こんにちは、鹿野一郎です。
昨日、ジムにトレーニングをしに行ったんですが、そこで面白いチラシを見つけました。
ジムで最強のトーレーニーを決定するためのイベントを開催するというんです。
参加費は無料です。
ジムの会員なら、申し込みさえすれば誰でも出場できるそうです。
申し込みの締め切りは、なんとイベントの当日の午前中までです。
パワーリフティングの試合と比べると、おそろしく柔軟ですね。
僕は10月2日のパワーリフティング千葉県大会に出場しますが、エントリー締め切りは9月9日です。
公式試合だとこうなりますよね。
日頃、体を鍛えていて、ベンチプレスに自信がある人でも、なかなか試合に出るとなると覚悟が決まらないものです。
まず、選手登録をしなければならないし、そして申し込みをしなければなりません。
結構手間とお金がかかります。
特に、初めての人にはなおさらそのように思えて、ブレーキが掛かってしまいます。
それに対して、ジム内部でこういうイベントをやってくれるのはとてもありがたいです。
誰でも気軽に出られますからね。
今回が第1回大会で、今後毎年開催する予定だそうです。
とても楽しみです。
ジムで最強のトレーニーを決めるイベント
ジムに置いてあったチラシによると、予選は、男子はベンチプレスか懸垂から好きな種目を選んでやるそうです。
ベンチプレスの上位8人と懸垂の上位8人の合計16人が決勝に進むそうです。
決勝の種目は、なんとアームレスリング(ほぼ腕相撲と同じ)だそうです。
1位から3位まではメダルと賞金が出ます。
表彰式もあり、表彰台まであるそうです。
これはすごいです。
パワーリフティングの千葉県大会では、一昨年あたりから、メダルの授与はなくなりました。
優勝しても賞状しか貰えません。
もちろん、賞金なんて出るはずがありません。
そもそも日本パワーリフティング協会、千葉県パワーリフティング協会は、登録選手が賞金の出る試合に出ることを禁じています。
なので、そのルールを厳密に運用した場合、僕がジムのイベントに参加したら、処罰を受けることになるはずです。
実際問題、黙っていればわかるはずがないし、わかったところで僕のような弱い選手のことなど眼中にないと思います。
なので、僕も遠慮なしに出場したいと思います。
ちなみに女子の部は、ヒップスラスト(という種目)で予選を行い、上位4人が決勝に進むそうです。
そして4人でアームレスリングで勝者を決めるそうです。
信じがたい事ですが、ヒップスラストで使うバーベルの重量は、参加者が自由に決めて良いそうです。
それだったら、シャフトだけでやれば、おそらく疲れ果てるまで1000回でも2000回でも出来るんじゃないでしょうか?
まあ、イベントだから良いんですけどね。
僕が通っているジムには姉妹店が2つあり、3つのジムから猛者どもが集まってきます。
ベンチプレスで上位8人に入るのは無理だろうと思います。
僕のベンチプレスの試合での公式記録は110kg、パワーリフティングの試合での公式記録は107.5kgです。
試合のように胸でシャフトを1秒止める、「止め」をいれなければ、110kgで4回挙げたのが、人生でのMAXです。
10月2日の試合では、パワーリフティングの公式記録を更新することを目指しています。
つまり、目標は110kgです。
それに対してジムでは120kgとか130kgをあげる若いお兄さんを何人か見かけるので、予選通過はまず無理だと思います。
3店舗から選手が集まって上位8人に入るためには、通っているジムで2位か3位以内に入っていないとダメだという事になります。
まあ、無理ですね。
帰宅して、インターネットで詳しく調べてみたら、どうやら重量を競う訳ではないようです。
自分の体重と同じ重さのバーベルでベンチプレスを何回出来るかで競うそうです。
リストラップの使用は禁止で、ベンチに後頭部、肩甲骨、尻がついていること、足の裏が床についていることが条件だそうです。
そして、シャフトが胸に接触するまで下ろし、肘が伸びきるまで挙げたところで1回と数えるそうです。
体重と同じ重さのバーベルをあげられる回数で競うというのは、なかなかフェアーなルールですね。
体重は5kg刻みで、切り上げるそうです。
つまり、僕の体重が74kgだったら、75kgのバーベルを挙げることになり、76kgだったら80kgのバーベルを挙げることになります。
