ジムの思い出 その7(ゴールドジム幕張千葉)

ジム

こんにちは。鹿野一郎です。
僕が初めてゴールドジムに行ったのは2007年5月26日の事でした。
今から14年前の事です。
職場にトレーニングの好きな人がいて、今度一緒にトレーニングをしようと誘われました。
その人がゴールドジムの会員だったので、僕はビジターとしてお邪魔したのです。
初めて行ったのは、幕張WBG(World Business Gargen)店です。
当時から幕張にはゴールドジムが二つありました。
幕張WBGと幕張ANNEXです。
どちらも最寄駅は、京葉線の海浜幕張駅です。
総武線の幕張駅ではありません。
WBG店は幕張新都心のツインタワーの上の方にありました。
何階にあったのかはもう覚えていません。
ただ、高いところから遠くの景色を見ながらトレーニングをしたのを覚えています。
幕張ANNEX店は海浜幕張駅前の目の前のプレナ(というショッピングセンター)の4階にあります。

1 ゴールドジムというところ

ゴールドジムは、それまで僕が通っていた公共の体育館のトレーニングルームと比べると、比較にならないほど機材が揃っていました。
マシーンにはプレートがたくさん装着されていて、重量不足になることはなさそうだったし、バーベルやダンベルもたくさんありました。
ベンチプレスの台も何台かあり、パワーラックも2、3台ありました。
ダンベルは2kg刻みにたくさんあって、重たいものは60kgまであったと思います。
ゴールドジムに行くまでそんな重いダンベルは見たこともありませんでした。
一体誰が使うのかと疑問でした。
60kgのダンベルなんて僕は使ったことがないですし、プロレスラーでも来ない限り、ただの飾りなのではないかと思いました。
会員の人々もマッチョな人が多く、本気でトレーニングをするならゴールドジムという感じでした。

2 初めて見たハンマーマシーン

僕はゴールドジムで初めてハンマーマシーンというものを見ました。
マシーンなのですが、ケーブルもなく、専用のプレートも付属していません。
その代わり、そのマシーンにバーベルのプレートを装着できるようになっているんです。
これはある意味経済的ですよね。
ケーブルマシーンのプレートは、そのマシーンでしか使えませんが、ハンマーマシーンには普通のバーベルのプレートが装着できるので、そのマシーン専用のプレートを用意する必要がないからです。
実に合理的なマシーンだと思います。
でも、その時までそういうマシーンは見た事がありませんでした。
ショルダープレスや、ラットプルなどでそういうハンマーマシーンがあったと思います。
記憶が確かなら、ベンチプレスやスクワットなどのマシーンにはそういうタイプのものはなかったと思います。

3 トレーナーの方が色々教えてくれます

ゴールドジムに通っている会員の人々の中には、ゴリゴリのマッチョマッチョが何人もいて、圧倒されました。
トレーナーの人も胸板がすごかったので、「ベンチプレスは何kg上がりますか?」と尋ねたら、170kgですという返事が返ってきました。
人間ではないと思いました(笑)。
このトレーナーの方からは、ベンチプレスをする時にブリッジを組むとか、ラットプルをする時は、肩甲骨を寄せて胸を張った状態で、背中の力だけで引くのだと教えてもらいました。
今までの自分のやり方が結構間違いだらけだった事がわかりました。

トレーナーの方々が来ているシャツは微妙に色やデザインが違いますが、それはトレーナーの方々の階級を表しています。
トレーナーとしての知識が十分あるか、知識だけでなく実技がどの程度できるのか、などを服装で表現しているんです。
トレーナーの方々はパーソナルトレーナーもしてくれるようで、やはり階級によって値段も違うのでしょう。
僕は一度もパーソナルトレーニングを受けた事はありませんが、受けるときっと色々な発見があるんだと思います。
料金は人によりますが、平均的なところで、60分6000円ぐらいだったと思います。
決して安くないですね。

4 ゴールドジムに魅せられて

僕を誘ってくれた友達はベンチプレスがとても強くて、かないませんでしたが、ベンチプレス以外は全て僕の方が力が強かったです。
ベンチプレスで負けたのは悔しかったですが、他の種目は全て勝ったので、不満はなかったです。
というより、そもそも人と比べても意味がないんですが。
でもあの時は、そういう事も分からず、トレーニングといえばベンチプレスのことで、「ベンチプレスの強さがその人の価値だ!」ぐらいに思っていました。
まだ若かったんですかね。
確かベンチプレスは100kgでやっていたんですが、僕よりも友達の方が各セット2、3回多くやっていたので、負けを認めざるを得ませんでした。
でもその後、ハンマーマシーンでショルダープレスをした時は、その友達よりも左右10kgずつ重いプレートで、僕の方が多い回数挙げていたので、気分がよかったです。
意味のない競争なのですがね。

