こんにちは、鹿野一郎です。
近いうちに、長崎に旅行に行きたいと思っていましたが、ふと鳥取砂丘に行きたいなと思いました。
僕はまだ鳥取砂丘には行ったことはありませんが、いろいろ調べてみると、随分と誤解をしていた事がわかりました。
行ってみたいと、強く思うようになりました。
鳥取砂丘について知っていたこと
鳥取砂丘について、僕はほとんど何も知りませんでした。
実際に行った人から話を聞くと、とても狭くてがっかりしたと言っていました。
また、テレビのワイドショーなどでは、最近鳥取砂丘にマナーの悪い人がいると報じていた事もありました。
どういう風にマナーが悪いのかというと、砂丘でゴルフの練習をしている人いたり、砂丘に自分の名前など、文字を刻む人がいるという話でした。
僕はそれを見て、
どうしてそれがマナー違反なんだ?
別に問題ないじゃん。
と思いました。
僕は千葉県民ですが、千葉県には九十九里浜というとてつもなく巨大な砂浜があります。
もし誰かが九十九里浜でゴルフの練習していたら、別の誰かが文句を言うでしょうか?
誰かが自分の名前などを砂浜に刻んだら、文句を言う人がいるのでしょうか?
あれほど巨大な砂浜なので、近くに人がいないなら、パターの練習ぐらい自由にやって良いと思います。
自分で穴を掘って、旗を立てて、パターの練習をしても、誰にも迷惑はかからないと思います。
また、自分の名前を大きく刻んだとしても、雨や風ですぐに消えてしまうんだから、放っておけば良いと思います。
なので、僕はこのニュースを聞いて、鳥取砂丘というのは、本当に狭い場所なんだなと思いました。
狭いからこそ、ゴルフの練習をするな!砂丘に自分の名前を刻むな!ということになるんでしょう。
そんなことから、僕は鳥取砂丘の広さは、高校のグラウンドぐらいしかないんだろうと思っていました。
4、5年前だと思いますが、予備校の生徒に、鳥取県出身の女の子がいました。
東京の大学に入るために、東京で浪人生活を思っていたんです。
その子に鳥取砂丘について聞いてみた事があります。
すると、実に冷めた声で、次のように答えてくれました。
ああ、鳥取砂丘ですか。
何度も行きましたよ。
小学校、中学校と、遠足は9年連続で鳥取砂丘でしたよ。
このセリフには驚きました。
いくらなんでも9年連続で同じ場所というのは、かわいそうだと思います。
小学校、中学校の9年間で、同じ場所に2度行くなんて事があるでしょうか?
普通は毎回違う場所に行くと思うんですが、それは東京や千葉、埼玉の常識なのでしょうか?
鳥取県では、遠足といったら鳥取砂丘というのが常識なんでしょうか。
この話から、鳥取県には、本当に砂丘以外は何もないんだなと思いました。
これが僕の鳥取砂丘に関する知識、認識でした。
地図で鳥取砂丘を見つけました
長崎に1人で旅行に行こうと思い、ホテルなどを探していたんですが、ふと違うプランを考えてみました。
長崎には若い頃に何度も行っているので、今度は違うところに行ってみようかと思いました。
別に行きたいところもなかったんですが、なんとなく休暇村(というホテル)の全国制覇を考えてみようかと思いました。
休暇村というのは全国に35ある宿泊施設で、なかなかリーズナブルで良い宿だと思っています。
僕は休暇村は館山(千葉県)、那須(群馬県)、奥武蔵(埼玉県)、富士(静岡県)に泊まった事があります。
できればもっと遠いところで、良いところはないかと探して、鳥取県の休暇村奥大山に注目しました。
緑に囲まれた静かそうなところで、とても良いと思いました。
休暇村奥大山について調べているうちに、
鳥取県ならば、近くに鳥取砂丘があるはずだ。
どこにあるんだろう?
と思いました。
鳥取県の場所は当然知っていますが、鳥取砂丘が鳥取県のどの辺にあるのか全く知らなかったので、Googleマップをズームアウトしてみました。
でも、砂丘らしきものは見つかりませんでした。
あちこちスクロールして探してみたんですが、地図では発見できなかったので、最後はGoogleマップで鳥取砂丘を検索してみました。
画面には鳥取砂丘が映りましたが、その地図を見て驚嘆しました。
こんなに小さいのかよ!
本当に小さいな。
じゃあ、なんであんなに有名なんだ?
