印旛沼のチューリップフェスタと宇宙人

その他

こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2023年4月14日の金曜日です。

毎年春には印旛沼でチューリップフェスタが開催されます。
確か、以前はチューリップ祭という名前だったと思いますが、最近になってチューリップフェスタに改名したんだと思います。


昔は今ほど大規模なイベントではなく、なんとなくひっそりやっている感じがありましたが、駐車場が整備され、道路も拡張され、どんどん規模が拡大しています。

今年2023年は3月29日から4月23日までがチューリップフェスタの期間だそうです。


印旛沼というのは実は2つあって、西印旛沼と北印旛沼に分かれています。
普通の人が印旛沼という場合は大体西印旛沼を指していると思います。
チューリップフェスタは西印旛沼のふるさと広場を会場として開催されています。
正確にはふるさと広場とそれに隣接する田んぼで開催されています。


ふるさと広場にはオランダのような風車があります。
何かで読んだんですが、自然の風で回転するオランダ風の風車は日本に3つしかないそうです。
印旛沼の風車がその1つだそうですが、後の2つはよく知りません。
多分そのうちの1つは長崎のハウステンボスの風車だろうと思いますが、確認していません。

今年はチューリップフェスタにすでに3回行きました。


なので今回はチューリップフェスタについて書きたいと思います。

印旛沼のふるさと広場

印旛沼のふるさと広場に風車ができたのがいつだったのか、記憶がないので調べた見たら1994年だそうです。
結構前ですね。
今から29年前ということになります。


僕は1993年の3月に大学を卒業しましたが、その時に卒業旅行と称して友達の佐とっちと二人で車でハウステンボスまで行きました。
当時のハウステンボスはまだ出来たばかりで、今とは違い、空き地だらけでした。
風車があるのが大きな特徴でしたが、風車と運河のほかは他は空き地しか記憶にないです。

おそらく印旛沼の風車はハウステンボスの真似をして作ったんだと思います。
風車にチューリップというのも、もしかしたらハウステンボスの真似かも知れないです。
でも真似でも良いと思います。

1993年のハウステンボスでの写真です。風車が印旛沼より大分小さいです。


今年のチューリップの数は、読んだ記事によって差がありましたが、55万本、65万本、72万本などと言われています。
僕は地元なので毎年見ていますが、そうでない遠方の人からすると、あれだけのチューリップが咲いているところを見る機会は滅多にないでしょうから、遠方からはるばる来てくれるんだと思います。


職場の先輩の先生で、吉祥寺に住んでおられる方が、昔チューリップ祭に来たと言っていました。
恐ろしく遠かったと言っていましたが、吉祥寺からだと本当にそうだと思います。

都内から車で来る方はおそらく千葉北インターで高速道路を降りて、国道16号線から水道道路に入って会場近くまで来ると思います。


水道道路というのは、東西に伸びる道路で東は国道51号に突き当たり、西は勝田台付近で国道16号に突き当たります。
正式名称は知りませんが、地元民は水道道路と呼んでいます。


国道296号線(成田街道)、京成電鉄、水道道路がほぼ平行に走り、北から順に、国道296号線、京成電鉄、水道道路となります。
ふるさと広場は京成電鉄の北側にあるので、国道16号線から水道道路に入って会場を目指す人、つまり東にまっすぐ進んで会場を目指す人は、最後に水道道路から左折して京成の踏切を渡って、会場にアクセスします。

風車のすぐ近くに飯野竜神橋という橋がかかっています。
長さはおよそ170mです。
臼井方面から来てその橋を渡ると佐倉方面に抜ける事ができるんですが、その橋がかかったのは平成3年だそうです。
今から32年前です。
32年前はあの橋がなかったという事です。


ということは、臼井方面からふるさと広場に来ると、そこが行き止まりになっていた訳です。
それじゃあチューリップ祭も出来ないし、花火大会も出来なかったでしょう。
橋がかかって、車が自由に通行できるようになって初めて観光の土台が完成したんだと思います。

ただし、佐倉方面に抜ける道は、当時は道幅が狭くて、路面がガタガタで、かなり劣悪でした。
車同士がすれ違うのに徐行しなければならない狭さでした。
人が歩くような道ではなく、自転車もちょっと危険だったと思います。


