ウエイトリフティングの真似事4

自分のバーベル ウエイトリフティング

こんにちは、鹿野一郎です。
ウエイトリフティングの真似事も今回で4回目になりました。
毎回いろいろな発見があって楽しいです。

1 合同練習会

インターネットで千葉県ウエイトリフティング協会のホームページを見ていたら、合同練習会というのを見つけました。
なんと!誰でも参加出来るそうです。
場所は松戸国際高校です。
松戸国際高校にはウエイトリフティング部があるんですが、そこの練習場で定期的に合同練習会が開かれているというんです。

ウエイトリフティング部がある高校は関東に15校ありますが、千葉県では松戸国際高校、八千代西高校、市川昴高校の三つです。
バーベルを床に落としても大丈夫な設備が整っているんですよ。
その松戸国際高校で合同練習会があるんです。
月に2回ほどのペースで継続的にやっているようです。
僕も参加してみたいです。

一番近い日程だと6月12日の土曜日ですが、その日は車を車検に出さなければならないので、無理です。
となると次に近いのは6月26日の土曜日です。
時間帯は朝の9時から12時までという事です。
結構長いですね。その間ずっとバーベルを持ち上げているわけではないと思いますが、かなり疲れると思います。
高校の場所は、八柱霊園の隣です。
うちからだと車で1時間程度の距離です。
この松戸国際高校は、合同練習会の会場になっているだけでなく、千葉県内で開かられるウエイトリフティングの試合会場になることも多いようです。
考えてみればそうかも知れません。
千葉県内にはウエイトリフティング部がある大学はないので、設備が整っているのは高校という事になるわけです。
なので、高校で試合が開かれる事になるんでしょう。

ウエイトリフティングは、習おうと思っても、教えてくれるところがないと思っていましたが、合同練習会に行けば少しは教えてくれるかも知れません。
全くの初心者でも大丈夫なようです。
なんと親切な行事なのでしょうか。
千葉県ウエイトリフティング協会が主催する合同練習会に誰でも参加出来るなんて、すごい太っ腹だと思います。
是非とも行ってみたいです。
そのためには妻の同意を得る事が必須です。
よほど機嫌の良い時に頼むしかありません。
そういえば換気扇が汚れて来たと言っていたので、換気扇の掃除をしてから話を持ち出せばうまく行くかも知れません。
なんとかして行ってみたいです。

2 昨日の内容

昨日(2021年5月25日)は49kgのバーベルで、自宅でクリーンとパワースナッチをやってみました。
まずはクリーンです。
最初は49kgのバーベルが重いと感じましたが、やっているうちに重くはなくなりました。
床に置いてあるバーベルを垂直に引き揚げ、手首を返しながら膝を曲げてしゃがみ、バーベルの下に潜り込みます。
そして鎖骨の前でバーベルをキャッチしてから立ち上がります。
24kgのバーベルで初めてクリーンをやった時は、この立ち上がるのがとても疲れましたが、やっていると慣れてくるようです。
今日は別に疲れは感じませんでした。

これまでは初めの4、5本ぐらいはバーベルをキャッチした後、バランスを崩して前につんのめることが多かったんですが、昨日はそれもありませんでした。
最初から最後まで安定していました。
だんだん体が動きに慣れてきたようです。
この調子なら、もっと重いバーベルにしても大丈夫そうです。

スナッチも一本だけやってみました。
ただし、ちゃんとしたスナッチではありません。
スナッチは床に置いてあるバーベルを一気に頭の上まで引き上げ、同時にしゃがみます。
そして頭上にバーベルを持ったまま立ち上がってフィニッシュです。
試合の時はどの選手もこのようにやっていますが、僕はバーベルを頭の上に引き上げると同時にしゃがむのが怖くて出来ないので、立ったまま一気に頭の上までバーベルを持って行っています。
このやり方のことをパワースナッチというそうです。

フォームとしてはパワースナッチの方が簡単だと思いますが、本当に重いバーベルを持ち上げようと思ったら、スナッチの方が挙がるはずです。
バーベルをキャッチする位置が低い方が少ないエネルギーで引き上げられるからです。
でも、そのためにはきちんとフォームを習得しておかなければなりません。

僕は今はクリーンの練習にメインに考えていて、スナッチはおまけ程度にしかやっていません。
なので、スナッチはパワースナッチのままどこまで挙げられるかを試してみたいと思っています。
今日は49kgのバーベルでやりましたが、パワースナッチで頭上まで持っていくことができました。
なので僕のスナッチのベストは前回の45kgから49kgへ更新されました。

3 自己ベスト

クリーンの話ですが、普通のクリーンのことをロークリーン、スクワットクリーンとも言うようです。
クリーンは、バーベルを引き上げると同時にしゃがみ込んで、バーベルの下に入り込んでキャッチするので、ロークリーンとも言うのでしょう。
また、スクワットクリーンとも言うようです。
それに対して、全くしゃがまないでバーベルを床の上から鎖骨の上まで持ってくるクリーンのことを、パワークリーン、ハイクリーンというようです。
呼び方が色々あって紛らわしいですが、僕はパワークリーン、ハイクリーンは69kgまでなら出来ます。

