こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2021年12月8日の水曜日です。
今朝の体重は、74.9kgでした。
ちょっと信じられない重さですが、別にうろたえてはいません。
体重の増減については随分と見て来て、いろいろな事がわかってきているので、すぐに元に戻せると思うからです。
でも、74kgを超えてしまっているのは、不覚でした。
僕の体重はつい5日前には73.0kgでした。
それからわずか5日で1.9kgも増えたことになりますが、すぐに元の戻せる自信があります。
4日後の日曜日に僕はベンチプレス栃木県大会に出場します。
74kg級にエントリーしているので、今日の時点でリミットを900gオーバーしていることになります。
でも、別に慌てていませんし、これから食事や水を厳しく制限するようなきつい我慢をするつもりもないです。
食事をほんのちょっと見直すだけで簡単に73kgに戻せると思っています。
最近はちょっといろいろ油断していました。
今後は白米を食べる時に、茶わんによそるのではなく、これからはもっと小さい器によそうようにしようと思います。
それだけですべて解決するはずです。
最近の体重の推移
下のグラフは、今年の7月10日から今日までの、およそ5ヶ月の僕の体重の推移です。
7月10日から10月24日までは、パワーリフティング千葉県大会の74kg級に出るために減量していました。
矢印がついている日が試合の日です。
試合後は減量の必要はなくなったんですが、バキバキに絞れた体になってみたくて、その後も減量を続けていました。
でもグラフを見て分かる通り、試合後は計画体重に後れを取るばかりで、「減量」になっていません。
赤い線が74kgのラインです。
何が何でも体重を減らすことを目的にしていた訳ではなく、持続可能な現在の食生活でどこまで体重が減るのか見極めることが重要と思っていたので、無理な減量はして来ませんでした。
半分は言い訳ですが
朝昼晩の食事はそれなりに制限していますが、お菓子も食べるし、お酒も毎日飲んでいます。
今の食事をずっと続けていれば70kgぐらいまで体重が減る物と思っていましたが、どうやらそうではなかったようです。
グラフを見る限り、今の食生活を続けると、体重は74kgを挟んで増減するようです。
体重を測るのをやめてしまうと、僕の場合は体重がどんどん増えます。
去年は9月以降体重を測るのをやめました。
74kgから少し増えて76kgぐらいだろうと思っていても、実際に測ってみると80kgになっているなんてこともありました。
毎日鏡で自分の体を見ているんですが、太る時はその変化に気がつかないんです。
痩せる時はその変化に敏感に気付くんですが。
これはおそらく、「太りたくない」「痩せたい」という感情がそうさせているんだと思います。
体重が80kgがあったときも、体重を知らずに鏡を見ると、
絞れていないけど、太ってはいない。
と思っていました。
その後、減量を開始すると、自分がどれだけ太っていたのかがはっきりとわかるようになるんです。
僕は普段の食事は、鶏の胸肉と白米、野菜を中心とした食事にしています。
外食はしません。
昼ご飯や晩ご飯は弁当を作って持って行きます。
食べる白米の量をきっちり秤で測っている時はちゃんと体重が減って行きますが、面倒に感じで測るのをやめると増えて行きます。
原則として朝食では150g、昼食でも150g、夕食では100gとしています。
きちんと守れれば体重は減りますが、おろそかにすると増えます。
お菓子を毎日食べているし、お酒も毎晩飲んでいますたが、経験で言うと、お菓子やお酒よりも、白米の量の方が体重にダイレクトに影響するようです。
もし白米をゼロにしたら、急激に体重が落ちると思いますが、それをやってしまうと、筋トレが出来なくなるぐらい体力が落ちると思うので、それはしないです。
試合前の減量で白米の量を厳しく管理していた時でも、朝120g、昼120gは食べていました。
最近、体重が増加傾向にあるのは、この白米の量が増えているからだと思います。
きっちり150gを測って食べるようにすれば、また減って行くと思いますが、普通のお茶わんに150gとか120gの白米をよそうとすごく少なく見えるんですよね。
だから、つい多めに取ってしまいます。
そしてその一口がブタになるんです。
