こんにちは、鹿野一郎です。
9月11日の日本クラス別ボディビル選手権大会まであと1ヶ月になりました。
この大会にはとても注目しています。
僕が普段から見ている筋肉ユーチューバーのkatochan33さんと、サイヤマングレートさんが同じ65kg以下級に出場するからです。
二人の激突はとても楽しみです。
会場は富山県ですが、観戦可能なら見に行きたいとすら思います。
でもチケットの販売をしているのどうか、僕のリサーチ力では調べ切れていません。
果たして有観客で行うのでしょうか。
katochan33さんについて
katochan33さん(46歳)が日本クラス別選手権大会に出場するのは3回目です。
最初は2016年で、次は2018年だったと思います。
2016年の順位は4位でした。
あと少しで表彰台だったので、katochan33さん自身も少し悔しがっていました。
この大会の様子は月刊ボディービルディングに特集記事が出て、4位の選手は3位とほとんど差がないと書かれていたそうです。それを読んでkatochan33さんは喜んでいたと思います。
ですが、2018年は予選で敗退してしまいました。
調整で失敗をしてしまったそうですが、細かいことは忘れてしまいました。
とにかく本調子ではなかったようです。
そして今回はおそらく表彰台を狙っていると思います。
最近のkatochan33さんの動画では体重が67.5kgまで減ったと言っていましたが、すでに流石の絞りだと思います。
本当にkatochan33さんは減量が上手だと思います。
あと1ヶ月で、あと2.5kgです。
サイヤマングレートさんについて
サイヤマングレートさん(37歳)のYouTubeは、最近になって見るようになったんですが、元々はボディービルをやっていた訳ではなく、片手で懸垂をするとか、ポールで旗になるとか、片手片足でアブローラーをするとか、力技を身につけるトレーニングをしていたようです。
数年前から本格的にボディーメイクを始め、フィジークの大会などに出場してきましたが、なかなかフィジークでは良い結果を残せずにいました。
僕は詳しいことはわかりませんが、生まれ持った骨格でボディービルに有利か、フィジークに有利かが大体決まってしまうそうです。
もちろん努力が大切なことは言うまでもないですが、骨格という努力ではどうにもならない部分が最終的には順位を決めるという部分もあるようです。
前にコアラ小嵐さんが言っていた表現を借りると、肩幅が広くて逆三角形で、平べったい体の人はフィジークに向いているそうです。そしてボディービルに向いている人は、横幅よりも厚みがある人で、手足は短い方が有利だと言っていたように思います。
サイヤマンさんは、フィジークで連続で悔しい結果をしたあと、横浜オープンで優勝しました。
この横浜オープンは、厳密にはボディービルではなくて、クラシックフィジークというそうですが、僕には細かい違いはわかりません。
この横浜オープンの優勝が、おそらくサイヤマンさんにとって初めての優勝だったのではないかと思います。
違っていたらすいません。
サイヤマンさんは横浜オープンで優勝しため、東日本ボディービル選手権大会に出場する資格を得ました。
これは凄いことだと思いました。
横浜オープンと東日本では試合の規模が全然違うと思ったからです。そして、試合の結果は2位でした。
サイヤマンさん本人は悔しがっていましたが、僕はこの結果に驚嘆しました。凄い!すごすぎる!と思いました。
まさにサイヤマンさんは勢いに乗っていて、この東日本で2位に入った事によって、日本クラス別選手権の出場資格を獲得したんです。
そしてその試合の65kg級には、あのkatochan33さんがエントリーしていました。
2人の様子
僕は勝手に盛り上がっていますが、katochan33さんもサイヤマンさんも、別にそのことは気にしていないのかも知れません。少なくとも動画ではそのことは取り上げていません。
katochan33さんが、「同じ試合にサイヤマングレートさんが出ます。」と言うことはないし、その逆もないです。
でもお互いに存在を知らないはずがないし、お互いに相手がエントリーしていることも知っているだろうから、直接対決になることは分かっていると思います。
サイヤマングレートさんは、ボディービルの65kg以下級で日本一になることを目指すと動画の中ではっきりと宣言していました。それは横浜オープンで優勝したあとだったと思います。
ユーチューバーがフィジークでプロになったという例は何人かいるけれど、ユーチューバーがボディービルで日本一になったという例はまだないので、自分がそれになると言っていました。
この話を聞いたときは、いずれそうなることを目指すという意味で言っているのだと思いましたが、まさか今年のうちに日本クラス別選手権に出る事になるとは思ってもいませんでした。
このサイヤマンさんの意志の力、実行力には本当に頭が下がります。
katochan33さんは2016年には西日本ボディービル選手権大会の65kg以下級で優勝しています。
他にも数々のタイトルを持っていて、日本を代表するボディービルダーの一人と言っても大袈裟でないぐらいの実績があります。それに対してサイヤマンさんはボディーメイクとしてはかなり後発ですが、最近の勢いはすごいです。
年齢もサイヤマンさんの方が9歳若いです。
果たして二人の激突はどういう結果になるんでしょうか。
対称的な人柄?
