減量2021 試合まであと20日

減量

こんにちは。鹿野一郎です。
10月24日のパワーリフティング千葉県大会までいよいよ残り20日になりました。
僕はこの試合のために7月10日から減量をして来ました。
7月10日の体重は79.3kgで、今朝の体重は74.1kgでした。
試合では74kg級にエントリーしているので、あと100g減らす必要があります。
でも、ここまでの3ヶ月弱で5.2kg落として来たことを考えたら、あと20日で100g落とすのはあまりにも簡単で、もはや体重はあまり問題ではないです。
問題なのは筋力ですね。試合当日に可能な限り強い力が出せるように、体重は74kgギリギリを狙っていきたいです。

下のグラフは7月10日から今日10月4日までの体重の推移です。

ここから20日間はほぼ横ばいになっていくでしょう。

試合に向けてスクワット、ベンチプレス、デッドリフトで、現在どのくらいの力が出そうなのかを確認して、第1試技の重量を決めます。
でも試合前のトレーニングでフルパワーを出してしまうのはあまり良くないそうなので、フルパワーを出さずに現在の力量を測ります。
フルパワーを出してしまうと筋力がピークアウトしてしまって、試合で最大の力を出せなくなるという説があります。
ピーキングの理論はこれを前提として成り立っていると思います。
なので、最大筋力を出すことなく自分の筋力を測ろうと思っています。

試合の第1試技の重さは、現時点ではスクワット170kg、ベンチプレス105kg、デッドリフト190kgにしようと思っています。
これは今後変わる可能性もありますが、7月からずっとこのつもりでトレーニングをして来たので、なるべく変更しないで済むようにしたいです。

今日は朝のうちに千葉県がんセンターに行き、昼にジムでトレーニングをして来ました。
この後、夜は仕事に行きました。
僕は予備校で講師をしていますが、月曜日は90分授業一つだけなので、とても楽なんです。
だからジムに行く時間があるんです。

今日のスクワット

ジムではスクワットとベンチプレスで筋力測定をして来ました。
スクワットは170kgが何回挙がるかが焦点でした。
170kgを1回挙げるのが精一杯だったら、試合で170kgから始めるのは危険です。
その場合は160kgから始めた方が良いでしょう。
170kgが4回挙がるんだったら、試合は170kgから始めます。
その場合は180kgも挙がるでしょう。
180kgが挙がった後、185kgにするか、190kgにするかは、180kgを挙げてからその重さで判断すれば良いと思います。
もし170kgが6回以上挙がるんだったら、180kgから始めても良いでしょう。

で、今日の結果は、170kg2回でした。
2回目がかなり重くて、3回目は絶対に潰れると思ったから2回でやめました。

160kgのバーベルです。

20kg5回、60kg5回、100kg5回、140kg3回、160kg1回のウォームアップの後、170kgをやったら2回が限界でした。
これが本当に僕の実力ならば、試合の取り組み方は、165kg、170kg、175kgにするか、160kg、165kg、170kgにするべきでしょう。
結構ショックでしたが、その後精神的に持ち直しました。
最近、体重が急激に減っていたので、一時的に筋力が落ちている可能性があるからです。
もう試合まで残り20日は、体重をほとんど落とさずこのまま行くので、筋力が持ち直す可能性もあります。
実際に79kgから76kgまでストンと体重が落ちた時は、170kgが1回しか挙がらなくなりましたが、その後、76kgの体重をしばらく維持したら、180kgが挙がるようになったという事があります。
今回もそれに当てはまると考えれば、それほど落ち込むことでもないと思いました。

その後は、トレーニングとして、140kgを7セットやりました。7セットで合計31回でした。
来週も今日と同じように170kgで何回挙がるかをやってみて、その後は150kgでトレーニングをしようと思います。

これまでの体重とスクワットの出力を振り返ってみると以下のようになっていました。

5月31日  体重不明   180kg4回
6月07日  体重不明   190kg1回
6月14日  体重不明   175kg4回
6月21日  体重不明   185kg1回
7月05日  体重不明   160kg5回
7月12日  78.8kg    170kg3回
7月19日  77.6kg    180kg2回
7月26日  77.8kg    165kg1回(早朝の寝起きだったので力が出ませんでした)
8月01日  76.6kg    175kg2回
8月09日  76.2kg    170kg1回(上で述べた力が落ちた日です)
8月19日  75.7kg    160kg4回
8月23日  76.7kg    170kg3回
8月30日  75.6kg    180kg1回(上で述べた力が回復した日です)

これをみる限り、次の試合でスクワット190kgに挑戦するのはほとんど不可能ですね。
うまく行って180kgが挙がるかどうか。
挙がる可能性が3割、挙がらない可能性が7割というところでしょうか。
そうなると、170kg、175kg、180kgという組み合わせが良さそう思えます。
でも、試合までにジムでスクワットをするチャンスはあと2回あるので、これはあくまでも今日の時点での判断で、最終判断ではありません。

