12月10日パワーリフティング千葉県大会で、スクワットの自己ベストを更新しました! 

パワーリフティング

今日は、鹿野一郎です。
僕は2023年12月10日のパワーリフティング千葉県大会に出場しました。


今日が火曜日なので、おとといの話です。

男74kg級マスターズ2(50歳代)の部に出場し、検量は73.6kgでした。


スクワットは175kg、ベンチプレスは90kg、デッドリフトは170kgでトータル435kgでした。

スクワットの175kgは自己ベストを5kg更新した新記録で、とても嬉しかったです。


ベンチプレスの90kgは自己ワースト記録を10kg下回る最悪の記録ですが、怪我が原因なので、これは良しとします。


デッドリフトの170kgは自己ベストに15kgも及ばない情けない記録でした。

74kg級マスターズ2にエントリーしていたのは3人でしたが、1人が欠場し、2人での争いとなりました。
事前の予想では楽に勝てると思い上がっていたんですが、負けてしまって2位になりました。
2019年の春の大会以来、2個目の銀メダルです。


これまでに2回優勝した事がありましたが、その時はメダルが出なくて賞状だけでした。
今回はメダルが出るという事なので、個人史上初の金メダルを手に入れたかったんですが、ダメでした。
優勝した人の過去の記録を見ると、僕の記録よりトータルで35kgほど低かったので、ベンチプレスが本調子でなくても勝てるだろうとタカを括っていましたが、甘かったです。

でも、今回の試合は嬉しさ7割、悔しさ3割で、トータルでは楽しい試合でした。
やっぱりスクワットで175kgを成功させられたのがとても嬉しかったです。
初めて試技上でガッツポーズをしました。
試技場を去るときも歩きながら3回ガッツポーズをとってしまいました。
そのぐらい、スクワットの175kg成功は嬉しかったです。

思い返してみれば、あれと同じぐらい嬉しかった経験は2016年12月の初めて出場した千葉県大会のデッドリフト以来です。


初めて出た時のデッドリフトは140kg、150kg、160kgと挑戦しました。
ジムでのトレーニングでは155kgまでしか成功した事がなく、しかも155kgで左手が大きく開いてしまっていたので、160kgは無理だろうと思っていました。
でも試合で160kgを完全に引き切る事ができて、しかも判定が白旗3本だったので、あの時はビールの泡のように、体の芯から喜びが湧いてくるような幸福感がありました。
昨日のスクワットはそれ以来の喜びでした。

去年11月の関東大会では、何が何でもスクワットで175kgを成功させるという気持ちで挑みました。
でも第二試技も第三試技も175kgは失敗の判定になり、悔しい試合になりました。
トータルでも455kgで自己ベストタイでした。


スクワットでもトータルでも自己ベストを更新できなかったことが辛くて、今年の春はパワーリフティングの試合に出ませんでした。
なので、今回の試合は1年振りでした。

試合を終えてみて、やっぱりパワーリフティングは面白いと思いました。
次の4月の試合は必ず出ます。
出て、今度はデッドリフトで自己ベストを更新したいです。
もちろんスクワットもさらに自己ベストを更新して、ダブル更新したいです。
可能ならベンチプレスも自己ベストを更新して、トリプル更新したいです。

第一種目スクワット

12月10日、この日は朝の8時15分が受付だったので、僕は6時45分に家を出て車で会場に向かいました。
会場は袖ヶ浦臨海スポーツセンターです。
この会場には前にも試合で行った事があります。
東京湾のすぐ目の前にあり、国道16号に面しています。
最寄駅は内房線の長浦駅で、線路と国道16号に挟まれる場所に会場があります。

8時15分に受付が始まり、受付をした後は、コスチュームチェックを受け、ラックの高さを申請しました。
僕がコスチュームチェックで提出したのは以下のものです。

(1)パワーベルト(スクワットとデッドリフトで使います)
(2)吊りパン(これを着ないと出られません)
(3)Tシャツ(スクワット、ベンチプレスではTシャツ着用が義務付けられています)
(4)シューズ2足(スクワット・ベンチプレス用とデッドリフト用)
(5)ハイソックス(デッドリフトの時はハイソックを履いていないといけません)
(6)リストラップ(手首が痛いのでスクワットの時に手首に巻きます)
(7)チョーク(デッドリフトで手が滑らないように手に塗る液体状の滑り止めです)

