こんにちは、鹿野一郎です。
車の運転席に座った時に、広背部に違和感を感じるようになったのは、二三年前のことだったと思います。
以前とは違い、シートに座ると、左側の広背筋がシートのふくらみに当たっているのがはっきりとわかるようになりました。
面白いもので、そのような感覚を感じるとすぐに広背筋に力を入れたくなります。
力を入れて筋肉が硬くなるとさらにシートの膨らみに、広背筋が当たっている事がはっきりと認識できます。
初めの頃は、左側だけがそのような違和感を感じ、右はどうやってもそういう感覚を得る事ができませんでした。
デッドリフトを始めたから広背筋が大きくなったことは間違いないと思うんですが、左だけ発達して、右が遅れているとしたら問題です。
なんでそうなってしまうんだろうと、当時は疑問に思い、軽く焦りました。
1 デッドリフトの効果
僕は大学生の頃から30年以上筋トレをしてきましたが、当初の目的はシルベスター・スタローンのような体になりたいというものでした。
なので上半身ばかり鍛えていました。
というより、胸、腕、肩ばかり鍛えていました。
今から5年前の12月に初めてパワーリフティングの試合に出て、それ以来今でも継続的にパワーリフティングをやっています。
この時からデッドリフト、スクワットをちゃんとやるようになりました。
最初の試合の結果は、スクワット130kg、ベンチプレス105kg、デッドリフト160kgでトータル395kgでした。
この時はまだ車のシートに座っても、シートの膨らみが広背筋に当たる感覚はなかったんです。
その後、デッドリフトが強くなるに従って、左の広背筋がシートに当たる感覚を感じるようになりました。
その当時のデッドリフトの数値がどのくらいだったかは調べようもありませんが、推測するには、おそらく180kgぐらいだったのではないかと思います。
そして今(2021年7月)は、運転席のシートに座ると、左右ともに広背筋がシートの膨らみに当たっているのをはっきりと感じます。
今のデッドリフトの強さは、自宅にある194kgのバーベルを2回挙げられるぐらいです。
ここまで来てようやく、左右の広背筋がシートの膨らみに接触しているのをはっきりと感じられるようになりました。
2 ボディービルダーの人々は?
運転席のシートに座ると、シートの膨らみが広背筋に当たって気になるという話は全く聞いた事がありません。
世の中、僕より広背筋が発達している人は数えきれないほどいると思うし、そのうち車の運転をする人も数え切れないほどいると思います。
皆さんは背中に違和感を感じないのでしょうか?
きっと感じていると思うんですが。
僕は背中の脂肪はかなり分厚い方です。
おそらく1cm以上あると思います。
もっと減量して脂肪が薄くなれば、この後背筋の感触はもっと明確になると思います。
逆にもっとはるかに太って、腹筋のカットが完全に消えるぐらいになったら、広背筋がシートの膨らみに当たる感覚も無くなるんだと思います。
ならば、コンテスト前のボディービルダーの方々は相当はっきりした感覚を感じていると思います。
でもそういう話は聞いた事がありません。
不思議ですね。
3 広背筋が大きくなると逆三角形の体型になります
僕は広背筋のトレーニングは懸垂と、ベントオーバーローでやっています。
懸垂は、家に懸垂台がないため、なかなかできません。
ジムには週に一回しか行かないし、行く時は最優先でスクワットをやっているので、疲れてしまって懸垂まで体力が残らないです。
なので懸垂は、主に犬の散歩のついでに公園でやっています。
子供たちが遊んでいたり、よそのお兄さんやおじさんがトレーニングをしていたら、自動的に見送りです。
しかも公園での懸垂では、プレートを腰に下げて加重する事ができないので、どうしても自重懸垂になります。
犬を両足ではさんで懸垂をすれば随分な加重になりますが、公園でそんなことをしたら、下手をしたら警察行きですよね(笑)。
絶対にそんなことはできないです。
ちなみにうちの犬は15kgあります。