あ、それと、上のリストに9月以降の体重と筋力が書かれていないのは、9月はボリュームを稼ぐことを最優先して、100kg、120kg、140kgなどの軽いバーベルを回数多く扱って来たからです。
なので、今日は久し振り170kgの重いバーベルを扱いました。
今日は久し振りでしたが、来週は違うので、来週はもっと回数多く挙げたいです。
できると思っています。

今日のベンチプレス

ベンチプレスは第1試技を105kgから始めるつもりです。
なので、今日は105kgが何回挙がるかを試してみるつもりでした。
でも、出来ませんでした。
ベンチプレスの測定をする前に、スクワットを全部やってしまっていたからです。
スクワットとセットで懸垂もやっていたので、スクワットと懸垂のトレーニングを終えてから、ベンチプレスの筋力測定に入った事になります。
すでに相当体力を消耗していたので、本来の力が出るはずがありません。
ダメで元々というつもりでやってみました。

変なプレートの着け方をしていますが、これは今日の写真ではありません。

まずはウォームアップです。
パワーリフティングやベンチプレスの試合でのベンチプレスは、バーベルシャフトが胸に接触してから1秒間静止させなければいけません。
1秒静止したら主審が「プレス!」の合図をします。
この合図を聞いてから押し挙げないと、挙がっても失敗になります。
なので、105kgが何回挙がるかを調べるのは、この「止め」ありで、やるつもりでしたが。
ウォームアップでは止める事なく、タッチ\&ゴーでやりました。
ウォームアップは、20kg5回、60kg5回、80kg3回、100kg1回にしました。
でも、最後の100kgが予想外に重かったので、105kgの止めはやらないことにしました。
もしかしたら1回も挙がらないかも知れないからです。
なので予定を変更して90kgでやってみました。
僕の90kgでの止めのベンチプレスの最高記録は連続7回です。
しかも体重は77kgとか78kgぐらいあった時の記録だと思います。
今日、この疲れた体で90kgの止めが何回できるのか、やってみました。
結果は5回でした。
まあまあです。
来週はスクワットを全てやってしまってからベンチプレスをするのではなく、スクワットの170kgの回数チャレンジが終わったら、すぐにベンチプレスに取り掛かろうと思います。
もう試合前の時期なので、自分の正確な力を知ることは、トレーニングをすることと同じぐらい重要だと思っています。

今日はこの後、ベンチプレスはすべて「止め」でやりました。
「止め」でベンチプレスをすると、試合が近づいたという感覚が湧いて来ます。
今日のトレーニングは80kg止めで、7回、7回、7回、6回、5回でした。
来週は85kgの止めでトレーニングをしようと思います。

もう一つ言い訳をさせてもらえるならば、昨日も一昨日も自宅のバーベルでフロアプレスをやっているので、胸が疲れていたのかも知れないです。
来週ジムに行く時は、前日にフロアプレスはしないようにします。

今日のその他のトレーニング

今日はスクワット、ベンチプレスの他に、懸垂、レッグエクステンション、レッグカール、サイドレイズをやって来ました。
懸垂は初めて15kgの荷重懸垂に挑戦してみました。
懸垂は自重で最高16回、7.5kgの荷重で最高8回ですが、15kgだとどのくらいできるのか?
結果はたったの2回でした。
僕には15kgは重すぎました。
なので15kgは1セットでやめにして、次のセットから10kgにしました。
10kgでも5回、5回、5回、4回が精一杯でした。
でも10kg荷重は7.5kg荷重と違ってプレートが1枚で済むので楽で良いです。
次からも10kg荷重でやろうと思います。

うちの近くの公園です。犬の散歩でよく行きます。

レッグエクステンションは210ポンドで10回3セットをやり、レッグカールは55kgで10回2セット、50kgで8回2セットをやりました。
パワーリフティングをやっていると、スクワットでもデッドリフトでも脚を使うので、脚の筋力はとても大切です。
これまでは脚のトレーニングはジムでしかやって来ませんでしたが、自宅でもブルガリアンスクワットなどで片足ずつ鍛えることは出来たはずです。
創意工夫が足りなかったと思います。

サイドレイズは18kgのダンベルで10回、10回、10回、8回とやりました。

ジムのトレーナーの大助さんとの会話

ジムのトレーナーの大助さんと少し話をしました。
大助さんというのは僕が勝手につけた名前です。
背がとても大きい人なので、このブログでは大助さんと呼ぶ事にしました。
背は180cm以上あり、体重は90kgあるそうです。
スクワットのベストは210kgと言っていました。
試合まであと3週間という話をしたら、

大勢が見ている前で1人でやるんですよね?目の前に鏡もないんですよね?