と思いました。
今度は鳥取砂丘について調べることにしました。
すると、面積は550ヘクタールということでした。
念のために説明しておくと、1ヘクタールというのは100mかける100mの正方形の面積です。
550ヘクタールというのを見て、さらに驚嘆しました。
それは、途方もない広さですよ。
僕は千葉県佐倉市に住んでいますが、佐倉市で最も大きい公園は、上座総合公園という公園です。
愛犬の散歩でたまに行きますが、上座総合公園の広さは9.9ヘクタールです。
ということは、あの公園の55倍の広さです。
それは尋常じゃない広さですよ。
僕は公園の広さを調べるのが結構好きで、上座総合公園の面積が約10ヘクタールというのは知っていました。
他にも広い公園の面積を列挙すると次のようになります。
公園名 | 面積 |
ひたち海浜公園(茨城県) | 350ヘクタール |
東京ドイツ村(千葉県) | 300ヘクタール |
モエレ沼公園(北海道) | 189ヘクタール |
ハウステンボス(長崎県) | 152ヘクタール |
昭和の森(千葉県) | 100ヘクタール |
葛西臨海公園(東京都) | 81ヘクタール |
東京ディズニーランド(千葉県) | 51ヘクタール |
森林公園(埼玉県) | 50ヘクタール |
アンデルセン公園(千葉県) | 30ヘクタール |
上座総合公園(千葉県) | 10ヘクタール |
これは、僕が行った事がある公園の面積のリストであって、日本の広い公園ランキングではありません。
ちなみに今調べてみたら、日本で一番広い公園は、愛知県の国営木曽三川公園というところで、面積は10000ヘクタールだそうです。
大体佐倉市と同じ面積です。もはや公園じゃないですね。
話を戻しましょう。
東京ディズニーランドに行った事がある人はとても多いと思うので、その方々は、鳥取砂丘の面積は、東京ディズニーランドの11倍と考えるとわかりやすいと思います。
その広さにあるのは、ただ砂だけで、他には何もないはずです。
途方もない広さですね。
ちなみに千葉県の九十九里浜は、長さが66kmにも及ぶそうです。
でも、長さはあっても、幅はとても狭いです。
九十九里にもよく行きますが、駐車場から歩いて砂の上に出てから、海岸線までの距離はせいぜい300mぐらいかな?と思います。
もちろん場所によってかなり違いがありますが、平均の幅が300mと仮定すると、長さ66kmは100mの660倍で、幅の300mは100mの3倍ということになります。
660と3をかけると、1980になるので、九十九里浜の面積は1980ヘクタールということになります。
およそ2000ヘクタールです。
地図で見ると鳥取砂丘はとても小さく見えましたが、実際には九十九里浜の4分の1以上の広さがあるんですね。
鳥取砂丘について調べて知ったこと
鳥取砂丘は九十九里浜と違って、地形は平坦でなく、かなりの起伏があるようです。
しかもその起伏を利用して、スノーボードならぬ、サンドボートとか、パラグライダーなどをやっているようです。
さらにラクダに乗ることもできるようです。
サンドボートは動画が公開されていますが、スノーボードに比べるとかなりゆっくりなようです。
しかも雪山を滑り降りるのと比べると、高低差が少ないので、面白さはだいぶ違うと思います。
さらに言うと、鳥取砂丘にサンドボート用のリフトがあるとは思えないので、下まで降りたら自力で登らなければならないんだと思います。
固い土ではなくて、砂なので、下から上までの登るのはかなりの体力を要するんじゃないでしょうか?
パラグライダーはちょっと面白そうですね。
もし1人で行くんだったらやらないですが、娘が一緒に来てくれるんだったら、是非やりたいと思います。
昔、ハワイでパラセイリングをやった事があります。
モーターボートに引っ張ってもらって、パラシュートごと上空に上がるレジャーです。
あれはとても面白かったですが、パラグライダーはモーターボートに引かれるのではなく、自分で飛んでいくようなので、少し怖いかも知れないですね。
ラクダに乗れるのも少し魅力です。
これも1人で行くんだったら乗らないと思いますが、娘が一緒に来てくれるんだったら、乗りたいです。
どのくらいの距離を乗せてもらえるのかと調べてみたら、乗っているのはほんの数分だけだそうです。
つまり、移動手段としてラクダに乗れるのではなく、ラクダの乗る体験をするレジャーのようです。
昔、中山競馬場で馬には乗った事がありますが、ラクダには乗った事がないので、乗ってみたいです。
僕は昔、五年生だった時に、学校の希望者のみの行事で富士山に登りました。
その時は8合目までしか行かれませんでしたが、下りが物凄かったです。
8合目から6合目までずっと砂利の斜面で、そこを友達と一緒に豪快に走り降りて行きました。
勢いが付き、止まれなくなるので、最後は豪快に吹っ飛んで、何回か転がってから止まります。
それを何度か繰り返して、8合目から6合目までおそらく15分ぐらいで下りたと思います。
その後、落石事故があって、その登山道は閉鎖されてしまいましたが、娘にその話をすると、ものすごくやりたがっていました。
鳥取砂丘ではそれが出来そうなので、もしかしたら一緒に行ってくれるかも知れないです。
娘は来月小学校を卒業します。
一昨年から反抗期が始まっていて、妻に対してはひどい態度を取ります。
もう家族3人では旅行に行かないとも言っています。
一昨年の10月には娘と2人で那須ハイランドパーク(という遊園地)に泊まりがけで行き、去年の7月には富士急ハイランドに泊まりがけで行きました。
もしかしたら鳥取砂丘に一緒に行ってくれるかも知れないです。
その場合、妻には悪いですが、留守番をしてもらうことになります。
娘が来てくれない場合は、1人で行きます。
先日、長崎に行きたいと思っいた時、なんとか娘も一緒に長崎に連れて行けないかと思って、ハウステンボスの話をしたんですが、興味ゼロで空振りに終わりました。
果たして鳥取砂丘はどうでしょうか?
