スクワットは170kgが軽くなって来ましたが、ベンチプレスは年末まで休みます。

スクワット

こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2023年 10月17日の火曜日です。

今日は9連休の4日目で、酒々井のリサイクルセンターまで粗大ゴミを捨てに行っていました。
昨日はジムでみっちりトレーニングをした後、地元の整形外科に行ってきました。

ベンチプレスは右に力が入らなくて75kgが1回しか挙がりませんでした。
でもスクワットはようやく調子が戻ってきて、170kgが軽くなって来ました。

ベンチプレスと首の神経

昨日はまずベンチプレスから始めました。
3週間前からベンチプレスは右に力が入らず、75kgのバーベルでも連続5回しか挙がらない程の絶不調になっていました。


なので昨日も75kgで5回3セット出来れば良いと思っていたんですが、事態ははるかに深刻でした。
ウォームアップの60kgが2回しか挙がらず、75kgは1回挙げるのが精一杯でした。
とにかく右に力が入らないんです。


別にどこかを怪我した訳でもなく、痛みがある訳でもないです。
ただ、力が入らないんですよ。

実は19年前にこれと同じ経験をしたことがあります。
2003年の年末頃からベンチプレスの調子が悪くなり始め、年が明けて3月になる頃には、60kgが1回しか挙がらなくなってしまいました。


あの当時は体重が85kgぐらいあって、ベンチプレスは普段は120kgぐらい挙げていたので、60kg1回というのは完全に異常事態でした。

なので恐ろしくなって病院に行きました。
まずは胸のレントゲンを取り、心電図などもやって、心臓には何も異常がないという事になり、整形外科に回されました。


そこで首のレントゲンを撮って原因がわかりました。
当時言われたのは頸椎の上から6番目の骨と7番目の骨の間の関節が潰れて神経を挟んでいるので、痺れが出て力が入らなくなっているという事でした。
その診断をされた時点で、特に痛みは感じていなかったと思いますが、その後、首筋から左腕にかけて強い痺れが出るようになりました。


あの当時の僕は37歳とまだ若く、当時の僕にはベンチプレスこそが筋トレだったので、怪我が治るまでベンチプレスを休むという思考回路はありませんでした。

薬を2種類もらって様子を見る事にしましたが、薬が効いたようで、その後はしばらく痛みを感じなくなりました。


痛みがなくなれば筋力を回復させるしかないと思って、バリバリベンチプレスをやりました。

その甲斐あって、徐々に筋力は回復していきましたが、6月になってどうにもならない程の痛みが左腕、左胸、左肩に現れてしまいました。
筋トレが出来るレベルの痛みではありませんでした。
そこまで悪化してようやく、しばらくはベンチプレスとショルダープレスをしないと決意しました。
それが6月の事でした。

実際に6月はベンチプレスもショルダープレスもしませんでした。
そして7月から夏期講習が始まり、筋トレが出来ないほど忙しくなりました。
9月になると、もう左腕の痺れ、痛みのことはまるで日記に書いておらず、今度は右肩の事ばかり書いてあります。

この2004年の夏は、極真空手の夏合宿に参加して、余興の腕相撲大会に個人戦で参加して準優勝しました。


決勝の相手は万力のように強い人で、決勝戦で右肩に大怪我をしたんです。
7月に怪我をして、9月になっても肩の痛みが引かない程の大怪我でした。
だから、左腕のことは何も日記に書いていないのだと思いますが、何も書かれていないという事は、9月には左肩は治っていたのだと思います。

今回は右ですが、あの時と症状が全く同じです。
まずは力が入らなくなるのが始まりでした。
そして首に痺れが出始めます。
痛みは特にないです。


じっとしていると肩が辛くなってきて、肩を回したくなりますが、肩を回すと楽になります。
首を反って上を向こうとすると首に痺れが走ります。
首を右に倒すと強い痺れが出ます。

