こんにちは、鹿野一郎です。
僕は10月24日の千葉県パワーリフティング大会に出場するために、減量をしています。
減量を開始したのは7月10日で、1ヶ月弱が経過しました。
試合までは残り80日です。
試合には74kg級で出場するので、体重を74.00kg以下にする必要があります。
検量は試合当日の朝です。
7月10日、減量を始めた日の体重は79.3kgでした。
そして今日、8月5日の体重は76.5kgでした。
およそ1ヶ月で2.8kg減ったことになります。
あと80日で、2.5kg落とします。
これまでの計画体重と実際の体重の推移は以下のようになっています。
これを見ると、一度激しくリバウンドして、元の体重まで戻っていますが、この時は一泊二日で富士急ハイランドに遊びに行きました。このため体重測定が1日抜けています。
また、往復の運転の時にかなりの量のパン、おにぎりを食べたので、体重が一気に増えました。
その後、体重は急激に減っていますが、これはリバウンドに慌てて絶食に近い食事制限をした訳ではありません。
1 大食いによる体重増加は一時的なもの
僕は車の長距離の運転をしていると、何かを食べたくなります。
これが普段の運転だったら、別に食欲は増進しませんが、旅行での運転となると、無性に腹が減るんです。
なので、富士急ハイランドへの往復の運転ではかなり食べました。
そして体重も大きくリバウンドしましたが、これは数日で自然に解消されるとわかっていました。
これまでに何度も減量で失敗してきましたが、今では少しは進歩し、問題を合理的に解決できるようになったつもりです。
減量を進めると体内の水分量が少なくなってくるんですが、そこで大食いをすると、大量の水分が蓄えられるようになります。
なので体重が一気に3kg増えたとしても、体脂肪が3kg合成された訳ではなく、細胞内に余分に水分が蓄えられたというだけなんです。
なので元の食事に戻して、数日もすれば水分が抜けて元の体重に戻るはずです。
これがわかっていたので、富士急ハイランドから戻った後も、無理な食事制限はせず、普段通りの食事をしました。
朝食では白米を150g、昼食でも白米を150g、夕飯では100gの白米を食べていました。
他に、焼いた胸肉、茹でた野菜、目玉焼き、納豆、ちくわなどを食べていました。
すると思った通り、体重はどんどん減って、旅行前の体重も割り込んで、一気に76.3kgまで減りました。
2 朝食の白米を少し増やしました
計画体重に比べて、実際の体重が急激に減っていますが、これに呼応するようにトレーニングの時の使用重量も下がってきました。
急激な体重減少は急激なパワーダウンを引き起こしてしまうので、これを避けるために、少し白米の量を増やしてみました。150gだったのを200gに増やしました。
すると体重は少しずつ増え、76.3kgから76.8kgまで行きました。
ここ二日間は76.5kgで安定しています。
白米の量を50g変えただけで体重が変化するというのは驚きですが、実際の体重のコントロールはこのぐらいデリケートなものなんでしょう。
かつての僕はお菓子を一袋丸ごと食べても、「これぐらい食べても太る訳ないよ。」と思っていましたが、大きな間違いです。
3 夕方に小腹が空くので
夕方には小腹が空いてくるので、カロリーメイトや乾パンなどを食べています。
カロリーメイトは、重さの割に高カロリーで、減量時には食べない方が良いと思いますが、職場に大量に置いてあって、自由に持ち帰って良いということなので、とても重宝しています。
なぜ職場に大量にあるのかは謎ですが、以前からたまにこういう事があります。
これまでにどのくらいの量のカロリーメイトを食べたかわかりません。
また、職場には賞味期限が切れた乾パンが大量に置いてあって、これも自由に持ち帰って良いので、重宝しています。
乾パンというのはおやつや酒のつまみとして食べる分には良いと思いますが、いざというときに主食で食べるのはかなりきついと思います。
東日本大震災の時ですら、避難所で乾パンを食べる人の姿は見なかったです。
避難所の人々はおにぎりと味噌汁などを食べていたと記憶しています。
もちろん、テレビで見たという事ですよ。避難所には行っていないので。
大地震に備えて乾パンを大量に確保している家庭、会社、自治体は多くあると思いますが、そのほとんどは食べずに廃棄されているんじゃないでしょうか。
東日本大震災の時ですら乾パンは活躍しなかったので、もしかしたら永久に活躍の場はないのかも知れないです。
ただ捨てるのはもったいないので、僕は積極的に食べるようにしています。
減量前はお酒のつまみとして食べていました。
