こんにちは、鹿野一郎です。
娘に、「パパ、背中に変なかさぶたがあるよ!」と言われました。
自分では見えないので、iPhoneで撮影してもらいました。
下がその画像です。
なんだろう、これは?
と思いましたが、しばらく考えて、スクワットの時にできたアザに違いないと思うようになりました。
アザの位置を触ってみると、かすかに痛いです。
思い出してみれば、もっとずっと前はこの、同じ位置がかゆくて、よくかいていたような気もします。
でも今はアザのようになっていて、触ると痛いです。
おそらく虫刺されとかではなく、スクワットの時にバーベルをかついで出来たアザだと思います。
明らかにハイバー
スクワットでバーベルを担ぐ時、背中の高い位置で担ぐか、低い位置で担ぐかでハイバー、ローバーという呼び方があります。
僕はこのハイバーとローバーの明確な違いはわかりませんが、写真の位置から判断するとこれは明らかにハイバーです。
バーベルを担いだところを後ろから撮影した写真はないんですが、ローバーで担ぐときはバーベルシャフトが肩甲骨に乗っているのがわかります。
でもこの写真では首のすぐ下なので、この担ぎ方はハイバーだと言えます。
僕は普段スクワットをするときは、メインセット(重いバーベル)はハイバーで、補助セット(軽いバーベル)はローバーでやっています。
僕個人の感想としては、ハイバーの方が重たいバーベルをあげられるんですが、ローバーの方が姿勢が安定し、脚に負荷が集中する感じがします。
ハイバーのときは、純粋なスクワットではなく、グッドモーニング型のスクワットになっています。
グッドモーニングというのは、バーベルを担いでお辞儀を繰り返すような種目です。
これとスクワットが組み合わさったようなフォームになっています。
これだと体が上下動するのと同時に、前後にも動くので、あまりフォームは安定しません。
でも、上体を起こす力を利用してバーベルを挙げることができるので、重いバーベルを挙げることができます。
それに対して補助セットでは軽いバーベルを扱うので、ローバーに担いで、体の動きは上下動だけにして、脚の力だけで立ち上がります。
この方が脚を鍛えることができます。
ローバーの時は肩甲骨の上端より低い位置で担いでいるので、バーベルシャフトと背中の接地面積も広くなります。
バーベル自体が軽いし、圧力が分散されるので、アザはできないんだと思います。
でもハイバーで担ぐ時は、バーベルが重いし、バーベルシャフトと背中(というより首の下)の接地面積は狭いので、圧力が高くなります。
だからアザができやすくなるんだと思います。
それだけでなく、グッドモーニング型のスクワットだと、おじぎの動作も合わさるので、首や背中の上でバーベルが前後に多少動きます。
これがダメ押しになってアザができるんだと思います。
ローバーに変更しようとしたんですが
グッドモーニング型のスクワットはあまり良くないという記事をネットで見かけることがあるので、なるべくローバーに担いで、フォームを安定させるように試みてきました。
でもそうすると180kg以上のバーベルでは立ち上がれなくなりました。
ローバーに担いで、上下動だけでスクワットをしようとすると、お尻が後ろの突き出る感じになります。
そしてそのまま立ち上がろうとしても、脚に強い負荷がかかって、立ち上がれないんです。
個人的にはグッドモーニング型のスクワットの方が重いバーベルを持ち上げやすいです。
なので、変更しようとしてもうまくいかず、今でもメインセットはグッドモーニング型で、補助セットは上下動のみの普通のスクワットになっています。
大腿四頭筋が弱いから?