と聞かれました。
当然試合では大勢に見られています。
スクワットやデッドリフトをする時は、完全にお客さんの方を向いているので、ものすごく視線を感じます。
ベンチプレスの時は天井しか見えないので気になりませんけど。
試合の時は、まず目の前に主審が座っています。
そして左右に副審が座っています。
他にモニター係、重量申請を受け付ける係、放送をする係の人が座る、長机が競技者から見て左側に置かれます。
そこに3人座っています。
そして右側にも長机が置かれて、審判が3人座っています。
この審判の方達が何をしているのかはよくわからないですが、判定の文句のある選手のクレームを受ける事があるようです。
また、1回だけセットされたバーベルの重さが間違っていて、知らずに選手が申告より軽いバーベルを挙げてしまった事がありました。
その時は、主審と副審だけでなく、そこに座っていた3人の審判の人々も出て来て、6人で対応を協議していました。

他に客席としてパイプ椅子が横10列、縦5列ぐらい置かれています。
さらに試合の様子を録画するために、三脚を立ててビデオカメラを回す人もいます。
僕もその1人です。
カメラは多い時は10台ぐらい試技のプラットフォームに向けられている事があります。
このような環境で試技をするのは最初は緊張しますね。

試技はスクワットから始まりますが、しゃがみの深さがこれで良いのか、最初は不安があります。
でも目の前に普段はある鏡がありません。
客席に向かってスクワットをします。
慣れてしまえば何でもないですが、最初は人々の視線が大きなプレッシャーになります。
僕は2016年12月の最初の試合のスクワットで、第3試技は140kgで潰れてしまいました。
大勢が見ている前でつぶれるのはちょっと嫌でしたね。
でも潰れても危険はありません。
補助員が3人もつくので、主審が潰れたと判断したらすぐに後ろの補助員が抱きかかえて支えてくれますし、左右の補助員がバーベルを支えてくれるので、セーフティーバーまでバーベルが下がることはほとんどありません。

でも僕は一度やってしまった事がありました。
2017年4月の千葉県大会で、スクワットで145kg、150kgと成功させた後の第3試技で155kgに挑戦した時です。
勢いよくしゃがんだらそのまま潰れてバーベルを前におっことしてしまいました。
一瞬の出来事だったので、補助員の方々も支える事ができなくて、ガシャーンと大きな音がしました。
僕は首チョンパしてしまった!と思いましたが、幸いどこも怪我をしませんでした。
あれは見ている人々も驚いたと思います。
もうあんなことはしないです。

大助さんはいずれはパワーリフティングの試合に出たいと言っていますが、もっと強くなってから出る予定だそうです。
その気持ちはよくわかります。
でもスクワット210kgならすでに十分強いと思いますが。

千葉県がんセンターで検査の結果を聞いて来ました。

減量ともパワーリフティングとも関係のない話ですが、千葉県がんセンターで9月22日の超音波内視鏡検査とCTスキャンの検査の結果を聞いて来ました。
問題はなく、今後は経過観察になりました。
食道に大きさ2cm程度の腫瘍が出来ているんですが、筋肉の塊で、悪いものではないとわかったそうです。
超音波を使って、肺や肝臓も調べてくれたそうですが、どこも悪いところはなかったそうです。
CTスキャンで見てもどこも悪いところはなかったそうです。
もし悪性だったら手術と聞いていたので、安心しました。
一年後にまた胃カメラを飲めば良いという事になりました。

千葉県がんセンターには身長と体重を同時に測る機械があります。
背を測るため、直立して柱に背中をくっつけると、上から自動で板が降りて来て、ぺたんと頭を叩いたらまた上にあがっていきます。
それで身長と体重が同時に測れるんです。
はじめて千葉県がんセンターに行った時、その機械で測ったら身長は160.7cmとなっていました。
僕はこれには憤慨しました。

鹿野一郎
鹿野一郎

僕の身長は164cmだ!160.7cmというのは間違いだ!

と言いたかったです。
機械に言っても仕方ないので黙っていましたが、今日こそはその恨みを晴らしてやろうと思っていました。
もう一度測って、本当は164cmだという事をその機械に認めさせるつもりでいました。
で、必要もないのに身長を測ったら161.4cmでした。
なんという事でしょう。
僕の背は縮んでしまったんでしょうか?
確かに重いバーベルを担いでスクワットをしているけれど、それで背が縮むんでしょうか?
今後はスクワットをしないで、荷重懸垂ばかりやっていたら背が伸びるんでしょうか?
それともやっぱり機械が壊れているんでしょうか?
ちょっとショックです。

ちなみに体重は76.2kgでした。
起きた時は74.1kgでしたが、服を着ていたし、朝ごはんを食べたから重くなったんでしょう。

血圧は上が104、下が76で、脈拍は67でした。
もう、当分千葉県がんセンターに行くこともないでしょう。
憎らしい身長体重計とももう会わなくて済みそうです。

今回はこんなところです。
あと20日間頑張ります。
ありがとうございました。

内部リンク「2017年4月パワーリフティング千葉県大会に出場

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