この時、ゴールドジムの設備の良さに魅せられた僕は、その後ゴールドジムに通うようになりました。
通うと言っても入会したのではなく、毎回ビジターとして通っていました。
幕張ANNEX店にも何回か行きましたが、そっちには格闘技のリングがあり、サンドバッグも3本ぶら下がっていました。
自由に使って良かったので、僕は結構サンドバッグを殴り、蹴りました。
その時はまだ空手をやっていたので、バーベルよりもサンドバッグの方が好きだったんです。
結婚を機に空手をやめたら、次第にサンドバッグに魅力を感じなくなって行き、サンドバッグから遠ざかるようになりました。
一時は家にサンドバッグが欲しいとすら思っていたのに、全くやらなくなってしまいました。

幕張のゴールドジムには傾斜角を90度にできる腹筋台があり、僕はこれが好きでした。
初めのうちは45度の傾斜でも辛かったですが、やっているうちに90度でも10回3セットできるようになりました。
90度の腹筋台で腹筋をすることが、なんか超人的な気がして、大いに自己満足に浸ることができました。

幕張WBG店には風呂がありましたが、幕張ANNEX店には風呂がなく、シャワーだけだったと思います。
でもANNEX店の方が広くてトレーニングはしやすかったと思います。
そしてどちらも、トイレのスリッパがとても高級で感動しました。
足の裏の感触がとても気持ち良くて、家にも同じ物が欲しいと思いました。
また、それとは別に、靴を履いたまま履く巨大なサンダルもゴールドジムで初めて見ました。
ゴールドジムは、細かいところまでいちいち感動させてくれる、小憎らしいぐらいにハイスペックなジムでした。

5 ゴールドジムで見た巨人

一度、ゴールドジムで恐ろしく体の大きい外国人コンビを見たことがあります。
一人はとにかく背が高くて、もう一人はそこまで背が高くなかったですが、とにかく体がデカかったです。
後でわかったことですが、この二人は千葉ロッテマリーンズのズレータ選手とベニー選手でした。
場所が幕張なので、千葉ロッテマリーンズの選手がよく来るのだそうです。
それにしても、プロ野球の選手というのはあんなにでかいんですね。
同じ人間と思えなかったです。

6 その後

幕張のゴールドジムは2007年に2回行き、2008年は21回行きました。
その後、2009年から2013年まではほとんど行きませんでしたが、2014年は10回行きました。
2009年に子供が生まれたので、しばらくはトレーニングどころではなかったんです。
子育ては本当に大変ですね。
大変だとわかっていたつもりですが、実際にやってみて、初めて本当の大変さがわかりました。
もちろん、僕よりも妻の方が何倍も、何十倍も大変だったろう事は容易に想像できるので、妻の前では子育てが大変だったとは言えません。
そして2015年の1月11日に行ったのが最後になりました。
そして2015年以降行かなくなったのは、津田沼にゴールドジムが出来たからです。

もう幕張のゴールドジムには6年も行っていません。
これだけ時間が経てば、中の機材も当時とは随分変わっているのかも知れません。
幕張は駐車場がないので、行く時は電車でした。
総武線の幕張駅ではなく、京葉線の海浜幕張駅の前にあるので、うちからはとても行きにくかったです。
僕のうちは京成線の沿線なので、行く時は京成幕張駅から歩いていました。
総武線の幕張駅と京成線の幕張駅は数百メートル程度しか離れていませんが、海浜幕張駅はかなり離れています。
歩いて片道25分ぐらいかかっていたと思います。

朝のうちにそこでトレーニングをして、トレーニング後は海浜幕張から電車に乗って仕事に行っていました。
仕事が午後からだったので、そういうことが可能でした。
幕張のゴールドジムは、僕にとって最初のゴールドジムとの出会いであり、素晴らしく機材が整った、完璧なジムでした。
今思い出しても、とても懐かしく思います。

ありがとうございました。
ジムの思い出 その8へつづく

タイトルとURLをコピーしました