でも、(記憶では)10年ほど前に工事がなされ、道幅が拡張され、歩道も作られ、センターラインも引かれ、信号までできました。
あれによってさらにチューリップ祭、花火大会には人が集まりやすくなったと思います。

ふるさと広場には風車がある他に、佐蘭花という売店もあり、普段から人で賑わっています。
貸し自転車もありますが、台数が少ないので天気が良い日は在庫ゼロの状態だと思います。

ふるさと広場には、印旛沼に沈む夕日の写真を撮るために集まってくる人も大勢います。
また、空気が澄んでいるときは、ふるさと広場から富士山を見ることもできます。

飯野竜神橋です。橋の側面に竜の頭が飾られています。わかりにくいですが。

ふるさと広場の駐車場

普段はふるさと広場のすぐ脇まで車で入っていく事ができ、湖畔に沿っておよそ1kmの幅で自由に車を止める事ができます。
5m間隔で車を止めると仮定すると(実際はもっとゆるゆるですが)、およそ200台の駐車が可能です。


他に農産物直売所(別名マルシェかしま)の駐車場にも多数の車を止める事ができます。
どのくらいの車を止める事ができるのか知らないですが、駐車場を長方形に見立てると、100mかける240mぐらいの広さがあります。
どのくらいの車が入るんでしょうか?
かなり入ると思います。

さらに、一昨年かその前後1年ぐらいに、船着場の駐車場が整備されて、すぐ水際までアスファルトで固められて駐車場が作られました。
Googleマップによると佐倉ふるさと広場臨時駐車場というそうです。
これはそんなに広くないですが、Googleマップで写真を見ると21台の車を止められるそうです。
普段はこれもタダです。

元日の印旛沼の売店

駐車場がタダなので、我が家も愛犬の散歩で良く印旛沼を利用します。
印旛沼に犬の散歩に来る人は多く、多数の犬と出逢います。


また、印旛沼の湖畔に車を止めて、テーブルと椅子を出して、ラジオを聴きながら本を読む人や、調理をして景色を見ながら食べる人、営業者でスマホを見ながら昼寝する人などが集まって来ます。

でもチューリップフェスタと花火大会の時には駐車場が突然有料になります。
遠方から来た人々は、駐車場が1000円と言われても何のためらいもなく払うと思うんですが、普段タダなことを知っている地元民からすると絶対に1000円なんて払いたくないです。
しかもその駐車料金はコロナ前は500円でした。
それがいつの間にか1000円に値上げされていました。
まあ、道路幅を拡張したり、農産物直売所駐車場を整備したり、船着場の駐車場を整備するのにお金がかかったのはわかるんですが、普段タダのところがお祭の時だけ1000円と言われたら、やっぱり止めたくないです。

昔、今から30年ぐらい前はあの辺りの駐車場はかなりひどかったようです。
ひどいというのはキャパシティーがかなり小さかったので、来訪者を受け入れ切れなかったという事です。
僕の友達で、彼女が出来たので初デートで印旛沼の花火大会に行った人がいました。
後日感想を聞いたら、とても怒っていて、もう二度と行かないと、カンカンな様子でした。
話を聞くと、早めに家を出たのに会場のかなり手前から渋滞していて、会場に着く前に花火大会は始まってしまったそうです。
だいぶ遅れて会場に着くと、駐車場が満車で入れないと言われたそうです。
その辺の路肩に止めようとすると、「車を止めないでください!そのまま進んでください!」と言われ、ずっと渋滞のまま会場を背にしてゆっくりと走り、やがて花火は見えなくなったそうです。
駐車場が少なすぎて来訪者を抱えきれなかった訳です。


初デートでそれでは、確かに怒りが爆発しますね。
でも、今はかなり駐車場が拡張されたので大丈夫だと思います。

特に花火大会の日はあの辺りはほぼ全て有料観覧席を買った人のための駐車場となり、ふらっと寄った人は車を止められないようになっているので、どうしても車を止めたいならば有料観覧席を買うしかないです。
かなり値段は高いと思いますが、初めてのデートならそのぐらい奮発して男気を見せても良いと思います。