だから、明日からはもっと小さい器を使って、150gとか120gの白米でも少なく見えないようにしようと思います。
実際問題、120gの白米を食べ切ったあとに、もっと食べたいと思って炊飯器を再び開けたことは一度もないです。
つまり、胃袋よりも目の方が食いしん坊なんだと思います。
朝食、昼食を取る時に一番気をつけなければならないのは、少なくとも僕の場合は、炊飯器から白米をよそうときであって、食事をする時ではないんです。
確実に秤で重さを測れば良いんですが、たまに面倒な時もあるし、大きいお茶わんに少ない白米だと、食いしん坊の目が納得しないので、器も小さくした方が良いんだと思います。
体重の増減と、体脂肪の増減は同じではありませんよね
体重の増減と、体脂肪の増減は同じではありませんよね。
体重は簡単に増減しますが、体脂肪はそう簡単には増減しません。
例えば、回転寿司に行ってついうっかりして18皿食べてしまったら、もしかしたら一日で体重が2kg増えるかも知れません。
でも、それは体脂肪が2kg合成されたという事ではありません。
単に、体内の水分が増えただけなので、水分が抜ければ体重は元に戻ります。
この水分というのがまたわかりにくいですよね。
大量に水を飲んでも体内に水分は蓄えられないです。
大量に水を飲んだら、大量に尿として排泄されるだけです。
でも、大量に食事を取ると、体内にそれが水分として蓄えられて体重が増えるようです。
回転寿司のカロリーがどのくらいか調べるのが面倒なので、1皿100kcalという荒い計算をすると、18皿で1800kcalですね。
体脂肪は1kgあたり7200kcalのエネルギーを蓄えていると言われているので、回転寿司18皿で合成される体脂肪は、この18皿分がすべて過剰摂取だったとしても、250gです。
過剰摂取に相当するのがこのうちの半分ならば、合成される体脂肪は125gという事になります。
体重が急激に減るのは水分が蓄えられたからです。
でももし毎日回転寿司に行って18皿食べ続けたら、どんどん体脂肪は蓄積されて行きます。
仮に18皿の内、過剰摂取に相当するのが半分だとしても、一日125gのペースで体脂肪が増えれば、1ヶ月で3.75kgも体脂肪が増えることになります。
これは絶対に避けたいところですね。
僕はカロリー計算はしていません。
食べるのが鶏胸肉、白米、野菜なので、白米の量だけ気をつけていれば大丈夫です。
胸肉の食べ過ぎで太るとか、野菜の食べ過ぎで太るというのは聞いた事がないですよね。
あ、調理でも油は使いませんよ。
胸肉は塩コショーを振ってグリルで焼きます。
野菜は茹でてそのまま食べます。
仕事が休みの日は妻が用意してくれた晩ご飯を食べますが、実はこれが太る原因になります。
普通の食事なので、結構脂肪分も含んでいます。
普段は土日が休みですが、長期で休みが続く時は体重増加の危険性が高まります。
体脂肪1kgあたりのエネルギーは7200kcal
体脂肪が1kgあたりに蓄えているエネルギーは7200kcalと言われています。
どういう実験で確認したのか分からないですが、1kg7200kcalと言われていますね。
1gあたり、7.2calですね。
つまり、1gの体脂肪を燃焼させれば、その熱量で1gの水の温度を7.2℃上昇させられるということです。
本当に燃やして実験したんでしょうか?
外部に熱を漏らさないように実験するのはとても難しいと思うんですが。
完全に余談ですが、0℃1gの氷を0℃1gの水に変えるのに必要なエネルギーはおよそ86calなので、人間の体脂肪を燃やして氷を溶かせば、1gの氷を溶かすのに、およそ12gの体脂肪が必要という事になります。
人間の体脂肪を熱に変換する暖房器具とか、人間の体脂肪をエネルギーとして走る自動車が開発されれば、地球温暖化と人類の肥満という2つの問題が同時に解決できます。
どこかの天才がそういう装置を開発してくれないものでしょうか?
太陽光で電気を生み出すなんて、昔は考えられなかったことなのに、今は当たり前になってきています。
何とかならないでしょうか?
ちなみに人間の体脂肪はエネルギー源としてなかなかの高エネルギーなんです。
以前、偶然気付いたんですが、ダイナマイトに使うTNT火薬のエネルギーと比べると、人間の体脂肪が持つエネルギーは、何と7倍以上なんですよ。
ダイナマイトですよ!