このコスチュームチェックでは、初めて出場した時に、パワーベルトが規格に合っていないと言われて使えませんでした。


その時は、補助要員の方がご厚意で貸して下さったので、試合に出る事は出来ました。


また、2017年の関東大会ではTシャツの首の部分の穴が広すぎるという理由で却下されました。
でも、持参したTシャツではなくて着て行ったTシャツなら可能だと言われて、それで出場しました。

コスチュームチェックの後は、スクワットとベンチプレスのラックの高さを合わせて申請します。
僕は背が低くて腕も短いのでスクワットは9段、ベンチプレスは7段で申請しました。
ラックはエレイコのラックでした。

その後、しばらく暇だったので、車に戻って休憩し、9時15分から開会式に出ました。
開会式の後は12時の検量まで何もする事がなかったので、午前の部の試合を見ていました。


僕は午後の部だったので、検量が12時で、競技開始が14時でした。

検量を73.6kgでパスした後は、持参した弁当を食べて、お茶をがぶ飲みしました。
この時を待ちに待っていました。

そして14時からスクワットが始まりました。
第一試技は160kgです。


普段、150kg5回、165kg3回、180kg1回から3回というトレーニングをしているので、160kgは軽すぎるぐらいの重量ですが、ここから始めて正解でした。


今回は175kgを成功させる事が去年から引きずっている目標になっていました。
スクワットの175kgが成功しなかったら、ベンチプレスやデッドリフトでどんなに良い結果を出せたとしても、自分では大敗北のつもりでいました。

ならば第一試技でいきなり175kgに挑戦しても良いのではないか?とも考えました。
160kgから始めても175kgが失敗したらどうせ終わりなんだから、いきなり175kgからで良いではないかと思いました。
それで 175kgを成功させれば、第二試技で180kg、第三試技で185kgに挑戦する事もできます。

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そう思ったんですが、これまでの試合の経験で、本番では普段の実力が出ないものと思っておいた方が良い事を嫌というほど学んで来たので、自重することにしました。

第一試技は160kgです。
主審からバーズロー(Bar is loted)の合図がかかると放送で僕の名前と所属チーム、挑戦する重量がアナウンスされます。


そして僕は試技場に近づき、主審に挨拶をしてからバーベルに近づき、握ります。
シャフトの下に頭を通して、背中でシャフトを担ぐ位置を決めて、ラックから外します。
160kgは軽かったです。


後に3歩下がって足場を決めると、主審と2人の副審が右手を挙げます。
僕が顔を上げて正面を向くと、主審が「スクワット!」と言って右手を振り下ろします。
おそらく副審も同じ動きをしていたと思います。
きっちりしゃがんで、ゆっくり立ち上がってから、膝をしっかり伸ばして、正面を睨みます。


やがて主審から「ラック!」の合図がかかるので、そうしたらバーベルをラックに戻します。
この時は左右の補助要員も手伝ってくれます。

白旗が3本上がって成功しました。


160kgは軽かったですが、やっぱり試合会場の雰囲気は普段トレーニングしているジムとはかなり違います。
大勢に見られている中で試技をするのも違うし、正面に鏡がないので、しゃがみの深さを自分で確認できないのも違います。

1年振りの試合で、第一試技をしっかり取った事で、やっぱり精神的な余裕が出来ました。
これはとても大きいです。
いきなり175kgに挑戦しなくて良かったと思いました。

さて、注目の第二試技です。
重量は175kgです。
バーベルは20kgのシャフトに、左右25kgのプレートを3枚ずつ付けて、さらに重さ2.5kgの金属製のカラーをつけています。


この175kgを成功させる事が去年11月の関東大会から引きずっている目標なのです。

175kgのバーベルを両手で掴んだ時、去年の関東大会の悔しさを思い出しました。
あの時は175kgのバーベルがものすごく重くて、立ち上がるのに30秒から1分ぐらいかかったのではないかと思うぐらいでした。
ようやく立ち上がったのに、判定は失敗だったので、本当に悔しかったです。