ちなみに僕は、無料観覧席には何度も行っていますが、有料観覧席には一度も行った事がないです。
理由は、高いからです。

僕はチューリップフェスタには何度も行っていますが、駐車料金が500円だった頃は、ちゃんと有料駐車場に停めていました。
でも、1000円に値上げされてからは払いたくなくなったので、別の場所に車を止めています。


会場からは1km以上離れていますが、タダで止められるところがあるんです。
まさに地元民しか知らない穴場です。

ふるさと広場の近くに、印旛沼サンセットヒルズというバーベキュー場があります。
それは崖の上にあるんですが、その崖の下で印旛沼の辺りに「サンセットヒルズ下桟橋」という船着場があります。
そこには車が10台ぐらい止められるスペースがあります。
ちゃんと駐車場として整備されている訳ではないんですが、Googleマップでは「P」の文字が付いています。


ここに車を止めて、ふるさと広場まで歩けば駐車料金はタダです。
歩く場合は公道を歩くのではなく、サイクリングロードを歩いた方が近いです。
これまでチューリップフェスタに行って、チューリップを持ってサイクリングリードを歩いている人を見た事がないので、誰もその穴場は利用していないんでしょう。
まあ、知っていたとしても、歩くのが嫌で使わない可能性が高いと思いますが。

ちなみにその船着場の駐車スペースのすぐ後方に広大なアスファルトの駐車場があります。
昔はそこにもタダで車を止める事ができたんですが、(記憶では)およそ20年ほど前のある日、入口が閉鎖されてしまって使えなくなりました。
なぜあんな場所にあんなに巨大な駐車場があるのかは謎です。
しかももっと謎なのは、その駐車場の前に「飯野駐車場」というバス停があることです。
なぜあんな何もないところにあんなに巨大な駐車場があり、バス停まであるのか本当に不思議です。


今は桟橋がありますが、おそらくあの駐車場は桟橋よりもずっと古いと思います。
きっと飯野竜神橋よりもはるかに古いと思います。
なので、本当に謎です。

僕と妻は愛犬の散歩でチューリップフェスタに行くので、片道1300m歩くことは苦痛ではありません。
今年は4月1日の土曜日、4月3日の月曜日、4月12日の水曜日に行きましたが、すべて車はここに止めています。
普段タダなんだから、1000円も払いたくないです。

65万本のチューリップを誰が植える?

チューリップ祭で前から疑問だったのは、これほど多くのチューリップを誰が植えるのか?という事でした。
人を雇ったら莫大な人件費がかかりそうです。
なんと言っても65万本ですからね。
一体どうなっているのかと思っていましたが、実は小学生でした。
佐倉市内の小学生を動員しているんです。


確か5年生の時だったと思いますが、学校の校外学習でチューリップを植えに行くんですよ。
1人で何本植えるのかわかりませんが、小学生がやるんです。
僕は昭和42年生まれの55歳ですが、僕は小学生の時に校外学習で芋掘りをやりました。
でも娘は芋掘りの経験はないです。


娘が経験したのはチューリップを植えることと、田んぼの収穫の手伝いです。
佐倉市中の小学生を動員すれば、確かにあれだけのチューリップを植える事ができますね。
また、植えた本人やその両親は、咲いたチューリップを見たいだろうから自動的にチューリップフェスタに行く事になりますよね。
実にうまいシステムです。

果たして佐倉市には小学生が何人いるんでしょうか?
確か5年生が植えるはずなので、正確には佐倉市内の小学5年生は何人いるかが問題です。

ちょっとネットで調べてみたら、佐倉市内には23の小学校があるそうです。
表計算で人数を合計してみたら7652人でした。
これを6で割ると1学年あたり1275人となります。
いくらなんでも1275人で65万本のチューリップを植えるのは無理ですよね。
それでは校外学習ではなく、虐待になってしまいます。
一人当たり510本も植えなければならないからです。


ということは他にも植える人が大量にいるんですね。

さらに調べてみたら、佐倉市役所のホームページに書いてありました。
小学生が植える球根は1人36個だそうです。
なるほど、そういうことですね。
球根を植えるなら、1人で36個は難しくないですね。
でも、1275人で1人36個だったら球根はおよそ46000個しか植える事ができません。
桁が違いますね。
もしかしたら5年生だけでなく、6年生も植えるのかも知れないです。
でもコロナで中止になっていたからわからなかったのかも知れないです。
そうだとしても、まだ桁が違います。


