小学生とオンラインゲーム　その3（夜間はWi-Fiをオフにする事にしました。）

こんにちは。鹿野一郎です。
今日は2022年3月28日の月曜日です。
昨日は娘と2人で僕の実家に帰っていました。
妻は家で留守番です。
娘は先日小学校を卒業し、来月中学に上がりますが、反抗期で妻との関係はかなり悪いので、妻は一緒に来ませんでした。
昨日は何故かやたらと体が疲れていて、夜は8時には寝てしまいました。
すごく眠かったし、特に書く事もなかったので、昨日はバーベルブログの投稿を休みました。

実家にて

父は85才、母は80歳です。
父は5年前に脳梗塞で倒れ、それ以来ほぼ寝たきりの生活をしています。
たまにベッドから起きて、車椅子の座ってインターネットをしていましたが、この1年はそれもなくなり、本当に寝たきりになりました。
1年前に再び脳梗塞を患い、一時心臓が止まりました。
その後、蘇生し、自力で呼吸が出来るまでになりましたが、意識が戻らず、厳しい状態になりました。
僕も病院に駆けつけましたが、あの時の父の容態を文章で説明するのは、僕には無理です。
目の前の状況が、とても信じられなかったです。
まさか、数日後の意識を取り戻すとは思いもしませんでした。
まるで奇跡でした。
それ以来、父はほぼ寝たきりになりましたが、以前より機嫌が良くなり、いつも穏やかな表情をしています。
昨日は、娘の卒業式のDVDを見せることが、訪問の主な目的でした。
母は娘のハカマ姿を見て、綺麗だ、似合ってる、センスがいいと、繰り返していました。
父からは、何という中学校に上がるのか、何という塾に通い始めたのかと聞かれました。
父は右半身を動かすことが出来ず、喉も半分麻痺しているので、食事は主に胃ろうで摂っています。
以前は普通に喋れたんですが、1年前に心臓が止まって蘇生して以来、何を話しているのは分かりにくくなりました。
でも、こちはの言うことは全て正確に聞き取っています。
実家に帰ったのは元日以来でしたが、何故かとても疲れました。
娘は、ゲームが出来なかったせいか、とても暇そうにしていました。

娘のゲーム三昧

娘は任天堂Switchでゲームをしています。
最近はフォートナイトというゲームにハマっています。
100人で殺し合うバトルロイヤルのゲームです。
僕も一度だけやらせて貰った事がありますが、どこが面白いのか全く分かりませんでした。
フォートナイトはオンラインゲームです。
マイクとヘッドセットを使うと他のプレーヤーと会話しながらゲームをする事が出来ます。
最初に娘がオンラインでゲームをしたいと言った時、僕も妻も、とんでもない事だと思いました。
僕は予備校講師をしているので、職場で生徒たちに聞いてみました。
すると、驚いたことに、任天堂オンラインというサービスは、全員知っていて、全員やった事がある、または今もやっているという状況でした。
これには本当に驚きました。
生徒によると、小学生が任天堂オンラインをやる事を危険だと思う人は20人に1人しかいなかったので、娘にも許可することにしました。
その時に生徒の1人が、

と教えてくれました。
ありがたいことです。

なし崩しにボスチャットも始めました。

しばらくはルールに従ってゲームをしていたようですが、やがて娘はボイスチャットをし始めました。
僕のいないところで、

と、妻が押し切られて、認めてしまったそうです。
仕方がないので、黙って見ていましたが、しばらくすると、知らない人ともボイスチャットをするようになりました。
これは偶然発覚しました。
ぼくが娘とゲームの話をしていると、娘が自分から次のようなことを言いました。

僕は驚きを通り越しました。
完全にアウトやんけ。
自分がどれだけ危険なことをしているのかわからないのか？
娘に聞くと、自分の名前や住所は教えてきないし、写真も送ってないと言います。
でも、聞けば聞くほど怪しいです。
娘がゲームをする時間帯は主に夕方です。
その時間にオンラインゲームが出来るということは、その人は働いていないのでしょうか？
例えば、専業主婦ならば夕方にオンラインゲームを出来るかも知れませんが、それでも実に怪しいです。
すぐにでも辞めさせたかったですが、娘は今反抗期で、大人しく言うことを聞かないので、対応に困りました。
相手の人は自分の写真をゲームのアイコンに使っているから、相手の顔は知っていると言っていました。
ますます怪しいです。
こうなったら、やっぱり強制的にゲームをやめさせた方が良さそうです。

