こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2024年1月5日の金曜日です。
とうとう2023年も終わり、2024年が始まりました。
去年は12月のパワーリフティング千葉県大会で、念願のスクワット175kgを成功させる事ができて、とても良かったです。
ベンチプレスは怪我のため記録更新はなりませんでした。
ワースト記録なら更新しましたが。
10月から右腕の出力が低下し、次第に痺れや痛みを感じるようになりました。
首の骨と骨の間隔が狭くなり、腕に伸びる神経を圧迫したためこうなりました。
11月の後半には痺れも痛みもなくなったんですが、右腕に力が入らない状況はまだ続いています。
でもベンチプレスは徐々にマシになって来ています。
デッドリフトは試合では180kgが挙がらないという信じられない結果に終わってしまいましたが、原因はひとえに、トレーニング不足です。
長い間「デッドリフト嫌い病」を患って来ましたが、この間の試合で完全に吹っ切れました。
これからバリバリやって、かつての力を取り戻したいと思っています。
ブルガリアン・スクワットをやっていました。
僕は予備校講師をしています。
普段の仕事は午後からなので、午前中にトレーニングをする事が出来ますが、講習期間中はそういう訳にも行きません。
今シーズンは12月13日から冬期講習が始まり、僕自身の講習は12月30日で終わりました。
予備校の冬期講習は1月6日までやっているので、生徒や他の先生方はまだ授業をやっているのでしょう。
僕は12月31日から1月7日まで冬休みにしました。
12月13日以降、講習が始まったため、ジムには行かれなくなりました。
かつて、ものすごく気合が入っていた時は、朝の5時からジムに行ってトレーニングをし、その後で夏期講習をこなしていましたが、もうそんな元気はないので、ジムには行っていません。
でも、せっかく強くなって来たスクワットをまた衰えさせてしまうのは嫌だったので、冬期講習が始まってからは自宅でブルガリアン・スクワットをやっています。
自宅だとベンチプレスは出来ませんが、床に寝転んでやるフロアプレスなら出来るので、フロアプレスをしています。
デッドリフトも自宅で出来るので、家でやっています。
まずブルガリアン・スクワットについて。
この種目をやるのはとても久し振りで、春以来8ヶ月振りだと思っていました。
でも調べてみたら、1年8ヶ月振りでした。
春は合っていましたが、一年前の春でした。
ブルガリアン・スクワットはこれまでの人生で5回しかやった事がありません。
これまでの内容は以下のとおりです。
1回目 2022年05月05日 12kg10回、14kg10回、16kg10回、18kg10回、20kg10回 2回目 2022年05月16日 22kg10回5セット 3回目 2023年12月21日 21kg11回、27kg8回、7回、30kg3回、3回 4回目 2023年12月28日 27kg7回4セット 5回目 2024年01月05日 27kg6回4セット
27kgというのは、左右に27kgのダンベルを持ってやったという意味です。
ブルガリアン・スクワットは、当初予想していたよりかなりきつい種目でしたが、ジムでバーベルを担いでやるスクワットと比べるとはるかに軽い作業だと思います。
ジムでのバーベルスクワットは大変な重労働だと思います。
ブルガリアン・スクワットは片脚ずつやるので、どんなに負荷がかかってもバーベルを担ぐスクワットとは疲労の度合いが違うと思います。
片脚だけ踏ん張るのと両脚で踏ん張るのでは、両足の方が遥かにきついと感じます。
なのでブルガリアン・スクワットは、僕としては気軽にできます。
でも、まだまだ不慣れで、左右のバランスを取るのが難しいです。
初めてバーベルでベンチプレスをした時、バーベルが重い重くないの前に、シャフトが安定しなくてグラグラ揺れてしまうので、押し上げる向きにフルパワーを出すことすら出来なかったのを思い出しました。
今の僕はまさにそれで、片脚でしゃがむと、立ち上がる時に左右にバランスを崩しそうになってしまいます。
なので、綺麗に連続7回出来るのは稀で、立ち上がったら一旦、両足で立って、落ち着いたらまた片足を後方のベンチにかけて、続きをやるという感じです。
まだ人生で5回しかやった事がないですが、もっと回数をやって安定してくると、いずれはバーベルを担いでブルガリアンスクワットが出来るようになるのでしょう。
筋肉系ユーチューバーの今古賀翔さんはバーベルを担いでブルガリアン・スクワットをしていますが、あれを見た時は驚きました。
僕があれをやったら、絶対にふらついてバーベルを床に落とし、穴を開けてしまうだろうと思います。
