こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2021年12月5日の日曜日です。
今年の冬は温かい日が続いていましたが、今日は夕方からかなり冷えましたね。
愛犬の散歩では厚手のダウンジャケットが必要になって来ました。
今日、何気なく千葉県パワーリフティング協会のホームページを見ていて、ベンチプレス千葉県大会の結果を見ました。
僕は今度の日曜日にベンチプレス栃木県大会に出るんですが、選手登録は千葉県でしているので、千葉県だとどのくらいの記録が出ているんだろうかと思ってみてみました。
僕はパワーリフティングをしています。
階級は74kg級です。
年齢は54歳なので、区分はマスターズ2になります。
パワーリフティング74kg級マスターズ2のベンチプレスの千葉県記録は112.5kgですが、パワーリフティングではなく、ベンチプレス千葉県大会の千葉県記録は、74kg級マスターズ2で、なんと142.5kgでした。
同じベンチプレスなのに記録が30kgも違います!
なんでそんなに違うんだろうかと思いました。
確かに、スキーのジャンプなんかでも、ノルディック複合の選手より、ジャンプを専門にやっている人の方が遠くへ飛びます。
また、トライアスロンの選手よりもマラソンランナーの方が速く走るし、トライアスロンの選手より、自転車のロードレーサーの方が速いです。
そしてトライアスロンの選手より、競泳の選手の方が速いです。
そう考えると、ベンチプレスを専門にやっている人々が、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトをやっている人々よりベンチプレスが強いのも当然と思えるんですが、それでも疑問は残ります。
例えばあるスポーツをするときに、その競技の成績が練習量に比例するんだったら、練習量が多ければ多いほど強くなるでしょう。
トライアスロンの選手は、自転車、ランニング、水泳の3つをやらなければならないので、自転車のロードレーサーと比べても、マラソン選手と比べても、競泳の選手と比べても、自転車をこぐ量は少なく、ランニングをする距離も短く、泳ぐ距離も短くなるでしょう。
だから、ロードレーサー、マラソンランナー、競泳の選手に勝てないのは、ある意味当然と思えます。
でも、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトは筋トレです。
果たして練習量が増えれば増えるほど成果が出るもんなんでしょうか?
パワーリフティングの選手がスクワットやデッドリフトをしている間も、ベンチプレッサー達はベンチプレスばかりやっているんでしょうか?
そしてその練習量の多さが、結果の差に繋がっているんでしょうか?
シングル・ベンチプレスとは
初めのうちは分からなかったんですが、千葉県記録のリストを見ると、種目のところに、SQ、BP、DL、S-BP、Totという表記があります。
SQがスクワットで、BPがベンチプレスで、DLがデッドリフト、そしてTotがトータルの事だというのはわかったんですが、S-BPというのがわかりませんでした。
結局これは、シングル・ベンチプレスの事でした。
例えば同じ74kg級でも、パワーリフティングの試合でのベンチプレスの千葉県記録と、ベンチプレスのみの試合での千葉県記録では、ベンチプレスのみの試合の方が良い結果が出ます。
千葉県のマスターズ2の県記録で比較すると以下のようになっています。
階級 S-BP BP(パワーリフティング) 59kg級 115kg 100kg 66kg級 130kg 100kg 74kg級 142.5kg 112.5kg 83kg級 165kg 135kg 93kg級 167.5kg 162kg 105kg級 157.5kg 170kg
105kg級だけは、パワーリフティングのベンチプレスの方が記録が良いですが、他はすべてシングル・ベンチプレスの方が記録が良いです。
果たしてこの差は、練習量の差なんでしょうか?
トレーニングが多ければ多いほど強くなるというならば、毎日ベンチプレスをすると強くなるんでしょうか?
筋肉系ユーチューバーのコアラ小嵐さんは、今年、毎日ベンチプレスを100本やるというトレーニングを2ヶ月続けて、自己ベストを伸ばしました。
それまで130kgだったベストを、135kgに伸ばしました。
扱っていた重量は最初は60kg100回で、慣れるに従って70kg100回、80kg100回と重くして行きました。
これをやって自己ベストが伸びたんですが、その後は毎日ベンチプレスをするエブリベンチはやめてしまったようです。
何故やめたのかはわかりませんが、何らかの理由があったからやめたんだと思います。
筋力トレーニングはやり過ぎると良くないと言います。
でもどこからがやり過ぎなのかは、個人差がかなりあるので、一概には言えないです。
コアラさんの場合は、80kg100回を毎日やっても大丈夫だったんでしょうか?