強制的にゲームをやめさせる方法

強制的にゲームを辞めさせるには、ゲーム機を取り上げるのが確実ですが、他にも、僕の任天堂のアカウントを削除するという方法があるようです。
アカウントを削除すると、オンラインゲームが全て出来なくなり、これまでのデータや蓄えたアイテムも全て雲散霧消するそうです。
かなり強い制裁なので、これは最後の手段だと思っています。
妻によると、親によるみまもり機能があるそうです。
ゲームの使用時間を管理したり、特定のゲームを出来ないようにしたり、ボイスチャットを出来ないように設定出来るそうです。
それをやれば良いみたいです。
娘に話したら、予想通り反対しました。
娘の友達は親にそれをやられてフォートナイトが出来なくなったと言います。
友だちとボイスチャットを出来なくなったから、知らない人とするようになったと言っていました。
娘の友達というのは、かなりの強者で、娘より何枚も上手です。
果たしてその子は親の管理を大人しく受け入れているんでしょうか？

ゲームをして良いのは夜9時までという約束でしたが、最近は娘が部屋にゲームを持ち込んでしまっていて、外からではゲームをしているのか、していないのか分かりません。
なので、ゲームを下に持って来るように言ったんですが、娘は断固拒否です。
仕方がないので、夜9時になったら家のWi-Fiをオフにする事にしました。
そうすればフォートナイトは出来ません。
元々夜9時以降はゲーム禁止ということになっているので、9時にWi-Fiをオフにされても、娘には文句を言える道理がありません。
今は春休みだから時間が豊富にありますが、中学に上がって部活も始まれば、塾もあることだし、ゲームを出来る時間は少なくなると思います。
それまでは様子を見ようと思います。
親のみまもり機能でボイスチャットを制限するのはもう少し待ってみようと思います。

妻もなかなかやります。

去年か今年の初め、我が家ではWi-Fiのルーターを買い替えました。
2階まで電波が届かない事が嫌で、買い換えようと僕が言いました。
新しいWi-Fiは妻が買って、妻が設定しましたが、何と設定はルーター本体ではなく、スマートフォンでしたそうです。
そのためか、妻のスマートフォンを見れば、通信状況がわかるそうです。
つまり、今Wi-Fiを使ってゲームをしているかどうかがわかるそうです。
もしかしたらWi-Fiをオフにしなくても、娘の任天堂Switchだけオフに出来るかも知れないと、試行錯誤しているようです。
もしルーターのコードを抜かなくても任天堂Switchだけオフに出るならば、娘にとっては対応のしようがない制裁です。
コードを抜く場合は、娘がこっそりコードを差し込んでしまえばゲームを再開できますが、コードがつながっているのに、Wi-Fiが使えないとなったら、娘はどう思うでしょうか？
ルーターが壊れたと思うでしょうか？
それとも自分だけオフにされていると気づくでしょうか？

反抗期に解決策はない

僕は中学2年から卒業まで反抗期でした。
親の言っている事が正しい事も、自分の言っている事が間違っている事もわかっていましたが、それでも家に帰ると訳もなく不愉快になり、母を怒鳴りつけていました。
両親はそんな僕を力で押さえつけようとせず、反抗期が終わるのを辛抱強く待ちました。
その経験があるから僕も娘を力で押さえつけようとは思いません。
反抗期はいつか必ず終わると信じています。
それまでは娘の理不尽な態度にも、限度をわきまえた上で寛大に接したいと思っています。
一昨日、娘から次のように聞かれました。

僕は、僕にも月に一度ぐらいはそういう時があると話し、でも物や人に当たるわけにはいかないから、黙ってやり過ごすと答えました。

娘は塾が楽しくて、数学が面白いと言います。それで勉強をする様になって、成績が上がってくれれば良い循環が始まると思います。

子育ては千差万別ですね。

妻から聞かされた話の一つにこのような話がありました。
子供がオンラインゲームを1日5時間やりたいと言って聞かないので、認める代わりに必ず毎日5時間やれと命じたそうです。
その子は来る日も来る日も5時間ゲームをやり続けたそうですが、やがてゲームを辞めたそうです。
すごいお父さんだと思います。
何が正解かはまさに千差万別で、わからないので、試行錯誤の繰り返しですが、妻と相談して、その都度対応を考えたいと思います。
子どもが大人しい子なら親はもっと楽だと思いますが、このぐらい手応えがあった方がやり甲斐があるとも言えます。
そう思うことにします。
反抗期で荒れた分、将来は立派になって欲しいというのは欲張りでしょうか？

ありがとうございました。