僕の能力では、15kgも加重したら、もしかしたら一回も懸垂ができないかも知れないです。
僕の懸垂は、自重だと16回が最高で、7.5kgのプレートを下げると9回がベストです。
もっとスイスイできるようになりたいんですが、なかなか強くなりません。
トレーニングが足りないからなんですけどね。
ベントオーバーローは自宅でバーベルでできるので、結構やっているつもりです。
以前は89kgのバーベルをメインセットにしていましたが、最近は99kgも軽くなってきたので、104kgぐらいがちょうどよいのかと思っています。
109kgだとちょっと重いし、119kgだと明らかに重いです。
でも、ベントオーバーローをやった翌日は、鏡を見ると広背筋が肥大し、背中が逆三角形になっているのがはっきりわかります。
鏡に面と向かって正面から見ても広背筋が逆三角形になっているのがわかります。
これはとても嬉しいですね。
ベントオーバーローは比較的好きな種目なので、もっとどんどんやって広背筋を大きくしたいです。
4 ベントオーバーローのボリューム
ベントオーバーローの年間ボリュームは、2018年が81トン227kg、2019年が28トン797kg、2020年が102トン122kgです。
2019年はかなりサボったようですが、去年は年間で100トンを超えました。
100トンというと、例えば100kgのバーベルで1000回やれば、100トンになります。
結構頑張ったんですね。
そして今年、2021年は上半期の半年を終えた時点で、83トン570kgに達しています。
驚きました。去年より良いペースですね。
この後、よほどサボらなければ、2020年の記録を超えて過去最高になるでしょう。
もっともっと鍛えて、化物のような逆三角形を作りたいです。
5 懸垂の回数
一方の懸垂は、2017年が年間947本、2018年が998本、2019年は290本でした。
懸垂も2019年はとにかくサボっていますね。
一体どうしたのでしょうか。一昨年のことなんですが、何も覚えていません。
2020年は自重で1238本、7.5kg加重で267本やっています。
去年は熱心にやっていたようです。
で、今年はというと、今年は上半期を終えて自重が623本、7.5kg加重が133本です。
あれ?
悪くないですね。
最近、懸垂は猛烈にサボっている自覚があったんですが、年初の頃にかなり頑張っていたようで、半年の合計で見るとそんなに悪くないですね。
ならば、ここで心を入れ替えて、去年の回数は超えられるようにやっていきたいと思います。
犬の散歩の時に公園で懸垂をすると書きましたが、雨が降っている時はできないし、公園の懸垂はなかなか制約が多いんです。
公園の懸垂台にはおじいさんがずっとぶら下がっていることも多いですし。
家にバワーラックがあれば飛躍的に懸垂の回数も増えると思いますが、パワーラックなど僕の四畳半の和室には置けないので、それは叶わぬ夢です。
家を建ててもらった建築会社に頼んで、壁に懸垂のバーをつけて貰うことはできると思いますが、妻の同意を得られるはずがないので、それも叶わぬ夢です。
6 で、大胸筋は?
広背筋はベントオーバーローや懸垂の効果が出てかなり大きくなったと思いますが、大胸筋はベンチプレス、フロアプレスの効果がでず、ちっとも大きくなっていません。昔、まだ30代だった頃は、大胸筋だけが目立つほど大きかったんですが、今はすっかり小さくなってしまいました。
肩や腕の方が大きいぐらいです。
なんとかして当時の大胸筋を取り戻したいので、最近はボリュームを可能な限り増やすことにしています。
トレーニングの頻度を上げて、とにかくボリュームを増やすことを考えています。
叶うなら、大胸筋が歩いてると言われるぐらいに大きくなりたいです。
僕のベンチプレスの、試合でのベストは110kgですが、他の強い人々みたいに、140kgとか150kgが挙げられるようになりたいです。
そのためには日々精進です。
それしかできることはありません。
もっともっと頑張りたいと思います。
ありがとうございました。