こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2022年8月23日の火曜日です。
僕は今朝3時に千葉県佐倉市の自宅を出て、マイカーで秋田県の乳頭温泉郷までやってきました。
片道およそ570kmのドライブでした。
思っていたより、かなり時間がかかったし、かなり疲れました。
正直、軽く考えていました。
でも、とても楽しかったです。
今日から3泊4日で男の一人旅が続きます。
3泊とも休暇村乳頭温泉郷に泊まります。
中学1年生の娘は、もう家族旅行には行かないと言っているし、娘は塾の夏期講習があるので、1人でやって来ました。
妻には負担をかけてしまいますが、なんとか認めてもらいました。
東北地方に来たことは何度かあります。
最初は1994年、26歳だった時です。
学生時代にアルバイトをしていた学習塾のバイト仲間と3人で、1泊5日という超弾丸ドライブで、蔵王、田沢湖、八郎潟、青森港、奥入瀬渓流、十和田湖、八甲田山、八幡平を回りました。あの頃は若かったです。
2回目は2001年に1人で山形の赤湯温泉に行った時です。
先に赤湯温泉に行っていた仲間と、後から合流するために1人で行きました。
午前3時に家を出て、当時の愛車スターレット・ターボSをかっ飛ばして、オール一般道で行って、9時半には赤湯温泉に着きました。
3回目は2002年に職場の友達と3人で山形の赤湯温泉に行った時です。
あの時は、新幹線で行きました。
4回目は2004年に両親と3人で、またしても赤湯温泉に行った時です。
あの時は、当時のセカンドカー、スペクトロンで高速道路を使って赤湯温泉まで行きました。
5回目は2007年に妻と結婚前に2人で、またしても赤湯温泉に行った時です。
なんでそんなに赤湯温泉が好きなんだ?と言われてもよくわからないです。
なんとなく良かったんです。
6回目は妻と結婚して、2008年に青森の小牧温泉(当時)に行った時です。
あの時は、新幹線で行きました。
なので、今回の東北旅行は7回目という事になります。
今回は、全て一般道で来るつもりだったんですが、チェックインの時刻に間に合わなくなる可能性が出てきてしまったので、終わりの方で少し高速道路を使ってしまいました。
朝3時に自宅を出発
午前3時に家を出て、国道16号を北上しました。
すると、国道16号は午前3時台という時間帯にもかかわらず、トラックだらけでした。
2001年に午前3時に家を出て赤湯温泉に行った時は、ほとんど車はいませんでしたが、今回はトラックがやたらと多かったです。
たまたまそういう日だったのかもしれないですが、もしかしたらAmazonや楽天などのインターネット通販の拡大がトラックの増大に関係しているのかも知れないです。
早朝の国道16号というのは、車がいなくていくらでもスピードが出せる道路だと思っていましたが、違いました。
トラックも多かったですが、やたらと赤信号も多かったです。
おそらく2分から3分に1回は赤信号に捕まっていたと思います。
これは結構イライラしました。
乳頭温泉郷まで一般道で行くという条件で検索したら、ナビは到着が午後10時過ぎだと言います。
いくら何でもそんなに時間がかかるはずはないです。
2001年には自宅から山形の赤湯温泉まで7時間半で着いています。
ならば今回、秋田の乳頭温泉まで19時間もかかるはずがありません。
おかしいと思いながら走っていると、どんどん到着予定時刻が早まっていきます。
およそ10分走ると、到着予定時刻も10分早まる感じでした。
1時間走ると、到着予定時刻は午後9時過ぎになりました。
春日部で国道16号から国道4号に乗り換えました。
国道16号は首都圏を囲むように走っていて、道の両側はガソリンスタンド、中古車屋、商業店舗、飲食店などが立ち並び、交差点も多く、車も多いです。
だからトラックと赤信号が多いのは仕方ないと言えます。
でも、国道4号に乗り移れば、福島まで北上するだけで、どんどん都会から離れるので、車も信号も減って快適なドライブができると期待していました。
そして、実際に期待通りになりました。
トラックは結構いましたが、信号は劇的に減り、信号で止まるのは10分に1回ぐらいになりました。
実は、国道4号に移ってから、赤信号で止まるたびに時刻をメモしていました。
国道4号に入ったのは、午前4時8分でしたが、赤信号で止まった時刻をメモし始めたのは4時58分からです。
7時までメモを取り続けてやめました。
それによると、赤信号に止まらなかった最長時間は17分、次は14分、その次は13分でした。
これだけ止まらずに走れれば、かなり快適なドライブです。
しかも国道4号は場所によっては片側3車線あって、中央分離帯もありました。