それとも何らかの不具合が生じたからやめたんでしょうか?
3種目をやるパワーリフターよりも、ベンチプレスしかやらないベンチプレッサーの方が強いとなると、やっぱりトレーニング量が強さに繋がるんでしょうか?
でも、ベンチプレッサーの方々は本当にそんなに物凄い量のトレーニングをしているんでしょうか?
筋肉系ユーチューバーのサイヤマングレートさんが2021年11月26日に公開した動画を見ると、そうでもないように思えて来ます。
その動画にはベンチプレス66kg級チャンピオンの選手がゲストで出演していました。
66kgの体重で205kgを挙げるという怪物です。
この怪物さんが、サイヤマンさんの自宅のトレーニングルームで、サイヤマンさんに付き合ってトレーニングをするんですが、トレーニングのボリュームが多過ぎて付いて行くのが精一杯という感じの動画でした。
サイヤマンさんもベンチプレスは170kg挙がるそうで、かなり強い人ですが、相手は日本チャンピオンです。
パワーでは絶対にチャンピオンが上回るはずなのに、サイヤマンさんのトレーニングをやってみて、かなり大変そうにしていました。
それを見る限り、普段はあんなトレーニングはしていないのかも知れないと思えます。
では、ベンチプレッサーの人々はどうやってあれだけのパワーを身に付けているんでしょうか?
今から25年ぐらい前、成田市体育館のトレーニングルームで友達とトレーニングをしていたとき、そこには60過ぎの凄いおじいさんがいました。
体重は90kgぐらいだと思いますが、とにかく胸板の厚い人で、ベンチプレスは170kgを挙げていました。
マスターズのチャンピオンだと言っていました。
この方はとにかくベンチプレスばかりやっていました。
一度だけ一緒にトレーニングをさせてもらった事があるんですが、凄いペースでベンチプレスばかりやり続け、このままでは体がブッ壊れる!と思ったのを覚えています。
セット数がとても多かったし、インターバルも短かったです。
あれがベンチプレッサーのトレーニングなんでしょうか?
良く分からないので、今後、インターネットで調べてみようと思います。
これまでベンチプレッサーのトレーニングというのは、特に興味もなかったので、全く知らないままでした。
パワーリフティングとシングルベンチプレスは別物?
パワーリフティングとベンチプレスはどうやら別競技なのかも知れないです。
例えば陸上競技で、400m走と5000m走は別の種目ですよね。
高校の部活なんかで、同じ選手が400mと5000mの両方に出場する事は可能ですが、県大会で優勝を目指すとなると、どちらか得意な方に絞って、得意種目に特化した練習をしないと勝つ事が出来ないんだろうと思います。
それと同じように、パワーリフティングとベンチプレスも、同じ人間が両方の試合に出る事は可能ですが、県大会優勝とか、全国大会の表彰台を目指すとなると、どちらか得意な方に絞ってやるしかなくなるんでしょう。
僕みたいにどっちも才能がないのに、ただ好きだかやっているという人間は別に良いんですが、真剣に勝ちに行く人、記録塗り替えに行く人は、より得意な方に特化する事になるんだと思います。
そのため、シングル・ベンチプレスの記録保持者と、パワーリフティングの記録保持者は別の人になるんでしょう。
僕はこれまでパワーリフティングの試合にばかり出てきました。
それは、ベンチプレスの試合だとすぐに終ってしまうけど、パワーリフティングだと3種目出来ていろいろ楽しめるからです。
普段のトレーニングはきつくなりますが、試合は楽しいです。
仮に僕がどちらか一つ、得意な方を選べと言われたら、自分の実力と千葉県記録を比較して、パワーリフティングの方が可能性があるという結論になります。
僕の階級、区分である74kg級マスターズ2は、シングル・ベンチプレスの千葉県記録が142.5kgで、パワーリフティングの千葉県記録は、SQ185kg、BP112.5g、DL200kg、Tot495kgです。
それに対して僕のベンチプレスの記録は、107.5kgです。
シングル・ベンチプレスの千葉県記録まで35kg、パワーリフティングの千葉県記録まで5kgです。
SQはジムで190kgを挙げた事がありますが、その時は体重が80kg近くありました。
試合では今年10月に170kgを成功させましたが、デッドリフトの三振で記録はパーになりました。
なので185kgはちょっと遠い目標です。
DLの200kgは実際に挙げた事はないですが、194kgを2回挙げた事があるので、何とかなると思っています。
以上より、僕の場合はパワーリフティングの方がマシのようです。
40年前の餅つき機
今日は娘と二人でばあば(妻の実家)のうちに行きました。
妻のお父さんは亡くなっていて、ばあばは一人暮らしです。
ばあばのうちでは餅つきをすると聞いていましたが、臼や杵でつくのではなく、電動の餅つき機でやりました。
何でそんなものが家にあるのかと思ったら、妻が小さい子供だった頃に使っていた物がまだ残っていたそうです。
40年以上前の餅つき機です。
果たしてそんなもんが動くのだろうかと思いましたが、なんと、ちゃんと動きました。
ばあばは朝5時に起きてもち米を水につけておいたそうです。
僕と娘は11時にお邪魔しました。
まず、そのもち米を餅つき機にセットして、蓋をしめて30分間蒸らします。
それが終ったら、いよいよ餅つきが始まるんですが、その時は蓋を外すそうで、もち米が餅に変わって行く様子が良く分かりました。
見ていて面白かったです。
餅をついていた時間は20分ぐらいでしょうか?