絶対にブレない安定感を身につけてからでないとあんな真似は出来ないです。
ジムでバーベル・スクワットをするときは、腰にパワーベルトを締めて、両手首にはリストラップを巻いて、足にはかかとが上がったスクワット専用シューズを履いてやりますが、自宅のブルガリアン・スクワットははるかに軽装備です。
まず、足は裸足です。
家の中なので、靴は履きません。
靴下を履くと、畳の上で足が滑りそうになるので、靴下も履きません。
そしてパワーベルトは締めません。
ブルガリアン・スクワットだと、全くパワーベルトの必要性を感じないです。
手首にリストラップを巻くことはないですが、代わりにリスト・ストラップを巻きます。
名前が似ていて紛らわしいですが、リストラップはゴム製のバンドを手首にキツく巻くもので、手首が痛くなるのを防ぐために巻いています。
リスト・ストラップはデッドリフトやベントオーバーローなど、重いバーベルを引き上げるときに握力不足でバーベルを落とさないように、握力補助として使います。
ブルガリアン・スクワットでも、27kgのダンベルを左右の手に持ってやっていると、脚よりも先に握力が限界に達してしまうので、必ずリスト・ストラップを巻いています。
ベンチを出したり片付けたりするのが少し面倒ですが、ジムでやるバーベル・スクワットが重労働なのに対して、ブルガリアン・スクワットは軽作業だと思います。
ブリガリアン・スクワットをしていても、バーベル・スクワットのパワーは衰えると思います。
バーベルを担ぐスクワットは去年の12月16日以来やっていません。
次にジムでバーベルス・クワットをするのは1月10日の水曜日の予定です。
1ヶ月弱振りになるので、おそらく出力は下がっているでしょう。
きっと155kgのバーベルがものすごく重たく感じるはずです。
でも、3週間何もしないでいるよりは、ブルガリアン・スクワットを自宅でやる方がはるかにマシだと思うので、やっていました。
ジムに通うようになったらしばらくブルガリアン・スクワットはやらなくなるでしょう。
おそらく次にやるのは春期講習の時で、その次は夏期講習の時だと思います。
ブルガリアン・スクワットをやっていて、足の前後幅は結構広めに取らないとダメだなと感じています。
バランスを崩すのが怖いので、前後幅を狭くしたくなりますが、そうするとしゃがんだ時に、後のベンチに引っ掛けている足の膝が床に届いてしまう事があるので、結構広めに開いています。
また、ブルガリアンスクワットでは、バーベルを担ぐスクワットと違って、腰が痛くなる事がないです。
使う筋肉も少し違うようで、大腿四頭筋だけでなく、大腿二頭筋やお尻も筋肉痛になります。
この冬期講習、冬休みはブルガリアン・スクワットをやって、このような発見がありました。
かつては自宅でもスクワットを出来るようにしたくて、ハーフラックが欲しくて仕方なかったですが、ジムに行かれないのは一年のうちで、春期講習、夏期講習、冬期講習の期間しかないので、ブルガリアン・スクワットで補えば十分だと今は思っています。
デッドリフトも自宅でやっていました。
一昨年、自宅で個人的には猛烈にデッドリフトをやっていたため、去年の秋頃から「デッドリフト嫌い病」になりました。
そのため一昨年11月のパワーリフティング関東大会の後、去年の3月末まで4ヶ月に渡って、デッドリフトを休みました。
4月から再開しましたが、7月にベントオーバーローで腰を痛めてしまって、休まざるを得なくなりました。
そしてそのまま夏期講習に突入し、結局8月末までデッドリフトを休みました。
9月からデッドリフトとスクワットを再開したんですが、スクワットは毎週きっちりと計画通りにやっていたのに、デッドリフトは3回に1回はサボるという酷い有様でした。
まだ「デッドリフト嫌い病」は治っていませんでした。
自宅ではどうしてもデッドリフトをする気になれなかったので、デッドリフトは全てジムでやっていました。
なぜか自宅のデッドリフトの方が、ジムのデッドリフトよりきついんですよ。
でも、去年12月の千葉県大会でデッドリフトで惨敗してからは、完全に病を振り切って、自宅でもデッドリフトが出来るようになりました。
自宅でのデッドリフトは12月10日のパワーリフティング千葉県大会以降は以下のようにやっています。
12月13日 150kg合計14回、160kg合計8回、170kg1回 12月18日 150kg合計15回、160kg合計9回、170kg合計3回 12月25日 150kg合計10回、160kg合計6回、170kg合計2回 12月31日 150kg合計15回、160kg合計8回、170kg 合計2回
試合に出て180kgのバーベルがびくともしなかったことにより、およそ1年間苦しんだデッドリフト嫌い病は完全に治りました。
