最近は重いのに凝っています。

トレーニング

こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2023年3月13日の月曜日です。


今年に入って、僕の筋トレはあきらかに去年より重いバーベルを扱っています。
去年の自分に打ち勝つのは嬉しいですが、去年の自分が弱すぎるとも感じています。
最初にそれを感じたのはスクワットでした。
去年1年間でのスクワットのボリュームは自分史上最高で、今年それを上回るのは不可能だと思っています。
なので、今年はボリュームではなくパワーで勝負しようと考えるようになりました。


具体的には10月のパワーリフティング千葉県大会に74kg級で出場し、スクワットで175kgを成功させることを目標にしています。

去年まではスクワットは100kg以上の重さのバーベルを挙げた回数を集計していました。
去年は1年間でスクワットは45回やりました。
100kgから180kgまでのバーベルでの総ボリュームは263.5トンで過去最高でした。
これは全部150kgのバーベルで挙げたと仮定すれば、年間1576本で、1回のトレーニングあたり35本になります。
今年、これを超えるのは僕には無理です。

今の僕の筋力で考えると、100kgのバーベルでのスクワットは、トレーニングではなく、ウォームアップでしかないので、今年は140kg未満の重さでやったスクワットはすべて切り捨てることにしました。
過去のボリュームについても同様にしました。
そうすると去年のボリュームは、なんと236.5トンから110トンまで減りました。
しかも、去年の年間ボリュームは過去最高ではなくなりました。
2018年の年間ボリュームが僅差で去年を上回っていたんです。
これは衝撃的な事実でした。

で、140kg未満をすべて切り捨てることにしたら、スクワットの仕方も大きく変わりました。
例を挙げると以下のように変わりました。

<以前のスクワット(例)>
 20kg10回
 60kg10回
 100kg10回
 120kg10回
 140kg5回
 160kg5回
 170kg3回、2回、2回
 140kg5回
<最近のスクワット(例)>
 20kg5回
 60kg5回
 100kg5回
 140kg5回
 170kg4回、3回、2回
 140kg5回、5回



140kg縛りにしてから、140kg未満のバーベルを扱う回数が露骨に減り、120kgや160kgはまったくやらなくなりました。
その代わり、140kg、170kgを扱う回数は増えました。
パワーアップを目指すなら、これは良い変化だと思っています。

そして、2週間ほど前に気がつきました。
去年は1年間で170kgを44回しか挙げていないということに。
ちなみに一昨年は年間35回で、2020年は0回、2019年は4回、2018年は6回、2017年は0回でした。
こうなったら170kgをがんがんやって、すぐにでも去年の年間44回を上回りたいと思うようになりました。

今日、3月13日時点で今年170kgのバーベルでスクワットをした回数は30回です。
あと15回でベストを更新できます。
明日ジムに行く予定ですが、1日で170kgを15回挙げるのは、僕には無理なので、記録の更新は来週になるでしょう。


去年のスクワットはボリュームを稼ぐことに集中するあまり、重いバーベルをおろそかにしていたようです。

でも、これはスクワットだけではなく、他の種目も同じなのだという事がわかってきました。

ジムのバーベル

カールの去年と今年

僕はカールはバーベルを使って立ってやっています。
ダンベルだと2個用意しなければならないので、手間がかかって、面倒です。
一時はアジャスタブルベンチに座って足も宙に浮かせて、反動を全く使えない状態でダンベルでカールをしようと考えたこともあるんですが、準備と片付けが面倒すぎてすぐに挫折しました。


結局今でもスタンディング・バーベルカールをしています。

去年は1年間で87回カールをやり、年間のボリュームは161トンでした。
過去最高です。


去年は24kg以上のバーベルでやった回数を集計していましたが、今年になって大幅に下限を切り上げました。
今年は34kg未満はすべて切り捨てて、34kg以上のバーベルでやった回数のみを集計しています。
去年までのトレーニングも、同じ基準で再集計すると、去年のボリュームは161トンから105トンまで減りました。


しかもスクワットと同様に、去年のボリュームは過去最高ではなくなりました。
過去最高は2021年の115トンになりました。


つまり、カールも去年は軽いものばかり熱心にやっていた訳です。

これではいかんと思って、軽いバーベルに見切りをつけたんですが、スクワット同様にある発見をしました。


今年は39kgのバーベルと45kgのバーベルで熱心にカールをやってきたんですが、気づいてみたら45kgのバーベルでカールをやった回数が過去最高になっていました。
まだ3月なのにです。
今日の時点で今年は45kgのバーベルで364回やっています。
去年は218回、2021年は314回、2020年は254回です。
去年の自分に勝ったのは嬉しいですが、あまりにもあっけなさすぎて、去年の自分は一体何者だったのだろうと思います。

