こんにちは。鹿野一郎です。
平成29年(2017年)1月18日にインターネットのYahoo!ショッピングで買った、ボディーメーカーの20kgのプレート2枚が届きました。
自宅にあるバーベルの重さが足りなくなったので、追加で購入しました。
これで僕が持っているプレートは、NIPPYOのプレートが12枚47kg(1kgのプレート1枚はゴミ箱の底に貼り付けてしまったため、事実上11枚46kg)、ALEXのプレートが4枚60kg、ボディーメーカーのプレートが2枚40kgで、合計18枚147kgになりました。
バーベルシャフトが9kgなので、最大で154kgまでバーベルを組めるようになりました。(1kgのプレートが1枚余ります。その理由に興味がある方は下に貼ったリンクを参照して下さい。)
これまでは最大で114kgまでしか組めなかったので、デッドリフトでは物足りなかったのですが、自宅で十分にトレーニングが出来るようになりました。
1 まずは値段のはなし
今回のプレートは、送料込みで6480円でした。1kgあたり、324円です。
ちなみに大学生の時に買ったNIPPYOのプレートは1kgあたり800円、平成26年に買ったALEXの15kgのプレートは1kgあたりおよそ266円でした。
こう並べてみると、NIPPYOのプレートがとても高価ですね。
さて、僕はすでにALEXの15kgプレートを2枚持っていたのに、なぜALEXではなくボディーメーカーの20kgプレートを買ったのでしょうか。
理由は覚えていませんが、おそらく安かったからだと思います。
当時の最優先項目は値段でした。Yahoo!ショッピングで買ったのも、楽天やAmazonより安かったからです。
ということはボディーメーカーのプレートはALEXより安かったのでしょうか。
プレートの値段は一定ではなく、年月とともに変わるので、一概には言えないんですが、今日(2021年3月27日)の時点で、楽天でALEXの20kgのペイントプレートは7700円、15kgのペイントプレートは6050円で売っています。
1kgあたりの値段は20kgプレートが385円、15kgプレートがおよそ403円です。
僕が平成26年にALEXの15kgプレートを買った時は、1kgあたり266円だったので、この6年間でおよそ51%も値上がりしている事になります( ̄▽ ̄)。
もしかしたらこういう理由で、ボディーメーカーの方が安くなったのかも知れません。
参考までに今日(2021年3月27日)の値段だと、ボディーメーカーの20kgのペイントプレートは楽天で7990円で、1kgあたり399円です。
平成29年に同じものを買った時の値段は1kgあたり324円だったので、ボディーメーカーのプレートもこの4年でおよそ23%値上がりしています( ̄ー ̄ )。
世界的に鉄の値段が上がっているのでしょうか。
それともコロナの影響で自宅でトレーニングをする人が増えたため、需要と供給のバランスによって値上がりしたのでしょうか。
こうして数字を並べていると、だんだん面倒になってきました。
細かい分析をするつもりはないので、ざっくりと結論を推測します。
考察ではなくて、推測です。
おそらく、ALEXのプレートを買った時は、ALEXの方が安くて、ボディーメーカーのプレートを買った時はボディーメーカーの方が安かったんでしょう。
値段最優先で買っていたので、こう考えて間違いないと思います。
それにしてもプレートが値上がりしているというのは不吉ですね。
今後もこういう流れが続いてしまうのでしょうか。
2 外観について
下の写真は今回買った20kgのプレートと、前から持っていたプレートです。
NIPPYO、ALEXのプレートにはメーカー名が書いてありますが、ボディーメーカーのものには書いてありません。個人的には書いてある方が好きです。
裏返してみるとこんな感じです。
NIPPYOは裏面はただの平面で、ALEXは表と裏は同じです。ですが、ボディーメーカーのプレートは裏返すと20kgの数字が90度左に傾きました。つまり、表と裏は対称ではないんですね。
今回、撮影をする事になって初めてこの事に気がつきました。
3 デッドリフトはできるようになったけど
僕のバーベルが154kgまでバルクアップしたので自宅でちゃんとデッドリフトが出来るようになりましたが、スクワットだけはどうしても自宅では出来ないので、ジムに行かなければなりませんでした。
154kgでは足りないという意味では無いですよ。
「スクワットを自宅で出来ない」というと、筋トレをした事がない人々は首をかしげます。
