デッドリフト、ワイドスタンスは諦めました。

デッドリフト

こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2024年4月6日の土曜日です。

僕は5月12日に開催されるパワーリフティング千葉県大会にエントリーしています。
あと5週間です。


普段、デッドリフトはワイドスタンスでやっていましたが、今度の試合でワイドスタンスのデッドリフトをやることは諦めました。
理由はもちろん左大腿二頭筋の怪我です。

最近のデッドリフト

2月24日土曜日のトレーニングで、デッドリフトは自分としては重たいバーベルを挙げる事が出来ました。
その日のトレーニング内容は以下の通りでした。

 160kg5回、175kg3回、190kg1回
 160kg5回、175kg3回、190kg0回

おそらくこの時に左の大腿二頭筋を痛めたと思います。
次の日、左の大腿二頭筋に痛みがありましたが、その当時はまだそれがただの筋肉痛だと思っていました。

3月2日の土曜日のトレーニングではなぜかデッドリフトで力が出ませんでした。
そして、トレーニングを終えたところで、はっきりと左大腿二頭筋に痛みを感じました。
この日のトレーニングは以下の内容でした。

 160kg5回、175kg2回、190kg0回
 160kg5回、175kg1回

この時に自分は怪我をしたのだとはっきり自覚しました。
2月24日の175kgの2セット目の3レップ目は挙がるか落とすかギリギリのところで、ど根性で引き抜いた感じでした。
脚がプルプルと震えていましたが、あの時にやったのだと思います。

3月9日の土曜日のデッドリフトは左の大腿二頭筋を労わってほんのわずかしかやりませんでした。
その日の内容は以下の通りです。

 150kg1回、1回

たったのこれだけです。
この日は150kgのバーベルが驚くほど重かったです。

3月16日の土曜日のデッドリフトの内容は以下のようでした。

 150kg3回、3回、3回、2回(合計11回)

この時も150kgのバーベルは重かったです。
言うまでもなく暗黒の気分になりました。
こんなに力が落ちてしまったのでは、試合は絶望的だと思いました。

3月22日の金曜日のデッドリフトはもっと少ない内容で、150kgを2本挙げてそれで終わりにしました。
ただ、救いだったのは、この日は150kgのバーベルがとても軽かったという事です。
怪我が良くなっているのはわかりました。


150kg2本でやめたのは、それ以上やると怪我が悪化しそうだったからです。

予定ではその次のデッドリフトは3月30日の土曜日のはずでしたが、この日はやりませんでした。
理由は、中学3年生になる娘を千葉県佐倉市の自宅から、岡山県のフリースクールまで送り届けるためです。


車で行ったので、朝は5時に家を出ました。
岡山に着いたのは午後4時過ぎでした。
このようなロングドライブをしていては、当然デッドリフトなど出来るはずがありません。

この場合、普段の僕ならデッドリフトの曜日を金曜日にずらして実行したと思いますが、調度仕事が忙しい時期(春期講習中)だったし、足も怪我しているので、1回休む事にしました。


そして今日、4月6日がその次のトレーニングになりました。

僕は最近デッドリフトをする時は、かなりのワイドスタンスで立っています。
身長が164cmしかないのに、デッドリフトをするときは、つま先がプレートから5cm程度しか離れていません。
かなりのワイドスタンスで、つま先は外側に向けています。
このやり方をするから大腿二頭筋に負担がかかるのだろうと考えて、今日はナロースタンスとミドルスタンスでやってみました。

ここで言葉の意味を勝手に決めさせていただきます。
ここでいうナロースタンスというのは、足幅が手幅より狭い立ち方とさせて頂きます。
ミドルスタンスというのは、足幅がやや手幅より広くて、両腕の外側に両膝が接している立ち方とさせて頂きます。

今日の内容は以下のような物でした。

 ナロースタンス 60kg5回、90kg5回、120kg4回
 ミドルスタンス 140kg4回、150kg3回、4回、3回、3回

ナロースタンスは足幅が狭すぎて、とてもやりにくかったので、途中からミドルスタンスに変えました。


大腿二頭筋に痛みが出るのではないか、怪我を悪化させてしまうのではないか、と思いながら恐る恐るやりましたが、大丈夫でした。

やっぱりワイドスタンスでやらない限り、大腿二頭筋には負担がかからないようです。
なのでこのまま試合までずっとミドルスタンスでやって行こうと思います。

一応、ワイドスタンスのデッドリフトのフォームを体が忘れてしまわないように、全て終わった後に60kgのバーベルでワイドスタンスのデッドリフトをしてみましたが、60kgは軽すぎて意味がありませんでした。