TNT火薬が持っているエネルギーは、1kgあたりおよそ1000kcalです。
これが大爆発を起こします。
火薬が大爆発を起こすのは、燃焼反応が隣の分子に移るスピードがとても速いからだそうです。
この速さを爆速といい、TNT火薬では秒速6900mぐらいだそうです。
これだけの速さがあるから、全ての火薬がほぼ同時に爆発して、あのような破壊力を発揮するんですね。
参考までにガソリンや灯油のエネルギーがどの位なのかも調べてみました。
下の表がそれです。
質量1kgあたりのエネルギー
人の体脂肪 7200kcal
灯油 9200Kcal
ガソリン 8400kcal
TNT火薬 1000kcal
エネルギー量の比較だけで言ったら、体脂肪を燃料とする暖房器具や自動車は作れそうですね。
体脂肪を20kg抱えている人が運転席に座り、体脂肪が5kgになるまで運転すると、消費されるエネルギーは、108000kcalです。
同じエネルギーをガソリンでまかなおうと思ったら、必要なガソリンの重さは12.9kg程度です。
ガソリンの比重は、0.73から0.76ぐらいなので、ここでは0.75として扱うと、12.9kgのガソリンの体積は、およそ17リットルになります。
ガソリン17リットルに相当するエネルギーは、人間の体脂肪15kgから得られるんですね。
これならば、体脂肪で走る車が開発されたら、この世からデブはいなくなりますね。
どんなに好きなものを好きなだけ食べても、車を走らせればおそらく1時間で元に戻せます。
まさに夢のエネルギーですね。
一日の白米の量が400gの場合と500gの場合
ちょっと浮世離れした話しをしてしまったので、ここでは経験に基づくまじめな話しをしたいと思います。
一日に食べる白米の量が400gの場合と500gの場合を比較すると、目に見えて体重に違いが出ます。
これはとても不思議なことです。
白米100gのエネルギーは156kcalだそうです。
こんなにわずかな違いは、短期的には体脂肪の合成にはほとんど関係ないように見えますが、体重の推移をみると、この白米100gの違いが、体重にして1kg以上の違いを生んでいるようです。
体脂肪の合成でないならば、蓄積する水分の量が増えるということなんでしょうか?
ラーメンとかピザのように塩分の多い食べ物を大量にとると、体内に多くの水分が蓄えられて一時的に体重が増加するのはわかりますが、白米でも体内の水分量は変化するんでしょうか?
理屈はわかりませんが、これまでの経験でいうならば、白米の多さはかなりダイレクトに体重の影響を与えるようです。
もっと確実な事を知るために、明日から白米の摂取量を一日400gにしてみようと思います。
これを10日間続けてみます。
他の食事やお菓子、お酒の量は変えないで、白米だけ一日400gにしてみたいと思います。
それでどのような体重の変化が起こるのかを観察してみたいと思います。
どうやらここが平衡点です
7月から減量を開始して、どんどん体重が減っている時、今の食事を続けていれば、70kgぐらいまでは落ちるだろうと思っていましたが、どうやらそうではなさそうです。
体重は最近74kgを挟んだ動きになっているので、平衡点は74kgということになりそうです。
もし本気で70kgを目指すんだったら、覚悟を決めてお酒とお菓子をやめなければならないでしょう。
でも、持続可能な範囲内で体重を落とそうと思っていたので、そこまではしないです。
平衡点が74kgならば、それを受け入れます。
でも、やっぱりバキバキの腹筋を一度は手にしてみたいので、夏にプールに行く時に、そこまで目指して減量しようと思います。
イメージとしては、普段の体重を73kgから74kgの間に保ち、来年の5月ごろから減量を開始して、夏にプールに行く時に70kgぐらいにするという感じです。
割れた腹筋でプールに行けば、無意味な優越感に浸ることが出来るでしょう。
実は2018年に体重をおよそ半年に渡って71kg台に保っていたことがあります。
あの時は、まったくお菓子を食べなかったし、お酒も飲んでいませんでした。
家族旅行に行っても、食事の時にデザートを食べなかったし、目の前で妻が日本酒を飲んでいても僕は水を飲んでいました。
あの時はやたらとストイックな食事制限が出来ていました。
でも、長くは続きませんでした。
あの食生活をこれから先の人生すべてでやり通せるかと言われたら、無理な話なので、そこまではやらないです。
現在の食生活で平衡点が73kgという現実を受け入れます。
今の僕の体形は、胸囲118cm、ウエスト83cm、腕周り38cm、太もも周り58cmです。
本当は胸囲120cm、ウエスト75cm、腕周り42cm、太もも周り62cm位にはしたいんですが、「ウエスト75cm」が一番難しいと思います。
他はとにかく体をでかくすれば良い訳なので、めちゃくちゃ筋トレを頑張れば何とかなるかも知れないですが、ウエストを75cmにするためには、相当にストイックな減量に耐えなければなりません。
今の僕にはそこまでも覚悟はないので、ウエスト75cmというのはまさに夢です。
夢見るだけで、手に入れるだけの努力をする覚悟はありません。夢です。
今回はこんなところです。
ありがとうございました。