お酒と筋トレについて

トレーニング

こんにちは、鹿野一郎です。
酒はトレーニングに対して良い事は何もなく、悪いことばかりだとよく聞きます。
難しい事はよくわかりませんが、アルコールの分解は、筋肉の合成より優先されるので、酔っ払って肝臓がアルコールを分解している間は、筋肉の合成が後回しにされるというような理屈だったと思います。
その辺の理屈はよく知らないし、深く突っ込んで考えるつもりもないですが、僕自身は二日酔いにさえならなければ酒は飲んでも良いと感じています。
でも酒を飲むのをやめられるなら、その方が睡眠の質がよくなるのは間違い無いと思うので、巡り巡ってトレーニングにも良い影響があるのでは無いかと思えます。
今日はこんなことを語りたいと思います。

飲みたいから飲む

人はなぜ酒を飲むのか?それは飲みたいからです。
他に理由はないでしょう。飲まない人からすれば、お金の無駄にしか思えないと思いますが、飲みたい人は飲みたいから飲みます。
僕もその一人です。でも僕はタバコは全く吸いません。だからタバコを吸う人は、お金を無駄にし、健康を犠牲にし、おまけに喫煙所が見つからずに辛い思いをしていると思ってしまいます。
でもタバコを吸いたい人からしたら余計なお世話なのはわかっています。

一人のボディービルダーがいて、体づくりを最優先し、他は全て切り捨てるという考え方をするならば、きっとお酒は飲まないでしょう。でもそれでもお酒が好きな人は飲むと思います。筋肉の発達にマイナスになることを承知の上で飲むと思います。
人生は体づくりばかりではないからです。

二日酔いは最悪

僕個人の考え方ですが、酒は二日酔いにならない程度に飲むならば、別に問題ないと思っています。
僕は普段は酒を飲みますが、試合前は酒を飲みません。
酒を飲むか飲まないかで、トレーニングの質が変わるかと言われたら、全く変わらないと思います。
酒を飲むか飲まないかで、筋肥大の効果は違うのかと言われたら、全く違わないと思います。
酒を飲むか飲まないかで、パワーアップの効率は変わるのかと問われても、全く変わらないと思います。
でも唯一、二日酔いだけはダメだと思います。
二日酔いになってしまうと次の日のトレーニングがパーになってしまうからです。
これは最悪も最悪、絶対に阻止しなければならない悪手です。
僕はいつも午前中にトレーニングをするので、二日酔いは本当にパーフェクトにアウトなんです。
夜にトレーニングをする人にとっては、二日酔いは問題ではないかも知れませんが、午前中にトレーニングをする僕にとっては、命取りです。

禁酒すると睡眠の質は良くなるけれど

禁酒をすると、睡眠の質はよくなると思います。
朝目覚めた時の体調が明らかに違うのがわかります。
なので禁酒をすると、生活全般で少し元気になるんだと思います。
それは間違い無いと思います。
そして禁酒というのは健康的な習慣であるとも思います。
でも、禁酒をしたら筋肥大の効果があるのかと言われたら、すごくわずかにはあるかも知れないけど、わからないというのが僕の答です。
禁酒をしたら、パワーアップの効率が上がるのかと問われたら、ほとんど変わらないのでは無いかと思います。
禁酒は健康に貢献すると思いますが、トレーニングに貢献するかどうかは、僕にはわかりません。

酒は中毒とわかっているんですが

僕はパワーリフティングの試合の前は1ヶ月から2ヶ月ぐらいは禁酒します。
試合が終わったら酒が飲める、これが一つの楽しみであります。
でも禁酒生活が1ヶ月とか2ヶ月経過すると、そもそも酒を飲みたいと思わなくなってしまいます。
そして試合が終わって、久し振りに酒を飲むと、あれ?こんな味だったっけ?という感想しかなく、特別美味しいとは感じないんです。
いっそのこと、このまま永遠に禁酒しようかとすら思いますが、なんとなくだらだらと飲んでいるうちに、またやめられなくなっていくんです。
酒は完全に中毒だと思います。
思い切って断ち切れば、2度と手を出さなくて済むようになれるんだと思います。
でもそうしようと思わないから、そうしないんです。
酒を飲まない人には理解できないかも知れませんが、僕には毎晩、仕事から帰ってから、酒を飲みながら録画しておいたドラマを見るのが、とてもストレス解消になるんです。
この時間がとても楽しくて、とても気持ち良いから、お酒ちゃんとはずっと友達でいたいんです。

