3年振りの成田市体育館と、3年5ヶ月振りの筋トレ仲間 

成田市体育館 ジム

こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2022年1月16日の日曜日です。
今日は友達のPOSOと、成田市体育館でトレーニングをしました。
成田市体育館に行くのは2019年2月1日以来、およそ2年11ヶ月振りで、POSOに会うのは2018年10月16日以来、およそ3年3ヶ月振りでした。
POSOは僕より4つ年上の男性で、針灸マッサージ師です。
POSOと知り合ったのは、学生時代にアルバイトをしていた小中学生向けの学習塾でした。
当時僕は20歳で、POSOは24歳でしたが、脱サラして、家業の針灸師の資格を取るために、専門学校に通っていました。

POSOは中学から大学まで10年間テニスをやっていましたが、筋トレというものをした事がなかったので、今度教えてくれといわれ、僕が25歳、POSOが29歳の時に初めて一緒に筋トレをしました。
場所は成田市体育館でした。
その後、POSOとは良くトレーニングしましたが、長い年月を経て、ばらばらにトレーニングをするようになりました。

前回POSOに会った時も、成田市体育館で一緒に筋トレをしました。
そして今日、およそ3年ぶりに成田市体育館のトレーニングルームに行き、POSOにも会いました。

様変わりした成田市体育館

成田市体育館は随分と変わっていました。
まず、入り口と出口が厳密に区別されていて、入ると直ぐに消毒をしなければいけないようになっていました。
大型のモニターがあって、それが自動で体温を測定します。
当然、前回来た時はこんなものはなかったです。
あの頃はまだ、新型コロナウィルスはこの世になかったからです。

受付でトレーニングルームを使いたいと申し出ると、小さい申し込み用紙を手渡されます。
それに住所、氏名、電話番号を記入して、お金を払います。
市内の人は280円で、市外の人は320円です。
ここまでは以前と同じでしたが、次が違いました。

コロナの感染拡大防止に関する注意事項を全て読み、同意する場合は、同意するという欄にチェックを入れなければいけません。
当然、同意しない場合は中に入れません。
これは以前はなかった事です。

ロビーの休憩コーナーです。ここは昔のまま変わっていませんでした。

体育館のロビーも随分と変わっていました。
前は床はコンクリートのように硬かったですが、今日は一部に絨毯のような物が敷いてありました。
しかも通路を限定するためか、作り物の木のような物がいくつか立っていて、そこを横切って斜めに進めなくなっていました。
以前はなかった自販機が複数置いてあったりして、随分と雰囲気がかわりました。

更衣室は全く同じでしたが、多数あるロッカーのほとんどが、使用禁止になっていました。
密になるのを防ぐためというのはわかるんですが、かなり徹底した措置です。
写真を取らなかったし、数を数えても来なかったんですが、例えばロッカーが縦8段、横10列だとした場合、一番左の列と一番右の列だけが使用可能で、他はすべて「使用禁止」と書かれた赤と白のテープで、扉が開かないように貼りつけられていました。

トレーニングルームの中に入ると、中の機材も大幅に変わっていました。
まず、以前は入り口のそばにあった体重計がなくなっていました。
腹筋台も撤去されていました。
腰をひねるターンテーブルのような機材も撤去されていました。

トレッドミルやエアロバイクの数はおよそ半数に減らされ、アクリル板のついたてで仕切られていました。
新しい機材がいくつも入っていましたが、一番驚いたのは、BULLのケーブルマシーンが入っていた事でした。
僕が通っている地元の24時間ジムの物と同じものが置いてありました。
さらに、レッグエクステンション、レッグカールのマシーンは以前のものが撤去されて、BULLの物が入っていました!

BULLのケーブルマシーンです。

パワーラックはZIVAというところのもので、ダンベルも軽いものから重いものまですべてZIVAでした。
このZIVAのパワーラックとダンベルは、3年前に来た時もあったと思います。
そして、どこのメーカーか見てくるのを忘れましたが、スミスマシーンがありました。
これも3年前にありました。

バーベルは50mm規格で、大昔からあるカラーのラバープレートがありました。
とても懐かしく思いました。
エンジが25kg、青が20kg、黄色が15kg、緑が10kgです。
5kg以下はペイントプレートで、色はオレンジです。
でも驚いたのは、それらのプレートに、NIPPYO JAPANと書いてあった事です。
知りませんでした!
成田市体育館の、この大昔からあるプレート達は、僕のダンベルプレートと同じメーカーの物だったんです。
何で今日まで気付かなかったんでしょうか?