勢いよく頭をシャフトの下に通し、背中でガッチリとバーベルを担ぎます。
そしてラックから外すと、さっきよりは明らかに重かったです。
でも自分に、行ける!行ける!軽い!軽い!と言い聞かせて後に下がります。

足場を決めて、顔を正面に向けると、主審の「スクワット!」の合図がかかります。


大きく息を吸って、ゆっくりとしゃがみ、ゆっくりと立ち上がりました。
思ったより軽かったです。
これなら次で180kgもいけるなと思いました。

バーベルをラックに戻して判定を待つと、なんと赤旗3本でした。
驚いてしまい、大きく首を横に3回ぐらい振りました。
退場しながら、一体何が悪かったんだろう?と思いました。
そうです。理由です。


審判は赤旗を上げた場合、なぜ失敗なのかその理由を必ず表明します。
赤、青、黄の3色のプラカードを持っていて、そのどれかを上げて理由を表明します。
それを思い出して、振り返って主審の方を見ると、バーベルの影になって主審が見えませんでした。
身を屈めて覗き込むと、主審が赤いプラカードを下ろして隣の椅子の上に置くところが見えました。
その時、主審は僕に気がついて、もう一度赤いプラカードを手に取って僕に見せてくれました。
僕はぺこりと頭を下げて退場しました。

赤いプラカードはしゃがみが浅いという意味です。
しっかりしゃがんだつもりだったんですが、浅かったようです。
やっぱり試合は違うなと思いました。

次の第三試技も175kgに挑戦するしかなくなりました。
160kgを成功させた事で、気分的にかなり楽になりましたが、175kgを失敗した事で不吉な感じになってきました。
まさか今回も175kgが挙がらないのではないか?という不安な気持ちになってきました。
でも、今日の目標はこの175kgを倒す事です。
勝つつもりで行くしかありません。

第三試技、主審に挨拶をするとき、それまでより大きな声が出ました。
試技の前に「えいっ!」とか「おりゃあ!」と大声で気合いを入れる選手は多いですが、僕は今のところそれはした事がありません。
でもその代わりに、「お願いします!」の挨拶に殺気がこもっていたように感じます。

バーベルを睨みつけて強力にガッチリと掴み、頭を下に通します。
背中で担ぐ位置を決めてからゆっくりとバーベルをラックから外して後に下がります。

主審の合図でゆっくりとしゃがみました。


さっきはさっきで十分に深くしゃがんだつもりでしたが、もっと深くしゃがむ事ができました。
一番底までしゃがんだ時に、カチッと何かのスイッチが入ったような気がしました。

もらった!

と思いました。


あとは立つだけです。
175kgのバーベルで立ち上がれないはずはないので、楽勝だと思いましたが、そのバーベルは思っていたより重かったです。


ゆっくりと立ち上がり、膝を完全に伸ばし切って正面を向きます。
後は主審の「ラック!」の合図を待つだけです。

合図がかかってバーベルをラックに戻すと、白旗が3本上がりました。
それを見た瞬間僕は、思わずガッツポーズをしました。
口からは「よしっ!」という言葉が漏れました。


ガッツポーズと言っても拳を突き上げるような派手なものではなく、両拳を前に出してやる控えめなガッツポーズでした。
ちょうどハンマーカールのスタートポジションのような感じです。
その後、試技場を退場する時にも同様のガッツポーズが3回出ました。
経験して初めてわかりましたが、ガッツポーズというのは無意識に出るもんなんですね。
とにかく嬉しかったです。

2016年の12月に初めてパワーリフティングの試合に出た時は、デッドリフトの第三試技で160kgを挙げましたが、あの時以来の喜びでした。
やっぱりこれがあるからパワーリフティングは面白いですね。

第二種目ベンチプレス

第二種目はベンチプレスです。
午前の部も午後の部も、前半のグループと後半のグループに分かれています。
僕は午後の部の前半のグループでした。
なので午前中はただ試合を見ているだけした。


検量のあと、食事をして競技開始の20分前くらいからアップを始めました。
前半のグループがスクワットの競技を始めると、入れ替わりに後半のグループがアップを始めます。
そして僕たち前半のグループのスクワットが終わると、後半のグループがスクワットの競技をし、僕達は次のベンチプレスのアップをします。