今年はバリバリデッドリフトをやって、一昨年の全盛期のパワーを超えたいと思います。
全盛期のパワーと言っても大した事ないんですが、それを超えたいです。
一応、自宅の自分のバーベルで194kgを連続2回挙げたのが過去最高です。
次の試合までにそれを上回り、試合では、今度こそ190kgを成功させたいです。
次は1月7日の日曜日にジムでデッドリフトをする予定です。
フロアプレスは順調に回復しています
去年は10月以降、首の神経の圧迫で右腕に力が入らなくなってしまい、ベンチプレスにとっては最悪でした。
これまでパワーリフティングの試合で、100kgより軽いバーベルで試技をしたことはなかったし、100kg、105kg、107.5kgの試技で失敗したこともありませんでした。
失敗するのはいつも110kgと相場が決まっていたんですが、去年の12月の大会は、本当に右腕に力が入らなくて、試合では、80kg成功、90kg成功、95kg失敗という酷い結果でした。
もう痛みも痺れもなくなっているので、あとは力が入るようになるのを待つばかりです。
軽いところから自宅でフロアプレスをやってきて、順調に回復して来ています。
試合後のフロアプレスの内容は以下のとおりです。
12月20日 79kg合計52回(連続7回がようやっとでした) 12月22日 79kg合計52回(連続10回出来ました) 12月27日 80kg合計54回(10回2セット出来ました) 12月30日 81kg合計48回(10回4セット出来ました) 01月04日 82kg合計50回(10回5セット出来ました)
まだまだ右に力が入りにくく、左の方が優勢ですが、徐々に筋力が戻っています。
ちゃんと治れば、右が優勢になるはずなんですが、今のところそのような兆候はないです。
今後はジムでベンチプレスを週に2回やり、自宅でフロアプレスを週に1回やる予定です。
フロアプレスの重量は毎回1kgずつ増やしていこうと思っています。
漸進性過負荷の法則です。
500グラムのプレートがあるので、そのような細かい調整が可能なんです。
スクワット、ベンチプレス、デッドリフト以外はやる気が起こらなくなりました。
去年は色々と細かい種目をこなしていましたが、今はリアレイズとかアップライトローなどはやる意味がないのではないかと思っています。
というよりも気持ちが完全にパワーリフティングに振り切っていて、スクワット、ベンチプレス、デッドリフト以外の種目をやる気が起きないです。
物凄い変わりようだと自分でも思います。
12月10日の試合まではそんなにパワーリフティングに燃えていませんでした。
スクワットは順調だったので、記録更新の期待が大いに持てました。
ベンチプレスは首の神経の圧迫で力が入らないので絶望的な状況でした。
デッドリフトは、190kgを成功させて自己ベストを更新することを目指していましたが、反面トレーニングはサボりながらやる感じで、全くダメでした。
なので、試合に出てもスクワットの記録を更新するぐらいしか現実的な目標がありませんでした。
で、試合が終わってみると、スクワットは確かに175kgが成功し、自己ベストを更新しました。
これは本当に嬉しくて、試技上でガッツポーズをしてしまう程でした。
でも、74kg級マスターズ2での優勝は逃し、2位に終わってしまいました。
このスクワットの嬉しさと、負けて2位になった悔しさが複雑な化学反応を起こして、意識が完全にパワーリフティングに集中するようになりました。
4月にまた千葉県大会が開かれると思いますが、それに出場して、全種目自己ベストを更新したいです。
具体的な目標は、
スクワット 180kg
ベンチプレス 110kg
デッドリフト 190kg
トータル 480kg
です。
試合に出るまでは、こんな気持ちになるとは思っていませんでした。
昨日は自宅でフロアプレスをしました。
今日はブルガリアン・スクワットをしました。
明日はフロアプレスをします。
そして明後日はジムに行って、デッドリフトとベンチプレスをします。
試合の3種目は毎日やらないと気が済まないです。
もう一つ、この間の試合に出て知ったことなんですが、ジャパンクラシック・マスターズの基準記録が変わりました。
ジャパンクラシックというのは全国大会です。
パワーリフティングにはフルギアとノーギアがあって、フルギアの全国大会は全日本選手権で、ノーギアの全国大会はジャパンクラシックです。
僕がやっているのはノーギアで、千葉県ではほとんどの選手がノーギアです。
フルギアの千葉県の選手は1人も知らないです。
いるとは思いますが、会ったことはないです。
で、そのジャパンクラシック・マスターズの出場のための基準記録が大幅に引き上げられたんですよ。
これまでは74kg級のマスターズ2(50歳代の部)はトータル370kgでしたが、いつの間にか470kgに変わっていました。
