慌ただしく、キツい1週間でした。

その他

こんにちは、鹿野一郎です。
仕事が忙しくてしばらくバーベルブログの更新を怠りました。
今週は最近としては、個人的に忙しかったです。
ブログを書く時間どころか、バーベルに触る時間すらありませんでした。
予備校の1学期の授業が先週の金曜日から始まりました。
なのでこの一週間は事実上、新年度の初めての週でした。

初回授業は緊張します。

春期講習の時もそうでしたが、初回の授業は緊張します。
生徒によっては、初回の授業で講師に見切りを付けて、次から来なくなる事もあります。
そこまで行かなくても、初回で失敗するとなかなか立て直しが難しくなるので、どうしても最初の授業は緊張します。
今週はずっと眠りが浅く、ぐっすり眠れませんでした。
毎年の事ですが、最初の一週間はそうです。2週目からは精神的に楽になります。
そして僕の場合は4週目あたりから体も慣れてきて、楽になります。
今週は普段にも増してキツい1週間だったので、ブログを書く時間も、バーベルに触る時間もありませんでした。
精神的にも余裕がなかったので、もしわずかな時間が取れたとしても、ブログやバーベルの気分にはならなかったと思います。

代講で時間がなくなり、キツくなりました。

今週は初回授業なのに代講がありました。
水曜日の昼間に浪人の授業を2つ担当しました。
去年までは水曜日は、昼に浪人の授業を1つやり、夜は別の校舎で高校生の授業をしていました。
週の真ん中にのんびり出来る日が欲しいと思って、今年は水曜日の浪人の授業を断って、仕事は夜だけにしました。
だから今年は去年より楽になるはずなんですが、いきなり代講が舞い込んできました。
しかも2つです。
本来担当する先生がコロナ陽性という事なので、断る訳にもいかず、引き受けました。
この代講のお陰で今週はトレーニング出来ない事がほぼ決まりました。

もし代講がなければ、家に夕方の4時半までいる事が出来ましたが、代講のため1時から授業をしなければならなくなったので、11時には家を出ました。
この違いはとても大きいです。
しかも代講を引き受けた講座は普段担当していない講座なので、きちんと予習をしなければならないです。
このため、完全に筋トレをする時間と、筋トレをする精神的な余裕はなくなりました。

悪夢の代講でしたが、もちろん授業をしているときはとても楽しかったです。
来週からはもう代講はないので、水曜日は自由な時間を十分に取れます。
トレーニングもみっちりできるでしょう。

講座が増設されて木曜日はキツくなりました。

普段木曜日は、昼に浪人の授業を2つやって、2時間半の空き時間の後に高校生の授業をしていました。
この木曜日は浪人と高校生が同じ校舎で、校舎間の移動がありません。
他の曜日は大抵、浪人の授業をしてから別の校舎に移動して、夜に高校生の授業をします。
木曜日は移動がないので、他にも比べて楽な曜日でした。
が、今年は生徒の募集が良好だったようで、生徒が教室に入り切らなくなりました。

木曜日の浪人の授業は同じ授業を2回やっていたんですが、今年はクラスが増設されて、同じ授業を3回やる事になりました。
そのため、浪人と高校生の間の2時間半の空き時間何無くなり、昼の1時から夜の9時までずっと授業をする事になりました。
空き時間に授業が入ったので、時間の効率はとてもよくなりました。

でも、実はこれが頭痛の種でした。
1日に90分、90分、90分、120分の授業遠をする事が体力的に心配だったし、同じ授業を1日に3回やる事について、精神的に心配でした。
実際にやってみたら、体は確かに疲れましたが、精神面は全く問題ありませんでした。
同じ授業と言っても、生徒は入れ替わるし、クラスの人数も学力レベルも違うし、教室の広さも違うので、全て違う雰囲気の授業になりました。
とても良かったです。
3回目の授業でも、やっていて楽しかったです。

