ウエイトリフティングの真似事2

自分のバーベル ウエイトリフティング

こんにちは、鹿野一郎です。
先週からウエイトリフティングの真似事を始めてみました。
昨日はその2回目でした。

1 前置き

ウエイトリフティングをやったこともないし、習ったこともないので、完全に見様見真似の遊びです。
ウエイトリフティングはスナッチ、クリーン\&ジャークの2種目の合計重量で順位を競います。
どちらもちゃんと習わないと正確なフォームは身につかないと思いますが、まずはインターネットで動画を見て、真似してみて、また動画を見て、また真似をして、というサイクルを繰り返していこうと思います。
インターネットでは高校や大学のウエイトリフティング部の試合の様子をまとめた動画が結構あります。
長いものになると11時間なんていうものもあります。
これからそういう動画を見まくって、少しずつ勉強していこうと思います。

2 スナッチとクリーン&ジャーク

クリーン&ジャークは多くの人が知っていると思いますが、床に置いてるバーベルをまずは第一の動作(クリーン)で胸の高さまで引き上げます。
そして第二の動作(ジャーク)で頭の上まで持ち上げます。
これならば、ある程度は出来そうですが、スナッチは難しいと思います。

スナッチというのは、床に置いてあるバーベルを一気に頭の上に持ち上げます。
多くの選手をみていると、スナッチの場合はバーベルの持ち手の幅が非常に広くて、手がプレートに触れそうなぐらいです。
そしてバーベルを頭の上まで引き上げたときは、ほとんどの人がしゃがみ込む姿勢になります。
そこで一度止まって、おそらく状態が安定してから立ち上がって、フィニッシュになります。
動作は一つということになっていますが、見ているとと第一の動作でバーベルを頭の上まで持ち上げてしゃがみ込み、第二の動作で立ち上がっているように見えます。

3 クリーンとスナッチは難しい

僕はウエイトリフティングでは、クリーンとスナッチが難しいと思っています。
ジャークも専門的に見れば色々難しいところがあるんだと思いますが、今の僕にはジャークよりもクリーンとスナッチの方が難しいです。
クリーンの何が難しいかというと、床に置いてあるバーベルを持ち上げると同時にしゃがみ込んで、バーベルの下に入り込むことです。
僕は床に置いてあるバーベルを胸の高さまで引き上げるだけならば、69kgのバーベルまでできますが、このときはしゃがみ込まずに立ったままやります。
(立ったまま引き上げるクリーンを、パワークリーンと呼ぶそうです。)
69kgのバーベルを引き上げると同時にしゃがみ込んでバーベルの下に入るなんて怖くてできません。
これが出来るためには余程フォームが安定していて、自信が身についていなければいけないと思います。
なのでまずは24kgの軽い軽いバーベルからクリーンのフォームの練習を始めたわけです。
それが先週のことでした。
本当は毎日100本ぐらいやった方が練習の効果が出やすいと思いますが、なかなかそうも行かないんです。
僕は月曜日にスクワットをして、木曜日にデッドリフトをするんですが、スクワットやデッドリフトの後は脚の筋肉痛がかなり酷く出るので、なかなか立ったりしゃがんだりという動作がしにくいんです。
なので一日10本という、やる気がないみたいな練習内容になってしまっています。

4 昨日の内容

昨日、2021年5月16日は39kgのバーベルでクリーンをやってみました。
10回3セットをやってみましたが、最初の10本は、10本中初めの4本がバーベルをキャッチした時に前につんのめってしまって失敗でした。


