ウエイトリフティングの真似事 その7

自分のバーベル ウエイトリフティング

こんにちは、鹿野一郎です。
ウエイトリフティングの真似事も7回目になりました。
今回も真似事の様子や、発見したことなどをだらだらと述べたいと思います。

1 ウエイトリフティング千葉県オープン大会

千葉県ウエイトリフティング協会のホームページを見ていて気付いたんですが、誰でも参加できる大会として、ウエイトリフティング千葉県オープン大会というのがあるようです。
第一回大会は2019年の9月22日でした。
2020年は開催されていないので、今日(2021年5月)時点では、まだ第一回大会しか開かれていない事になります。
去年開催されなかったのは、恐らく新型コロナウィルスの感染拡大が原因ではないかと推測しています。
果たして今年の9月は開催されるのでしょうか。
今、世間では東京オリンピックを開催するのか、中止になるのかという大きな問題がありますが、ウエイトリフティングはバーベルさえちゃんと消毒すれば、それほど感染リスクが高いとも思えないです。
現に、パワーリフティング(ウエイトリフティングではなく、パワーリフティングです。別競技です。)の千葉県大会は去年9月と12月に開催されました。
僕は9月の試合に出ましたが、完全無観客試合で、家族や友達も会場に入れませんでした。
また、会場となった武道場内は完全に食事禁止で、食事をするときは建物の外に出なければならないほどの徹底ぶりでした。
試技場も選手と審判の間はビニールシートで仕切られていました。
そのぐらいの対策をすれば、開催は可能かと思います。
僕は今は12月に開かれるだろう大会に向けて頑張っているところです。

さて、その2019年のウエイトリフティング千葉県オープン大会ですが、出場した選手は高校生が中心だったようです。


試合会場は千葉県の松戸国際高校でした。
千葉県にはウエイトリフティグ部がある高校が三つあり、松戸国際高校はその一つなんです。
他に市川昴高校、八千代西高校にウエイトリフティング部がありますが、やっぱりこの三高からの出場が多かったです。
他には埼玉県からの出場者も何人かいいたようです。

階級はビギナーの部、女子の部、少年の部、成人の部、マスターズの部がありました。
ビギナーの部はエントリーが3人で、出場が2人でした。そしてスナッチとクリーン\&ジャークを両方ともやった選手は1人でした。
なので、その1人が優勝だったのだと思います。
試合の結果を列挙すると以下のとおりです。
見方は、左から順に、トータル重量(スナッチの重量、クリーン&ジャークの重量)年齢 です。
年齢は試合当日の年齢で、現在の年齢ではありません。

成人男子 6人出場 
    252kg(115kg、137kg)22歳
    240kg(110kg、130kg)24歳
    210kg(100kg、110kg)24歳
    170kg(70kg、100kg)23歳
    169kg(77kg、92kg)27歳
    161kg(70kg、91kg)19歳
マスターズ 9人出場
    170kg(70kg、100kg)51歳
    167kg(71kg、91kg)58歳
    132kg(57kg、75kg)65歳
    128kg(58kg、70kg)60歳
    126kg(53kg、73kg)52歳
    111kg(45kg、66kg)55歳
     93kg(35kg、58kg)46歳
     80kg(35kg、45kg)78歳
     70kg(33kg、37kg)84歳

女子の部 142kg(62kg、80kg)17歳
     118kg(53kg、65kg)17歳
     108kg(48kg、60kg)16歳
     107kg(49kg、58kg)16歳
     106kg(50kg、56kg)17歳
      92kg(40kg、52kg)13歳 姉
      90kg(35kg、55kg)21歳
      90kg(40kg、50kg)15歳
      84kg(39kg、45kg)16歳
      53kg(23kg、30kg)10歳 妹

ホームページには全員の名前まで出ていましたが、成人の部、マスターズの部は名前から判断すると全員男性だと思われます。
女子は全員女子の部に出るのかも知れないですが、最高齢が21歳というとても若い年齢層です。

