こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2022年3月15日の火曜日です。
今日は友達のPOSOと、成田市体育館のトレーニングルームで、トレーニングをしてきました。
昨日、ジムに行ったばかりなので、2日連続でジムに行く事になりました。
POSOとは1月16日にも成田市体育館でトレーニングをしています。
その時は3年5ヶ月振りの対面でした。
僕は現在54歳で、POSOは58歳です。
POSOが29歳の時に、僕がPOSOに筋トレを教えました。
あの時は、千葉市のみつわ台体育館でトレーニングをしていました。
POSOはそれ以来、現在までトレーニングを続けていますが、目的は健康維持であって、パワーアップではありません。
でも、もう29年も筋トレが続いているので、立派だと思います。
今日のベンチプレス
前回、POSOはベンチプレスが70kgで出来るようになったと言っていましたが、やってもらうと、シャフトが胸についていませんでした。
それじゃあ、ダメだ!と説明しましたが、POSOが言うには、肩関節が硬くてこれ以上さがらないと言います。
正式なパワーリフティングでは、バーベルをどこまで下げれば良いのかと聞かれたので、シャフトを胸につけて1秒間静止させなければいけないと説明しました。
それを聞いてPOSOは驚いていました。
えっ!それじゃあ、俺、ダメじゃん。
どうすればいいんだ?
別にPOSOはパワーリフティングの試合に出るつもりはないんですが、ベンチプレスはちゃんとやりたいそうです。
POSOがバーベルシャフトを胸まで下ろせない原因は、関節の硬さではなくて、70kgのバーベルが重すぎたからでした。
なので、今日はPOSOは60kgのバーベルでベンチプレスをしました。
そうすると胸まで下ろせました。
試合には出ないので、1秒間の止めは入れずに連続8回やりました。
次は僕の番です。
僕は右肩を痛めていて、ベンチプレスは休んでいるんですが、 60kgなら出来るかも知れないと思ってやってみました。
きっちり止めを入れて10回やりました。
肩は大丈夫でした。
2セット目はPOSOが60kgで7回やり、僕は60kgで止めなしで、連続30回やりました。
60kgでも、30回やると大分効きました。
3セット目はPOSOは6回で、僕は普通に10回やりました。
しばらくベンチプレスを休んでいるので、かなり力が落ちているようです。
今日のスクワット
ベンチプレスの後は、POSOがスクワットをやりたいと言うので、スクワットをやりました。
僕は昨日スクワットをやったばかりなので、付き合い程度にしました。
まずはPOSOが20kgのシャフトを担いでスクワットをします。
すると、
パワーリフティングでは、スクワットはどこまでしゃがめば良いの?
と尋ねたので、僕は、「股関節が膝関節より低くなって、大腿部が明確な下り勾配になるまでだよ。」と説明しました。
すると、POSOは「じゃあ、このぐらいか!」と言ってしゃがみましたが、全然しゃがみが足りなくて浅いので、
それじゃあ、全然ダメだよ。
全然下り勾配になっていないじゃないか!
鏡を見てないのか?
と言いました。
POSOは、「じゃあ、こうか?」と言ってしゃがみますが、まだ全然浅いです。
「全然ダメだ。もっと深く!」
「じゃあ、こうか?」
「まだ浅い、もっとしゃがまないと試合ではアウトだよ!」
しばらくそういう問答を繰り返し、とうとうPOSOは次のように言いました。
れじゃあ、完全に底までしゃがまないとダメじゃないか!
パワーリフティングのルールってそんなに厳しいのか?
僕も昔同じように思った事があります。
脚が長い人はフルボトムまでしゃがまなくても大丈夫なんですが、僕やPOSOのように脚が短い人は、フルボトムまでしゃがまないと大腿部は下り勾配にならないんです。
そういう意味では、今のルールは、脚が長い人に有利かも知れません。
その後、POSOは一生懸命深くしゃがもうとしますが、どうしても浅いです。
僕がスクワットをやって見せると、
お前、体柔らかいな。
と言っていました。
結局POSOはシャフトのみで10回3セットをやりました。
普段は40kgのバーベルでスクワットをしているそうですが、しゃがみが深くなると20kgが精一杯と言っていました。
POSOのスクワットは、1セット目は10本のうち8本がアウトでしたが、3セット目は10本中アウトは1本だけでした。
やればすぐに柔らかくなるようです。
僕は20kgで10回、60kgで10回、100kgで10回やって終わりにしました。
昨日スクワットをやっているので、100kgでも重かったです。
今日のショルダープレス
スクワットの後はPOSOがそのままパワーラックでショルダープレスをしたいと言うので、ショルダープレスをする事にしました。
POSOは普段は40kgのバーベルでやっているそうです。
POSOは、ショルダープレスでも正式な可動域があるのかと尋ねますが、ショルダープレスはパワーリフティングの種目ではないので、そういう決まりはありません。
でも、僕はバーベルシャフトが鎖骨につくまで下ろしてやっているよ。
というと、POSOは驚いて、「え!鎖骨まで?」と言います。
試しにシャフトだけで、やってみましたが、肩が硬いようでシャフトが鎖骨まで下がりません。
それでも可能な限り下までおろしてショルダープレスをすると、次のように言いました。
普段は40kgでやっているけど、ここまで下げるんだったら、20kgじゃないと無理だ。
