?200kg?」と聞かれて困ってしまいました。
200kg挙がるんだったら、僕だって嬉しいですよ。
僕は苦笑いしながら、「190kgがギリギリ一回挙がるだけです。」と答えました。
すると、一番強い人は何kg挙げるの?と尋ねられました。
一番強い人というのはどういう事なのかわかり兼ねましたが、パワーリフティングの74kg級のスクワットの千葉県記録は 240kgですと答えました。
するとそのおじいさんは表情を大きく変えて驚きました。
僕も、「その人は別次元の超人ですよ。」と付け加えました。
「長くトレーニングをしている人なんですか?」と聞かれたので、まだ30代の若い人ですと答えました。
「おたくも試合に出ているの?」と聞かれたので、一応パワーリフティングをやっている事は伝えました。
すると、今度は「ベンチプレスは何kg挙がるの?」と続きました。
「110kgしか挙がりません。僕はベンチプレスは弱いんですよ。」と答えました。

勝手に強い人間にされる

そうです。
僕はベンチプレスのベストを聞かれたとき、いつもマイナスの気分になります。
今日のおじいさんではありませんが、僕が110kgと言っても、「嘘だあ。140kgは挙がるでしょ。その体なんだから。」と言われたこともあります。
僕は腕は太いと思いますが、胸板は薄いです。
ベンチプレスが弱い体型である事は見ればわかると思うんですが、なぜか過大評価されて、110kgというと期待外れの答だったというような顔をされるのが、ちょっと嫌な時もあります。

そういえば、極真空手を始めた動機もそうでした。
僕は最初は剛柔流という寸止めの空手をやっていました。
僕の周りの人々はみんな僕が空手をやっていることを知っていたので、僕のことを勝手に強い人間だと思い込み、「人間凶器」「全身武器」「1人軍隊」などと勝手なことを言っていました。
初めのうちは別にそれが気にならなかったんですが、ある時からそれがだんだん苦痛になってきました。
僕はそんなに強い訳ではないのに、なんで勝手に話が大きくなっているんだ、と。
なのである日、「わかったよ!本当に強くなってやろうじゃないか!本当に全身武器になってやるよ!」という気持ちになり、極真空手の門を叩いたのでした。
極真の道場には物凄く強い人がたくさんいて、とにかく驚きました。
世の中、こんな強い人がいるものなのか、と。
でもそこで5年間空手をやって、なんとか茶帯までは取れました。
試合にも何回か出て、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得しました。
試合の規模は小さいです。支部内交流試合でのメダルでした。
空手は面白かったですが、自分にはどうやっても黒帯を取るのは無理だと、ある段階で理解し、結婚を期にやめました。

いよいよ本番

隣のおじいさんとの会話も終わり、170kgをあげる時が来ました。
170kgのバーベルをラックから外して担いでみると、先週挙げた190kgと比べて明らかに軽いのがわかりました。
190kgのバーベルはとても重く、担いでいるだけで背が縮みそうでした。
それと比べたら大したことないと思えました。
そしてスクワットを始めました。
やってみると170kgは大して重くなく、150kgと同じ程度に感じました。
5回目を挙げたとき、少し息が挙がっていましたが、自己ベストを一回でも良いから更新したかったので、もう一回やることにしました。
6回目もきちんとしゃがんで、ちゃんと立ち上がれました。
まだ脚には余裕がありましたが、もう肺が限界に達していたので、立ち上がった後は、フィニッシュも決めずにそのままバーベルをラックに戻しました。
戻すときに大きな音がしたので、近くでトレーニングマシーンを扱っていたおばさんが驚いて振り返るぐらいでした。
次から気をつけます。

自己ベスト更新

170kgが6回挙がったのが嬉しくて、ふらふらになりながらも隣のおじいさんに、

鹿野一郎
鹿野一郎

やりました。6回挙がりました。自己ベストです。

と報告しました。
おじいさんも笑顔で喜んでくれました。
そのおじいさんは40kgのバーベルでスクワットをしていましたが、しゃがみ方は試合で白旗が3本挙がる、完璧なものでした。
ジムでのスクワットであそこまでしゃがむ人は、なかなかいないです。

さあ、来週は180kgに挑戦です。
180kgを3回以上挙げるのがプログラムのノルマです。
僕の自己ベストは180kgでは3回です。
なので、なんとか4回以上挙げたいと思います。
そう、今はそう思っていますが、来週の今日、また180kgのバーベルを前にすると、臆病風に吹かれるのかも知れません。
でも逃げずにやるだけです。

先週は確かに190kgを挙げましたが、しゃがみの深さについてはグレーです。
完全に成功と言い切れません。
なので、再来週再び190kgに挑戦するときは、完璧にしゃがみたいです。
それだけでなく、できれば2回以上挙げたいと思います。
今日2021年5月24日、スクワットは5/3/1プログラムの仮想MAX225kgのWeek1をクリアしました。

補助セット

先週は補助セットは120kgで10回5セットをやりました。
次から125kgでやろうと決めたのですが、今日の170kg6回は随分疲れたので、結局補助セットは120kgでやりました。

ありがとうございました。

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