誰でも参加できるという割には、レベルが高い試合だと思います。
成人男子の部では、最も順位の低い人でもスナッチ70kg、クリーン&ジャーク90kgですよ。
これは完全に、競技をやっている人であり、初心者の好奇心での参加というものではないですよね。

マスターズの部では何人か、僕同然の素人と思われる人がいますが、ほとんどの人は競技者だと思います。
そして78歳とか84歳という人が出場するのが凄いと思います。

女子の部の最年少はなんと10歳です。
おそらくこの子は13歳の女の子の妹だと思います。
苗字が同じだし、2人とも埼玉県春日部市から参加しているので、そう思いました。
それにしても、どうして10歳の女の子がウエイトリフティングをするんでしょうか?
親が競技者なんでしょうか?


僕の想像力ではそれぐらいしか思いつきません。

そして10歳の女の子がスナッチ23kg、クリーン&ジャーク30kgというのはかなり強いと思います。
僕には11歳の娘がいます。
かなり腕力はあり、握力は27kgあります。100m走は16秒00で走り、立ち幅跳びは280cmという体力優良児ですが、娘はショルダープレスで9kgのバーベルシャフトを挙げる事ができません。
9kgのシャフトが挙がらないのは驚きましたが、普段肩は使わないのでそんなもんなんだと思っていました。
なのに10歳の女の木がスナッチで23kg、クリーン&ジャークで30kgあげるんですから、本当に凄いと思います。
ちゃんと真面目にウエイトリフティングをやっているんですね。
冷やかしで挙がる重量ではないと思います。

誰でも出る事ができる試合という事で、選手登録も必要ないんだと思いますが、それにしてもレベルが高いです。
誰でも出られる試合となると、もっとレベルが低いものと思い込んでいました。
例えばマラソンを考えるとそうなりますよね。
誰でも出られる市民マラソンだと4時間とか5時間という人もゴロゴロいます。
ちなみに僕もその1人です。
フルマラソンは3回完走していますが、タイムは5時間19分(東京荒川マラソン)、4時間40分(佐倉朝日健康マラソン)、4時間19分(東京荒川マラソン)でした。
他に、出場したけど途中で棄権したことも二回ありました。二回とも佐倉朝日健康マラソンでした。
こういう市民マラソンと比べると、誰でも出場できるウエイトリフティング千葉県オープン大会はかなりレベルが高いようです。
 
僕はまだ真似事を始めたばかりで、試合に出るレベルではないので、今年の9月に開催されるとしても、エントリーはしないと思います。

2 今日の内容

前置きが長くなりすぎましたが、今日は以下の内容をこなしました。

クリーン 
 49kg10回、59kg10回、65kg10回
フロントスクワット
 49kg5回、59kg5回

前回は59kgでのクリーンが出来たり出来なかったりだったので、今日は59kgを中心に練習するつもりでした。
でも久し振りだったからか、59kgがことごとく失敗だったので、49kgからやり直しました。
49kgは10発10中だったので、再び59kgをやってみると、これも10発10中でした。
つまり全部成功でした。
ポイントは手首の返しにあったようです。手首の返しをしっかり意識すれば、59kgでも簡単に出来ました。


なので、次は65kgでやってみたんですが、59kgと65kgはまるで重さが違いました。
どうやらこの間に僕の限界があるようです。
65kgは10回挑戦して、3回しか成功しませんでした。
かつてはハイクリーンで69kgがあげられたんですが、今はもうその力は内容です。
ハイクリーンではなく、普通のクリーンでも65kgは厳しいです。

昼間、61kgのバーベルでショルダープレスをやっていました。
うちにはラックがないので床においた61kgのバーベルを持ち上げてショルダープレスをします。
まずはハイクリーンで61kgのバーベルを胸の前に担ぎましたが、このときは61kgがとても軽く、これなら70kgでも楽勝だなと思ったんですが、夕方クリーンをやろうと思ったら、65kgが重かったです。
まあ、実際4kg重いんですが、それ以上の圧倒的な重さの差があったように感じました。
なので今後は65kgを中心に練習していきたいと思います。