自分の体重と同じ重さのバーベルを何回挙げられるかというのは、少し前にテレビで流行っていましたね。
確か、俳優の武田信治さんが109回という人間離れした記録を作ったと思います。
筋肉系ユーチューバーのコアラ小嵐さんが、それに挑戦した動画を見た覚えがありましたが、何回挙げたのか覚えていません。
その動画を探してみましたが、見つける事が出来ませんでした。
代わりに筋肉系ユーチューバーのサイヤマングレートさんが挑戦した動画なら見つかりました。
彼は71kgのバーベルを連続で46回挙げたところで潰れました。
さすがです。
46回というのはすごい回数だと思います。
腕立て伏せでも46回やるのは簡単ではないと思います。
僕はどのくらい出来るんでしょうか?
やってみないとわからないですが、調子が良くて、気合が入りまくっていても20回は行かないような気がします。
20回行けば自分で自分を褒めたいと思います。
狭き門なので、無理だと思いますが、それでも参加したいです。
懸垂の場合は、自重での懸垂で回数を競うそうです。
パワーグリップやリストストラップは禁止で、素手でやるそうです。
バーの上まで顎が出たら審判がホイッスルを吹くそうです。
ホイッスルの回数の多さで勝負を決めます。
僕は懸垂は自重でも16回が限界です。
おそらく16回目はバーの上まで顎が出ていないだろうから、そのルールでやったら10回ぐらいしか行かないかも知れないです。
でも、世の中にはやたらと懸垂が強い人がいますよね。
100回でも200回でも軽くできちゃう人がいます。
僕が懸垂で出場したら確実に予選落ちなので、少しでも可能性のあるベンチプレスで勝負したいです。
わがままを言うなら、スクワットで勝負したかったです。
スクワットで体重の2倍のバーベルを担いで、股関節が膝関節より低くなり大腿部が明確な下り勾配になるまでしゃがんで立ち上がるというルールで回数を競うんだったら、予選は突破できるだろうと思います。
イベントの日の僕の体重を75kgとすると、バーベルの重さは150kgです。
150kgなら連続9回挙げたのが自己ベストですが、9回で終わりになったのは脚が持たなくなったからではなく、息が持たなくなったからです。
なので、走り込みなどをしっかりやって、当日はゆっくりしゃがんでゆっくり立つようにすれば、もっと回数が伸びると思います。
普段ジムで見ていても、150kgのバーベルでスクワットをしている人はほとんどいないし、100kgとか80kgとかのバーベルでもしっかり深くしゃがんでいる人はほとんどいないので、スクワットだったらチャンスがあると思います。
イベントは今年が第1回で、来年以降も毎年行うという事なので、規模が大きくなっていけば、やがてスクワットはデッドリフトも種目に入ってくるかも知れません。
楽しみです。
出店OKのイベント
イベントは屋根のある屋外で開催するそうです。
場所は成田です。
当日は屋台などの店を出して良いそうです。
店を出す条件は、店の主人がジムの会員であることだそうです。
公式試合ではなくて、イベントなので、ギャラリーは飲み食いをしながら試合を観戦するんでしょう。
なんか、ものすごく楽しそうです。
パワーリフティングの千葉県大会では、一昨年から会場内は飲食禁止になっています。
理由はコロナウィルスです。
でも、今回のイベントは飲み食いOKのイベントのようです。
屋外で実施するから、それが可能になるんでしょう。
ゴールドジムではダイエットのイベントをやっていましたね
僕はかつてゴールドジムに通っていましたが、ゴールドジムでは体脂肪率を下げるキャンペーンをやっていましたね。
僕は参加したことがないですが、一定期間でどれだけ体脂肪率を下げられるかを競うキャンペーンだったと思います。
そういうのは減量したいけど、自分の意思だけでは痩せられない人には最適だと思います。
でも、今回僕が通っているジムがやるような、ベンチプレスや懸垂、アームレスリングでチャンピオンを決めるようなイベントはやっていなかったのではないかと思います。
そういうのがあるととても良いと思います。
腕試しをしたいけど、選手登録して試合に出るのはちょっと嫌だという人はたくさんいると思います。
果たして何人の人が出場するんでしょうか?