鳥取砂丘は、JR鳥取駅から車で11分という近さだそうです。
それはJR千葉駅から千葉みなとに出るのと同じぐらいの近さだと思います。
そんなところに、東京ディズニーランドの11倍の面積をもつ砂丘があるんですよ。
なんかすごいスケールですね。
鳥取砂丘にはいくつかのルールがあり、砂を持ち帰ること、ゴルフの練習、砂に名前などを刻むことは禁止されているそうです。
だから上で述べたワイドショーは、それに違反する人々を取り上げたんだと思いますが、僕にしてみればその人達よりも、街中でゴミや空き缶のポイ捨てをする人々の方がはるかに問題が多いと思います。
別に砂丘でゴルフをしても、名前を掘っても、大したことはないと思いますよ。
もちろん、僕はやりませんが。
ちなみに僕は、生まれてこの方、ゴミのポイ捨ては一度もした事がありません。
必ずゴミ箱に捨てるようにしているし、ゴミ箱がなければ自宅まで持ち帰って捨てるようにしています。
娘が幼稚園生の時にそういう話をしたら、嘘をついている!と言われました。
どう言うことかと尋ねると、
パパがゴミのポイ捨てをするところを見た。
と言います。
そんな馬鹿な!絶対にそんなはずはない。
一体いつ、パパがゴミのポイ捨てをしたんだ?と聞くと、驚きの答が返ってきました。
この間、パパが車の運転をしながら、お菓子を食べていた時、食べ終わったら、指を窓の外に出して、粉を払っていたよ。
あれがゴミのポイ捨てだよ。
なんと!手についた粉を窓から振り落とすのがゴミのポイ捨てなのか?
そうなのか?ちょっと厳しすぎるんじゃないのか?
と思いました。
でも、考えてみたらそうなのかも知れないです。
例えばある人が、車内でタバコを吸っていて、吸い終わったタバコを窓から捨てたら、それは完全にアウトだと思います。
では、吸っているタバコを窓の外に出して、トントンと叩いて、灰を落とすのはどうでしょうか?
タバコを吸わない僕からすれば、それもアウトですが、喫煙者の中には、「それは厳しすぎるぞ。それぐらいセーフだろ!」と言う人もいるでしょう。
それと同じことなのかも知れないです。
なので、少し訂正します。
窓から指を出して、粉を払ったことはありますが、それより大きいゴミのポイ捨てはした事がありません。
鳥取砂丘へのアクセス
さて、千葉県から鳥取県は遠いです。
どうやって行きましょうか?
もし1人で行くんだったら、家から車で行きたいです。
片道700kmあり、10時間かかるそうですが、そのぐらいは楽勝です。
うちからだと、高知へ行くのは13時間、宮崎まで行くと23時間かかります。
さすがに宮崎の23時間はきつかったですが、高知の13時間なら楽勝です。
なので、1人だったら車で行きます。
ただ、地球環境のことを考えると、相当なエネルギーの無駄遣いで、罪悪感は感じますが。
娘と2人で行くんだったら、さすがに車では行かないです。
娘と2人だったら、新幹線で姫路まで行って、姫路でレンタカーを借りると思います。
姫路からだと車で2時間で着くそうなので、問題ないと思います。
もし、万が一妻も一緒に行くことになって、3人で行くならば、羽田から飛行機で鳥取空港に降り立つと思います。
まあ、それが一番普通ですよね。
でも飛行機を使うことになると、時間に縛られるから嫌です。
羽田から鳥取空港までは一日3便しかないそうなので、かなり時間が制約されます。
こうやって旅行について色々考えるのは楽しいですね。
このブログはバーベルブログなので、バーベルや筋トレの話を書くべきなんですが、今日は寝不足が蓄積してい午前中はずっと寝ていました。
体も疲れていて、トレーニングも出来ませんでした。
やっていたのは、ひたすら鳥取砂丘について調べていた事だけです。
なので、今回は、鳥取砂丘について書かせていただきました。
ありがとうございました。