あの65万個の球根は一体誰がどうやって植えているのでしょうか?
もしかしたら中学生も動員されているんでしょうか?
でもうちの娘(中学2年)は動員されませんでした。


もしかして、不登校だったから気づかなかっただけで、実は動員されていたのかも知れないです。
今後、引き続き調査をしたいです。

あの広大な敷地は普段は田んぼです

遠方から来た人々は、会場の広さに驚くかも知れません。
一面チューリップなので、見た事がない景色だと思います。
そうなるとあの辺り一面がすべてふるさと広場なのだと思ってしまうと思うんですが、実は違います。
チューリップフェスタの会場の広さを10とすると、ふるさと広場の広さはおよそ2ぐらいです。
Googleマップで航空写真を見ていただけるとわかるんですが、ふるさと広場は3本の道に挟まれた、南北に細長い三角形のような形をしています。
ここがチューリップフェスタの第一区画です。


そして第二区画は、その西側にある台形の田んぼです。
ここは普段は田んぼなんですが、チューリップフェスタの時期にはチューリップ畑に変身します。
第一区画と第二区画の間は農道で区切られているので、Googleマップの航空写真で見ると良くわかると思います。

これが第二会場の本来の姿です。遠くに風車が写っています。


第一区画(つまり本当のふるさと広場)にチューリップは観賞用ですが、第二区画(つまり本当は田んぼ)にチューリップ掘り起こし販売をしています。
僕は地元なので掘り起こしをやった事はないですが、会場に行くと半透明のビニール袋のたくさんのチューリップを指して、友達や家族と楽しそうに会話しながら駐車場に向かう人々(つまり帰る人々)を多数見ます。


わざわざ遠方から来てあのチューリップを見たら手ぶらで帰るのが惜しくなるんでしょう。

多数の飲食物の出店が出ていますが、そこで食べ物を買うよりは、チューリップをスコップで自分で掘り起こして買って帰る方が楽しいのだと思います。
値段は15本で500円だそうです。
安いですよね。

第二区画はもともと田んぼなので、第一区画と違って地面が柔らかいです。
場所によってはぬかるんでいます。
会場には靴を洗うための水道もありますが、第二区画で掘り起こしをするならば、汚れても良い靴で来るか、長靴を持参するのが良いと思います。
まかり間違ってもハイヒールなどのおしゃれ靴では行かない方が良いと思います。


天候にもよりますが、靴が泥だらけになる可能性があります。
もともと田んぼの場所なので、それはどうしようもないんですよ。
以前は不思議でした。
第二区画の足場はなんでこんなに悪いんだと。
その時はまだそこが田んぼだと気づいていませんでした。

ちょっと余談をさせてください。
夏の花火大会の時に、無料観覧席というのが設けられます。
場所はふるさと広場からは離れていて、京成電鉄の踏切があるところです。
踏切の脇に広大な無料観覧席が設けられます。
席といっても椅子やテーブルがあるわけではなく、ただの空き地です。
なので人々はそこにレジャーシートを敷いて直に座ります。
早い人は朝から場所取りに行きます。

無料観覧席には仮設トイレが多数設置され、綿菓子屋やお面屋という出店も出ます。
娘が小さかった頃は毎年行っていましたが、とても良い花火大会です。
小さい子連れが多く、小さい子は夜遅くまで起きてられないのでだんだん機嫌が悪くなります。
娘が本当に小さかった頃は、娘は指をしゃぶり始めたら撤収する事にしていました。
小学生になって、最後まで起きていられるようになりましたが、今度は周りの小さい子達がぐずっています。
すぐ左隣で小さい女の子が「もう帰る。」と言って泣いているのをお母さんが「あと少しだからね。」となだめていました。
また、うちのすぐ後では小学生ぐらいの男の子が元気な声で「たまやー!」と叫んでいます。
花火大会も終盤に差し掛かると隣も後も静かになっていました。
隣を見ると、ぐずっていた小さな女の子はお母さんに抱かれたまま眠っていました。
後を振り返ると元気よく大声を出していた男の子は、大の字になって寝ていました。
ランニングシャツに半ズボンでした。
まさに地元の花火大会です。