試合前になんで禁酒をするのかというと、それは試合に向けて減量するからです。
減量にはお酒は大敵で、まず真っ先にカットするべきはお酒だと思います。
いつもの日常生活からお酒を締め出す事は僕には出来ませんが、試合のために一時的にお別れする事なら出来ます。
酒を飲みながら体重を減らす方法を模索しても見ましたが、僕の場合はお酒をやめないと体重を減らせないことが経験でわかっています。
だから減量する時はお酒をやめます。
でも減量が終わったらすぐに仲直りします。

結論

トレーニングとお酒について、僕は二日酔いにさえならなければお酒は飲んでも良いと考えています。
世間で言われている難しい理屈はよくわからないし、酒を飲むのと飲まないのでそんなに大きな違いがあるのかと言われたら、僕の経験の範囲内ではほとんど全く違いが感じられないからです。
なので僕はこれからも酒をやめるつもりはありません。
飲みたいから飲みます。二日酔いにならないように飲み続けます。

日本酒やウイスキーは?

筋肉系ユーチューバーのコアラ小嵐さんは、2021年5月3日のボディービル東京ノービス大会、75kg以下級で優勝しましたが、彼は大会前の1ヶ月で350mlの缶チューハイを126本も飲んでいます。これは驚異的なことです。
そんなに酒を飲んで、あんなにバキバキな体に絞り込めるというのは、奇跡と言っても良いほどだと思っています。
でも僕にはそれは無理です。
僕は酒をやめないと減量できないので、10月24日のパワーリフティング千葉県大会までは酒を飲まないようにします。
コアラ小嵐さんは自称お酒好きで、かなり強い人だと思いますが、動画を見ている限り、彼が飲んでいるのは全て缶チューハイです。
日本酒やウイスキーは飲まないのでしょうか?
僕は昭和世代のおじさんですが、学生時代は酒と言ったら日本酒で、チューハイなんて飲ませて貰えませんでした。
部活、サークルの先輩はとても厳しくて、「俺のついだ酒が飲めないのか?」と言ってどんどん日本酒を注いできます。
サワーを頼もうとすると、「そんなジュースは飲むな!」と一喝されました。
次第に僕も日本酒が飲めるようになり、さらにはウイスキーをストレートで飲むようになり、焼酎もストレートで飲むようになりました。
それが酒だと思っていました。
ところが今の若い人は日本酒やウイスキーは飲まないのでしょうか?
僕はワインですらジュースだと思ってたので、コアラ小嵐さんのようなガタイのでかい男子が缶チューハイを飲んでいるのを見ると、強いギャップを感じました。
大男が何飲んでんねん!とツッコミを入れたくなってしまいました。
そういう僕も時代に流されて、今では缶チューハイばかり飲んでいますが。
やっぱり、二日酔いを避けようと思うと、どうしても強い酒は飲めなくなりますよね。
次の日のことを考えると、缶チューハイが一番無難だと思います。安いし。

昔は、仕事から帰ると、まずは500mlの缶ビールを3本飲んで、それから日本酒を飲み始めて、つまみを食べ始めました。
日本酒は5合ぐらい飲んでいたと思います。しめはカップラーメンでした。
あの時は太っていましたね。
今より10kg以上太っていました。
もう若く無いので、あんな酒の飲み方はできないし、できてもしないです。

お酒は、トレーニングの妨げにならないように、二日酔いにならない範囲で飲むのが今の僕の飲み方です。
二日酔いにならなければ、お酒がトレーニングやパワーアップに悪影響を与えるとは全く思っていません。
以上です。

ありがとうございました。

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