参加費が無料となると、申し込みは多いと思います。
でも、当日サボる人も結構いるかも知れないです。
どうせタダだからいいや、となりかねないと思います。
でも、参加費を取るとなると、申し込み人数が減りそうです。
そこで今回はとりあえず無料でやるんでしょうか?
もしかしたら次回以降、有料になる可能性もあると思います。
それにしてもジムは儲かるんですね。
参加費無料でイベントを開催し、メダルを授与して、賞金まで出せちゃうんですからね。
千葉県パワーリフティング協会とは台所事情がかなり違います。
協会はすばり財政難です。
収入源は、選手登録の登録費と選手の参加費しかないんだと思います。
選手登録は1年に1回だし、1人の選手が試合に出る回数は1回から多くても3回ぐらいでしょうから、収入は限られます。
それに対して、ジムの場合は会員が全員毎月会費を払ってくれるので、収入が全然違いますね。
可能なら、予選を突破してアームレスリングをしたいです
僕は昔、極真空手をやっていました。
2001年から2006年までやっていました。
2003年と2004年に夏合宿に参加しました。
そして合宿の腕相撲大会に出場し、2003年、2004年共に準優勝でした。
残念ながら優勝は出来ませんでした。
5回ぐらい勝ち抜いて決勝に進出し、決勝で負けました。
2003年に僕に勝った相手は知っている人でした。
他の道場の人でしたが、昇級審査で少し話した事がある人でした。
身長は180cmぐらい、体重は90kgぐらいの大きな人でした。
昇給審査の会場で、道着に着替えていたら、その人が目を丸くして僕のところにやってきて、「すごい体をしてますね。」と話しかけてきました。
僕は決勝の相手がその人だとわかったとき、不覚にも相手を下に見てしまって、勝った気になってしまいました。
相手は僕の筋肉、体格を褒めてくれた人なので、自分の方が強いと思い込んでしまったんです。
相手の体のデカさを考えたら全力でぶつかるべきだったのに、変に余裕をかましてしまって、圧倒的に負けました。
2004年の腕相撲大会の時は、その反省を活かして絶対に優勝しようと思っていました。
でも、そのでかい人は合宿に来ていませんでした。
決勝までは簡単に勝ち上がる事ができました。
決勝までのわずかの時間の時に、同じ道場の人が、僕と決勝で対戦する人を紹介してくれました。
僕にとっては初めて会う人でした。
身長は170cmぐらいで、かなりの痩せ型でした。
体重はおそらく65kgぐらいしかないんじゃないでしょうか。
この人は、この体格でよく決勝まで勝ち上がってきたな。
余程くじ運が良かったのかな?
と思いました。
不覚にも僕はその段階で勝利を確信してしまいました。
そして決勝戦です。
腕を組んでレフリーの合図を待ちます。
相手の腕は細く、本気を出したら折れてしまいそうです。
でも、違いました。
その人は化け物のような強さでした。
僕は最初から全力を出したはずなのに、腕を右がに持っていかれ、僕の腕からばりばりと音がしました。
それで右肩を怪我して、腕が肩より上にあがらなくなりました。
あの人は一体、何者だったんでしょうか?