娘は5年生になった頃から、もう花火大会には行かないと言い出しました。
それで我が家の印旛沼花火大会は終わりになりましたが、おそらく娘は今年あたりから友達と連れ立って見に行くんだと思います。
中学生が友達で連れ立って花火大会を見に行ったら、それはそれは楽しいでしょうね。
きっと現地で男子のグループとばったりでくわして、お互いに憎まれ口をききながら一緒に見るんじゃないでしょうか?
いやあ、青春ですね。
僕にはそういう経験はありませんでした。

天気が良い土日の渋滞は極めて深刻です

ふるさと広場の駐車場のキャパシティーは年々拡大していますが、来訪者も年々増加していて、ある記事では10万人とも報じていました。
そうなると当然道路は渋滞し、駐車場近辺は大混雑します。
僕は4月9日の日曜日にいきつけの床屋さんに行ったんですが、その時にチューリップ渋滞に巻き込まれました。


床屋さんが印旛沼のすぐ近くにあるので、水道道路を通って行くんです。
その道路が大変な事になっていました。
京成電鉄の臼井駅よりも手前からずっと渋滞していました。
Googleマップで調べた限りでは、なんと3km近い渋滞です。
これはひどかったです。


3kmの渋滞といっても高速道路の渋滞とは違いますよ。
料金所を通るための渋滞ではなく、駐車場に車を止めるための渋滞ですからね。
こんなのに付き合っていたら予約の時間に間に合わないと思い、すぐに裏道に入ってなんとか9分遅れで床屋さんに着きました。

土曜日は寒くて雨が降っていましたが、日曜日は晴れて気温も上がったので、人々がチューリップフェスタに殺到したのでしょう。
とにかくものすごい渋滞でした。

ふるさと広場にアクセスする方法は2つあります。
臼井方面から行く方法と、佐倉方面から行く方法です。
臼井方面から行くと、水道道路を通ることになり、地獄の渋滞に巻き込まれます。
でも佐倉方面から水道道路を使わずに行く場合は道はガラガラで、渋滞知らずでふるさと広場に行けるはずです。

しかも佐倉方面からアクセスした場合は、1000円の公式駐車場より手前にもっと安い民間駐車場があります。
民間駐車場の値段はふるさと広場からの距離に反比例し、500円、400円、300円のものがあります。
ただ、300円の民間駐車場は非常に見つけにくい場所にあるので、遠方から来る人は400円の民間駐車場に停めるのが最安値だと思います。
サンセットヒルズ下の桟橋の駐車場まで行けばタダですが、会場まで1300m歩くので、あまりお勧めしません

チューリップフェスタのホームページにも書いてありました。
四街道インターで降りて会場に向かうとひどい渋滞をしているから、佐倉インターで降りて佐倉方面から来ることをお勧めしますと書いてありました。
これは全く同意で、反論は全くありません。
まさにその通りだと思います。
(上で僕は千葉北インターで降りるだろうと書きましたが、四街道インターで降りる人が多いようです。)

4月1日の土曜日に印旛沼に行った時は、第一区画のチューリップは結構咲いていましたが、第二区画はまだつぼみが多かったです。
でも人がものすごく多くて驚きました。
人々が半透明のビニール袋にチューリップを多数入れて笑顔で歩いているのを見ると、こっちまで平和な気分になりました。

4月3日の月曜日に行った時は、さすがに渋滞もなく、農産物直売所の駐車場もガラガラでした。
でも、チューリップの開花は進んだようで、より綺麗になっていました。

4月9日の日曜日はひどい渋滞に巻き込まれそうになりましたが、なんとか迂回して難を逃れました。
この日は会場には行きませんでした。

4月12日の水曜日は、第一区画のチューリップが枯れ始めていましたが、第二区画のチューリップが満開で、とても綺麗でした。
大勢の人々がチューリップを掘り起こして買って帰っているはずなんですが、それでも減った気がしないぐらいたくさんありました。
なんと言っても65万本ですからね。

もし明日、明後日の土日に好天に恵まれたら、より一層多くの人が会場に押しかけるのでしょう。
駐車場も儲かるし、アイスクリームは飛ぶように売れると思います。
もちろんチューリップも売れるでしょう。
売れ残ったチューリップは枯れて散るしかないので、可能なら全部買っていって欲しいですね。
枯れても球根が残るので、適切に保管すれば来年また花を咲かせますよ。

