ツイッターって面白そうですね。

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こんにちは。鹿野一郎です。
ツイッターって面白そうですね。
今日、そう思いました。
今までツイッターのことはほとんど何も知りませんでした。
個人が短い文章をつぶやき、それを第三者が読むという程度の認識でした。
アメリカの前大統領のトランプさんがツイッターであれこれつぶやいていたのはニュースで見ていたので、あのぐらいの有名人になるとつぶやきに意味があるんだなと思っていました。
でも僕のような一般人にはまるで無関係なツールだと思っていました。
ツイッターが流行り出した頃、ツイッターを馬鹿にして、すぐに廃れると予言していた人もいましたし、僕も同じように思っていました。
でも、今はそう思わなくなりました。
全国の名だたるパワーリフターが結構ツイッターをやっている事を知ったからです。
YouTubeだと、ボディービルやフィジークの人が多く、パワーリフティングをやっている人はあまり知らないです。
でも、ツイッターにはパワーリフターがたくさんいるようなんです。

妻のお姉さんがツイッターをやっていました

去年の夏か秋か暮れの頃だったと思いますが、妻のお姉さんがツイッターをやっている事を知りました。
アカウントは知らないし、ハンドルネームも知らないので、僕は内容を見た事はないんですが、フォロワーが275人いるというのを聞いて、驚きました。
お姉さんにそんな才能があったのかと驚いたんです。
ツイッターを始めるのは誰でも出来ると思いますが、フォロワーが275人もいるというのはなかなか難しい事なのではないかと思いました。
どんな内容をつぶやいているのかと気になったので、妻に聞いてみると、政治に関する事だそうです。
主婦の目線から政府の政策に異議を唱え、対案を訴えているようです。
随分と真面目なツイッターだなと思いますが、それでフォロワーが275人もいるというのは凄い事だと思いました。

印旛沼捷水路の山田橋です。

実はその頃、僕も何かやりたいと思っていました。
YouTubeかブログか、それとも他のことか、何かしらの形でインターネットで発信をしたいと思っていました。
お姉さんのツイッターのフォロワーが275人というのを聞いて、大きく背中を押された気がしました。
そして今年の3月から、お粗末ながら、このバーベルブログを始めました。

ツイッターを読むようになりました。

2019年10月31日に沖縄の首里城で火災が発生しました。
首里城には何回か行った事があったので、この火災には驚きました。
ニュースでも大きく取り上げられましたが、NHKのニュース7で、沖縄出身でSPEEDの島袋寛子さんのツイートが紹介されていました。
「かなしい。燃えてる映像も、写真もみたくないな。今日はかなしい。今日だけは、かなしもう。。」
というツイートです。
僕は台所でお皿を洗いながらそのニュースを見たんですが、

鹿野一郎
鹿野一郎

SPEEDの島袋寛子がツイッターをやっているなら、読もう。

と思いました。
それまで、僕は一切ツイッターには接した事はありませんでしたが、パソコンで調べてみるとすぐにツイッターは見つかりました。
そして、ニュースで紹介されたツイートも見つけました。
NHKの人はこれを見つけてニュースで紹介したのか、相手は芸能人だから放送前に本人の了解を取ったんだろうな、などと考えながら読み始めました。
これが、僕がツイッターと初めて遭遇した瞬間でした。
僕はフォロワーにはなっていませんが、島袋寛子さんのツイッターはブックマークに登録してあるので、毎日チェックしています。
毎日チェックしても、つぶやきが毎日ある訳ではないので、ほとんどが空振りに終わります。
それはYouTubeの場合もそうです。
僕は筋肉系ユーチューバーのkatochan33さん、サイヤマングレートさん、コアラ小嵐さんなどのYouTubeをほぼすべて見ていますが、チャンネル登録はしていません。
ブックマークに登録してあるので、やっぱり毎日チェックしています。
もちろん、YouTubeなので、毎日更新されるはずもなく、ほとんどは空振りに終わります。