昔、若かった頃は生徒が今よりもたくさんいたし、予備校の設置講座も今よりはるかに多かったです。
それに若くて体力があったし、お金が欲しかったので、どんなにきついスケジュールでも喜んで働いていました。
1日に90分授業を6つやることも珍しくなく、それでキツいとは感じていませんでした。
でも、50歳をすぎた今となっては、90分、90分、90分、120分の授業はちょっとキツかったです。
これは毎週やらなければなりませんが、きっとこれもやがて慣れていくでしょう。

昔、夏期講習で同じ授業を8回繰り返して、かなりうんざりした覚えがありますが、1日に3回授業をしたのに、マンネリ感は感じませんでした。
これは個人的に進歩した点だと思います。
若い頃は、自分中心に授業を展開していたので、8回授業をしても、ほとんど全部同じ話の繰り返しでした。
でも、今では生徒との対話を通して生徒の学力レベルを把握し、それに合わせて説明の度合いを変えるようにしているので、クラスが変われば同じテキストでもまるで違う授業になります。
なので、若い頃より、マンネリズムに陥りにくくなっています。

自己紹介14回

1学期の最初の授業では、最初に自己紹介をします。
予備校からも言われているんですが、名前は口で言うだけでなく、黒板にフルネームで書きます。
同じ自己紹介を14回もしたくないので、バリエーションをつけますが、次第にネタがなくなって、雑になっていきます。
昨日の高校生の授業では、とうとう名前しか言いませんでした。
春期講習で教えていた生徒が過半数を占めていたので、それでいいと思いました。
まあ、面倒だから省略したんですが。

自己紹介をするのはは教室の中だけではありません。
校舎のスタッフも異動があり、去った人と新しく来た人がいます。
新しく来たスタッフは律儀に全員自己紹介と挨拶をしに来てくれます。
なのでこっちもその都度、自己紹介をします。

校舎スタッフは、講師の名前と顔をいつの間にか把握しているので、こっちが名乗らなくても向こうはわかるんですが、相手が自己紹介をするならば、こっちも自己紹介しますよね。
大物の大ベテラン講師になると、律儀に自己紹介と挨拶をするスタッフに対して、「おお、よろしくな。」で済ませる事もあるみたいですが、僕には無理です(笑)。
逆に、腰が低すぎる先生もいますね。
「こんな末端のペイペイにわざわざ挨拶に来ていただいてありがとうございます。」と言っていた若い先生がいました。

さらに、久し振りに会う先生方にも挨拶をして回ります。
冬期講習や春期講習で会わなかった先生たちとは、12月以来の再会になるので、年始の挨拶に行きます。
そう言うわけで、最初の1週間は色々忙しいんです。

ちょっと仲間はずれの気分も

木曜日、浪人と高校生の間には長い空き時間がありました。
空き時間は他の先生方とお喋りに花を咲かせていました。
予備校講師には、話の面白い人が多いので、講師室での空き時間のお喋りタイムはとても楽しいです。
ですが、今年はそこに授業が増設されたので、僕はお喋りの花畑に背を向けて、教室に行かなければならなくなりました。
仕事が増えるのはありがたい事だし、その分収入も増えるし、授業も楽しいですが、あのおしゃべりタイムに参加できなくなったのは、少なからず寂しいです。
ちょっとした仲間ハズレの気分です。

木曜日はかつては3時間の空き時間がありました。
同じように暇な先生たちとおしゃべりの花を咲かせて盛り上がっていましたが、年々メンバーが変わって行きます。
予備校を退職して、別の予備校に専念する事にした先生や、定年退職した先生もいます。
また、講座の曜日が変わってしまって会わなくなった人、講座が消滅して木曜日に来なくなった人などがいます。
ぼくもいつからか、空き時間が2時間半に圧縮されましたが、とうとう増設で空き時間が消滅しました。

1時から9時までずっと授業をしていると、生徒の質問を受ける時間がほとんどないのが問題ですね。
以前は長い空き時間に生徒の質問を受ける事が出来ましたが、今年はほとんど時間がありません。

生徒の質問を何時間受けても、1円にもならないので、お金を稼ぐ効率でいうならば、空き時間を全て潰して、ぎっしり授業を入れるのが良いですが、若い頃ならいざ知らず、今はもうそんな事はしたくないですね。