アップは20kg10回、70kg 5回、80kg 3回、90kg1回にしました。
止めなしでやったんですが、90kgが重かったです。


首の神経の圧迫で右腕に力が入らない状態なので、ベンチプレスでの記録更新は最初から狙っていませんでした。
90kgが上がれば良い方で、100kgが上がったら大ラッキーという状況でした。

第一試技は80kgです。
これは必ずあがる自信があったので、特に力まず普通にやって成功しました。

第二試技は90kgです。
「スタート!」の合図でバーベルを胸まで下ろして静止させます。
「プレス!」の合図で押しあげます。
バーベルは重かったですがゆっくりと、止まる事なく上がりました。
「ラック!」の合図でバーベルををラックに戻します。
判定は白旗3本でした。
なんとか90kgを成功させました。


でも、この時、100kgは上がらないとはっきりわかりました。
なので第三試技は95kgにしました。

今までの試合で100kgより軽いバーベルでベンチプレスをした事はありませんでしたが、今回は怪我をしているので仕方ありません。


これまでの試合では100kgと105kgのベンチは全て成功していました。
107.5kgは1回だけ挑戦して成功しました。
これが僕の自己ベストです。


110kgは何回挑戦しても失敗ばかりです。
初めのうちは潰れて失敗でしたが、最近は押し上げるものの、途中で下がったり、バーベルが傾いたりして失敗になっていました。

今回は怪我のため80kg、90kg、95kgという挑戦になりました。

第三試技の95kgは胸から5センチくらい押し上げだところで止まってしまい、主審に失敗の判定を取られました。
妥当な判断です。
あのまま粘ってもあがる見込みはなく、潰れるだけだったと思います。

第三種目デッドリフト

デッドリフトは170kg、180kg、190kgと挑戦する予定でした。
普段のトレーニングでは150kg5回、165kg3回、180kg1回のサイクルを3周することを目指していましたが、3周目の180kgが挙がったことはなく、2周目の180kgも挙がらないことがありました。
なので190kgを挙げるという目標は達成できないと思っていました。

デッドリフトのアップの時、バーベルの付け替えを担当してくれている人々に、70kgと伝えると、170kgのバーベルが組まれました。
僕は驚いて、もう一度、「70kgでお願いします。」と伝えました。
すると、相手も驚いたようで、「えっ!170kgじゃなくてただの70kg?」と聞き返されました。


僕がデッドリフトのアップを始めるのが遅かったのがいけなかったのでしょう。
もう他の選手は150kgとか170kgでアップをしていたのに、僕はまだ70kgだったんです。

それにしても70kgというと170kgになるというのは驚きました。
次からは、「ただの70kg」と言わなければいけないようです。

だたの70kgで5回やって、120kgで3回やって、160kgを3回挙げましたが、160kgが重かったです。
もしかしたら180kgも危ないかも知れないと思ってアップを終えました。

第一試技は170kgです。
白旗三本で成功しましたが、重かったです。

次が問題の180kgです。
180kgのバーベルを握り、思い切り引き上げましたが、バーベルは動きません。
なおも引くと、バーベルはゆっくりと上がりましたが、床から5cmぐらい挙がったところで力尽きて落としてしまいました。
失敗です。

恐れていた事が起こってしまいました。
180kgなら普段のトレーニングでも何度もあげているので、次は絶対にあげたいと思いました。

そして第3試技です。
僕の前の同じクラスの選手は180kgを成功させました。
僕はスクワットとベンチプレスの合計でその選手を5kg上回っていたので、僕が180kgを成功させれば優勝です。


もし失敗すれば、僕のデッドリフトの記録は170kgとなり、2位になります。
とても重要な試技になりました。

僕はこれまでに千葉県大会のマスターズ2では2回優勝していますが、その時はどちらも最後の試技をやる前に優勝が決まっていました。
挙がれば優勝、失敗すれば準優勝という場面は初めての経験でした。

スクワットで175kgを成功させたので、もう十分に目的は果たしましたが、どうせなら個人史上初の金メダルを持って帰りたい、そう思いました。

絶対にあげるんだと心に誓ってバーベルに向き合いましたが、180kgのバーベルはびくともしませんでした。

この一年、デッドリフトは本当にサボって来たので、仕方がない結果です。
一昨年、僕は個人的にデッドリフトにものすごく燃えていました。
それで精神的に疲れてしまって、去年はデッドリフトをするのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。