筋トレ研究所というブログによると、グッドモーニング型スクワットになってしまうのは、大腿四頭筋が弱いからだそうです。
確かにそれはそうだと思います。
大腿四頭筋が強ければ、上下動のみの安定したスクワットが出来るでしょう。
僕も150kgとか160kgぐらいまではローバーで、安定した上下動のみのスクワットができます。
でも170kgとか180kgになると、それでは立ち上がれなくなるので、グッドモーニング型になってしまいます。
最近は補助セットは主に140kgでやっていますが、これはすべてローバーに担いで、大腿四頭筋の力だけで上下するフォームでやっています。
だからこれを続けていけば、大腿四頭筋は強くなると思います。
そうなると、もしかしたら170kgのバーベルでも上下動だけで持ち上げられるようになるかも知れません。
でも、その頃には190kgとか200kgのバーベルだとグッドモーニングなら持ち上げられるけど、普通のスクワットでは立ち上がれないとう新たな問題が浮上しているかも知れませんが(笑)。
僕はデッドリフトはワイドスタンスでやっているし、スタートポジションではかなり深くしゃがんでいるつもりなので、脚が弱いとは思っていません。
脚が弱くて背中が強いんだったら、デッドリフトはもっとしゃがみの浅いポジションからスタートすると思います。
こう考えると、なんだか面倒になってきます。
今日のトレーニング
昨日はジムでスクワットと懸垂をやったら、体力も気力も燃え尽きてしまい、ベンチプレスができませんでした。
だから今日は自宅で目一杯フロアプレスをしようと思っていたんですが、昨日の分を取り返すほどにはできませんでした。
今日のフロアプレスは5/3/1プログラムの仮想MAX135kgのWeek2でした。
メインセットは85kg3回、95kg3回、110kg3回以上できる限り、でした。
これを根性で10周やりました。
挙げた回数は、合計で85kgが30回、95kが37回、110kgが34回で、ボリュームは10トンを超えました。
(10周終わった後に、最後の仕上げとして95kgを7回挙げました)
昨日サボった分を取り返すなら、2日分で16トンぐらい挙げたかったですが、5/3/1プログラムのメインセットを10周したという達成感からか、それ以上の力はでなくなりました。
エブリベンチは甘くないです。
これを2ヶ月間やり通したコアラ小嵐さんはすごいと思います。
今日はフロアプレスをしながら、インターバルで原稿仕事をしていました。
おっと、原稿仕事をしながら、フロアプレスをしていた、の間違いです(笑)。
フロアプレスだけで1時間半以上の時間がかかり、胸がガタガタになりました。
本当はカールやライイング・トライセップ・エクステンションもやりたかったんですが、できませんでした。
せめてショルダープレスだけでもやろうと思って、バーベルを49kgにセットして、胸の前に担いでみたんですが、もうその時点で無理だと悟りました。
フロアプレスのあとにショルダープレスはできるわけがありませんでした。
本当はハンドグリップも毎日やりたいんですが、もう握力が出ません。
このボリュームのトレーニングを続けていくと、やがて体が慣れるんでしょうか。
おそらく慣れてくるんでしょうね。
そして、試合で活躍するような強い人々はもっとすごいボリュームのトレーニングを、当たり前のようにこなしているんだと思います。
僕ももっと強くなりたいので、もう少し頑張ります。
夏休みは残り1週間です。
2学期が始まってしまえば、今のボリュームのトレーニングをするのが物理的に不可能になるので、夏休みが終われば、このハイボリュームトレーニングから解放されます。
終わりが見えているので、頑張ることができます。
久し振りの双子公園
今日は犬の散歩で、久し振りに印旛沼の双子公園に行ってきました。
西印旛沼と北印旛沼をつなぐ、印旛沼捷水路に面しています。
双子公園の公衆トイレには、去年、猿人の落書きがあり、バンクシーが描いたのではないかと話題になっていました。
真相はわかりませんが、今はすっかりきれいに消えています。
僕もその絵は見たことがありますが、確かに、
「ひょっとしてバンクシーか?」
と思いました。
でもこんな田舎に来るわけがないので、どこかのいたずら好きの絵の上手い人が描いたんだろうと思う事にしました。
双子公園にはナウマンゾウの作り物がありますが、それはナウマンゾウの骨が発掘されたからだそうです。
印旛沼捷水路を作るときの掘削工事でナウマンゾウの骨が出てきたそうです。
今日は双子公園から、捷水路沿いに北上し、山田橋が見えるところまで歩いて戻ってきました。
で、背中のアザは?
僕の背中のアザは、スクワットの時にできたものだと思います。
僕はパワーリフティングはずっと続けていくつもりなので、このアザもずっと残り続けるんでしょう。
子供の頃に受けたBCG(という予防接種)のあとは、今でもはっきり残っています。
今後、10年、20年しても背中にアザが残り続けるようならば、それは僕が健康的な人生を送れている一つの証拠になると思います。
今回はこんなところです。
ありがとうございました。