あんなに華奢な体で、ショベルカーのような力を出します。
人間とは思えませんでした。
おそらく今までの人生で、僕より体重の軽い人で、僕に腕相撲で勝った唯一の人だと思います。
腕相撲の強さと筋トレはあまり関係がないと思います。
腕相撲で強くなるためには、腕相撲をするのが一番だと思います。
前にこのバーベルブログで書いたことがありますが、大学生の時に一度だけ腕相撲の試合に出たことがあります。
結果は4位でしたが、その日は試合の後に練習会がありました。
試合に出た選手同士で自由に腕相撲をやって、お互いの力を高めるための練習です。
その日1日で、おそらく30本から40本ぐらい本気の腕相撲をしました。
もう最後の方は腕がちぎれそうでした。
翌日からひどい筋肉痛になり、筋肉痛が抜けるのに1週間かかりました。
ああいう練習会を毎週やっていれば、恐ろしく強くなれると思います。
バーベルやダンベルで鍛えるより、効果的だと思います。
アームレスリングの試合にも出たいと考えた事はありますが、選手登録が必要だったり、体重制限が70kg以下級と、70kg超級しかない事などで断念してきました。
70kg以下級と70kg超級だったら、減量して70kg以下級に出るしかないですが、そこまで絞るのは大変です。
それに、試合会場がやたら遠いことが多いので、大学生の時以来、アームレスリングの試合に出たことはありません。
空手の合宿で腕相撲大会に2回出ただけです。
今回、もし万が一、予選を突破出来たら、アームレスリングが出来ます。
是非ともやりたいです。
もう勝ち負けはどうでもよいです。
とにかくやりたいです。
試合まで6週間、イベントまで8週間
イベントの日時は10月16日の日曜日です。
パワーリフティング千葉県大会の2週間後です。
試合まで6週間、イベントまで8週間です。
試合には74kg級でエントリーしたので、当日の朝は73kg台の体重になっているでしょう。
普段は試合が終わると2週間で76kgから77kgぐらいまでリバウンドしますが、そうなると80kgのバーベルを持ち上げなければならなくなるので、なんとか75kg以下に保ちたいです。
これからしばらくの間、パワーリフティングの試合と、ジムのイベントのため、楽しい日々を送れそうです。
昨日のトレーニングについて
昨日のジムでのトレーニングは、主にスクワットとベンチプレスをやりました。
スクワットはまるでダメで、力が回復しません。
ベンチプレスは順調に伸びてきています。
スクワットは先週、1ヶ月ぶりにやったら160kgが2回しか挙がりませんでした。
でも今日は170kgが3回ぐらい挙がるだろうと思っていました。
でも、予想に反して昨日も160kgが2回しか挙がりませんでした。
こんあはずではありません。
どうしてしまったのでしょうか?
夏期講習の前は175kgが5回挙がっていたのに、1ヶ月休むとこんなにダメになるんでしょうか?
次こそは頑張りたいと思います。
ベンチプレスは、ワイドグリップからミドルグリップに変えて使用重量が落ちましたが、徐々にあがって来ています。
ワイドグリップというのは81cmラインに人差し指が乗る握り方のつもりで書いています。
ミドルグリップというのは81cmラインに小指が乗る握り方とさせていただきます。
ワイドグリップで握った方が重いバーベルを持ち上げられるんですが、ワイドグリップだとすぐに肩を怪我するので、怪我しないためにミドルグリップにしています。
でもそうすると使用重量が下がりました。
初めの頃は92.5kgが1回も挙がらないぐらいでしたが、昨日は102.5kgを3回挙げた後に、90kgが7回挙がりました。
ベンチプレスはこの調子でどんどん伸びて欲しいです。
そして、夏期講習で低迷してしまったスクワットも、講習前のパワーを取り戻したいです。
しばらくはトレーニングと減量です。
面白くなってきました。
今回はこんなところです。
ありがとうございました。