これはウエイトリフティングの興味を持つ前から出来ました。
69kgのバーベルでショルダープレスをしようと思ったら、まずはバーベルを胸の前で保持しなければなりません。
僕は自宅でトレーニングをしているんですが、自宅にはバーベルはあってもラックはないので、床に置いてあるバーベルを胸の前まで引き上げる事ができないと、ショルダープレスが出来ないんです。
そういう事情で、ハイクリーンをやった事がありましたが、最高で69kgが限界でした。
69kgのバーベルでショルダープレスがなんとか1回だけ出来るので、ジャークで69kgを挙げる事は出来ます。
なので、僕のクリーン&ジャークの自己ベストは今のところ69kgです。
なので、現時点での僕のベストは、スナッチ49kg、クリーン&ジャーク69kgで、合計118kgです。
ちゃんとクリーンを練習して、しゃがんでキャッチできるようになれば、この記録をさらに伸ばす事ができると思っています。
そしてクリーンがちゃんとできるようになったら、スナッチも練習してみたいと思います。

4 スプリットジャーク

もしジャークだけならば、80kgとか90kgでも挙げられるんじゃないかと、自分では思っています。
ジャークだけを挙げる種目をスプリットジャークと言うそうです。
そしてそれを練習するための特別なラックがあるんですが、実物は見た事がありません。
YouTubeで見た事があるだけです。とても大がかりな装置で、普通のジムには絶対にないものだと思います。

普通のジムでスプリットジャークやるならばパワーラックのセーフティーバーを肩の高さ近くまで上げて、ラックからバーベルを外してそのままジャークをすれば良いでしょう。
でも下ろすのが大変です。
頭の上まであげたバーベルをセーフティーバーにゆっくり下ろすのは簡単ではないと思います。
ならば、スミスマシーンを使ってやれば、もっと安全に出来ますね。
スミスマシーンならば、上下動以外の動きはしないし、バーベルがどの位置にあってもセーフティーバーに固定する事ができるからです。
ただ、ジムでスミスマシーンでスプリットジャークの練習をするのは、僕は恥ずかしいです。
ちゃんとウエイトリフティングを習っている競技者であるならば恥ずかしくないでしょうが、ただの真似事でやっているだけの人間なので、人が見ているところで、スミスマシーンでスプリットジャークの練習は恥ずかしくて出来ませんよ(笑)。

やっぱりスプリットジャークの専用ラックがあった方が良いですね。
インターネットで見た事がありますが、あのラックは一体日本に何台あるんでしょうか。
簡単に言うと、練習する人の両脇に、肩ぐらいの高さの平面の台がある感じです。
そこに置いてあるバーベルを胸の上に担いで、それをスプリットジャークで頭上に押し上げます。
あげた後はラックの上に落とすんです。
バーベルを落としても耐えられるんだから、かなりの強度がある台です。

5 スナッチの練習

僕はまだスナッチの練習は始めていませんが、やるならとても軽いバーベルから始めなければいけないでしょう。
まずはシャフトだけから始める事になると思います。
そしてフォームがある程度身についてからだんだんバーベルを重くしていく事になるでしょう。
クリーンについてはまさにそうやって練習しています。
最初は24kgでやってみて、それから39kg、45kg、49kgと重くしてきました。
次はきっと55kgでやる事になるでしょう。
スナッチを練習するとなると、バーベルを床に落としても大丈夫な環境が必要です。
バーベルを振り上げて頭の上に持って行った時、勢いが足りなくて前のバーベルを落とす場合は自力で支えて床に落ちるのを避ける事が出来るかも知れませんが、バーベルをキャッチするためにしゃがんでいたら、無理かも知れません。
勢いが付き過ぎて後方に落とす場合は、支えようがないので、本当に床にバーベルを落とす事になります。
畳の上にペイントプレートを直接落としたら畳が傷んでしまうので、出来ません。
後に布団を敷いておいて、失敗したら布団の上にバーベルが落ちるようにしておけば、畳は守られますが、布団がズタズタになるかも知れません。
やっぱり家の中でスナッチの練習をするのは難しそうです。

では、庭でやるのはどうでしょうか。
土の上に厚めのマットでも敷いておけば、そこにバーベルを落としてもバーベルは無事でしょう。
庭の地面はへっこむと思いますが、放っておけば雨が降って平らに戻るでしょう。
でも、庭でスナッチの練習をするのは無理ですね。
近隣の人々に見られるのはとてもとても恥ずかしいですからね。
やっぱりスナッチの練習をするならば、合同練習会に参加して、バーベルを落としても平気な環境で練習するしかないと思います。

6 結局週に一回

ウエイトリフティングの真似事は毎日やるつもりでいましたが、結局週に一回しかやっていません。
こんなペースでは上達するはずがないんですが、時間の都合で週一回になっています。
例えばある人が空手に興味を持って練習を始めた場合、上段回し蹴りを身に付けるために、一体どのくらいの回数の練習をしなければならないでしょうか。
毎日100本蹴っても、数ヶ月はかかると思います。
そもそも体が柔らかくないと足が上がらないし、蹴るときの腰の回転や膝を伸ばすタイミング、蹴り込む角度などは、相当練習しないと身につかないと思います。
なので僕は、ウエイトリフティングの真似事を始めるときは、フォームの習得のために、一日100本はやろうと思っていましたが、全然ダメです。
一日100本ではなく、1週間で30本ぐらいです。
でも、上段回し蹴りを一本蹴るのと、クリーンでバーベルを1回挙げるのでは、クリーンの方がだいぶ疲れるのと思うので、1日100本というのは最初から無理な予定だったんだと思います。
ウエイトリフティングはあくまでも真似事で遊びなので、あまり自分に義務を課すのではなく、気分次第で楽しくやっていきたいと思います。

ありがとうございました。

ウエイトリフティングの真似事その5へつづく

タイトルとURLをコピーしました