筋トレで力が入らなくなった種目はベンチプレスが筆頭で、次はライイング・トライセップ・エクステンションです。


ショルダープレスは、力は出ますが、やると右腕から右の背中にかけて強い痺れが出ます。
だから、年末ぐらいまでベンチプレス、ライイング・トライセップ・エクステンション、ショルダープレスはしないつもりです。

トレーニングから帰って、風呂に入り、落ち着いたところで、地元の整形外科に行って来ました。
首のレントゲンを撮ってもらったら、頸椎の関節が全部潰れていると言われました。
19年前は6番目の骨と7番目の骨の間の関節が潰れていると言われましたが、今回は6箇所全部潰れていると言われました。
これはとてもショックでした。
とりあえず1週間分の薬をもらって、来週の月曜日にまた診てもらう事になりました。
症状が改善しないようなら、MRIを撮ってさらに詳しく調べるそうです。
今は貰って来た薬が効いているようで、首の痺れは全く感じません。

12月の試合と今後のトレーニング

僕は12月10日のパワーリフティング千葉県大会に出場する予定ですが、ベンチプレスは絶望的な状況になりました。


目標は74kg級に出場して、スクワット175kg、ベンチプレス110kg、デッドリフト190kgを成功させる事でしたが、ベンチプレスは不可能になりました。

試合まで2ヶ月ないので、おそらく試合の日までベンチプレスはしないと思います。
そうなるともしかしたら第一試技は60kgで、第二試技と第三試技はパスする事になるかも知れないです。

スクワットは175kgの目標を達成する可能性が十分にあると思います。
このまま怪我をせずにやっていけば、今度こそ大丈夫だと思います。
去年11月の関東大会の第二試技で175kgを挙げたものの、途中で一度下がったという理由で失敗になり、第三試技でも175kgで立ち上がったものの、今度はしゃがみが浅いという理由で失敗になりました。
今度こそ、175kgを成功させたいです。

デッドリフトはちょっと望みが薄いです。
夏期講習の前には190kgを狙えそうなぐらいパワーが回復していたんですが、今はよくないです。
先週の水曜日は自宅でデッドリフトをやりましたが、150kgのバーベルが重くて仕方なかったです。
150kgで7セット、合計30回をやって、グロッキーになってしまいました。


1学期の終わりには、150kg5回、165kg3回、180kg1回というサイクルを3周出来ていたんですが、夏期講習ですっかり弱ってしまいました。
そして、まだ回復していません。
でも、残り2ヶ月で取り戻すしかないです。

ベンチプレスが出来ないとなると、大胸筋はしぼむばかりですが、ダンベルフライは出来るので、今後はそれで胸の筋肉をなんとか維持したいです。


ショルダープレスも出来ないですが、サイドレイズ、フロントレイズ、リアレイズは出来るので、そっちで頑張りたいです。

ライイング・トライセップ・エクステンションが出来ないと、上腕三頭筋が衰えてしまいます。
マシーンを使ったプレスダウンなら出来るかも知れないと思って、昨日ジムでやってみましたが、ダメでした。
全く右に力が入りませんでした。
なのでさっき自宅で、ダンベルを使った、立ち姿勢のフレンチプレスをやってみました。
右腕で17kgのダンベルを持ってやってみたら、痺れも痛みもなかったので、当分の間、上腕三頭筋はこれで鍛えようと思います。
でも、17kgのダンベルがとても重かったです。
慣れない種目は本当に力が出ないですね。

19年前は首と神経に異常があることをわかっていながら、ベンチプレスがやめられず、無茶なトレーニングをして悪化させてしまいました。


そのため、怪我が治るまでに9ヶ月という長い歳月をかけてしまいました。
今回は、同じ間違いを繰り返さないために、ベンチプレス、ショルダープレス、ライイング・トライセップ・エクステンションをやらないで年末まで過ごします。
おそらくそれで治ると思います。