ツイッターの話にはまだ続きがあります。
島袋寛子さんのツイッターをずっと読んでいると、2020年1月にUTAGE!という歌番組に出演する事がわかりました。
ツイッターを読んでいなかったら、知る事がなかった情報です。
ツイッターのおかげでその番組を見る事ができました。
久し振りに寛子さんの歌う姿を見られて大満足でしたが、その放送で一番印象に残ったのは、二宮愛さんという人でした。
全く見たことも聞いたこともない人でしたが、とても歌の上手な人でした。
番組の中では、「ヒロイン」「白日」「裸の心」の3曲を歌っていましたが、心にしみる素晴らしい歌声でした。

僕のバーベルです。これは169kgです。

早速インターネットで調べてみると、ミュージカル「レ・ミゼラブル」に出演している人だとわかりました。
さらにYouTubeもやっているという事だったので、早速見てみました。
2019年の秋頃からYouTubeをやっていて、UTAGE!に出演したのをきっかけに一気にチャンネル登録者数が増えたと言います。
その頃はまだ5万人ぐらいだったと思いますが、僕も少しでも協力しようと思って、チャンネル登録をしました。
何年も見続けているkatochan33さん、コアラ小嵐さんのチャンネルには登録しないのに、二宮愛さんのチャンネルにはすぐに登録するというのは、露骨なまでの女性ひいきです。
二宮愛さんは、毎週2本の動画をあげ続けていて、チャンネル登録者数も破竹の勢いで増え続けています。
僕もよくトレーニングをしながら聴いています。

ツイッターは拡散速度が速い?

ツイッターは拡散速度がとても速いというのはいろいろなところで聞いていましたが、今一つピンと来ませんでした。
例えば僕がツイッターを始めてバーベルについてつぶやいたら、このバーベルブログよりも速く世の中に拡散するのでしょうか?
結局、キーワード検索でバーベルブログを知ってくれた人がクリックしてくれなければ読んでもらえないならば、同じではないかと思っていました。
いくら考えても、ネット上の説明を読んでも、拡散スピードが速いというのが全くピンと来ませんでした。
でも、あるニュースで強い驚きを覚え、とうとう核心に迫る事ができたと思います。

まだ最近のことですが、仕事帰りに車の運転をしながら、NHKニュースの音声を聞いていました。
運転中は画面が映らないので、音声だけです。
内容はSNSで小さい子供たちがどうやって犯罪に巻き込まれていくかを検証したものでした。
僕にも12歳の娘がいるので、SNSは絶対にダメだという事や、インターネットに顔を出すことは絶対にダメだという事は強く言っていますが、子供が犯罪に巻き込まれていく手口を詳しく知っている訳ではないので、良い機会だと思ってニュースに耳を傾けていました。
犯罪に巻き込まれた子供を助けるNPO法人の人と、NHKの番組スタッフと、弁護士でチームを作り、法律に触れない範囲で囮捜査をすることになりました。
14歳の架空の女の子のアカウントを作って、架空のプロフィールを作ります。
そして、「友達欲しい」というつぶやきをします。
すると、わずか2分で12人もの成人男性から返信があったというんです!
これには本当に驚きました。

鹿野一郎
鹿野一郎

なんでそうなるねん?

関西人ではありませんが、思わず関西弁になるほど驚きました。
2分で12人ですよ。
緊急地震速報みたいに、つぶやきが瞬時に日本中のスマートフォンに送られるならば、そのぐらいの返信はあると思いますが、そんな訳ないのに、それほどの反響があったんです。
どうしてもわからないので、翌日妻にその話をしました。
すると、ツイッターには検索機能があるので、「友達」とか「友達欲しい」で検索すると、すぐにつぶやきが列挙されるという事を教えてくれました。
これでなんとなくわかったような気がします。