国道16号と比べると、国道4号はかなり快適なドライブでした。
旅行中は、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートには入らないことにしました。
国道4号を北上し、6時36分に福島県に突入しました。
7時半頃から郡山で渋滞するようになりました。
郡山は随分と大きな街だと思いました。
渋滞しながらも、結構前に進みましたが、行っても行っても街が続いています。
これほど大きな街だとは思っていませんでした。
7時48分に郡山のイオンタウンを通過しました。
昔、弟がいわきに住んでいた時に、郡山のイオンタウンを案内された事がありますが、当時はあまりの大きさに驚嘆したものでした。
今では同じぐらい巨大なスーパーやホームセンターがうちの近くにいくつかあるので、見慣れた大きさになっていました。
朝食は、福島まで着いてから食べようと思っていたんですが、予定より遅くなってしまい、お腹が空いてきたので、どこかで済ませてしまおうと思いました。
旅行とは、非日常を味わうものだと思うので、旅行中はセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートには入らないようにしようと決めました。
他にどんなコンビニエンスストアがあるでしょうか?
前は一杯あったような気がしますが、最近はこの3つしか見かけません。
運転しながら、最近見なくなったコンビニエンスストアを思い出してみましたが、ホットスパー、スリーエフ、スリーエイト、ampm、ミニストップ、デイリーヤマザキぐらいしか思い出せません。
もっとたくさんあったと思いますが、おそらく次々に経営統合されてしまって、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートに集約されてしまったのでしょうか?
この見かけなくなったコンビニエンスストアの中で、今日見たのはデイリーストアが1つだけでした。
さて、この3店に入らないとなると、コンビニエンスストアで食べ物を買って食べるのはとても難しくなります。
では、店で食べるのか?
これも、非日常を実践するため、吉野家、松屋、すき家などの牛丼チェーンやラーメンチェーンも排除することにしました。
すると、店がないです。
本当にないです。
行っても行っても、あるのはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、吉野家、松屋、すき家、くるまやラーメンなどです。
仕方がないので、朝食は道の駅で取ることにしました。
福島県安達市の道の駅安達です。
安達太良山の近くの道の駅です。
そこのパン屋でパンを3つ食べることにしました。
これが最初の休憩で、時刻は8時33分でした。
家を出てから5時間半、無休憩で運転していました。
困ったのは昼ごはんです。
上記のチェーン店に入らないとなると、頼みの綱は道の駅です。
でも、道の駅というのはそんなにたくさんあるものではないので、なかなか現れません。
もしかしたら昼ごはんは食べられないかも知れないと思っていると、ホーマックニコットという店がありました。
山形県最上郡金山町の金山店です。
まさに砂漠にオアシスです。
店は、ホームセンターとコンビニエンスストアを足し合わせたような店でした。
そこで、おにぎり1個とせんべい1袋を買いました。
時刻は午後1時35分でした。
眠くなってきていたので、食べながら運転できるものが良いと考えました。
例えば、クッキーとかポテトチップスとか、そういうものを食べ続けていると、口を動かしているので、眠気が忍び寄って来にくくなります。
でも、クッキーやポテトチップスではカロリー過多になってしまうので、せんべいにしました。
これをバリバリ言わせながら運転すれば、眠気も感じないでしょう。
せんべいは物によっては脂質がほぼゼロなので、助かります。
その後、運転していて気づいたんですが、食べ物を買いたければ、ツルハドラッグに入れば良いんです。
ツルハドラッグは福島や山形ではよく見かけました。
千葉ではマツモトキヨシ、ウエルシアなどが多いですが、今日はマツモトキヨシは1つも見ませんでした。
ウエルシアも1つしか見かけませんでした。
東北ではツルハドラッグが強いようです。
他に、「薬の勉強堂」という店も1つ見ました。
勉強堂というとメガネ屋というイメージがありますが、別の店なんでしょうか。
そういえば、「お墓のトライ」という店も見つけました。
「家庭教師のトライ」ならよく知っていますが、「お墓のトライ」は初めて聞きました。
トライという単語は、お墓とはイメージが繋がりにくいんですが、どうなんでしょうか?