「なんで出来ないの?やれば良いじゃん」となります。
この当時の僕はスクワットは大体120kgから130kgぐらいのバーベルを担いでやっていました。
自宅でそれだけの重さのバーベルを組む事はできますが、それを背中に担ぐことができません。
パワーラックがないからです。
ジムでスクワットをする時は、胸ぐらいの高さでパワーラックにかけてあるシャフトにプレートをつけて行き、バーベルを組み立てます。
そしてそのバーベルシャフトの下に潜り込んで、しっかり背中で担いでから、バーベルをラックから外します。
そして二三歩後に下がってから、スクワットを始めます。
床に置いてあるバーベルを背中に担ぐのは、背中に担いだまましゃがんで立ち上がるより、遥かに大変なんです。
その当時の僕にとって、床に置いてあるバーベルを背中に担ごうと思ったら、69kgが限界でした。
床に置いてあるバーベルを背中に担ぐ動作を三つに分けて考えたいと思います。
動作1は、床に置いてあるバーベルを腰の高さまで引き上げます。
動作2は、腰の高さのバーベルを肩の高さまで引き上げます。
動作3は、肩の高さのバーベルを頭の上まで押し上げて、背中に担ぎます。
僕は動作1は170kgぐらいまで出来ました。動作2は69kgが限界でした。
動作3は試したことはありませんが、おそらく80kgぐらいまでは出来ると思います。
これらのことより、僕が自力で背中にかつげるバーベルはせいぜい69kgだったんです。
これでは軽すぎてトレーニングにならないので、スクワットだけはジムでやっていました。
4 木造家屋の二階に154kgのバーベル
プレートを買った日の日記には次のような事が書いてありました。
実家から帰ったら玄関にボディーメーカーの20kgのプレート2枚が届いていた。
やっと届いたかと嬉しくなり、すぐに部屋に持ち込んで段ボールから取り出してみた。
15kgのプレートと比べると確かに一回り大きいし、分厚い。とにかくゴツイ感じがする。
これでぼくのバーベルは最大で154kgまで組めるようになった。
今後は自宅でもデッドリフトが出来るようになるだろう。
以前は二階に154kgのバーベルを置くと家が傷むのではないかと心配したが、それは完全に取り越し苦労だと思っている。
154kgというと人間2人分でしかない。ぼくがそれを持ち上げると3人分になる。
しかし、世間には屋根の上に太陽光パネルを10枚ぐらい置いている家がたくさんある。10枚だと150kgから170kg程度になる。
これをずっと屋根の上に置いておく方がバーベルを部屋に置くよりも家に良くないだろう。
しかし、それでも問題なしという判断で多くの家がパネルを置いているのだ。
その前にそもそも瓦が重い。
実家は屋根の修理で瓦をすべて取り払い、ガルバリウム鋼板に葺き替えたが、それでかなり屋根が軽くなったと前に話していた。
具体的な数字は忘れたが、インターネットで調べてみると平均的な家の場合は瓦からガルバリウム鋼板に替えると、重さは6トンから600kgに減るそうだ。
6トンもの瓦が乗っていても家はちゃんと建っているのだから、150kgのバーベルで傷む事はないだろう。
この当時は家を新築してからあまり経っていなかったので、家が傷む心配をしていたようです。
今では(2021年3月現在では)そんな事はお構いなしに、木造の自宅の二階で194kgのバーベルでデッドリフトをやっています(笑)。
もちろん、かなりゆっくり下ろしていますが。
何はともあれ、このボディーメーカーのプレートを2枚買ったことで、自宅で154kgまでプレートを組めるようになったので、デッドリフトのトレーニングが本格化しました。
もちろんジムでもやっていましたが、ジムに行かなくても自宅でデッドリフトができるようになりました。
自宅のトレーニングとジムのトレーニングはいろいろ違いますが、自宅の場合は、他の人に気兼ねする事なく、器具を独占できるし、インターバルをどんなに長く取っても誰からも文句を言われないのが良いですね。
僕は自宅でトレーニングをする時は、筋肉系ユーチューバー(katochan33さんやコアラ小嵐さんなど)の動画を見ながらとか、二宮愛さんの素晴らしい歌声をYouTubeで聴きながらやっています。
または部屋の掃除をしながらトレーニングをするとか、洗濯物を干しながらトレーニングをするとか、原稿仕事をしながらトレーニングをする感じです。
この快適さはジムとはかなり違うので、だんだん自宅でのトレーニングが中心になっていき、ジムでのトレーニングは脚のトレーニングぐらいになっていきました。
5 僕のバーベルはジムのバーベルより重い?