昔、成田市体育館に15kgとか10kgのエンジ色のNIPPYOのペイントプレートがあったのは知っていました。
それらは28mm規格のプレートで、当時は28mm規格のバーベルシャフトもありました。

でも、随分昔に28mm規格のものはすべて撤去されて、それらのプレートもなくなりました。
50mm規格のカラーラバープレートはすべて生き残り、今日もありましたが、まさかそれもNIPPYOだったとは気付きませんでした。

もう一つ、僕が1993年に初めて成田市体育館に行った時からある、30kgから50kgまで5kg刻みの銀色のバーベル達は今日も健在でした。
思わず、

鹿野一郎
鹿野一郎

よう、元気だったか?

と声をかけたくなりました。

久し振りに会ったPOSO

僕が1人でサイドレイズをいていると、POSOが現れました。
今年で59歳なので、さすがに白髪が目立っています。
そして以前よりもおなかが大きくなっていました。
お互いに軽く近況報告をしながらベンチプレスをしましたが、何とPOSOはブログを3本も書いているといいます。
その一つはダイエットブログで、自分の減量を記事にして公開しているそうです。
一時、94kgまで太ってしまったので、さすがにまずいと思って減量を開始したそうです。
その時に一緒にダイエットブログも始めたといいます。
自分が食べた物と、自分のおなかの写真を公開するブログで、それを始めるとみるみると痩せて行き、一時83kgまで減ったそうです。
でも、正月太りで87kgまで戻ったといいます。
今後も続けて、70kg台を目指すと言っていました。

POSOと初めてトレーニングをした時は、ベンチプレスは40kg1回が限界でした。
でもその後、どんどん強くなり、今日は70kgを8回挙げられると言っていました。
おお、そんなに強くなったのか!では、見せてもらおうと思ったんですが、彼のベンチプレスはバーベルシャフトが胸に接触するまで降りていませんでした。
何でシャフトを胸につけないのかと尋ねたら、肩関節が硬くてそこまで腕が曲がらないといいます。
以前は出来ていたんですが、その後硬くなったのかなと思って、あまり気にしませんでした。

次はバーベルでショルダープレスをしました。
僕は45kgでやり、バーベルは鎖骨に接触するまで下ろすようにしてやりました。
POSOは35kgでやり、バーベルは鼻の前まで下ろすようにしてやっていました。

鹿野一郎
鹿野一郎

なんで、そこまでしか下ろさないの?

と聞いたら、「肩関節が硬くて、これ以上さがらないんだよ。」といいます。
果たして本当でしょうか?

疑問に思ったので、ショルダープレスの後、POSOをベンチプレスの台に寝かせ、20kgのシャフトだけでベンチプレスをやらせてみました。
すると、シャフトはあっさりと胸に付きました。
つまり、肩関節が硬いから下ろせないんじゃなくて、下ろすと潰れそうだから怖くて下ろせないんです。
スクワットで重過ぎるバーベルを担いでしまうと、潰れるのが怖くてきちんとしゃがめないのと同じです。
という事は、POSOにとっては、ベンチプレスで70kgを扱うのは重過ぎるという事になります。
次からは60kgでやってみたらどうかと話しておきました。
ちなみにショルダープレスも20kgのシャフトだけでやらせたら、ちゃんと下までおろすことが出来ていました。

POSOは、「懸垂が出来る人は本当に凄いと思う。尊敬するよ。」と言っていました。
そこまで言われたらやるしかありません。
BULLのケーブルマシーンの懸垂バーでやりましたが、今日は調子が悪くて自重で7回しか出来ませんでした。

僕も以前は懸垂が出来ませんでした。
懸垂が出来るようになるのに、5年から10年ぐらいの歳月を要したと思います。
まあ、それはだらだらやっていたからであって、きっちりと計画的にやっていれば、1年ぐらいで出来るようになると思います。
僕の方法は至ってシンプルです。
懸垂が全く出来なくても、とにかく懸垂バーにぶら下がり、体を引き上げようとするんです。
初めは全力を出しても肘がわずかに曲がる程度ですが、それでも諦めずに10回3セットをやり続ければ、段々挙がるようになってくるんです。
だから、POSOにもそう言ってやらせてみたんですが、ダメでした。
笑ってしまって、続かなくなるんですよ。

