こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2022年の2月18日です。
連日僕は、テレビで北京冬季オリンピックを見ています。
去年の東京オリンピックの中継はほとんど全く見られませんでしたが、冬のオリンピックはかなりよく見ることが出来ます。
僕は予備校の講師をしているんですが、夏は夏期講習が忙しくてオリンピックを見ている時間がないんです。
母国開催でしたが、見ることは出来ませんでした。
テレビを見る時間があったら眠りたいというのが正直ところです。
でも、冬のオリンピックが開催される2月は、1年で最も暇な時期なので、冬のオリンピックの中継はバッチリ見ることが出来ます。
カーリング女子の日本対スイス戦
昨日は珍しく、昼間に仕事がありました。
大学受験はもう国立大学を残すのみとなりましたが、筑波大学を受験する生徒のために最後の授業をしました。
そして夜は別の校舎で高校2年生の授業をしました。
筑波大学向け授業が終わってから、2年生の授業開始まで4時間50分という長い空き時間がありました。
校舎間の移動に要する時間は1時間程度なので、それを除いてもかなりの空き時間です。
コロナ前だったら、その程度の空き時間はノートパソコンがあればいくらでも潰せたんですが、今は感染の危険性があるので、一度家に帰ることにしました。
そして、どちらの校舎に行くのも、車で行きました。
昼間は11時に家を出て、4時前に戻りました。
そして夕方は5時半に家を出て10時に戻りました。
夕方家に戻った1時間40分程度の時間は、カーリング女子の日本対スイスの試合を見ていました。
リビングのホットカーペットの上に寝っ転がって、見ていました。
脇では娘が任天堂Switchをやっていました。
日本はスイスに勝てば準決勝に進出が決まります。
負けた場合もまだ準決勝進出の可能性を残していました。
韓国の試合とイギリスの試合の結果によりますが、韓国とイギリスが両方とも勝って、日本がスイスに負けたら準決勝進出は無くなり、予選敗退という状況でした。
当然、日本のロコ・ソラーレ(というチーム)のメンバーは勝つつもりで試合をしていたと思います。
ですが、途中、ものすごく勿体無いミスショットが2本あったと思います。
あくまでも個人の感想ですが、日本の勿体無いミスショットでスイスに合計3点を献上してしまったように見えました。
あれは勿体なかったと思います。
でも、人間ですからね。
誰だって、ミスはしますよね。
僕はつい一昨日、公園の駐車場にバックで車を停めるときに、ブレーキとアクセルを踏み間違えて、肝を潰しました。
あれは本当に怖かったです。
後ろには誰もいなかったし、車もどこにもぶつからなかったですが、それでもめちゃくちゃ怖かったです。
そういえば、もっと怖い事がありました。
大学生の時ですが、友達のスガ、よしのり君と3人で、車で鹿児島まで旅行に行った時、僕はブレーキペダルが踏めずに前に止まってたスターレットに追突してしまいました。
フェリー乗り場のすぐ近くでした。
僕はパニックを起こしていましたが、2人の証言によると、「クラッチがない!クラッチがない!」と叫んでいたそうです。
若い人向けに説明すると、昔の車は今みたいにオートマチックの車ばかりでなく、マニュアルの車もありました。
クラッチというのは、手動でギアチェンジをするときに、エンジンの回転とドライブシャフトの回転をカットするためのペダルです。
普通はクラッチペダルを踏んで、接続をカットしてからギアチェンジをし、また接続します。
そのクラッチがないと叫んでいたそうです。
何故ブレーキを踏めなかったのか?それはクラッチペダルを踏めなかったからです。
クラッチを踏まずにブレーキだけを踏んで停止すると、エンストします。
それが嫌だからクラッチが踏めない状態で、ブレーキを踏めなかったんです。
冷静に考えれば、前の車に追突するより、エンストする方が遥かに良いんですが、あの時は、クラッチが踏めなかったというだけでパニックになり、友達に助けを求めるために大声を出しました。
でも、助手席や後ろの席に座っている友達にはどうすることもできませんでした。
助手席にいたスガは大声で、「追突しちゃうよ!」と叫びましたが、僕としては「だからクラッチがないんだよ!」という気持ちだったのかも知れないです。
僕のスペクトロン(という車)は信号待ちをしていたスターレットに追突して止まりました。
スターレットに乗っていたのはおじいさんとおばあさんでした。
幸い怪我はなく、車のバンパーが凹んだだけで済みました。
僕は平謝りし、保険屋に電話しました。
とても長い時間、その場で待つことになりましたが、全額保険が降りることになって、話は終わりになりました。
さて、なぜクラッチペダルが踏めなかったのか?
