こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2022年3月17日の木曜日です。
今日は娘の小学校の卒業式でした。
僕が小学校を卒業したのは今から42年前ですが、学校というところは、まるで時間が止まったかのように、進歩がない場所だと思いました。
また、娘が通っていた学校は、生徒の管理を徹底的にする学校なので、卒業式での生徒たちの動きは、まるで軍隊のようでした。
昨今の流行りで、女の子はハカマを着て式に出る子もいました。
うちの娘もその1人ですが、実際に卒業式を見てみると、ハカマでの出席というのは、華があって良いなと思いました。
最初に娘からハカマで出たいと言われ時は、冗談だと思いました。
本気だとわかった後は、正気なのか?と疑いましたが、実際に自分の目で見て、全て納得しました。
あと、卒業式の後は、少しだけ昼寝をしてから筋トレをしました。
明日から娘は春休みなので、僕も早起きをしなくて済みます。
小学校の卒業式とハカマ
最初に娘がハカマで卒業式に出たいと言い出した時は、本当に冗談だと思いました。
子供がハカマなんか着てどうするんだ、と思いました。
職場に行って同僚にそういう話をしたら、予想外の反応が返ってきて、本当に驚きました。
今の時代、小学校の卒業式で、女の子がハカマを着ることは、ほぼ常識になりつつあり、地域によっては女子の卒業生の7割から10割がハカマで出席するそうです。
すごい所だと、保育園の卒園式でも女の子はハカマを身につけるそうです。
娘は友達の影響でハカマと言い出しましたが、妻が調べたところ、ハカマはレンタルするだけでも6万円からのお金がかかるそうです。
たった1日の卒業式のためにそんな大金を払える訳がないと思いましたが、妻はさらに調べて、ナイロン性の安いハカマを買えば良いという結論にたどり着きました。
本物の絹のハカマを見比べると、明らかに見劣りしますが、値段は18000円程度で、着付けも本物より遥かに簡単だと言います。
その似非ハカマで良いかと娘に聞いたら、それで良いというので、それを買うことになりました。
実際に試着してみると、似非ハカマと言っても、「馬子にも衣装」でした。
他の子たちは、本物のハカマをレンタルして、美容院で髪の毛もセットしてもらって、化粧までして式に出るようです。
どんなに煌びやかなのかと、楽しみでした。
僕は普段、Gパンとポロシャツで仕事に行くので、スーツを着てネクタイを締めるのは、入学式以来6年振りでした。
革靴がとても歩きにくくて嫌でした。
式が始まって、卒業生が入場してきます。
いろいろな服装の子がいますが、渋谷幕張中学校(千葉県で一番難しい私立中学校)に合格した子は、渋谷幕張の制服で式に出るという噂は本当でした。
他に県立千葉中学校(県立千葉高校の附属中学で、卒業するとエスカレーターで千葉高校に進学できます)に合格した子も中学の制服で式に出ていました。
地元の公立中学に上がる女の子で、中学の制服で着ている子はいませんでしたが、男子では公立中学の学生服を着ている子が何人かいました。
ハカマを身につけている子は11人いました。
学年の人数が60人ぐらいで、女子はおよそ30人なので、3分の1以上がハカマだったことになります。
去年のハカマ率は2割程度と聞いていましたが、今年は少し高くなったようです。
ハカマを着ている女の子たちは、フォーマルな洋服を着ている女の子に比べて、やっぱり圧倒的に華がありました。
まるで見栄えが違います。
本物のハカマを身につけている子達は、それだけでかなり引き立っていました。
また、ハカマには長い髪が似合うと思いました。
うちの娘はショートカットなんですが、長い髪を美容師さんにきちんとセットしてもらって、髪飾りまでつけていると、本当に煌びやかです。
めちゃくちゃお金がかかっていると思いますが、それだけの効果はあったのではないかと思いました。
やっぱり、本物の絹のハカマと比べると、娘のナイロンの似非(えせ)ハカマは見劣りすると思いました。
よくあれで我慢してくれたなと思いました。
でも娘は今日着たハカマを気に入ってくれたようで、もう二度と着る事がないのに、しばらくは手元に持って置きたいそうです。
軍隊のような画一的な動き
卒業式では、卒業生一同が起立したり、着席したりする場面が何度かあります。
その動作が、全員きっちり揃っていて、違和感を感じました。
普通、あんなに動作が揃うもんかな?
と思いました。
後で妻から聞いたんですが、卒業式の練習で、散々指導をされるそうです。
立つときも、座るときもワンアクションで動作し、一度座った後に、深く座り直すとか、立ち上がる時に予備動作をつけるのはダメなんだそうです。
それはまだ良いんですが、明らかに異様だったのは、祝電を読み上げる時です。
祝電を読み上げる先生が、右側の前方にいたためだと思いますが、祝電を読みますというアナウンスが流れたら、卒業生一同が一斉に、同時に右45度方向に体の向きを変えたんです。
ピッタリ動きが揃っていました。
なんだ?これは?