筋トレを29年やっている男の筋力とは思えませんでしたが、それ以上のPOSOの体の硬さに驚きました。
あれじゃあ、対前屈や股割り、ブリッジなんて絶対に出来ないですね。
僕はショルダープレスは45kg10回、55kg5回、45kg10回とやって終わりにしました。
ショルダープレスも昨日やっているので、力が出なかったです。
今日のその他のトレーニング
今日は他に懸垂、プレスダウン、カールをしました。
POSOは懸垂が1回も出来ないので、斜め懸垂をやってもらいました。
僕は自重で10回、9回、7回とやりました。
懸垂も昨日10kgのプレートを腰に下げてやっているので、力が出ませんでした。
プレスダウンはBULLのケーブルマシーンでやりました。
僕の内容は、 60kg20回、70kg10回、7回でしたが、これは絶対に目方が狂っています。
こんなに力が出るわけないし、もし出たとしても70kgだったら、足が浮きそうになるはずです。
僕が普段通っているジムにもBULLのケーブルマシーンがありますが、それもとても軽いです。
ケーブルマシーンなら、テコの原理は関係ないはずなので、どうしてここまで軽くなるのか不思議です。
POSOはネットビジネスに精通しているようです。
トレーニングの後は食事に行きましたが、POSOがネットビジネスにかなりのめり込んでいて、しかも成果も上げているのを聞いて、驚きました。
いろいろ手広くやっているのは前回聞きましたが、今日の話には驚きました。
POSOは元々は鍼灸(はりきゅう)マッサージ師です。
それが彼の本業ですが、何年か前からネットビジネスを始めています。
前回、2ヶ月前に会った時には、ブログを3本書いているという話を聞きました。
ネット上で、株式投資のアドバイス、ダイエットのアドバイス、婚活のアドバイスをしているのも聞いていました。
そして小学生相手に社会科の授業をネットで始めるという話も聞いていました。
POSOとは学生時代の塾講師のバイト仲間です。
POSOはすでに大学を卒業していましたが、鍼灸(はりきゅう)師の資格を取るために、会社を辞めて、学校に通っていました。
今日、改めて話を聞くと、新たに2つの会社を興すと言います。
一つは友達から持ちかけられた話だそうで、友達がプログラミングを教える学校を作るから、POSOには集客を頼むと言われ、共同経営をする事になったそうです。
POSOはネット上に募集記事を書き、ステップメールというものを用いて、希望者を5人集めて友達の学校に送ったそうです。
軌道に乗れば利益が出ると言っていました。
もう一つあります。
こっちがもっと規模の大きな話のようです。
POSOはネットビジネスを展開するある会社に登録して、働いていました。
ネットビジネスのノウハウを教える代わりに、給料は払わないという条件で働いていたそうです。
何の不満もなかったそうですが、同じように働いている人の1人が、みんなで会社を作ろうと言い出したそうです。
全員、ノウハウや技術があるんだから、みんなで会社を作って収益化しようという話になったそうです。
あのPOSOがいつの間にこんなにネットビジネスに強くなったのかと、驚きました。
現在、POSOが1人でやっているネットビジネスに会員は何人いるのか?会費はどのくらい貰っているか?と尋ねたら、予想外の返事でした。
具体的な数字は書けませんが、僕も何かやってみようかな、と思うような答でした。
ネットビジネスなので、会員がどんなに増えても、従業員を雇う必要はありません。
システムを作り上げてしまえば、会員が10倍、100倍に増えてもおそらく問題なく運営していけるでしょう。
もしかしたら、POSOは数年のうちにすごいお金持ちになるかも知れないと思いました。
僕もこのバーベルブログを書いていますが、これは完全に趣味で、お金を稼ぐためにやっていません。
それに対してPOSOは完全に仕事としてやっています。
そして成果を上げています。
気合の入り方が違います。
それにしても驚きました。
株式投資の指導、ダイエットの指導、婚活の指導ですよ。
これで会員が集まるというのが、まだ信じられないです。
最後に旅行の話を少し
その後、旅行の話をしました。
城崎温泉に行ったと話したら、POSOも行きたがっていました。
理由は僕と同じで、志賀直哉の「城の崎にて」でした。
POSOからは、志賀直哉と同じ旅館に泊まったのかと聞かれましたが、あんな高級旅館には泊まれないので、休暇村に泊まったと答えました。
その後POSOに、「境港って知ってる?」と聞いたら、
当たり前じゃないか!
境港と言ったら、昔は日本最大の漁港だったじゃないか。
その後、銚子に抜かれて、今は何位か知らないけど、有名だよ。
という答が返ってきました。
僕は驚きました。
そんなに有名な漁港だとは知らなかったからです。
それだけでなくPOSOは境港市がゲゲゲの鬼太郎の街で、水木しげるロードがある事まで知っていました。
僕は、米子市と境港市がある、弓ヶ浜半島の砂洲という地形に興味を持って、はるばる境港市(鳥取県)まで行ったんですが、まるでPOSOもあそこに行ったことがあるみたいに詳しく知っていました。
POSOは塾では社会科を教えていました。
社会の先生は伊達じゃないと思いました。
でもPOSOは鳥取砂丘には全く興味を示しませんでした。
僕は鳥取砂丘が一番面白かったんですが。
POSOとは次は5月に会うことにしましたが、今度はネットビジネスについてもっと詳しく教えて貰おうと思っています。
まあ、僕が参入することは、まずないと思いますが。
でも、興味はあります。
ありがとうございました。