今年で定年退職される漢文の先生がいらっしゃるんですが、生徒が出来なすぎて漢文がまるで読めていないと言って、昼休みに生徒を呼んで、無償で補習授業をされていました。
素晴らしく生徒思いな先生です。
見習いたいです。

そういえば僕も去年、無償で授業をしました。
コロナ休業で学校がずっと休みになり、レンズを全く習っていないという生徒が結構いたので、ある校舎で冬期講習中に、45分間の無償授業を3回やりました。
そういう姿勢は忘れたくないですね。

6 筋肉と生徒

昨日は多くの生徒の(短時間の)質問を受けましたが、その中に授業中から妙にニヤニヤしている男子がいました。
授業後にその生徒が質問に来たんですが、質問の内容は、

先生はなんでそんなに筋肉ムキムキなんですか?

でした。
思わず笑ってしまいました。
筋トレをしているからに決まってるだろ!と答えたら、筋トレをする理由を聞かれたので、高校時代にハリウッドスターのシルベスター・スタローンのファンになり、それ以来筋トレをしていると答えました。
今の若者にスタローンと言っても通じないだろうと思いましたが、その男子は知っていたようです。
筋トレ、頑張って下さいと言われたので、ありがとうと答えましたが、彼の方こそ勉強を頑張ってほしいです。

他に、講師室まで相談に来た生徒もいました。

自分はクラス分けのテストの時に勘が冴えて、選択式の問題が全部合ってたから上のクラスに来てしまいましたが、本当は力がないのでクラスのレベルについて行けるかどうか不安です。

と言います。
僕は親身にアドバイスしましたが、その生徒がやたらガタイが良いので、最後に次のように聞きました。

鹿野一郎
鹿野一郎

ところで君は筋トレから何かやってるの?


彼は高校ではアメリカンフットボールをやっていたそうです。
キャプテンだったそうです。
ベンチプレスは120kg上がると言っていました。
普段のセットは80kgで、100kgなら4回上がると言っていました。
凄い力だと感心しました。
また、高校にアメフトの部活がある事にも驚きました。

MAX120kgあがるのに100kgが4回というのも変な感じがします。
僕は100kgなら8回あげた事がありますが、120kgはあがりません。
どういうやり方をしているのか気になりましたが、初対面の生徒相手に講師室で、ベンチプレスの厳密なフォームの話をするのははばかられたので、追求はしませんでした。
驚く事に、その生徒から、「今度、合トレしましょう。」と言われました。
予備校講師を29年やっていましたが、生徒から合同トレーニングをしようと言われたのは初めてですよ。

さすがに在学中は一緒にトレーニングをする訳にはいかないですが、大学受験が終わって、晴れて大学生になった後だったら大歓迎です。
卒業生と合同トレーニングをした予備校講師は、おそらくいないんじゃないでしょうか?

数年前に、浪人していた生徒で、大学に入ったらパワーリフティングをしたいと言っていた男子がいました。
彼は高校では野球部に所属していましたが、野球部に筋トレの指導のために、パワーリフターが来ていたそうです。
その方の影響を受けて、大学に入ったらパワーリフティングをしたいと言っていました。
そして、彼は本当にパワーリフティングの試合に出て来ました。
初めて千葉県大会で再開したときは軽く感動してしまいました。
彼とはこれまでに試合で3回会っています。
5月1日の千葉県大会でもまた会う事になるでしょう。
彼はめきめきと力をつけていて、そろそろ抜かれそうです。
彼は66kg級で、僕は74kg級なので、抜かれたくないですが、若さには勝てませんね。

むかし、まだ若かった頃は、よく生徒から腕相撲の挑戦を受けました。
一度も負けた事はないです。
ある年、やたらと予備校内で腕相撲が流行った時がありました。
生徒が次々に僕に挑戦してくるので、授業後に教卓で勝負しました。
10人連続でかかって来ても、全員瞬殺するので、やがて僕の授業を受けていない生徒までもが挑戦して来るようになりました。