そういえば昔、かなり昔ですが、千葉の館山で「ナウ歯科」という歯医者を見かけました。
「風の谷のナウシカ」から取った名前だと思いますが、友達と爆笑してしまいました。
山形では、「フリーマートうめや」というスーパーを2軒見ました。
あと、「薬王堂」というドラッグストアも3軒か4軒ぐらい見ました。
どちらも関東では見ないですね。
あと、東北では、ホーマックが多いです。
何軒も見ました。
千葉だと、千葉ニュータウンにあるぐらいしか知らないですが、東北にはたくさんあるようです。
さらに福島では、ダイユー8というホームセンターを4つ見ました。
千葉県でケーヨーホームセンターがたくさんあったように、福島ではこのダイユー8が多いのかも知れないです。
さらに東北では、ヨークベニマルがたくさんありました。
イトーヨーカドー系列のスーパーだと思いますが、千葉ではほとんど見たことがないです。
田舎に行くとヨークベニマルがあるというイメージでした。
ちょっと話が変わりますが、牛丼チェーンの王者は、ひょっとしてもう吉野家ではないんですか?
僕は今まで、1位吉野家、2位松屋、3位すき家だと思っていたんですが、今日のドライブでは圧倒的にすき家をたくさん見ました。
おそらく松屋と吉野家を足した数よりも多くのすき家を見たと思います。
実は、最近すき家に行ったんですが、その時の印象がとても良くなかったので、もうダメなのかと思っていました。
でも、店舗数はとても多いんですね。
知らなかったです。
国道13号はまるで高速道路
福島は郡山を遥かに凌ぐ大都会でした。
前にも来た事があるんですが、前回も車で通過しただけだったので、よく覚えていませんでした。
すごい大都会だったと思います。
千葉県から、埼玉県に入り、栃木県に入り、福島県に入りましたが、郡山や福島は栃木県にはない大都会でした。
また、山形にもこれほどの街はなかったのではないかと思いました。
それは良いんですが、凄かったのは国道13号です。
福島から秋田の八郎潟あたりまでつながっている国道なんですが、国道4号を凌ぐ、空いている道路です。
しかも、信号がものすごく少ないです。
たまに信号があってもほとんど青なので、ずっと止まらないで走る事が出来ます。
今日は飯坂町井野目という交差点から、山形県高畠町に入るまで、46分間も赤信号で止まりませんでした。
ずっと走りっぱなしです。
Googleマップで調べてみると、およそ45kmノンストップで走り続けていたようです。
こんな道路は他に知らないです。
千葉県だと、国道464号の側道で、10km以上信号がない区間がありますが、レベルが違います。
45kmというと、おそらく新鎌ヶ谷から成田まで行けてしまうぐらいの距離だと思います。
それだけノンストップで走れる道路は、高速道路しかないんじゃないでしょうか?
さらに、山形県の北部、秋田県の一部で、国道13号と並行するように高速道路が作られています。
まだ、断片的な作りで、一本につながっていないんですが、すでに出来ている部分は無料で開放されています。
なので、その無料区間も信号なしで走り続けられます。
もちろん、国道13号のすべてがそういう走りやすい道路という訳ではありません。
街中も走るので、そういう時は信号が多くなります。
でも、福島から高畠、赤湯、上山、天童のあたりまでの国道13号は、赤湯温泉のあたりを除いで、ほぼ高速道路状態だと思いました。
走り好きな人にはたまらない道路ですね。
久し振りの赤湯温泉
今日は高畠の高畠ワイナリーに行って、妻と娘にお土産を買いました。
スパークリングワインと、ぶどうジュースです。
ぶどうジュースは、値段がとてもとても高かったです。
ジュースが720mlで、1000円ですよ。
これで美味しくなかったら、泥棒です。
一番高いジュースは、1500円しましたが、ちょっとそれには手が出ませんでした。
なんと言っても、ジュースですから。
僕が普段飲んでいるサントリーオールドとほとんど値段が変わらないですよ。
ジュースなのに。
その後、赤湯温泉に行きました。
2007年以来、15年振りの赤湯温泉は、かなり変わっていました。
変わりすぎていて、驚きを通り越しました。
赤湯温泉は、草津温泉とか伊香保温泉と比べると、全く温泉らしくない普通の街にあります。
初めて行った時は驚きました。
その時は、「瀧波」という旅館に泊まりました。
かなり歴史のある、雰囲気のある良い旅館なんですが、本当に街中にポツンとある感じでした。
今日、久し振りに行ってみたら、さらに周りが開発されていて、周囲から浮いた旅館になってしまっていました。
国道13号沿いにあるんですが、隣はガソリンスタンド(エネオス)になってしまい、斜向かいにあった古いスーパーはすっかり新しく作り替えられて、フリーマートうめやという立派なスーパーになっていました。
あれは完全に、完全に街中にある旅館ですよ。
おい、お前。建つ場所を間違えてるだろ?