3 フロントスクワット

フロントスクワットもやってみました。
スクワットというと、通常はバーベルを背中に担いでやるものですが、僕のうちにはラックがないので、バーベルを背中に担ぐためには、一度頭の上まで持ち上げて、背中に下さなければなりません。
かつては69kgでそれが出来ていましたが、今では多分無理です。
で、フロントスクワットというのは、バーベルを背中に担ぐんじゃなくて、鎖骨に載せて腕で支えてするスクワットです。
パワーリフターやボディービルダーはおそらくこれはやらないと思います。
これをするのはウエイトリフターだけだと思います。
今週、僕がジムでスクワットをしていた時、隣のパワーラックでは大きな外国人が60kgのバーベルと70kgのバーベルでフロントスクワットをしていました。
とても軽そうに見えましたが、自分がやってみると信じられないぐらいに重かったです。
49kgのバーベルでのフロントスクワットは、130kgのバーベルを担いでするスクワットと同じぐらい重かったです。
姿勢が変わるだけで、とても重くなるんですね。
本当に脚を鍛えるならば、通常のスクワットだけでなく、フロントスクワットもやったほうが良いのかも知れないと思いました。
まずは49kgで10回出来るようになりたいです。

4 オーバーヘッドスクワット

今日はやっていませんが、フロントスクワットよりさらにきついのは、オーバーヘッドスクワットです。
バーベルを頭の上に持ったまま、スクワットをするんです。
これは非常にバランスを取るのが難しくて、きついです。
しかも脚よりも先に肩が参ってしまって、重たいバーベルでは出来ません。前回は確か39kgぐらいでやったと思いますが、それでもかなりキツかったです。

印旛沼公園

一体、人間の体はどうなっているんでしょうか。
通常のスクワットは190kgが挙がるようになって、自分の上達を実感していましたが、フォームが変わると途端に力が出なくなってしまうんです。
もっともっと色々やって鍛えたいです。
鍛えてどうするの?と聞かれることはありますが、どうする?じゃなくて、楽しいからやっているんです。

5 最近は仕事が忙しくて

最近は仕事が忙しくてウエイトリフティングの真似事どころか、パワーリフティングのトレーニングもなかなか出来ていませんでしたが、そろそろ忙しさも峠を越えるので、時間が持てるようになったら、ガンガントレーニングをしたいです。
来月には東京オリンピックが開催されるようですが、ウエイトリフティングの中継は全て見たいと思います。
ウエイトリフティングの試合は、1984年のロス・アンジェルスオリンピックで初めて見て以来、結構見るのが好きなんですよ。
個人的にはオリンピックはやらない方が良いのではないかと思いますが、やるならばウエイトリフティングだけは見たいと思います。

6 オリンピックというと

オリンピックというと、平昌オリンピックの羽生結弦選手の二連覇は凄かったですね。
僕は生放送で見ていました。
それと日本女子の団体パシュートも感動的でした。
さらに高木奈々選手のマススタートの金メダルもすごかったですね。
高木美穂選手にお姉さんがいて、同じくスピードスケートの選手だったなんて、あの時まで知りませんでした。
あのオリンピックは色々覚えています。
が、なんと言っても冬のオリンピックで一番印象に残っているのは1998年の長野オリンピックでした。
あの時のスキージャンプの日本の金メダルは本当に感動的でした。
胸の中に温かいものが込み上げてくるのを感じました。
カーリング女子の活躍も良かったし、里谷多英選手のモーグル金メダルも素晴らしかったですね。
僕は全て生中継で見ていました。

今夜のお酒

今度の東京オリンピックはそのような美しいオリンピックにならないと思うんですが、それでもウエイトリフティングだけは見たいと思います。
今回はこんなところです。
ありがとうございました。

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