後半の6本はバランスを崩さずにバーベルをキャッチできましたが、全てかかとが浮いていました。
しゃがみ込むとかかとが浮いてしまうんです。

インターネットの動画で選手のかかとに注目してみると、かかとはしっかりと床についています。
なので、僕も足幅や足の向きなどを変えてかかとが浮かない立ち方を探ってみました。
すると次の10本はかかとが浮かないで全てバランスを崩さずにキャッチすることができました。
「これは良い!」と思い、しばらく休憩してから3セット目をやってみました。
次の10本もバランスを崩さず、かかとが浮くことがなく、バーベルをキャッチできました。
それだけでなくバーベルがどういう軌道で上下動をしているかもイメージしながらキャッチする事ができました。
なるほど、と思いました。
やっぱりやっていくうちに感覚が掴めるようです。
それにしてもクリーンは、思っていたよりも疲れます。
バーベルをキャッチする度にしゃがみ込んで、それから立ち上がるので、デッドリフトとスクワットをしているようなもんです。
もちろん39kgなのでとても軽いんですが、それでも30本やると結構疲れました。
でも、先週初めてやった24kgよりは、確実に上達したと思います。
100点満点で0点が1点になったようなものですが。

5 動画を見て気づいたこと

インターネットの動画を見てみて気づいた事がありました。
それは選手が履いているシューズについてです。
おそらくあれはスクワット専用シューズ同様に、かかとが高くなっているんでしょう。
そう思って調べてみると、やっぱりそうでした。
ウエイトリフティング専用シューズというのがあるようです。
普通の靴と比べると、かかとが20mmから25mm程度高くなっているようです。
とても頑丈に作られたシューズで、普通のシューズに比べるととても重いそうです。
値段は大体1万円前後のようです。

パワーリフティングのスクワットにもスクワット専用シューズというのがあります。
パワーリフティングのスクワットでは、一流選手になると250kg以上の重いバーベルを担ぐので、靴底はとても硬く作ってあります。
そしてしゃがみやすいように、かかとが少し高くなっています。
ウエイトリフティングでもそのように専用のシューズがあるんですね。

思い出してみれば、はるか大昔、僕は初めてバーベルを担いでスクワットをやった頃、しゃがむとどうしてもかかとが浮いてしまって、不安定でやりにくかったです。かかとが浮かないフォームを身につけるまで、試行錯誤をしたことを思い出しました。
今では問題なく普通にスクワットが出来ていますが、あの当時の僕にとってはかかとが高くなっているシューズはありがたかっただろうと思います。

6 スナッチ型スクワット

スナッチ型スクワットというのは僕が勝手に読んでいる呼称で、正式名称ではありません。
バーベルを頭上に持ち、そのままスクワットをします。
スナッチのときにバーベルをキャッチしてから立ち上がる動作そのものなので、とりあえずスナッチ型スクワットと呼んでいます。
スナッチなので、手幅はとても広いです。
なので形としてはY字型になります。
その状態でスクワットをします。
先週は24kgでやってみて、とてもやりにくく、24kgとは思えないほど重かったですが、今日は39kgでやってみました。
先週の24kgよりは楽に出来ましたが、やっぱりとても重いです。
脚よりも肩がとてもきついです。
今日は10回1セットでやめてしまいましたが、次はもう少し回数を多くやりたいと思います。

7 試しにやってみたスナッチ

39kgのバーベルでスナッチをやってみました。
バーベルを頭の上まで挙げることはできましたが、バーベルを頭上でキャッチする時にしゃがむことは怖くて出来ませんでした。
バーベルが頭上にあってしゃがんだ状態でバランスを崩したら、バーベルを床に落としてしまうと思うんですが、自宅の二階の和室でそんなことをするわけにはいきません。
なので、立ったままバーベルを頭上まで引き上げました。
これは完全に力で引いているのであって、フォームと瞬発力で挙げている訳ではないので、こんなやり方では重いバーベルは絶対に上がらないでしょう。
スナッチの練習をするならば、もっと軽いバーベルからでないと、怖くて出来ないと思いました。

8 仕事の疲れが出てしまって

先週は仕事の疲れがどっと出て、あまりトレーニングができませんでした。
というより、平日は全くトレーニングができませんでした。
トレーニングをする時間があったら寝ていたいと思うぐらい、疲れが出てしまいました。
今週はデッドリフトもベンチプレスも出来なかったし、ダメな週でした。
今週はもう少し頑張りたいと思います。

ありがとうございました。

ウエイトリフティングの真似事 その3へつづく

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