今は減量中でお酒は飲みませんが、夕方に小腹が空いたら乾パンを食べます。
おやつとして十分美味しいと思います。
一時は我が家の愛犬にも乾パンをあげていましたが、塩分の問題で犬の健康には良くないと職場の人から教えてもらったので、愛犬には1週間に1枚だけあげるようにしています。
犬にとってはかなりのご馳走のようで、大量のヨダレを垂らしながら、美味しそうに食べています。
4 前日の夕飯と当日のパワー
試合に向けて減量をすると、試合前日は夕飯を食べない事が多いです。
試合当日の朝食も取らない事が多いです。
でも今回はそうならないように、夕飯も朝食も食べて試合に行けるように調整するつもりです。
おそらく前日の夕飯を抜くと、当日のパワーに悪影響があると思います。
僕は週に1回ジムに行ってスクワットとベンチプレスをするんですが、今度ジムに行く時は前の晩の食事を多めにしてもみようと思います。
そしてその次の週は、夕飯抜きの状態でスクワットをしてみようと思います。
夕飯の有無がどのくらいスクワットの数値に影響するのか興味があるので、比較してみたいんです。
最近は、試合当日に力が出なくて、特に最初のスクワットで、「こんなはずではなかった!」と思うことばかりです。
これが急激な減量によるものであることは間違い無いですが、以下の点を解明してみたいんです。
解明したいポイント (1) 夕飯抜きと夕飯ありでどのくらいパワーに差が出るのか (2) 同じ体重でも、急激に落としているときと、緩やかに落としている時ではパワーに差があ るのか (3) 適度な空腹と、満腹ではどっちが力が出るのか
(1)についてはこれから実験で少しずつ明らかになってくるでしょう。
(2)については、同じ体重なら緩やかに減らしている状態の方が力が出るだろうと予想しています。
これも今後の経験で少しずつ解明されていくと思います。
急激に体重が減っている時は、アンダーカロリーが大きい状態なので、かなり体が弱っていると思います。
それに対して緩やかに体重は減っている時は、そこまで体が弱っていないので、パワーダウンが小幅にとどまるのでは無いかと予想しています。
(3)については現時点ではわかりません。
僕は以前、空手をやっていましたが、空手の場合は明らかに満腹状態よりも適度な空腹の方が戦闘力が高いです。
満腹だと動きが遅くなり、弱くなると思います。
ではパワーリフティングの場合はどうなんでしょうか?
単にバーベルを持ち上げるだけなので、あまり関係がないと思うんですが、やはり関係があるんでしょうか。
試合当日は減量明けで、体がエネルギー不足になっているので、大量にエネルギーを入れてやった方が力が出やすくなると思うんです。
このプラス要因が、満腹で動きにくいというマイナス要因を上回れば、総合的にみて満腹はプラスということになると思います。
でも、試合会場で周りを見ても、検量後に僕ほどの大食いをしている人はいないので、周りの皆さんは満腹よりも適度な空腹を選んでいるようです。
これも今後、解明していきたいです。
5 次の10日間
さて、10日後には試合までの残り日数が70日となります。
計画体重ではこの日の体重は76.6kgとなっています。
今日の体重ですでに下回っていますが、体重を減らす事が目的ではなく、試合当日の74.00kg以下の体重にして、なるべく減量前と同じレベルの力を出せるようにする事が目的なので、調子に乗ってどんどん体重を減らすことはしないつもりです。
次の10日間は体重をほぼ一定に保つことになるので、筋力の低下も起こらないのではないでしょうか。
今度の月曜日にはスクワットで185kgに挑戦することになりますが、ちゃんと挙がったらとても嬉しいです。
これまでにスクワットでは185kgは1回成功と、2回連続成功があります。
人生でスクワットの185kgを挙げたのはこの3回きりです。
そして190kgは1回成功が2回あります。僕の人生でスクワット190kgを挙げたのは2回だけです。
いずれも減量前の話で、体重が80kg近くあった時の話なので、今の体重で185kgが挙がるのかと言われたら、やってみないとわからないです。もちろん挙げるつもりでかかりますが、自信があるかと言われると、首を縦に振るのは難しいです。
エネルギー不足にならないように、前日の夕飯は普段より多めに食べて、スクワットに臨みたいと思います。
これからの10日間は体重を減らす必要がないので、減量よりもトレーニングに意識が集中すると思います。
8月、9月は徹底的に体を追い込んで、10月に入ってから徐々にトレーニング量を減らして、当日にベストの力が出るように持っていきたいです。
ありがとうございました。
内部リンク「減量2021 試合まであと70日」