と圧倒されてしまいました。
祝電が読み終わると、一同全員同時に元の姿勢に戻ります。
まるで軍隊のようでした。
ハカマを着た煌びやかな女の子達までそのような動きを示すところに、猛烈なギャップを感じました。
生徒がだらけていて、動きが不揃いで姿勢も良くない状態を想像すると、それよりは遥かに良いと思いますが、ちょっと揃いすぎて怖かったです。
昔から変わらない演出
卒業生一同が、起立し、長い文章を1人一文ずつ暗唱します。
全部繋げるとちゃんとした文章になっていて、学校生活を振り返って、先生達や友達に感謝する内容になっています。
今から42年前に僕が小学校を卒業するときもこの演出はありました。
あの当時は初めての経験だったので、面白いアイデアだと思いました。
僕の時代は第二次ベビーブームで、子供がたくさんいたので、全員が暗唱するのではなく、一部の生徒に限られていました。
でも、今日の卒業式は、卒業生が60人程度しかいなかったので、全員暗唱していたようです。
マスクをしているので、何を言っているのかよく分からなかったです。
しかも、あの文章はどう考えても生徒達が自分で考えたものではなく、先生達が考えたものだと思います。
聞いていて、退屈な時間でした。
また、卒業生は歌を4曲歌いました。
まずは校歌です。
これは当然ですね。
次は「君が代」です。
これは父兄も全員歌わされました。
一応、僕は歌いましたが、なぜ卒業式で父兄まで君が代を歌わされなければいけないのか、納得が行かなかったです。
別に僕は君が代について、何の先入観も持っていませんよ。
太平洋戦争と関連づけて拒否反応を示す方もいると思いますが、僕の場合はそういうのではなく、父兄が強制される事がちょっと腑に落ちなかったです。
残る2曲は全く知らない曲でした。
一つは人の多様性を受け入れようという内容の歌で、もう一つは別れの歌でした。
僕の世代では、卒業式というと、「仰げば尊し」が鋼鉄の鉄板でしたが、今は違うようです。
ならば、あの卒業生一同による、短文の暗唱も無くしても良いのではないかと思いました。
それより、運動会や修学旅行(コロナで日帰りになってしまいましたが)、音楽発表会などの動画を面白く編集して、スクリーンに映す方が、見ていて面白いのではないかと思いました。
将来、娘が母親になって、僕の孫が小学校を卒業するときも、あの短文暗唱は続いているのでしょうか。
式の後は友達と写真を撮りまくっていました。
式が終わって、解散となりました。
段取りでは親子で手を繋いで、一列縦隊で校門から外へ出て帰路に着くことになっていましたが、いつまで経っても列が前に進みません。
最初は不思議に思っていましたが、すぐに理由がわかりました。
校門の前で記念写真を撮るために、人が溜まっているんです。
僕たちも校門の前で記念写真を撮りたかったですが、かなり待ちそうなので、どうしようかと思案しました。
でも、そう思っている間に、娘は友達と一緒に写真を撮り始めました。
今時はみんなスマートフォンを持っているので、仲間で集まって自由に自撮りをしています。
僕の時代ではあり得なかった風景です。
娘はスマートフォンを持っていないんですが、流石に可哀想だと思ったので、僕のiPhoneを渡して、好きに使って良いと伝えました。
普段、娘からは友達の話をよく聞きますが、実際にその友達に会って、ああこういう感じの子なのかと思いました。
パズルがはまった感じです。
娘が1年生、2年生の頃は必ず授業参観に行って、ビデオカメラを回していたので、娘の友達は全員名前と顔が一致していましたが、6年生になると成長してまるで別人のようになります。
また、クラス替えもあったので、今日になるまで最近の娘の友達の顔は知らなかったです。
娘は友達の影響を受けて、ショッピングモールでたむろするようになり、おしゃれに目覚め、無駄なお金を随分使っているように見えます。
娘にそのような影響を与えた子達を実際に見て、話で聞くのと全然違うなと思いました。
話では、かなりツンツンしていて、おしゃれにしか興味がない子のような感じでしたが、実際に話してみても、きちんと敬語は使えるし、礼儀もわきまえていると思いました。
聞くと見るでは、大違いとまでは言いませんが、少し違いました。
今日の筋トレ
卒業式を終えて、帰宅し、昼ごはんを食べると、猛烈に眠くなってきたので、しばらく横になっていました。
やっぱり学校は疲れます。
今日はトレーニングは出来ないかなと思いましたが、昨日もそうやって何もしなかったので、やることにしました。
横になっていた時は、長袖のトレーナーを着て、長ズボンを履いていましたが、トレーニングを始めたらすぐにタンクトップと半ズボンになりました。