katochan33さんは、いつもニコニコしていて、話し方も丁寧で、動画の最後では必ず、「今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。」と言って頭を下げます。数年前までは、動画の冒頭でも、「今日はナニナニについて話したいと思います。よろしくお願いします。」と言って頭を下げていました。
いつも穏やかで、低姿勢で、決してきついことや厳しいことは言わないし、彼が怒っているところや、大きな声を出すところは見たことがないです。
減量で辛いだろうと思われる時も、辛さを表に出さず、いつも穏やかでニコニコしている印象が強いです。
それに対してサイヤマングレートさんは、感情が表に出るタイプだと思います。
トレーニングにかける闘士は半端なものではなく、鬼気迫る迫力です。
目標の回数を挙げられないときは、かなりはっきりと悔しがり、何がなんでももっと強くなるんだという意志が全身から滲み出るようです。
ドラゴンボールのキャラクターで言うと、まさにベジータです。
サイヤマングレートとは、大きくなった孫悟飯が、サイヤ人に変身するときに身元を隠すために変装したヒーローですが、ユーチューバーのサイヤマングレートさんは、孫悟飯ではなく完全にベジータだと思います。
そう考えると、YouTubeで見る限り、二人の人柄は正反対のように見えます。
2人のトレーニング
YouTubeで見ている限り、katochan33さんのトレーニングはとても紳士的です。
どの種目もとても綺麗なフォームで対象とする筋肉にしっかり効かせていています。
反動を使って重たいダンベルを振り回すと言うことはあまりしません。
トレーニングをしている時もとても静かです。
そして、katochan33さんのトレーニングは原則として1人でやっていると思います。
たまに長男くんにトレーニングを教えながら一緒にやっていることはありますが、他のボディービルダーやユーチューバーと一緒にトレーニングをしているところはほとんど見たことがないです。
いつも1人で静かにトレーニングをしていて、フォームがとても綺麗という印象があります。
彼は職業がジムのインストラクターなので、職場でいくらでもトレーニングをできるんです。
おそらくジムの営業時間終了後に1人でトレーニングをしていることが多いと思います。
それに対してサイヤマングレートさんは、他のユーチューバーやボディービルダーなど、色々な人とコラボレーションをして、合同トレーニングをすることが多いです。
最近では、北井大吾さんという方のパーソナル指導を受けて、恐ろしく厳しいトレーニングをしています。
北井さんの指導でやる腕のトレーニング、脚のトレーニングの動画は本当に鬼のような気迫を感じさせるトレーニングで、僕も見ていて影響を受けています。
仕事が忙しいから来週はトレーニングができないな、と考えることは無くなりました。
サイヤマンさんだったら絶対にそんな事は言わないだろうと考えるようになりました。
サイヤマンさんのトレーニングは壮絶で、セットの後半になると大きなうめき声を出しながらバーベルをなんとか持ち上げるという場面も多いです。
あそこまでトレーニングにかけることが出来るのは本当に凄い事だと思います。
トレーニングの仕方も二人は対称的だと思います。
サイヤマングレートさんは職業がユーチューバーで、自宅にパワーラックとケーブルマシーンがあります。
なので自宅でトレーニングをすることができます。
あと1ヶ月です。
二人の直接対決まであと1ヶ月になりました。
筋肉が大きいのはサイヤマンさんだと思いますが、絞りのうまさとポージングのうまさではkatochan33さんの方が上だと思います。果たして当日、二人がどういう仕上がりでステージに立ち、審査員はどのようなジャッジをするのでしょうか。
とても楽しみです。
それにしてもボディービルダーの減量は本当に凄いと思います。
katochan33さんの仕上がり体重は毎回65kgをギリギリ切る程度です。
そしてサイヤマンさんの仕上がり体重は62kg台だったと思います。
二人の身長はkatochan33さんが168cm、サイヤマンさんが163cmです。
あれだけの筋肉があるのに二人とも軽いですね。
それを思うと僕なんか脂肪の塊です。
僕は164cmで、今は76kgあります。
マシュマロマンです。自分では70kgぐらいまで痩せればかなり引き締まると思っているんですが、それでもまだまだ脂肪が残っているんでしょう。
僕がちゃんと減量したら、仕上がり体重は彼らよりもはるかに軽いでしょうから、もしかしたら60kg以下になるかも知れないです。
でも僕がそこまで痩せることができたとしても、それはバキバキの体ではなく、ガリガリの体になるだけだと思います。
僕ももっと体を鍛えて、強く大きくなりたいです。
二人の頑張りからいつもエネルギーをもらっています。
本当に楽しみです。
ありがとうございました。