そして今日は47kgでカールをすることにしました。
47kgのバーベルでのカールの年間の最高回数は、去年の100回です。
それを超えることを直近の目標として取り組むことにしました。

今日のカールは、8回、8回、8回、8回、8回、8回、5回で合計53回でした。
この調子なら来週には47kgでも過去最高の回数を記録する事ができるでしょう。


そうなったら次は、49kgです。
正確には48kg以上50kg未満のバーベルです。
この重さだと、去年はたったの29回で、一昨年は98回あげています。
この98回が過去最高なので、これを超える事が目標になります。
おそらくこれも2週間で超える事ができるでしょう。

そうなったら次は50kg以上52kg未満です。
この重さは去年が20回、一昨年は9回、その前の年は6回です。
もうこの辺になると重くて、ほとんど回数が伸びないようです。
でも、20回ならば簡単に超えられると思います。

ここまで文章を書いてきて、まるで再現ドラマのようだと感じました。
つい最近に、ショルダープレスで全く同じような内容の投稿をしました。
ショルダープレスとカールに共通しているのは以下の点です。


(1)年間ボリュームは去年が過去最高だったが、集計重量の下限を引き上げたらボリュームが大幅に減り、過去最高ではなくなった。
(2)重いバーベルを挙げた回数は実は少なくて、重さによってはすでに今年の方が回数多く挙げている。
(3)重いバーベルで挙げた回数は、どの重さも近いうちに去年を超える事ができそうだ。



なので、ショルダープレスもカールも、そしてスクワットも年間ボリュームよりも、特定の重さで、挙げた回数を過去最高にすることを当面の目標にして頑張っています。
わかりやすい目標があるので、とても士気を高く保ちやすいです。

バーベル

ハイボリュームトレーニングと私

僕がスクワットやカール、ショルダープレスなどでハイボリュームのトレーニングをするようになったのにはいくつかの理由があります。
最大の動機は、筋肉系ユーチューバーのコアラ小嵐さんが、2年前か3年前にエブリベンチを2ヶ月やって、ベンチプレスの自己ベストを更新したことでした。


コアラ小嵐さんは毎日ベンチプレスをすることにし、初めは60kg100回だったそうです。
それを毎日やるんです。
慣れてきたら80kg100回に変更して2ヶ月やり通りました。


ボリュームはものすごいですが、使用重量が軽いので、ベンチプレスのMAXは落ちているだろうと予想していたようですが、やってみたら予想外に135kgが挙がり、自己ベストを更新したのです。
それを見て、僕も真似することにしました。


ちょうど同じ頃、同じく筋肉系ユーチューバーのサイヤマングレートさんも、猛烈なハイボリュームのトレーニングをし始めて、僕は大いに刺激を受けました。
また、筋肉系ユーチューバーのShoさんも動画の中で筋肥大の程度は、1週間でのトレーニングのボリュームで決まると話していたので、ますますハイボリュームに傾倒していきました。

そして年月が経過して、結論が出ました。
少なくとも僕の場合は、ハイボリュームのトレーニングは向いていなかったようです。


去年や一昨年、どんなに頑張っても上腕の周囲が40cmに届くことはなかったですが、今年に入って急激に太くなり、右がとうとう念願の40cmに届きました。
去年までのハイボリュームよりも、今やっている重いバーベルで回数を稼ぐ方が僕には合っているようです。

なので、僕はハイボリュームトレーニングとはお別れすることにしました。


まずスクワットでは集計する重量を100kg以上ではなく、140kg以上に変更しました。
ショルダープレスも集計する重量を44kg以上ではなく、49kg以上に変更しました。
カールは24kg以上から34kg以上へ変更しました。
ライイング・トライセップ・エクステンションでは30kg以上から38kg以上に変更しました。
これらの変更によって、トレーニングの質がかなり変わったように感じています。

自分の体で試してみて、結論を得るまでに長い時間を費やしてしまいましたが、結論が出ました。
僕はもうボリュームを稼ぐためのトレーニングしないつもりです。
そして来年、再来年と、ますます集計重量の下限が引き上げられていくと良いと思っています。

今日のショルダープレス

今日は以下のようなトレーニングをしました。

懸垂       自重8回、8回、8回、6回(合計30回)
カール      47kg8回、8回、8回、8回、8回、8回、5回(合計53回)
ショルダープレス 65kg8回、8回、8回、7回、7回、6回、6回(合計50回)