僕がおじいさんとおばあさんに謝っている間に、スガが運転席を調べて理由を突き止めました。
2リットルのペットボトルがクラッチペダルの下に挟まっていたからです。
そんな事が起こるわけがないと思っていましたが、事故が起こってしまいました。
僕はそれ以来、運転席の足元に何かが落ちたら、すぐに車をとめて拾うようになりました。
あれは本当に恐ろしい経験だったし、おじいさんとおばあさんには迷惑をかけてしまいました。
本当に怪我人が出なくてよかったです。
ちなみに僕のスペクトロン(という車)は、ナンバープレートフォルダーが割れただけで、バンパーは凹みもしなかったです。
友達と3人で千葉から鹿児島まで旅行に行って、その旅先で事故を起こすなんて、最低です。
2人の友達にも悪いことをしてしまいました。
話が思い切りそれたので戻します。
僕は5時半に家を出なければならなかったので、試合は最後まで見ましたが、放送は最後まで見られませんでした。
僕が見たのは第9エンドの後攻のスイスのラストショットまでです。
ここで日本が1点を取れば、最終第10エンドを日本が2点差で追う展開になり、まだ可能性は残っていたんですが、スイスが予想外の素晴らしいショットを打ち、日本のナンバーワンストーンを弾き出しました。
そう狙ってくるとは、予想もしていなかったショットでした。
日本は1点取れるはずでしたが、逆にスイスが3点取りました。
そこでコマーシャルになりましたが、僕はその時点で試合は終わりだと思いました。
第10エンドを6点差で追いかけるというのは現実的にあり得ないだろうから、日本は自ら負けを認めて試合を終えると思いました。
夜、帰宅してから活字のニュースで確認すると、確かに日本は負けを認めて敗北したそうです。
でも第9エンドが終わってすぐに諦めたのではなく、第10エンドの途中で負けを認めたみたいですね。
これは予想外でした。
その後のメンバーのインタビューや、韓国がスウェーデンに負けて日本は準決勝進出が決まったという驚きと喜びのインタビューの様子も活字で読みました。
是非ともテレビで見たかったです。
日本が準決勝に進出することになり、あと2試合見られることになって、良かったです。
高木美帆選手の金メダル
夜は10時過ぎからNHKでオリンピックの放送を見ました。
これは生中継ではなくて、録画放送です。
内容は女子スピードスケートの1000mです。
冒頭、ちょっとイラッとする場面がありました。
僕は結果知らないまま放送を見たかったので、仕事から帰ってくる時もiPhoneを見ないでいました。
なので、いきなり競技を流して欲しかったです。
冒頭はスタジオで、アナウンサー(と思われる人)2人と解説の三宮さん(元スピードスケーたー)の3人が話していましたが、いきなり、
出ましたねえ、金メダル。
と言われてしまいました。
この時点で、おそらく高木さんか小平さんが金メダルを取ったんだろうと思いました。
どっちかな?
と思っていると、スタジオの人々がペラペラと喋り出して、高木美帆さんが金んメダルを取ったこともわかってしまいました。
しかもレースの様子なども詳しく語り始めたので、僕はヘッドホンを外して画面を見ないようにしました。
画面が切り替わってスケートリンクが映るまでは、見ざる言わざる聞かざるになりました。
NHKの夜ニュースのスポーツコーナーでも、プロ野球とか大相撲の場合は、結果を先に言わずに、先に競技を見せてくれる場合が多いです。
なのに、昨夜はいきなりネタバレのオンパレードで、参りました。
でも、一晩明けて今朝になってみると、恐ろしいことに、高木さんのレースも、小平さんのレースも思い出せません。
500mの時の2人の滑りはよく覚えているんですが、昨夜の1000mはどうだったのか、もう思い出せません。
よっぽどお酒が回っていたんでしょうか?
それとも、これが生中継と録画放送の違いなんでしょうか?
録画放送は編集してあるので、時間はコンパクトです。
ですが、印象に残りにくいのかも知れないです。
昨日は久し振りに1日で2つの授業をしたので、自分へのご褒美として、お酒を飲み過ぎてしまったかも知れません。
まず、景気付けにSAPPOROの「麦とホップ」を1リットル飲んで、それからサントリーオールドを飲み始めましたが、飲み過ぎたようです。
高木美帆さんは、メダルを何個取ったんでしょうか?