ワイドスタンスとミドルスタンス

同じ150kgでもワイドスタンスだと軽く感じて、ミドルスタンスだと重く感じます。
まあ、これは当然ですね。
ベンチプレスの100kgだって、ワイドグリップなら軽いですが、ナローグリップだったらおそらく僕は挙げる事が出来ないと思います。


重さが違うだけでなく、ミドルスタンスで立つと、体の重心が高くなり、上体を前屈する角度が深くなります。

そのためバーベルを引き上げる時に、ワイドスタンスと比べるとかなり背中に負担がかかる気がしました。


背中を鍛えるためにデッドリフトをするなら、ワイドスタンスではなく、ミドルスタンスかナロースタンスの方が良いと思います。

さて、試合まであと5週間です。
5週間何もしなければ怪我はかなり良くなると思いますが、デッドリフトのパワーも落ちて、当日目標としている190kgを挙げるのはほぼ不可能だと思います。


では、騙し騙しワイドスタンスでデッドリフトを続けた場合はどうでしょうか?
もしかしたらうまく行くかも知れないですが、うまくいかずに怪我を悪化させてしまって、何もしないより力が出なくなる可能性があります。

では、試合までずっとミドルスタンスでデッドリフトをやり続けたらどうでしょうか?
おそらくミドルスタンスで190kgを挙げることは出来ないと思います。
良くて180kgではないでしょうか?

ならば、試合までミドルスタンスでデッドリフトをし続けて、試合当日はワイドスタンスでデッドリフトをするのはどうでしょうか?


おそらくこれもうまくいかないと思います。
うまく調整できて、ミドルグリップで180kgを挙げられるようになったとしても、当日いきなりワイドスタンスでやって190kgが挙がるのかと言われたら、難しいと思います。
ワイドスタンスでのデッドリフトを1ヶ月半もしないでいたら、ワイドスタンスの方がミドルグスタンスより弱くなる可能性もあると思います。

デッドリフトでは随分前から試合で190kgを成功させる事を目標にして来ました。
今回こそ行けると思っていましたが、怪我により暗雲が立ち込めています。
去年の12月10日のパワーリフティング千葉県大会では、右首筋から右腕にかけての怪我のためベンチプレスで満足に力を出す事ができず、95kgが挙がりませんでした。
でも目標としていたスクワットの175kgは達成したので、嬉しかったです。


それなのに試合が終わってしばらく経つと、怪我のためベンチプレスで力が出せず、74kg級マスターズ2(50歳代の部)で優勝の逃したのが悔しくて仕方なくなりました。

なので、次は必ず優勝したいと思って今までやって来ました。

一応、今回の試合では、スクワット180kg、ベンチプレス110kg、デッドリフト190kgという目標がありますが、最大の目標は金メダルを取る事です。
どうしても金メダルが欲しいです。

僕は空手では銀メダルを2個、銅メダルを3個貰いました。
パワーリフティングでは銀メダルを2個貰いました。
千葉県大会のマスターズ2の部で2回優勝した事がありますが、その時は何故かメダルが出なくて、賞状しか貰えませんでした。


優勝したのに金メダルが手元にないんです。
なのでどうしても金メダルが欲しいです。

12月10日のパワーリフティング千葉県大会のデッドリフトでは、僕はミドルスタンスで試技をしました。
結果は170kg成功、180kg失敗、180kg失敗でした。
今はあの頃よりかなり力があるつもりなので、180kgでも行けそうな気がします。
でも190kgとなると難しいでしょう。
ほとんど無理だと思います。

5月12日の試合でどういう展開になるかわかりませんが、第三試技で190kgが挙がれば優勝、挙がらなければ2位という際どい状況になってしまったら、ワイドスタンスで一か八かの賭けに出ると思います。
でも、190kgが挙がっても勝てない状況や、190kgが挙がらなくても勝てる状況だったら、190kgには挑戦しないと思います。