それでも僕が勝ち続けるので、とうとう生徒たちは予備校に通っていない学校の友達まで連れて来るようになりました。
これには本当に驚きました。
予備校と何の関係もない高校生が夜の9時過ぎに、見ず知らずの予備校講師と腕相撲をするために、やって来るんですよ。

そうやって予備校に集まってくる高校生達もことごとく全員退けましたが、最後に現れた高校生はものすごく強かったです。
あれは本当に互角の勝負で、最後は僕のスタミナ勝ちだったと言って良いと思います。
柔道部のキャプテンで、全国大会でベスト8まで行ったと話していましたが、その彼は本当に強かったです。

精神的な余裕は大切ですね。

僕は今、電車の中にいて、この文章はMacBookAir(というノートパソコン)で書いています。
昼間、自宅から浪人の校舎に向かう時はiPhoneで書いていました。
今は浪人の校舎から高校生の校舎へ移動中で、電車が空いているので、MacBookAirを開いています。

昨日までは、電車の中で文章を書く気分ではありませんでした。
本当に精神的に余裕がありませんでした。
水曜日に代講を2つも引き受けて時間がなくなり、しかも普段担当していない講座の授業をします。
さらに1学期の第1週でナーバスになっていました。
さらに木曜日には1日に同じ授業を3回するし、最近では珍しい長時間授業なので、体力面が心配でした。
それらの心配がない混ぜになって、バーベルもブログも手につきませんでした。

今はもう、新年度の授業はすべて一通りやったので、とても解放的な気分です。
今週はまったく筋トレも出来なかったので、明日は少し頑張りたいです。
体力と気力が両方充実していないと、何も出来ないんですね。

明日のトレーニングの予定

明日は土曜日なので、デッドリフトをする日です。
でも試合まであと8日なので、明日のデッドリフトはかなり軽めにする予定です。
5/3/1プログラムのメインセットだけをやって、補助セットはやりません。
それで疲れを抜いて、本番で力が出るように調整したいです。

ベンチプレスは今はリハビリ中で、ほとんど力が出ていませんが、明日は自宅で久し振りにフロアプレスをしようと思います。
板とタイルマットで高さ35mmの超似非ベンチを作って、その上でやります。
畳に直接寝てやると、バーベルシャフトが胸に着く前に、肘が床についてしまうからです。
フロアプレスで肘が床につかないようにしてやると、ベンチプレスより使用重量が下がります。
おそらくブリッジを組んで、足で踏ん張る事が出来ないからだと思います。

月曜日は、ジムでベンチプレスをやり、80kgが8回しか挙がらなかったので、明日は自宅で74kgぐらいのバーベルでやってみようと思います。
それと、今週はまだショルダープレスもやっていないので、可能ならば明日やりたいです。

最後は体重の話

先週の日曜日、かなり無理な水分カットをして、体重は74.6kgまで減りました。
その後、普通に水を飲んでいるので、体重は増えていますが、76kg台前半で踏みとどまっています。
体重計画では、明後日の日曜日の朝に74.5kg以下にする事になっています。
明日また頑張って水分をカットすれば、達成出来ると思います。

試合当日に74kg以下になっていれば良いだけなので、明日無理に水分カットをする必要はないんですが、一応、74.5kgを目指して頑張ります。
今回の減量は、今までと違って食べ物への未練を捨て切れず、苦戦して来ましたが、おそらく最後は何とかなると思います。

月曜日に試合前の最後のスクワットをやります。
170kgまで挑戦しようと思います。
もしかしたら減量の影響で全く挙がらないかも知れないですが、減量の影響がなければ何回か挙がるはずです。
170kgを何回挙げられるかで、試合で挑戦する試技の重さを決めたいと思います。

ベンチプレスは月曜日にジムで85kgでやってみて、それの感触で試技の重さを決めたいと思います。

デッドリフトは、去年10月の試合で、190kgで3振して失格になっているので、試合では170kgぐらいから始めようと思っています。



2022年度の1学期も無事に開幕しました。
とりあえず一安心です。

ありがとうございました。

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