一度も行った事がありませんが、昔テレホンクラブというのがありました。
通称テレクラです。
行ったことはないので、詳しい事は知りませんが、テレクラの店に行って電話の前で待っていると相手から電話がかかって来るというようなものだそうです。
利用するのは異性と知り合いたい男女だったんだろうと思います。
昔、テレクラの店に火炎瓶が投げ込まれるという事件がありました。
久米宏がニュースステーションで報道していましたが、そのときに、

店のお客さんたちは電話を待っていましたが、電話の代わりに火炎瓶が投げ込まれました。


というような事を言っていたのを覚えています。
どうやらそのテレホンクラブのように、お客さんが電話の前で今か今かと待ち構えているならば、すぐにつぶやきに反応があるのは理解できます。
ツイッターではそのようにして、「友達欲しい」とつぶやく少女が現れるのを待ち構えている悪い大人がたくさんいるという事なんですね。
ようやく拡散速度が速い理由がわかりました。

試しにパソコンでツイッターのページを開いてみると、確かに検索用の文字を入力する欄があります。
さすがに「友達欲しい」を検索するのはためらわれたので、「バーベル」という言葉で検索をしてみました。
すると、いくつかのつぶやきが出て来ました。
中には僕と同じ50代の男性がバーベルで筋トレをしながらつぶやいているものもありました。
文字数が少ないのがツイッターの欠点かと思いますが、筋トレをしながらリアルタイムでつぶやくのは面白いなと思いました。
そして僕のようなバーベル好きの中年男性は他にもいっぱいいるんだなと思いました。

面白くなって来たので、次は「パワーリフティング」というキーワードで検索してみました。
すると、出るわ出るわ、いくらでもつぶやきが出て来ます。

キーワード「パワーリフティング」のつぶやき

ツイッターは、ただ活字でつぶやくだけじゃなくて、動画も載せられるんですね。
パワーリフティングというキーワードで出てくるつぶやきは、ベンチプレスやデッドリフト、スクワットの動画を含むものが多く、みんなすごい重さを挙げています。
女性も多いです。
しばらく見ていると、つぶやいている人の中には有名人もいる事がわかりました。
パワーリフティングで千葉県のスーパースターの渋谷優輝さんもつぶやいていましたし、筋肉系ユーチューバーの芳賀セブンさんもつぶやいていました。
この間の10月24日の千葉県大会で僕と同じグループだった国体選手の人もつぶやいていました。
それらを見て、初めは面白かったんですが、だんだん

鹿野一郎
鹿野一郎

ダメだ、こりゃ。

と思うようになりました。
みんなレベルが高すぎて、僕なんかがそこに入って何かをつぶやくなんて出来ないです。

ツイッターというのは、そのツイッターを開いた本人だけでなく、読んでいる他人も自由に投稿できると聞いた事がありますが、パワーリフティングというキーワードで出てくるつぶやきは、あまりにも人数が多くて、そもそも誰のツイッターなのかがわからなかったです。
しばらく考えて謎は解けました。
それはパワーリフティングというキーワードを含んだ最近のつぶやきが列挙されているのであって、特定の人のツイッターの内容ではなかったんです。
特定の人のツイッターの中に入るためには、そのリストの投稿をクリックすればよかったんです。

泉自然公園のいずみ橋です。

まずはスーパースターの渋谷優輝さんのツイッターに入ってみると、普段のトレーニングや趣味の釣りなどのつぶやきがどんどん出て来ました。
なるほど、ツイッターというのはこういうものなのか、と段々わかって来ました。

パワーリフティングというキーワードで検索した時に、何度も出て来た女性がいたので、その人のツイッターも見に行きました。
ぐーめーBIG3専門というハンドルネームの女性ですが、明らかにパワーリフターです。
どうやら北海道の人らしいです。
とても強い人で、どうやら日本記録も持っているようです。
その、ぐーめーBIG3専門さんのツイッターを見ていると、ある女性が215kgのバーベルをデッドリフトで挙げる動画が出て来ました。
これには本当に驚きました。