眉間にしわを寄せて、うめき声をあげているのに、体がほとんど上がらないので、何回かやっていると笑ってしまって出来なくなるんです。
僕も初めはそうだったから分かります。
分かりますが、それを乗り越えて、やり続ければ、必ず出来るようになります。
POSOにもそう話しましたが、「別に懸垂、出来なくてもいいから。」と、身も蓋もない事を言うので、話はそれで終りになりました。

成田市体育館で1時間トレーニングをしてみた感じた事

久し振りに成田市体育館でトレーニングをしてみて、以前より明らかに人が減ったと感じました。
昔はマッチョの大男がたくさんいましたが、今日はいませんでした。
そして以前は女性の利用客も多かったですが、今日は全員男性でした。
女性の利用客は主に、トレッドミルやエアロバイクをやっていました。
そして、昔は成田市体育館のストレッチエリアでエアロビクスまでやっていました。
インストラクターもいたんですが、今日はまるっきり姿も形もありませんでした。
そして、以前は外国人のトレーニーも多かったんですが、今日は全員日本人でした。
(全員の国籍を確認出来る訳はないんですが、見た感じはみんな日本人のようでした。)

大昔からある、銀色のバーベル達。とても懐かしかったです。

成田にゴールドジムが出来てから、成田市体育館は以前の活気を失いました。
今日、3年ぶりに訪れて何となく、以前より機材が減ったのではないか?と感じました。
具体的に何がなくなったのか言え、と言われると困るんですが、なんか減ったような気がしました。

今日のトレーニングの内容 

今日のトレーニングの内容は、やった順に記すと以下の通りです。

サイドレイズ      18kg8回、8回、10回
ベンチプレス      70kg止め8回、90kg止め6回、100kg3回、70kg止め8回
ショルダープレス    45kg10回3セット
レッグエクステンション 100kg16回、20回、10回
アップライトロー    35kg10回3セット
プレスダウン      60kg10回、65kg10回、70kg10回、75kg10回
バーベルカール     45kg10回、8回、35kg20回
(注釈)プレスダウンはBULLのマシーンでやりましたが、かなり目方が狂っていると思います。
  75kgなんかでやったら、足が浮いてしまうはずですが、全くそんなことはなかったからです。

POSOが一緒だったし、会うのは久し振りだったので、本気のトレーニングはしませんでした。

もし僕が毎回成田市体育館でトレーニングをする事になったら

僕は普段は自宅のバーベル、ダンベルでトレーニングをし、週に1回だけ地元の24時間ジムに行って、スクワットとベンチプレスを中心にトレーニングします。
スクワットとベンチプレスは自宅では出来ないので、ジムでは最優先種目になります。

もし僕が成田市体育館だけでトレーニングをするとなったら、どうなるでしょうか?
スクワットは問題なく出来ます。
ベンチプレスも問題なく出来ます。
でも、デッドリフトは非常にやりにくくなります。
成田市体育館にはデッドリフトのプラットフォームはないし、デッドリフト用のバーベルシャフトもありません。
やるならば、ベンチプレス台か、パワーラックからバーベルシャフトを持ち出して、やることになります。
これは他に利用者がいる場合は非常に迷惑な行為になります。
パワーラックの中でデッドリフトをすれば良いんですが、僕はワイドスタンスでやるのでパワーラックの中では出来ないんです。

他にレッグエクステンションのマシーンが軽過ぎます。
今日やってみたんですが、BULLの製品なのに、おもりは全部で100kgしかありませんでした。
これでは軽くてダメです。
僕が通っている24時間ジムのレッグエクステンションのマシーンは300ポンド(およそ136kg)までありますが、そのぐらいないと物足りないです。
まあ、片脚ずつやれば良いんですが、やっぱりもっと負荷が欲しいです。 

レッグカールは今日はやらなかったので、マシーンの使い勝手や重さはわかりませんでした。

ダンベルはおそらく2kgから40kgぐらいまで揃っているので、何をするにも不足はないと思います。
アジャスタブルベンチもあるので、ダンベル種目はかなりしっかり出来ると思います。

でも腹筋台や腹筋マシーンがないのは残念です。

まあ、こんなところでしょうか?
つまり、一番不自由するのはデッドリフトですね。
他は問題ないと思いました。

BULLのレッグエクステンションマシーンです。

POSOとは3月にまたトレーニングをする約束をしたので、その時に、今日扱わなかった機材を使ってみたいと思います。
以上、成田市体育館の感想でした。

ありがとうございました。

内部リンク「ジムの思い出 その5(成田市体育館 前編)
内部リンク「ジムの思い出 その6(成田市体育館 後編)

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