もっと山奥とか、清流沿いとか、雰囲気のあるところに引っ越せよ!
と言いたくなるぐらいに、周囲から浮いてしまっていました。
良い旅館だけに、残念です。
赤湯温泉の旅館では、朝食に餅が出ます。
つきたての餅が出るんですが、瀧波では大広間の真ん中で、お客さんたちの目の前で餅をついてくれます。
餅が好きな人には、赤湯温泉をお勧めします。
そして、運転が好きな人には国道13号をお勧めします。
赤湯温泉から蔵王までのドライブはなかなか良いですよ。
もちろん高速道路なんて使う必要ないですよ。
国道13号がほとんど高速道路ですからね。
15年前に妻と2人で泊まった「丹泉ホテル」にも行ってみましたが、随分と奥まった狭いところにありました。
あの時は、突然旅行を決めたので、部屋が空いているホテルがなかなかなくて、そこに決めました。
米沢牛のすき焼きはとても美味しかったし、露天風呂では雪見風呂も経験できたので、良い思い出ですが、ちょっと狭いところにあります。
駐車場も離れているし、ちょっと泊まりにくいかも知れないです。
赤湯温泉を出て、一路乳頭温泉郷へ
僕が赤湯温泉を後にしたのは11時35分でした。
そこから一般道で乳頭温泉まで行くと、到着は6時を過ぎてしまうとナビがいいます。
それでは困るので、そこから先は高速道路を使ってでも、とにかく早く乳頭温泉郷に行くことにしました。
かみのやま温泉ICから高速道路に乗って、終点の東根北ICまで行きました。
距離にして44km、時間にして34分でした。料金は1610円でした。
ここから先は、今後作られるようです。
終点まで乗ったので、この後はずっと一般道なのかと思ったら、そうでもありませんでした。
高速道路が断片的に出来ているようで、断片的な部分は無料で開放されていました。
そのおかげで随分と時間を稼ぐことができました。
ただ、不思議なのは、断片的高速道路の無料区間が終わったと思ったら、そのまま有料道路に入って、しっかり料金を徴収されたことです。
なぜ無料の区間と有料の区間があるのか、その違いはよくわかりません。
有料道路の名称は、湯沢横手有料道路です。
その有料道路を降りたのは2時27分でした。
そして休暇村乳頭温泉郷に着いたのは4時25分です。
有料道路を降りてから、一般道を2時間走って、ようやく着きました。
山道が、とても長かったです。
1時50分頃から視界が悪くなるぐらいの大雨が降って、2時40分頃に上がりました。
後半はなかなかハードなドライブでした。
570kmで13時間のドライブでしたが、結構ハードでした。
若い頃の僕だったら物足りなかったと思いますが、もう55歳なので、このぐらいでちょうど良いです。
明日は田沢湖へ
明日は田沢湖へ行くつもりです。
乳頭温泉郷は田沢湖のすぐ近くにあります。
田沢湖は日本で一番深い湖ですが、水の色がとてもきれいなのも大きな特徴です。
1994年に1泊5日の超弾丸ドライブで行った時、あまりの水の青さに、入浴剤でも入れているんじゃないかと思いました。
明日は田沢湖の周りを自転車で一周してみようと思います。
周囲は20kmということなので、そんなにキツくはないでしょう。
ただし、アップダウンがなければですが。
起伏が激しかったら、20kmは地獄ですね。
自転車は自宅から持ってきました。
本当は折りたたみ自転車を買いたかったんですが、もったいなくて普通の自転車を持ってきました。
今日はこんなところです。
明日はなんとか晴れてほしいです。
ありがとうございました。