こんにちは。鹿野一郎です。
いつの頃だったのか記憶にないのですが、弟からダンベルバー4本、バーベルシャフト1本、プレート多数、ベンチプレス台のセットを譲り受けました。
僕は僕で、ダンベルバー2本と、プレートは12枚で47kg分持っていましたが、それに加えて上記のセットをもらう事になったのです。
当時の弟は、福島県いわき市で一人暮らしをしていて、通販でそのセットを買ったそうです。
弟は高校時代に体操をやっていて、筋力は人並み以上にありました。
ただし、僕の方が強かったですが(笑)。
あるとき、もういらないから引き取ってくれと言われて、一式全て僕が引き取りました。
僕は千葉県佐倉市で一人暮らしをしていたので、車でいわきまで取りに行ったはずです。
記憶がはっきりせず、どうやって運んだのか覚えていないので、車で運んだのだろうというのは推測です。
でも間違いないと思います。電車で運べる訳ないし、宅急便などで送って貰った覚えもありませんから。
まあ、車で運んだ記憶もないんですが(汗)。
プレートは10kg2枚、5kg6枚、2kg4枚、1kg4枚、0.5kg4枚で合計20枚64kgでした。
ダンベルバーは2kgのものが4本、バーベルシャフトはおそらく長さが200cmで、重さは12kgぐらいだったと思います。
ベンチプレスの台は、家庭用の物で、ジムに置いてあるような本格的なものではありません。
そのベンチも結構重くて、おそらく20kgぐらいあったと思います。
メーカーはTMスポーツというところで、プレートは銀色のペイントプレートでした。
これによって、僕のプレートは32枚で109kgになりました。
今ならば、不要なダンベルはインターネットで中古品として売れますが、当時はまだインターネット自体がなかったので、不要になったダンベルはこのようにして、人から人へと渡り歩いていたのです。
弟にしてみれば、粗大ゴミを無料で引き取ってもらえて大助かりだったのでしょう。
弟はワンルームマンションに住んでいたので、随分と部屋がすっきりしたと思います。
というより、ワンルームマンションにあんなものが設置してあったら、食事をする場所、寝る場所すらなくなると思うんですが。
僕は弟の福島の部屋でそのセットを見た記憶がかすかにあるのですが、すでに解体されてコンパクトに積み上げてあったと思います。
使える状態で設置されているのは見た事がありませんでした。
これで僕のダンベルは2個から6個に増えました。
そしてバーベルとベンチプレスの台も手に入れました。
じゃあ、これらを使ってバリバリ鍛えたのかというと、そうはなりませんでした。
完全に置き物と化してしまったのです。
大体、ダンベルが6個もあっても意味がないですよね。
人間の手は2本しかないので、2個で十分だったと思います。
バーベルやベンチプレスの台は6畳の和室に設置しましたが、それによってこの和室は完全にベンチプレス台に占領されました。
それまでその和室は僕の寝室でしたが、ベンチプレス台が来た事で、寝室は別の部屋に変えました。
それでも、この機材の使い勝手が良いならば文句はないのですが、ラックの幅が自分の肩幅よりも狭く、バーベルを上げ下げする時に肩がラックにあたるので、
とにかく使いにくかったのです。なのでベンチプレス台はほんの数回使っただけで解体して、クローゼットに片付けてしまいました。
それだけでなく、シャフトも邪魔になりました。6畳の部屋で扱うとなると、200cmもあるシャフトは長過ぎて邪魔なんですよ。
それに当時の僕はバーベルの使い道はベンチプレスぐらいしか知らなかったので、ベンチプレスをしないならバーベルはいらないと考えていたのです。
デッドリフトやベントオーバーローなどという種目は知りもしませんでした。
自宅にベンチプレスの台があったのに、その写真が残っていないのは残念です。
僕がデジタルカメラを買ったのは2003年のことでした。
この年、上海に旅行に行く時にソニーのサイバーショットを買いました。
なのでそれ以降の写真はたくさんあるのですが、それ以前の写真はほとんどありません。
フィルムのカメラだとフィルム代と現像代が結構高くつくので、特別な時しか写真は取らなかったもんですよね。
このベンチプレスの台を引き取ったのは2003年より前だったはずなので、写真が残っていないのだと思います。
ですが、2006年に引越しでマンションを出て行く時に撮った写真にその一部が写っていました。
ダンベルは6つとも新しいマンションに持って行きましたが、この引越しの時にベンチプレスの台とバーベルシャフトは処分してしまいました。
もったいないことをしました。
上の写真でダンベルの下に敷いているのは、ベンチプレスの台です。ひっくり返してダンベルの置き場にしていました。脇にフレームの一部もあります。
この写真で一番手前に写っているダンベルのバーが、大学一年の時に一番最初に買ったものです。
握るところにガムテープを巻いていますが、これは手の油でバーが汚くなってしまっていたからです。
これ以上汚くならないように巻きました。
この写真に写っている6本のバーのうち、最初に自分で買ったバーだけが手の油で黒く汚れました。
他のものはいくら使ってもピカピカのままでした。
きっと、昔買ったバーは表面加工がなされていなかったのでしょう。
あまりにも汚くなったので、あるとき捨ててしまいました。
ダンベルが家に1個しかなかった時はある程度使っていましたが、6個に増えたら全く使わなくなってしまいました。
トレーニングジムに入会すると、安心して行かなくなってしまい、会費ばかり取られ続けるのと同じ構造ですね。
こう思うから、僕は今までジムに入会したことはありません。
毎回、必ずビジターとしてジムに行っていました。
市や県が経営しているジムは料金が一回200円から300円程度で安いので、これで問題ありません。
(というより、公共のジムには入会できません。)
料金は毎回その都度払います。
ゴールドジムなど民間のジムに行くようになってからもビジターで通っていました。
ビジター料金は高いと思いますが、入会するともっと高くつくと思ったからです。
この話はまた今度にします。
このようにして、僕のトレーニング機材は随分豊富になりましたが、それに反比例して、ますます使わなくなってしまいました。
ありがとうございました。
僕のダンベル その9へつづく