僕は今56歳で、しかも大腿二頭筋を怪我しています。
怪我を押して試技に挑むというのはオリンピッククラスの大試合で優勝がかかっている場合ぐらいじゃないでしょうか?
僕の場合は全然そんなレベルではないので、怪我を悪化させないことを優先するべきだと思います。
年齢を重ねるにつれて記録の更新は難しくなっていきますが、今回デッドリフトの自己ベスト更新を目指すのは良くない判断だと思います。
難しいですが、次の試合に持ち越しになるでしょう。

でもスクワットとベンチプレスはなんの怪我もなく100パーセントの力が出るので、自力で優勝をもぎ取りたいと思います。


いや、優勝出来るかどうかは、スバリどういう人がエントリーしてくるかに依るんですよ。
自力で優勝をもぎ取るなんておこがましいですね。

僕のトータルのベストは455kgですが、千葉県の74kg級マスターズ2の県記録は510kgです。
県記録に55kgも及ばないので、僕より強い人が出てきたら、もう優勝の目はないです。
なので優勝出来るかどうかは、かなり運に支配されています。
運に支配されていますが、金メダルが欲しいです。
他の人に勝ちたいのではなく、金メダルが欲しいです。


なので、もし強い人がエントリーしてきて、当日ぎっくり腰で欠場し、結果として僕が優勝したとしても、とても嬉しいと思います。
目指すのは勝負に勝つことではなくて、金メダルを持ち帰ることです。
くどいですが、僕以外の人が全員下痢で欠場して金メダルが取れたとしても嬉しいと思います。かな?

今日のベンチプレス

今日のベンチプレスは95kgの2回目でした。
一応なんとなく、4回やったら2.5kg重くしようと思っています。
前回のベンチプレスは95kgで5回、4回しか出来ませんでした。
その後は80kgの止めアリで3セットやり、結果は8回、6回、6回でした。

それに対して今日のベンチプレスは以下の通りでした。

 95kg 6回、5回、4回
 80kg止めアリ 8回、7回、6回

前回よりは少しマシになりました。
次はなんとか95kgで7回挙げたいです。
92.5kgは連続で8回挙がったところでクリアとみなしましたが、ここから先は何回挙がるかという回数に関係なく、その重さで4回やったら2.5kg重くしようと思っています。
なので95kgはあと2回やったら、その次から97.5kgにします。
来週が95kgで、再来週から97.5kgになります。

本当は今日、一人で記録測定会をやるつもりでした。

本当は今日一人で記録測定会をやるつもりでしたが、やりませんでした。
明日4月7日に一般部のパワーリフティング千葉県大会が開催されます。
僕は12月10日の試合が終わってからずっと、この4月7日を仮想試合日としてトレーニングをしてきました。


実際にはマスターズの部は5月12日に開催される事になったので、まだ先ですが、一つの節目として4月7日の日曜日に一人で記録測定会をしようと思っていました。
試技の重量は以下の通りです。

 スクワット  160kg、180kg、185kg
 ベンチプレス 100kg、110kg、112.5kg 
 デッドリフト 170kg、190kg、195kg

日曜日は実家に帰る事になってしまったので、土曜日の今日やるつもりでした。
家を出た時は完全にやる気満々だったのですが、ジムに着くまでに気が変わりました。

まずワイドスタンスのデッドリフトをやったら怪我を悪化させる可能性が高いので、やるべきではないと思いました。


次にスクワットですが、今週の火曜日のスクワットの筋肉痛がまだありありと脚に残っていたので、180kgに挑戦しても潰れるだけだと思いました。

ではベンチプレスはどうしてやらないのか?
それは、前回の95kg5回という記録をどうしても更新したかったからという理由と、もし110kgが挙がらなかったら嫌だという理由によります。


試技で110kgを成功させたとしても、その後に95kgで前回の5回を超えるのは不可能だろうから、いっそのこと95kgに専念して5回を上回る結果を残した方が良いだろうと思いました。
そして実際に6回挙がりました。

110kgが挙がらなかったらどうしようというのは、臆病な考え方ですが、先週は春期講習のため1週間トレーニングを休んでいるので、記録測定会をするのには極めて不適切なタイミングだと思いました。
これらの理由で、今日は記録測定会をしませんでした。