杵で叩く訳ではなくて、容器の底のかき混ぜ棒のようなものが回転して餅をついていくんです。
見た目はホームベーカリーのようです。
わが家にも古いホームベーカリーがありますが、最近のものは餅つきも出来るそうです。
でも、やっぱり専用の餅つき機の方がおいしいとも聞きます。
ここでもあれですね。
パワーリフターのベンチプレスより、シングル・ベンチプレッサーのベンチプレスの方が強いという事ですね。
うちはもう娘が6年生で、3月には卒業しますが、お子さんが幼稚園生ぐらいの家庭だったらあれを持っても損はないと思いました。
十分に面白いし、お餅も美味しかったです。
値段も2万円ぐらいで買えるようです。
トランプを使った計算練習
お餅を食べた後は、3人でトランプをしました。
僕はもう神経衰弱では娘に勝てなくなってしまいましたが、ばば抜きは負けません。
誰がジョーカーを持っているのか?取ったカードがどこに入ったか?などを、まるでマージャンをしている時のように注視し、絶対に娘には負けません。
さらに七並べ、ダウトなどをやりました。
ばあばが洗い物をしている間、娘と二人でトランプで計算の対決しました。
トランプは1から13までのカードが4種類ずつあります。
その数字を全部足すと、364になります。
僕がカードを1枚ずつ出して行き、娘にそれを暗算でたし算させます。
52枚全部出し終った時に合計が364になっていれば正解です。
どのくらいの時間で52回のたし算が出来るのか、やってみました。
結果は娘が2分25秒で、僕が1分20秒でした。
これは6年生の娘としてはなかなかの結果だと思いました。
僕が最も計算が速かったのは20代後半から30代前半にかけてでした。
今後娘はますます速くなって行き、僕は遅くなって行くでしょう。
果たして娘が僕に勝つ日は来るんでしょうか?
来るならば、高校受験の前に来て欲しいです。
その後、黒いカードならたし算、赤いカードならば引き算というルールでもやってみました。
計算があっていれば最後のカードで答はゼロになります。
やってみたらこっちの方が簡単でした。
数字がゼロを挟んで動き、三桁になることはないので、計算が楽でした。
その後、僕だけ黒ならばかけ算、赤ならば割り算という酷いルールでやっていました。
答があっていれば最後に1になります。
さすがにこれはきつくて、途中でわからなくなってしまいました。
愛犬の散歩で見付けた、力士雷電の碑
愛犬の散歩の時に、大正時代の力士で雷電為右衛門(らいでんためえもん)という人の石碑を見付けました。
場所は佐倉市の臼井城跡地の近くです。
僕はこの雷電という人は知らなかったんですが、妻は知っていました。
僕は字が読めなかったようで、雷電(らいでん)を電電(でんでん)と読んでいました。
妻に、
昔の力士で、絶対に負けないと言われた電電という人、知ってる?
と聞いたら、「電電じゃなくて、雷電でしょ。」と言われてしまいました。
娘には大笑いされました。
僕は全く知らなかったんですが、史上最強と言われた力士だそうです。
妻から、
佐倉出身だったの?
と聞かれてもわからなかったので、調べてみたら、現役を引退した後は、奥さんの実家があった臼井(佐倉市)に住んでいたそうです。
だから、臼井に記念碑があったんだと思います。
それほどに強い人ならば、是非ともベンチプレス、スクワット、デッドリフトをやって、記録を後世に残して欲しかったです。冗談です。
明日はジムでトレーニングをします。
ありがとうございました。