印旛沼の宇宙人

4月12日の水曜日のことです。
サンセットヒルズ下桟橋の駐車場に車を停めてふるさと広場に向かって歩いていると、サイクリングロード上に何か落ちています。
妻はそれを見つけて、「これ、おもちゃ?」と聞きます。


何かと思ってしゃがんでよく見てみると、サイクリングリード上に500円玉ぐらいの小さなカメがいます。
見た事がないぐらい小さなカメです。
しかも変な顔をしていて、生き物とは思えませんでした。
おもちゃだろうと思って、軽く指で突いて見たら、緩慢な動きでしたが動きました。
生きています!


どうみてもカメなんですが、顔が明らかに変です。
目がやたらと大きくて、しかも全部黒目です。
まるでイラストでよくみる宇宙人みたいです。

妻はミドリガメなのか、カミツキガメなのかと僕に尋ねますが、そんなことを聞かれても僕にはわかりません。
ウミガメではない事がわかる程度の知識しかありませんから。


でも見れば見るほど変なカメです。
一体これは何なのか?
しばらく思案してある可能性が浮上しました。
もしかしたらこれはカメではなくて、スッポンなのかも知れないと思いました。
考えて見たら僕はスッポンを見た事がありませんでした。
もしかしたらこれがスッポンなのかも知れないと思いました。


それで納得してそのまま通り過ぎようと思いましたが、妻が「一応、写真を撮っておいたら」と促すので写真を撮る事ができました。
ナイスアシストです。


ちなみに妻は僕がブログを書いていることは知りません。
一昨年の3月に書き始めたことは知っていますが、タイトルを教えていないので読んだことはないはずです。
そして、今ではとっくに辞めていると思っているようです。
でも、まだ続いています。

これがその謎の亀の写真です。

どうですか?
これが生き物なんですよ。
信じられますか?
どうみてもおもちゃですよね。
ちなみに帰宅してからパソコンでスッポンの画像を検索して見ましたが、明らかに別物ですね。
あのカメはスッポンではありませんでした。

この写真をGoogleの画像検索にかけてみたら、カミツキガメという結果が出ました。
でも絶対に同じ種類とは思えません。
顔が違い過ぎます。
本当に目が宇宙人ですよね。

一つ興味深いのは、このカメを見つけたのが妻であって、愛犬ではなかったという事です。
愛犬は我々よりはるかに鼻が効くので、散歩の時にいろいろなものを見つけます。
新川のサイクリングロードを散歩していた時には草むらからカメを見つけました。
それも結構多数です。
他にも猫が潜んでいたり、鳥が隠れていたりするとすぐに鼻で見つけます。


なのに今回はこのカメのことは完全にスルーしたそうです。
つまり我が家の愛犬は、それを生き物として認識していなかったんです。
妻は宇宙人ではないかと冗談で言っていましたが、だんだん宇宙人なのかも知れないと思うようになって来ました。
もちろん冗談で言っていますが、宇宙人というのはもしかしたら人間のような形、大きさではなく、手のひらサイズのカメなのかも知れないなと思いました。
そうだとしたら世間のイメージを根底から覆すことになり、面白いなと思いました。


あれはもしかしたら新種のカメなのかも知れないです。

どちらにしても愛犬の散歩をしているといろいろな動物に出会えて面白いです。
今までに散歩中に偶発的に出会した動物をあげると、ハクビシン、カメ、クジャクなどがいます。
我が家の愛犬が地中のモグラを察知して激しく穴を掘り始めた事が何度かありますが、まだ一度もモグラを掘り当てたことはありません。
僕はモグラを見た事がないので、ぜひ一度は見てみたいです。

他に印旛沼ではひばりのヒナが頑張って飛んでいたり、トンビが獲物を狙って周回していたり、カモや白鳥が羽を休めていたり、実にいろいろな生き物がいます。
印旛沼の散歩はとても楽しいです。

最後になりますが、印旛沼のチューリップフェスタはまだやっていますので、興味がある方はぜひお越しください。
4月23日までやっています。

今回はこんなところです。
ありがとうございました。

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