僕より強い女性がいるはずないのに、いました。

女性がデッドリフトで215kgを挙げるなんて考えられません。
以前、ベンチプレスについて調べた事があるんですが、女性のノーギアのパワーリフティングの日本記録は、47kg級から84kg超級まですべて調べても、僕の自己ベストの107.5kgには届いていませんでした。
つまり、僕よりベンチプレスが強い日本人女性はいない訳です。
なので、スクワットやデッドリフトでも同様だろうと思っていました。
でも違いました。
調べてみると女子63kg級のデッドリフト日本記録は205kgでした。
そして69kg級のデッドリフト日本記録は200kgでした。
そして僕が動画で見た215kgを挙げた女性も同じ人でした。
名前を確認したわけではありませんが、この同じ人が、日本記録を更新しましたという事で公開している動画で205kgを挙げていたので、間違い無いと思います。
のむちゃんというパワーリフターです。
215kgを挙げたのは試合ではなく、ジムでの練習の時のようなので、次の試合ではさらに記録を更新するかも知れないです。
それにしてもすごいです。
63kg級の女性がデッドリフトで215kgを挙げるなんて信じられません。
ぼくがいる74kg級マスターズ2のデッドリフトの千葉県記録は200kgですよ。
僕は10月24日のこの試合で、記録を塗り替えるつもりでいましたが、当日はまさかの敗退で、190kgがびくともしませんでした。

試合の二日前にジムで190kgのバーベルは意外と簡単に挙げているし、自宅のバーベルならば194kgが2回挙がる状況でしたが、ダメでした。
当日は寝不足と極度の満腹で力がなくなってしまっていました。
でも、63kg級の女性が200kg以上のバーベルを挙げるんだったら、こんなところでもたもたしている訳には行きません。
僕も早く試合で200kg以上のバーベルをぶち上げたいです。
女性には負けたくないので、205kgは超えたいです。

スクワットについても調べてみましたが、僕の公式のベストは165kgです。
そしてこの間の試合では170kgを白旗3本で成功させましたが、その後、デッドリフトでまさかの三振をして失格になってしまったので、170kgの記録も幻となって消えてしまいました。そして女子のスクワットの日本記録は84kg級が167.0kgでした。
もし170kgの記録が生きていれば、僕よりスクワットが強い女性は日本にいないと言えたんですが、実際の記録は165kgなので、少し負けています。

でもやっぱり圧倒的に負けているのはデッドリフトです。
僕はもっともっとデッドリフトを強くしたいです。
今後は、ぐーめーBIG3専門さんや、のむちゃんさんのツイッターを見ながら、闘志を燃やしてトレーニングに励むことになると思います。

なんで女性を相手に本気になってるんだ?

という人もいるかも知れないですが、僕のレベルがそのレベルだから仕方ないです。
自分より強い人を目指して頑張る。でも強すぎて届きそうにない人は目指せない。
自分より強いけど頑張れば届きそうな人を目指したい。
そうしたら相手が女性だったということです。
それにしても複雑な気分です。
デッドリフトに関しては、74kg級マスターズ2の千葉県記録よりも女子63kg級の日本記録の方がずっと上なんです。
叶うことならば、僕の手で74kg級マスターズ2の千葉県記録を更新して、女子63kg級の日本記録より上に持っていきたいです。
でも、とてもハードルは高いと思います。
のむちゃんさんはすでにプラーベートでは215kgを挙げています。
対する僕は今まで一度も200kgを挙げた事がありません。
でも頑張って、追い越したいです。

ツイッターを通して、他の選手たちの練習の様子がわかるのはとてもありがたいです。
YouTubeではなかなかそこまではわかりませんでした。
これからは、ツイッターをみる時間が増えると思います。
もしかしたらその分YouTubeを見る時間が減るかも知れませんが、ツイッターは面白そうです。

今回はこんなところです。
ありがとうございました。

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