ショルダープレスは、ある日、59kgでやった回数が過去最高になっていることに気がつきました。
去年は累計93回で、これが過去最高でしたが、今年はすでに97回になっていました。
それに気づいてから、使用重量を61kgに変更しました。

61kgでのショルダープレスは、一昨年の年間41回が過去最高でしたが、1回のトレーニングで一気に45回挙げて過去最高を塗り替えました。


次の63kgは過去最高がたったの9回だったので、61kgを41回挙げた後に、63kgを合計15回挙げて、過去最高を塗り替えました。
この日は過去最高記録を2つも塗り替えました。
先週のことです。


そして今日は65kgのバーベルでやりました。
年間の過去最高回数は去年の67回ですが、今日の時点ですでに51回になりました。
来週のトレーニングで記録を塗り替えることはほぼ確実です。

65kgで過去最高を記録したら、次は70kgで合計14回以上挙げることを目指します。
そうすると過去最高になるからです。

ベンチプレスはどう?

スクワットもショルダープレスもカールもライイング・トライセップ・エクステンションもことごとく同じパターンなので、ベンチプレスはどうなのかと気になって調べてみました。
すると、ベンチプレスもほぼ同じ型あてはまっている事がわかりました。

ベンチプレスの年間ボリュームは去年が142トンで過去最高でした。


最近は70kgから100kgのバーベルでベンチプレスをしていますが、今年はすでに100kgを合計38回挙げています。
では、過去はどうだったのかというと、去年は1年間で46回です。
一昨年は39回で、その前は11回しか挙げていませんでした。

ちょっと、自分の目が信じれませんでした。
100kgなんて重いバーベルではないです。

年間で軽く100回以上挙げているものと思っていましたが、実際はその半分も挙げていませんでした。
これでは記録が伸びるわけがないですよね。

105kgは2021年の33本が過去最高で、去年は2回しか挙げていません。
おそらく4月の千葉県大会と11月の関東大会で挙げたものだと思います。
110kgに至っては、2021年に4回挙げているだけで、他の年はオールゼロです。
これはひどいですね。

僕これまで、どうしてベンチプレスの記録が伸びないのだ?と苦しんできましたが、理由はトレーニングをしていなかったからですね。
簡単な話でした。


まあ、右肩の怪我が続いたからトレーニングができなかったという部分もあるので、一概に怠慢のせいにもできないですが。


でも、今はフォームの矯正によって右肩の怪我から解放されているので、じきにかつてのパワーを取り戻して、さらに先へ行けると思います。

明日ジムに行きますが、今年100kgを挙げた回数が38回で、過去最高が46回なので、その差は8回です。
頑張れば明日で越えられそうですが、そこは無理をせずに着実に行きたいと思います。
今年は100kg、105kg、110kgでのベンチプレスもきちんとやって、10月の千葉県大会では絶対に110kgを成功させたいと思います。

印旛沼の飯野竜神橋です。

印旛沼の黒いポルシェの女性

昨日、夕方の愛犬の散歩は妻と2人で印旛沼に行きました。
西印旛沼のふるさと広場の風車の近くに車を停めて、愛犬を下ろして歩き始めます。
僕たちが車を停めたらすぐに左に真っ黒なポルシェがやってきて駐車しました。
印旛沼にポルシェ、なかなか見ない組み合わせです。


運転席を見てみると、20代半ばから後半ぐらいの女性が運転していました。
笑顔で会話しているように見えたので、助手席に彼氏が乗っているかと思ったら誰も乗っていませんでした。
じゃあ、後ろに誰か乗っているのかな?と思いましたが、ああいう車の後部座席はあってないようなものなので、おそらくあの車にはあの女性しか乗っていなかったのでしょう。


不思議だと思ってみていると、女性はエンジンを止めずに車を発進させました。
風車に方へ徐行して行くと、車を左端に寄せて停車し、車から降りてきました。
僕たちは愛犬を引いて、その方向へ歩いていたんですが、驚いたことにその女性は車越しに風景の写真を撮り始めました。


アングルとしては背景はチューリップ畑です。
印旛沼では毎年チューリップ祭りというのをやっています。
55万本のチューリップが咲き誇るそうで、遠方からもかなり人がやってきます。
ゴールデンウィークの頃だと思います。
でもまだ3月なので、ほとんどのチューリップはつぼみのままです。
時期が早すぎたようです。