この2017年当時、つまり今から4年前はデッドリフトで170kgは挙げることができましたが、自宅の154kgのバーベルは重かったです。
ジムのバーベルより僕のバーベルの方がはるかに重かったんです。
これはあくまでもデッドリフトに関する話であって、ちゃんと重さを測ったら、ジムのバーベルの方が重いと思います。
値段の安いペイントプレートは、20kgと言っても実は少し軽いという事がよくあります。
値段が安いから重さの精度が低いという事ですが、不思議な事に必ず表示より軽くなっているようです。
20kgのプレートが実はもっと重かったという話は聞いた事がありません(笑)。
なので、実際の重さはジムのバーベルの方がわずかに重いと思うんですが、デッドリフトをすると自宅のバーベルの方が重く感じました。
理由は主に二つだと思います。
まずはプレートの径が違う事。もう一つはシャフトの長さが違う事です。
ジムで使っていたバーベルはIVANKO製のラバープレートで、半径は225mmでした。
それに対して僕のペイントプレートは半径が200mmです。
僕のプレートの方が25mm半径が小さいので、床からシャフトまでの高さがその分だけ低くなるんです。
デッドリフトをする時は、シャフトが低いほど重く感じ、高いほど軽く感じます。
バーベルの重量そのものは変わりませんが、引く時の体感的な重さはシャフトが低いと重く、高いと軽くなります。当然ですよね。
僕のプレートはジムのプレートより小さかったから、ジムよりも重く感じるんです。
もう一つの理由は、シャフトの長さです。
デッドリフトで高重量を扱おうと思ったら、足幅は広い方が引きやすいです。
フォームへの慣れの問題もあると思いますが、理論的には体の位置が低くなるほどデッドリフトは引きやすいので、ナロースタンスで立つより、ワイドスタンスで立つ方がバーベルは軽くなります。
僕のバーベルは160cmシャフトですが、ジムのシャフトは220cmです。
なのでジムでデッドリフトをする時の方が、さらに足幅を広くできるんです。
足幅が広くなると体の位置が低くなるので、バーベルは軽く感じます。
これらの理由によって、デッドリフトでは僕のバーベルは、ジムのバーベルより重く感じるんです。
実は他にもシャフトのしなりの問題があるんですが、それはまた今度の機会にします。
こういう事情より、自宅の154kgのバーベルでのデッドリフトはなかなか重くて、卒業するまでに時間がかかりました。
6 バーベル万歳
でも、20kgのプレートが自宅にあるというのは良い物だとつくづく思います。
僕はプレートを置いている部屋で寝ています。四畳半の和室です。
右に寝返りを打ってもプレートが置いてあり、左に寝返りを打ってもプレートが置いてあります。
天国ですね。
ありがとうございました。
僕のバーベル その6へつづく