暑いので靴下も脱ぎました。
今日のトレーニングの内容は以下の通りです。
バーベルカール 39kg10回5セット LTE 49kg10回5セット フライ 19.5kg10回、20.5kg10回 サイドレイズ 20.5kg10回5セット クランチ 20.5kg30回 (注釈)LTEは、ライイング・トライセップ・エクステンションの略です。
カールは1セット目が一番重かったです。
寝起きだったので、力が出なかったんでしょう。
セットが進むにつれてバーベルが軽くなり、5セット目はほぼ無反動で動作することができました。
結果として、もう少し重いバーベルを扱っても良かったかも知れないです。
39kgのバーベルは、9kg160cmのシャフトの左右に15kgのプレートを1枚ずつつけて組み立てました。
ライイング・トライセップ・エクステンションの適正重量は53kgぐらいなんですが、寝起きで力が出ないので、49kgで良いと思いました。
39kgのバーベルに、左右5kgのプレートを追加して49kgです。
49kg10回5セットでも、5セット目はかなりきつかったです。
十分に上腕三頭筋を効かせることができたと思います。
次のフライは、ダンベル2個でやりました。
19.5kgのダンベルは、2kgのバーの右側に7.5kgと2kg、左側に5kgと3kgをつけて組みました。
かなり変な組み方ですが、プレートが十分にないので、このような組み方になってしまいます。
ダンベルを2つ組むなら、プレートは同じ重さが4枚ずつ必要なんですが、4枚あるのは5kgのプレートだけで、後の1kg、2kg、3kg、7.5kgは2枚ずつしかないので、こうなってしまいます。
重さは19.5kgでも20.5kgでも問題なかったんですが、痛めている右肩が少し痛かったので、2セットでやめました。
サイドレイズは、20.5kgのダンベル2個で10回5セットです。
立ってやりましたが、膝の反動は使っていません。
でも、無反動というわけではなく、少し肩の反動を使っています。
全くの無反動だったら、20.5kgで出来るはずがないと思います。
筋肉系ユーチューバーの方々がサイドレイズをするときは、もっと軽いダンベルを使っています。
例えばkatochan33さんだと14kgぐらいのダンベルでサイドレイズをしている事が多いと思います。
つまり、僕が扱っているダンベルは、明らかに重すぎるんだと思います。
自分ではなかなかわからないんですが、どこかで楽なフォームを選んでいて、楽をして重いダンベルを挙げているんだと思います。
完全無反動だったら、12kgとか、それ以下の重さになるかも知れないです。
試しに今度、軽いダンベルで完全無反動のサイドレイズもやってみたいと思います。
サイドレイズは、ジムにある垂直ベンチに座って、足を前に伸ばして脱力してやるのが一番効くと思いますが、その場合だと14kgでも重いです。
おそらく立ってやる場合は、なんらかの理由で楽が出来ているんだと思います。
クランチは腹筋を鍛える種目ですが、自重でやると40回やらないと効かないです。
もう少し回数を減らすために、顎や首、鎖骨のあたりにダンベルを載せてやってみました。
ちょっと可動域が狭くなるような感じがしましたが、自重よりは良かったと思います。
時間の都合で1セットしか出来ませんでしたが、腹直筋が「もう勘弁してください。」というまでやりたかったです。
やっぱり、ちょっとでも筋トレをすると気分がリフレッシュされますね。
終わりに
娘が小学校を卒業して一段楽つきました。
今度は入学式です。
入学式では、卒業式と違って、一人一人に卒業証書を手渡すことがないので、スムーズに式が進むだろうと期待しています。
僕が中学に入学した時、入学式には母だけが来て、父は来ていなかったと思います。
母は入学式を終えて、感動していました。
何が凄かったかというと、校歌を歌うときの男子生徒の低音が素晴らしかったと言っていました。
もう中学生となれば、みんな声変わりをしているので、小学校ではありえない低音が出るんですね。
それが良かったようです。
初めて小学校を訪れた時、なんて校庭が広いんだろうと思いました。
1年生の時の音楽発表会も、5年生や6年生が、なんて上手なんだろうという驚きがありました。
それは、全て幼稚園と比較していたからです。
今日、久し振りに小学校に行きましたが、校庭が広いとは思いませんでした。
また、生徒達が歌う歌を聞いて、上手だとも思いませんでした。
でも中学に上がると、最初はまた圧倒されるのかも知れないです。
今日は卒業式に出るのが嫌だったんですが、結果として良い1日になりました。
夕飯は3人でお寿司を食べました。
ありがとうございました。