前回のピョンチャンでは、金、銀、銅を取ったと思いますが、今回は僕が把握しているだけでも、1500mで銀、500mで銀、1000mで金、団体パシュートで銀です。
そのうち、オリンピックのメダルでオセロが出来るようになりそうですね。
本当に強いです。
そして高木菜那さんは前回のピョンチャンオリンピックでは、団体パシュートとマススタートで金メダルを取りました。
今回は団体パシュートで銀メダルを取っています。
本当にものすごい姉妹だと思います。
何かの写真で、高木菜那さんがIVANKOのバーベルを担いでいるのを見ました。
重さは多分 60kgだと思います。
高木菜那さんがIVANKOのバーベルを担いでいる写真を見て、なぜか嬉しくなりました。
スピードスケートの選手が脚を鍛えるのは当たり前なんですが、それでも何か共通点が持てたようで、嬉しかったです。
スピードスケートの選手の人々は、一体どのくらいの脚力を持っているんでしょうね?
3000mとか10000mのレースの終盤などは、もう脚が燃えているぐらいにきついんじゃないかと思います。
その状態で世界レベルの争いをするんだから、超人的な体力と、超人的な精神力を持っているんだと思います。
冬のオリンピックは超人揃い
冬のオリンピックの競技には、常人には不可能な種目が多いと思います。
まずはスキーのジャンプです。
あれは素人がやったら、ただの自殺ですよね。
僕は札幌に旅行に行ったときに、大倉山のスキージャンプ台まで行きました。
札幌オリンピックでジャンプ競技に使われたジャンプ台ですが、あそこからスキーの板を履いて滑っていくなんて、自殺以外の何ものでもないと思います。
それとモーグルです。
あれもほとんど自殺ですね。
エアーを入れず、ただ滑り降りるだけでも、自殺だと思います。
僕だったらおそらく最初のコブで転倒し、しばらくごろごろ転がった後、最後は10本の指で10本の溝を引きながら、後ろ向きに落ちていくと思います。
さらにスノーボードのハーフパイプですよ。
あれも見ている方が恐ろしくなりますね。
平野歩夢選手の金メダルは、録画で見ましたが、見ていて思わず声が出てしまうほどのスケールですね。
全員超一流のアスリートだから怪我人が出ないんだと思いますが、素人にあんなことをやらせたら、救急車が何台あっても足りないと思います。
スノーボードもかなり脚の力を使う種目だと思います。
空気抵抗も摩擦抵抗も無視して計算すると、ハーフパイプで一番下まで降りた時には、重力の2倍の遠心力が下向きにかかります。
なので、仮に平野選手の体重が65kgとすると、130kgのバーベルを担いでいるのと同じような力がかかる事になります。
その状態で膝を曲げて滑っているんですから、かなりの脚力だと思います。
夏のオリンピックも、アスリートはみんな超人だと思いますが、冬のオリンピックに比べると、不可能な種目は少ないと思います。
100mを10秒で走ることは出来ませんが、13秒ちょっとでなら走れます。
マラソンを2時間6分で走ることは出来ませんが、4時間19分かければ走れます。
走り幅跳びで8mと跳べませんが、3mなら跳べます。
その他、バーレボール、バスケットボール、卓球、テニス、バドミントンなども、下手で良いなら出来ます。
水泳も、遅くて良いならなんとか出来ます。
体操も、ど下手くそでいいならば、一応できると思います。
鉄棒は、大車輪なんか出来ないので、たまご回りですかね。
床運動は、宙返りができないので、前転、開脚前転、後転、開脚後転ぐらいですかね。
吊り輪は、ただ前後に降ったり、懸垂をするぐらいですかね。
鞍馬は、脚前挙なら30秒ぐらいは出来ます。
そう考えると、やっぱり、冬のオリンピックの種目の方が不可能な競技が多いと思います。
カーリングについて
僕は千葉県に住んでいますが、千葉県にもスケートリンクはあります。
娘の友達にはフィギュアスケートを習っている子がいて、土日は大体スケートリンクにいるそうです。
娘が3年生だった時、1回だけスケートリンクでその子に会ったことがありますが、驚くほど上手でした。
まだ3年生なのに、後ろ向きで滑るどころか、スピンもできるし、2回転ジャンプも跳んでいました。
僕はスケート履を履いてしまったら、立っている時間より倒れている時間の方が長い人間なので、全く信じられませんでした。
カーリングの選手の出身地は、やっぱり北海道が多いと思いますが、千葉県にスケートリンクがあるならば、カーリングのリンクを作ることも出来るはずですよね?
そしてカーリングの指導をすることも可能なはずですよね。
でもそれがないということは、やっぱりやりたがる人が少ないからなんでしょうか?
もっと普及して競技人口が増えれば、もっと日本は強くなるんじゃないでしょうか?
今回はこんなところです。
ありがとうございました。