でも不思議ですね。
どうして首の骨の関節が潰れてしまうんでしょうか。
筋トレはしていますが、首を圧迫する種目などやっていません。
スクワットのやりすぎで膝や腰が悪くなったというならわかりますが、膝も腰も至って健康です。
全く使っていない首にどうしてそんな負荷がかかるのか、全くわかりません。
でも、お医者様から首の関節が全部潰れていると言われたのは、相当ショックでした。
できれば100歳まで健康で生きたいと思っているんですが、暗雲が立ち込めて来ました。

肩関節の可動域の異常な狭さについて

上記で述べた、2004年の夏の極真空手の合宿の腕相撲大会で怪我した話ですが、その右肩の大怪我以来、右肩の関節の可動域がとても狭くなっています。
例えば右の手のひらで右の胸を触る事が出来ません。
どうしても5cmぐらい隙間ができます。
また、右の手のひらで首の側面を触ることも出来ません。
10cmぐらい届かないです。


右の手のひらで顔を触る事は出来ますが、首にはどうしても届かないです。
もちろん左手ならば、首も胸も簡単に触れます。
右だけ届かないんです。

さらには右手が背中に回らず、後に回して下から持ち上げようとしても、せいぜいお尻までしか行かないです。
左腕の場合は、腰よりももう少し上の背中まで手が回りますが、右は腰まで上げる事すら出来ないんです。

長い間、これは肩関節が異常に硬いからだと思って来ました。
僕は前屈や股割りは出来るので、体は柔らかい方なんですが、肩関節だけは尋常でなく硬いと思っていました。


が、ある日、その考えが変わりました。
筋肉系ユーチューバーのkatochan33さんが、去年左の肩の鍵盤断裂をしました。
インナーマッスルが断裂してしまったというのです。
そのせいで、左腕の可動域がこんなに狭くなってしまったと動画で紹介していましたが、それを見て仰天しました。
僕と同じだったからです。


もしかしたら僕もあの腕相撲大会の時に右肩の鍵盤を断裂したのではないだろうか?
そう思えてなりませんでした。
でも、全てがkatochan33さんと同じという訳ではなく、違うところもありました。

それにどの種目もちゃんと力が出ているし、日常生活では不便を感じないので、断裂までは行っていないのかも知れないとも思いました。


今回、整形外科に行くので、ついでにそっちの診断もしてもらおうと思っていたんですが、首の関節が全部潰れていると聞かされた瞬間に、頭から消えてしまいました。
首の関節が全部潰れていると言われたのは、それぐらいショックでした。

その上鍵盤が断裂していて手術が必要なんて事になったら、とても暗い気分になってしまうと思います。


なので、聞くとしても、今回の症状が治ってからにしたいです。

katochan33さんは手術をして、1ヶ月も腕を吊っていましたが、大変だったと思います。
もし僕が1ヶ月も右腕を吊る事になったら、授業は出来なくなるので、仕事を1ヶ月休まなければならないです。


それは良いんですが、もっと困るのは車を運転出来なくなる事です。
千葉県の佐倉市民にとって、車の運転が出来ないというのは、どこにも出かけられないという意味になります。

もちろん自転車も運転出来ないので、歩いて行ける場所にしか行かれません。
歩いて行ける範囲にはコンビニと公園ぐらいしかないので、ずっと家にいる事になるでしょう。

家で生活するにしても大変ですよね。
風呂に入って体を洗うなんて不可能な話でしょう。
そもそもお風呂に入れるんでしょうか?