しばらくするとその女性は車に戻りましたが、車に乗り込む様子が独特でした。
普通は足から乗ると思うんですが、その女性は運転席に背中を向けて、まずシートに座り、それから足を車の中に折りたたみました。
妻によると、女性はその時に靴を脱いでいたようです。
つまり、あのポルシェは土足禁止の車のようです。

色は黒で、かなり車幅がありました。
昔のポルシェのような大きなリアスポイラーがついているものではなく、エアロパーツは何もついていなかったので、比較的新しい車だと思います。
僕は外車には詳しくないので、型番まではわかりませんでした。

印旛沼のふるさと広場の風車です。

女性は髪を後で一つに縛っていました。
上着は黒の長袖で、デニムのミニスカートを履いていました。
車の中で笑顔で話していたのは、もしかしたらハンズブリーで友達と会話していたのかも知れないですが、もしかしたらYouTubeなどの撮影をしていたのかも知れないと思うようになりました。

その後、ポルシェは車道に出て、左折し、飯野竜神橋を渡りました。
帰るのかと思ったら、橋を渡ると川沿いの細い道に入りました。
正確には鹿島干拓の上です。
そこでまた車を停めて、車越しに風景の写真を撮り始めました。
おそらく風車が背景に入るように写真を撮っているのだろうと思いました。

僕たちは鹿島川沿いを佐倉方面に歩いていきましたが、僕たちの位置からするとポルシェは対岸にありました。


飯野竜神橋は西印旛沼と鹿島川の間にかかっている橋で、橋の西側が西印旛沼、東側が鹿島川です。
だんだん日が暮れて暗くなってきますが、妻とあの女性について色々想像をめぐらせました。


平日のこの時間に印旛沼に来られるということは普通のOLではないのではないか?
あのポルシェは自分で買ったのだろうか?それとも親がお金持ちなのだろうか?
もしユーチューバーで、自力であのポルシェを買ったのだったら、周りの人は普通に働くのがバカらしくなって、ユーチューバーを目指そうと思うのではないか?
などです。

散歩を終えて戻ってくるともう暗くなっていましたが、なんとまだポルシェは鹿島干拓に止まっていました。実に不思議でした。

僕は昭和生まれの55歳なので、もう時代遅れの人間です。
僕の感覚では、良い大学を出て、給料の良い会社に入って、貯蓄をし、ある程度貯まったら株式や不動産で運用して資産を拡大させていくのが手堅い方法だと思っていますが、今はもうそういう時代ではないようです。
ブログで億万長者になる人もいれば、YouTubeで億万長者になる人もいるし、Twitterやインスタグラムで商売をする人もいるようです。
日本は今、深刻な少子化に直面していて、将来の日本経済を考えると恐ろしくなりますが、若い人々はそういうのとは無縁なところで自由に生きていけるのかも知れないです。

僕の娘は中学1年生ですが、10月から不登校で、塾も辞めてしまいました。
一時は適応指導教室に通っていましたが、今はそれにも行かなくなり、引きこもり状態です。
しかも昼夜が逆転していて、昼過ぎに起きて明け方に寝る生活です。
1日中スマートフォンばかり見ていて、将来どんな大人になってしまうんだろうと不安になりますが、娘を信じて待つしかないと思っています。

僕は大学で1年浪人し、2年留年しました。
親の反対を押し切って予備校講師になりました。
予備校講師というのは、今は違いますが、当時は1年契約の派遣社員のようなものでした。
国民健康保険と国民年金を払っていました。


今の予備校に移って、私学共済に加入できたので、国民年金、国民健康保険とは縁が切れました。
さらに国が進める働き方改革のおかげで、定年が65歳と定められ1年契約から無期雇用に変わりました。
さらに年間40日の有給休暇まで使えるようになってしまいました。


僕が予備校講師になった時代は、「お前はクビだ!」の一言で予備校講師をクビにできる時代でしたが、国の働き方改革のため、予備校講師も簡単にはクビにならなくなりました。
それはありがたいことなんですが、昔のようなハングリーさはなくなりました。


まあ、予備校という業界自体がもうすぐ消滅して消えるのと思うので、どっちでも良いんですが。

時代はどんどん変わりますね。
僕はもう着いていけなくなりました。
あのポルシェの女性は一体どういう人だったのでしょうか?
もしもう一度印旛沼であの人を見かけることがあったなら、不審者と思われても良いので直接声をかけて尋ねたいと思います。
こっちは犬を連れているので、笑顔で、「すごい車ですねえ。自分で買ったんですか?」という具合に話しかければ、いきなり通報されることはないだろうと思いますが、どうでしょうか。

今回はこんなところです。
ありがとうございました。

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