そのため11月の関東大会が終わってから、今年の3月までデッドリフトは休みました。
4月から再開したんですが、7月の始めのベントオーバーローで腰を痛めてしまって、再びデッドリフトが出来なくなりました。


そのまま夏期講習に突入し、結局デッドリフトを再開したのは9月からでした。

9月1日から12月10日の試合までにスクワットは15回のトレーニングをしましたが、デッドリフトは10回しかやっていません。


つまり、3回に1回はサボっていたわけです。
今年は1年間でデッドリフトのトレーニングは20回しかしませんでした。
それがこの試合の結果となって現れました。

来年はちゃんとデッドリフトをやりたいと思います。
もし来年の試合でデッドリフトで190kgを挙げる事ができたら、またガッツポーズが出るんじゃないかと思います。

体重と食事の話

74kg級に出るためには体重が66kgより重く、74kg以下でなければなりません。
ずっと体重がオーバーしていましたが、試合前一週間は初心に返ってつまみ食いを完全にやめました。
すると体重は素直に反応し、試合当日の朝は73.7kgになっていました。
前の晩はちゃんと食べました。

体重に余裕があったので、朝ごはんも食べました。
白米160グラムに生卵一個をかけて食べました。
喉が渇いていたので水も飲みました。


家を出る時の体重は74.3kgでした。
そして検量では73.6kgでした。
午後のセッションの時は、家を出る時の体重が74.5kgでも大丈夫そうです。
今回は試合前日の晩御飯も、当日の朝ごはんも食べられたので良かったです。


前の晩を抜くとかなり力が出なくなるし、昼ごはんまで抜いてしまうと普段の力が全く出なくなります。
やっぱり食事は大切ですね。

試合が終わったので、しばらくは自由に食べるつもりです。
1月9日までの1ヶ月を自由な食事の期間とし、それ以降は4月の試合に向けて減量していこうと思っています。

長浦という駅とその周辺について

午後のセッションだったため、暇な時間がたくさんありました。
天気も良かったので、会場付近を散歩してみました。


袖ヶ浦臨海スポーツセンターは内房線の長浦という駅の目の前にあります。
千葉から行くと、長浦の次が袖ヶ浦です。

臨海スポーツセンターは内房線の線路と国道16号に挟まれるように位置し、国道16号の向こうは東京湾です。
駅はなかなか立派な駅でした。


昼間は1時間に3本の電車が来ます。
でも駅前のロータリーは寂れていて、空き家になっている店舗が二つもありました。

駅の反対側にはイオンがあったので、そこまで足を伸ばしてみましたが、なかなか味のあるイオンでした。
僕が普段見ているイオンとは違い、全国展開しているチェーン店は全く入っていないようでした。
フードコートには地元の中華屋とパン屋が入っていました。


店内はほとんどが平場で、学用品の薬も服もみんな平場で売っていました。
よく見てみるとショップを構えているところもあるんですが、内装には全くお金をかけていないようで、とにかく簡素な作りでした。

照明は光の量が足りないようで、店内が薄暗いと感じました。
僕はあの店で買い物をしたいとは感じませんでしたが、店の姿勢は正しいのではないかと思います。
全国チェーンを入れないで地元の個人事業主を優先するのは良い事だと思うし、照明が暗いのも環境を考えたら正しいかも知れないです。


内装が簡素なのも長期的に見ればゴミを減らす事につながると思います。

駅の近くにはビジネスホテルが二つほどありましたが、工場に出張で来る人が泊まるんでしょうか?
国道16号の向こう側の海沿いは全て工場なので、その可能性が高いと思います。
そのビジネスホテルも全国展開しているホテルではなく、地元に古くからあるホテルなんだと思います。


あの会場の近くで全国チェーンの店は、会場の目の前のセブンイレブンだけなのではないかと思います。


あそこまで全国チェーンの少ない街も珍しいのではないでしょうか?
また行く機会があるでしょうから、また探索したいと思います。

という感じで、今回の試合は喜び7割、3悔しさ割でした。
楽しい1日でした。

ありがとうございました。

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