印旛沼のかっぱ公園です。

明日は実家に帰りますが、いろいろやる事があるんですよ。
そろそろガスファンヒーターを片付ける時期なんですが、実家のガス栓は恐ろしく硬くて人間の力では回す事が出来ないんです。
なので毎回僕がペンチを使って、それでガス栓を閉じています。
あんなに硬いガス栓は他にないと思います。
もう築45年のオンボロなので、仕方ないのですが。

取り外したガスファンヒーターは2階の納戸にしまうんですが、82歳の母にはそれが出来ないので、代わりに僕がやります。
87歳の父は右半身不随でほとんど寝たきりです。
母が老老介護をしていますが、大量に届く薬や胃ろう用の食事の段ボールを潰して回収するのも僕の仕事です。


実家には月曜日から土曜日まで、先生、看護師さん、ケアマネージャーさん、理学療法士さん、言語聴覚士さん、入浴業者の方々などが入れ替わりやって来るので、僕が実家を訪問出来るのは日曜日だけなのです。
なので明日、実家に帰ります。

いつもは娘も連れて行くんですが、娘は岡山県の離島で、7人の仲間と暮らし始めたので、いません。
離島留学の初めの1か月はデジタルデトックス期間とされ、スマートフォン、パソコン、タブレットなどの島への持ち込みが禁止されています。


なので、娘と連絡を取る手段がなく、向こうでどんな暮らしをしているのか、全くわかりません。


5月3日に僕が娘のスマートフォンを持って島に訪ねていきます。
その日に島の運動会が開催され、それに合わせて保護者の懇談会があります。
そしてその日がデジタルデトックスの最終日です。

怖いのは体重です。

最近、体重を測るのが怖いです。
試合に出るためには当日の体重が74.00kg以下でなければなりません。
これまでの経験で、体重を落とす事は必ず出来るんですが、力を落とさないように体重を落とすのは非常に難しいと感じています。


なるべく力が出るようにとギリギリのところを狙っていくと、オーバーしてしまう可能性もあるので、とにかく体重が怖いです。

体重を測るのが怖いというより、体重のことを考えるのが怖いです。
今年に入って一回も体重を測っていないような気がしますが、スクワットやデッドリフトの時に締めるパワーベルトのキツさで大体体重が予測できます。

僕は太っている時はパワーベルトを外側から2つ目の穴(86cm)で締めています。
通常は外側から3つ目(83cm)で締めますが、試合前の減量期にはたまに外側から4つ目の穴(80cm)で締まる事があります。
これまでの経験だと、83cmの穴でギリギリ締まる時は77kgぐらいで、80cmの穴でギリギリ締まる時は72.5kgぐらいです。


なので、80cmの穴がギリギリ締まらないぐらいであれば、74kgぐらいだと思います。

今日は83cmの穴がちょっときつかったです。


ギリギリ締まるという程キツくはなかったので、多分76kg位だと思っています。

娘を岡山に送り届ける前は83cmの穴が調度良かったので、その時より少しウエストが増えています。
それは千葉から岡山までの往復1500kmのドライブで、カール1袋、かっぱえびせん1袋、チョコレートビスケット1袋、チップスター2本を食べたからだと思います。


長距離ドライブは眠気、退屈との戦いで、何かをつまみながら運転するのが、僕の場合は一番良いです。
トラックなどの長距離ドライバーの方々はどうやっているのでしょうか?
もし僕が長距離ドライバーに転職したら、無限に体重が増え続けるような気がします。

とりあえず来週の土曜日には83cmの穴でスポンと簡単に締まるようになっていたいです。
そしてめざせ80cmの穴!のつもりで食事を控えていきます。
控えると言っても、朝昼晩は計画通りに食べています。
食べないのはおかし、お酒のつまみなどの間食です。


間食を完全に断つだけで、結構体重は落ちますよね。
でも間食を完全に断つのはなかなか厳しいことですね。
本当はお酒もやめた方が良いんですが、まだ自分に甘えています。
もうすぐやめると思いますが、今夜は飲みます。

本当に、一番怖いのは体重ですね。
いや、体重よりケガの方が怖いですが、体重もかなり怖いですね。
減量で失敗しないように気をつけたいと思います。

佐倉のひよどり坂です。

今回はこんなところです。
ありがとうございました。

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