こんにちは。鹿野一郎です。
令和2年(2020年)1月12日、パワーリフティングのチーム「バーベル野郎!」の合同練習会と親睦会がありました。
場所は検見川さん(74kg級)の個人ジムです。
僕がこのジムにお邪魔するのは、今回が2回目でした。
1 チームの合同練習会
今回参加した人は、船橋さん(93kg級)、中山さん(83kg級)、津田さん(83kg級)、千葉さん(74kg級)と、チーム「毒薬倶楽部」の亀戸さん(83kg級)でした。
毒薬倶楽部の亀戸さんは別のチームの人なのに、参加してくれました。
前の年のの12月の試合でパンフレットに載っていたので知っていました。
国体の一週間前にボディービルの試合に出て、大幅に減量したため国体では本来の力を発揮する事が出来ず、自己ベストを65kgも下回ったと書いてありました。
おそらく亀戸さんのベストは650kgぐらいだと思います。かなり強い人です。
前回、夏にここに集まったときは幕張産によるベンチプレスセミナーでしたが、今日は合同練習会だったので、今日の方がみっちりトレーニング出来ました。
僕は最初は船橋さんとデッドリフトをやっていましたが、その後は千葉さん、亀戸さんとベンチプレスをやり、さらにその後は千葉さん、津田さんとスクワットをやりました。
今日はかなりみっちりトレーニングが出来ました。
今日の内容は以下の通りです。
デッドリフト 140kg5回,150kg5回,160kg5回,170kg1回\ ベンチプレス 80kg8回,90kg8回,100kg1回,90kg3回,6回,6回,100kg1回\ スクワット 110kg8回,130kg8回,150kg5回,140kg4回\ カール 40kg7回,7回,6回,5回\ ライイング・トレイセップ・エクステンション 40kg7回,7回,6回、4回\ サイドレイズ(2回目) 10kgプレート10回,9回,9回,7回,6回
2 ベンチプレスのフォームについて貴重な意見を頂く
ベンチプレスでは、僕のフォームについて亀戸さんが指摘してくれて、とても有益なアドバイスを頂く事ができました。
100kgになると僕のフォームが大きく崩れて左の脇が開くそうです。
90kgまでは左も脇が絞まっているのですが、100kgになると開くそうです。
またバーベルを下げるときは、右が深くて左が浅いそうです。
この辺を意識してトレーニングをして行けば、フォームのゆがみと左右差を解消出来るかも知れないと思いました。
普段、一人でトレーニングをしていると、こういう事は誰も言ってくれないので、教えて貰える事が本当に有難かったです。
亀戸さんはベンチプレスは最大160kgまでやっていました。本当に強い人です。
3 リストラップを巻くと手首が楽
スクワットの時は千葉さんからリストラップを借りて手首に巻いてやってみました。
試合ではほとんどの人が、ベンチプレス、スクワットの時に手首にリストラップを巻いているのですが、どういう効果があるのか知りませんでした。
借りてやってみると、予想していたよりがっちりと手首が固定されて、バーベルを担いでも手首が全く痛くなかったです。
僕も買おうと思いました。
4 いつの間にか80kg台に!
僕は検見川さんから、74kg級とは思えないほど体がでかいと言われて、ジムの体重計の乗ってみましたが、なんと!トレーニングウェアを着た状態で、80.8kgもありました!
裸で80kgぐらいでしょう。
太って来た事は自覚していましたが、まだ77kg位で済んでいると思っていたのでショックでした。
まだ腹筋もうっすらと残っているし。でも、80kgです!
言われてみれば確かに右の上腕血管は見えなくなっていました。
僕は左の上腕血管は常に浮き出ているのですが、右はそうはいかず、ある程度痩せないと血管が浮き出てこないのです。
右の上腕血管はいつの間にか見えなくなっていました。
今日のトレーニングはとても良かったです。
ゴールドジムでトレーニングをするよりも、検見川さんのジムでトレーニングをする方が遥かに良いと思いました。
機材はゴールドジムの方が揃っていますが、人も多いので、パワーラックやベンチプレス台を使うのに、待つ事が結構あるからです。
それにトレーニングをしているのが全員パワーリフターというのはなかなかない環境です。
5 夜は親睦会
トレーニングを五時までやって、それから皆で親睦会の会場に移動しました。
親睦会は千葉の焼肉屋です。幕張さん(74kg級)は昼間仕事があったそうで、親睦会だけ参加しました。
幕張さんに、何故12月の試合に出なかったのかと尋ねましたが、理由は簡単でした。
12月の千葉県大会は国体の予選を兼ねていましたが、その国体の開催場所が沖永良部島で、鹿児島からフェリーで七時間という遠さなので、
出る気が起きなかったというのです。
12月の千葉県大会に有力選手がほとんど出なかったのは、そういう理由だったのですね。納得しました(笑)。
しかし、この2020年の国体(鹿児島国体)は、新型コロナウィルスの感染拡大で中止になってしまいました。
幕張さんの奥さんはパワーリフティングに理解がないうえに、妨害までするそうです。
奥さんが協力的な人ならば、もっと強くなれていたはずだと言っていました。
どういう妨害を受けているの聞いてみると確かに凄かったです(笑)。
僕の妻は一応、僕のパワーリフティング熱は理解してくれていて、妨害はしません。応援もしてくれませんが。
僕と幕張さんの共通の意見ですが、パワーリフティングで記録を伸ばそうと思ったら独身の方が絶対有利だと思います。
一方で亀戸さんの奥さんはトレーニングに非常に協力的で、ジムに行くのに車で送り迎えをしてくれるそうです!
信じられない話です!
亀戸さんは国体に出る強い選手であるだけでなく、ボディービルでも千葉県チャンピオンだそうです。
奥さんの協力があるからそんなに強くなれるのでしょうか。
着替えるときに皆が亀戸さんの身体を見て声を上げていましたが、確かに凄かったです。
立体感が普通の人とは違いました。特に大胸筋の隆起が凄かったです。
僕に無いものを持っていて、本当にうらやましかったです。
亀戸さんは毒薬倶楽部の人ですが、毒薬倶楽部の人々は普段から同じジムでトレーニングをしているので、合同練習会というのはやっていないそうです。
僕が毒薬倶楽部の両国さんを目標にしていると言ったら、それを聞いて、「いいじゃないですか!ライバルは持つべきだ。」と言ってくれました。
ただし、両国さん本人には言わないで下さいと頼んでお来ました。
僕のベストはまだ452.5kgですが、両国さんは505kgなので、大きく差をつけられているからです。
同い年なので、さらに同じ階級なので、勝手に目標にしています。
親睦会では来年からの新基準記録についても話が出ました。
ジャパンクラシックの基準記録が大幅に引き上げられて、簡単には出られなくなるのだそうです。
例えば74kg級では、今は465kgで出られますが、来年からは580kgを挙げる人しか出られなくなるそうです!
凄い厳しさです。
最近のフィットネス人気で、パワーリフティングも参加者が増えて来たので、ハードルを上げるのでしょう。
ただし、マスターズはそれほど厳しくないようです。
ジャパンクラシックマスターズの74kg級M2クラスは今の基準が370kgで、新基準が380kgだそうです。
マスターズには優しいみたいですね。
店は90分の食べ放題、飲み放題だったので、七時半には店を出ました。
今日はとても楽しい一日でした。
そして、極めて密度の濃いトレーニングが出来ました。
パワーリフティングは一人でやるのではなく、チームでやるのがとても良いと思いました。
ありがとうございました。