これは衝撃的でした。
僕の自己ベストは455kgです。
ジャパンクラシック・マスターズはその気になればいつでも出られると思っていましたが、470kgに引き上げられてしまって、出たくても出られない試合に変わってしまいました。
この状況をなんとか覆したいので、トータルで470kgを超えたいという気持ちも爆発的に湧いて来ました。
本当に、12月10日の試合に出る前と、出た後では筋トレ、パワーリフティングに対する考え方、情熱の度合いがまるっきり変わってしまいました。
今はもう4月の試合の事しか頭にないです。
あと14週間しか残っていないという焦りすら感じます。
でも、試合に出て気持ちに火がついたおかげで、毎日とても充実しています。
食べたいものは結局は肉まんとサッポロ一番でした。
12月10日の試合の日から、僕は食べたいものを自由に食べることにしました。
6月14日から減量を開始して、6ヶ月も食べたいものを我慢していたので、限界に達していました。
自由に食べれば体重も増えるのはわかっていましたが、それでも自由に食べることにしました。
試合前に決めていたのは12月10日から1月9日までは自由期間とし、1月10日からまた4月の試合に向けて3ヶ月の減量に入ることでした。
減量が辛かったと言っても、所詮はなんちゃって減量ですよ。
ボディービルダーの人々のようにバキバキの体に仕上げることはまるっきり出来ませんでした。
減量を始めて1ヶ月半の7月23日には74.7kgまで落ちていたのに、そこからどうしても落とす事ができず、10月や11月には76kg代をうろうろしていました。
12月10日の試合の日になって、ようやく74kgを割り込んで、73.7kgになったのでした。
当初は70kgまで痩せてシックスパックを手に入れるつもりだったんですが、全く無理でした。
体重が75kgを下回ると途端に自分の意志の弱さが露呈して、次々に例外を作って自分を甘やかし、見ない振りして食べていました。
試合後、食べたい物を自由に食べ来ました。
夜中に小腹が空いて目が覚めたら、迷わずにインスタントラーメン(最近は袋ラーメンとも言いますね)を作って食べていました。
減量期間だったら絶対に許されない悪行を迷わずに実行できるのは天国に登る気分でした。
減量中は食べたいものが色々あったはずなのに、減量をやめて自由に食べて良いとなると、あまり食べたい物がありませんでした。
もちろん色々食べていましたが、心底美「味しい。」とか、心底「これが食べられて幸せだ。」と思った食べ物は、肉まんとサッポロ一番だけでした。
これは自分でも意外でした。
試合が終わってから今日までの26日間で肉まんは10個食べました。
サッポロ一番は塩ラーメンを5食、味噌ラーメンを4食を食べました。
これで満足でした。
減量中はマクドナルドのビッグマックが食べたいと何度も思いましたが、減量をやめたら食べたいと思わなくなりました。
吉野家の牛丼もそうです。
八千代にあるコテめん堂というラーメン屋のラーメンも減量が終わったら絶対に食べたいと思っていましたが、結局行くタイミングがなくて行っていません。
行けていないのですが、サッポロ一番をたらくふ食べたので、もう行かなくても良いかと思っています。
そう思って昨日、1月4日の朝に久し振りに体重を測りました。
予想を超えて78.9kgありました。
1ヶ月も経過していないのに、5kgも増えました。
まあ、こんなもんでしょう。
でも、もうこれで食のストレスは無くなりました。
これから4月の試合に向けて、徐々に絞って行きます。
それと、シックスパックを目指すのはとりあえずやめました。
今は4月の試合で自己ベストを更新する事だけを考えているので、必要以上に減量してパワーダウンすることはあり得ないんです。
本当に物凄く変わりました。
今回、自分が本当に食べたい物が肉まんとサッポロ一番だとわかって良かったです。
実に安上がりな食の好みですね。
次からは減量中にマクドナルドのハンバーガーや、吉野家の牛丼を食べたいと感じたとしても、それは気のせいであって、本当に食べたいのは肉まんとサッポロ一番だけなのだと思う事が出来ます。
また、肉まんやサッポロ一番はそんなに太る食べ物でもないでしょうから、食べたいと思ったら、たまには食べて良いと思います。
半年間も食べたい物を我慢するような減量は精神衛生上良くないと思うようになりました。
まだ書きたい事がたくさんあるんですが、新年1発目の投稿はこの辺にしておきたいと思います。
今年も時間を見つけてバーベルブログの投稿をして行きたいです。
とりあえず4月まではパワーリフティングに燃えると思うので、そっち方面の投稿ばかりになるでしょう。
今年もよろしくお願いします。
ありがとうございました。