歯を磨くのも左手だとやりにくいし、顔を洗うのは左手だけだったら無理です。
髭を剃るのも、左手だけだったら無理だと思います。

朝食を作ることも出来なくなるので、妻に作ってもらう事になります。
洗濯物を干すことも出来なくなるので、妻にやってもらう事になります。
愛犬の散歩に行くことも出来なくなるので、妻にやってもらう事になります。
食器を洗うことも出来ません。
トイレに行くのだって大変ですよね。

そんな生活が1ヶ月も続いたら、別人になってしまうと思います。
出来れば手術はしたくないですが、鍵盤が断裂していて、もし手術をすれば治るという状況になったら、それでもやっぱり手術はすると思います。
右腕が自由に動くようになったら、もっと筋力が増すかも知れないです。

スクワットは170kgが軽くなって来ました。

昨日のスクワットの内容は以下のとおりです。

 1周目 140kg5回、160kg3回、170kg1回
 2周目 140kg5回、160kg3回、170kg1回
 3周目 140kg5回、160kg3回、170kg1回

ようやくここまで来ました。
先週も同じ内容をこなす事が出来ましたが、昨日の方が遥かに良かったです。


140kgは下りも上りも全く同じ速さで動作する事が出来ました。
一番底まできっちりしゃがみ、余裕のスクワットでした。

160kgも、リハビリの1回目の時は重くて仕方なかったですが、軽くなりました。

170kgをやる時は、とにかく集中して、深くしゃがむ事を意識していました。
立つことより、しゃがむ事をイメージしていました。
そして170kgのバーベルを担いでラックから外します。
後に3歩下がって足場を決め、顔を上げて、鏡に映った自分の顔を睨みます。
そして大きく息を吸ってゆっくりとしゃがんでいきました。

ゆっくりしゃがんで、一番下までしゃがみ切った時、

鹿野一郎
鹿野一郎

しまった、完全にしゃがんじゃった!
潰れるパターンだ!!

と思いましたが、切り返してみると、軽かったです。


難なく立ち上がり、あれ?170kgって、こんなに軽かったかな?
と思いました。

確認してみると、片側に20kgのプレート3枚と10kgプレート1枚、5kgプレート1枚がついています。
間違いなく170kgでした。

パワーベルトを締め、手首にはリストラップを強く巻いていましたが、靴は学校上履きで、ニースリーブはつけていませんでした。
体重は74.3kgです。
とても良い状況だと思います。


試合の時は、踵の上がったスクワット専用シューズを履き、ニースリーブもつけて挑みます。

今までは試合前の最後の1週間で2kgぐらい体重を落とし、当日にヘロヘロになっている事が多かったですが、今回はそうならずに済みそうです。
リミットは74kgなので、あと300gです。
体重管理は、今回は楽勝です。


去年の関東大会の時は、食べないだけでなく、水も飲まないで体重を落とし、試合会場でふくらはぎを3回も吊るという悪夢に見舞われました。
もうああいう無駄な苦労はしたくないです。

来週のスクワットは1セット目は150kgでやりたいと思います。
でも2セット目に165kgを3回あげる自信はまだないので、150kg5回、 160kg3回、175kg1回で行きたいと思います。

デッドリフトはフォームの習得が筋力強化より重要だと思っています。

最後にデッドリフトですが、この種目はとにかくフォームが重要だと思っています。
もちろんどの種目もフォームが大切なんですが、デッドリフトがもっともフォームが重要だと思います。


最近デッドリフトが低迷しているのは、以前のフォームを忘れてしまっているからだと思います。
床に置いてあるバーベルを力で引き上げようとするのではなく、テコの原理を利用して引っこ抜くような感じでやるのが僕には合っています。
以前はそういうやり方でデッドリフトをしていて、190kgのバーベルでも比較的簡単に挙がっていました。
でも、今は体がフォームを忘れてしまっているようで、どうしても力で挙げようとしてしまっています。


ムキになってデッドリフトをやりまくるより、以前のフォームを取り戻すための試行錯誤をした方が良いように感じています。

試合で190kgを成功させるのは、状況的には難しそうですが、因縁の190kgとの争いに、そろそろ終止符を打ちたいです。

今回はこんなところです。
ありがとうございました。

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