こんにちは。鹿野一郎です。
今日は2021年10月20日の水曜日です。
パワーリフティング千葉県大会まで残り4日になりました。
今日は何の筋トレもしていませんが、楽しい1日でした。
デッドリフトのフォームチェック
僕は普段デッドリフトは自宅のバーベルでやっています。
僕が持っているシャフトは160cmの短いもので、プレートをつけると、左右のプレートの間隔は110cmしかありません。
僕はワイドスタンスのデッドリフトをするんですが、シャフトが短いので、足幅は最大で110cmです。
でも試合で使うオリンピックシャフトだと、左右のバーベルの間隔は160cmぐらいあるので、試合の時は普段より足幅を広げてやる事が出来ます。
足幅が広いほど、体の重心が下にさがるので、バーベルを引き上げる可動域が狭くなります。
なので、デッドリフトが挙がりやすくなるんです。
パワーリフティングの競技をしてなくて、ボディーメイクのためにトレーニングをしている人から見れば、ずるいデッドリフトだと思います。
でも、パワーリフティングをしている身としては、ルールで定められた範囲内で、可能な限り有利な状況で試技をして良い記録を残したいと思います。
今日は洗濯物を干しながら、デッドリフトのフォームを確認してみました。
手には何も持ちません。
何も持たないで、エア・デッドリフトです。
足幅を130cmぐらいにしてやってみると、確かに、明らかに可動域が違います。
かなり体が低くなるのがわかります。
でも、あまり脚を広げすぎると、脚に力を入れにくくなるのも事実です。
どのぐらいの足幅が良いのかは、もう少し検討する余地がありそうです。
でも、普段ずっと110cmの足幅でトレーニングしているので、きっともう僕の体は110cmが最もやりやすい体になっているんだと思います。
デッドリフトでは僕と同じ74kg級マスターズ2に、ものすごく足幅の広い人がいます。
構えた段階では両足の爪先がどちらもバーベルに触れています。
つまり、足幅は160cm程度です。
それでバーベルを引き上げて、「ダウン!」の合図の後、下ろすときに、左右の爪先を、ひょいと内側に引っ込めるんです。
それを初めて見た時は、
ああ、あれはセーフなんだ。
と思いました。
それまでの僕の解釈では、バーベルを挙げてから下ろすまで、足が動いたら失敗とみなされると思っていたんですが、そうではなかったようです。
で、真似をしようと思い、後日ジムでやってみたんですが、足幅が広すぎて僕にとってはとてもやりにくかったです。
もしかしたら、その足幅の広い人は、ファーストプルからセカンドプルまでずっと背中の力だけで引き上げているんでしょうか?
詳細はよくわかりませんが、僕には160cmの足幅は無理でした。
何も持たないエア・デッドリフトでしたが、足幅をいろいと調整しながら、やりやすさを比較検討するのは楽しかったです。
スクワットのフォームチェック
デッドリフトの次はスクワットのフォームチェックをします。
これも何も担がないエア・スクワットです。
フォームチェックというより、痛めている左股関節が痛まないしゃがみ方の模索です。
普段は僕は肩幅よりやや広めに立って、爪先を外側に向けます。逆ハの字に立ってスクワットをするんですが、これだとやっぱりしゃがみ切って切り返す時に左の内股が痛みます。
でもつま先を正面に向けて左右の足が平行になるように立つと、しゃがんでもほとんど痛くない事がわかりました。
痛みが出なければ全力でスクワットが出来ると思いますが、問題もあります。
それは、つま先を外側に向けないとしゃがみが浅くなるという問題です。
無理に深くしゃがむと、おそらく後ろの転んでしまうと思います。
パワーリフティングの試合では、しゃがんだ時に股関節が膝関節よりも低くなり、大腿部が明確な下り勾配にならないと、しゃがみが浅いと判断され、失敗になります。
なので、しゃがみが浅くなるのは問題です。
まして、後方に倒れるのは論外です。
平行立ちは難しいので、少しつま先を外側に向ける事になります。
では、つま先をどのくらい外側に向けるのか?
その角度の調整で、痛みも少なく、しゃがみも浅くなりにくい位置を探せるでしょう。
今日はそこまでする時間はなかったですが、明日はやってみようと思います。
普段はつま先を30度ぐらい外側に向けていますが、15度とか10度ぐらいだったら違ってくると思います。
僕は子供の頃からしゃがむのが苦手でした。
おそらく太っていて脚が太かったからだと思います。
体育の授業などで、しゃがむように言われると、必ずかかとを浮かせて、つま先だけでしゃんでいました。
友達の多くは足の裏をすべて地面につけたまま膝を抱えてしゃがんでいましたが、それをすると後ろにひっくり返ってしまってダメだったんです。
なので、子供の頃は長時間しゃがんでいるのが苦痛で、定期的に立ち上がって足をほぐしてからまたしゃがむようにしていました。
30歳代だった頃、マシーンを卒業してバーベルでトレーニングをするようになった頃、バーベルでのスクワットもするようになりました。
でも初めは怖かったです。
かかとを床につけたまましゃがむと後ろにひっくり返るからです。
だから、おそるおそるつま先立ちでスクワットをしていました。
もちろん40kgとか60kgとか、とても軽いバーベルでやっていました。
何とかこの問題を解決できないかと試行錯誤をして、今の立ち方を見つけました。
足幅を肩幅より広くして、つま先を外側に向けて立つと、かかとをつけたまましゃがんでも後ろに倒れない事を発見しました。
これがわかってからはスクワットが楽しくなりました。
パワーアップが楽しいんじゃなくて、しゃがんでも後方に転ばない事が楽しかったんです。
ある日、当時僕と一緒にトレーニングをしていた友達のPOSOが、僕のスクワットを見て、次のように言いました。
よくかかとを付けたまましゃがんで後ろに倒れないよな。
それを聞いて、POSOも僕と同じなんだと思いました。
立ち方を教えたら彼もかかとを付けたままスクワットを出来るようになりましたが、スクワットは好きではなかったようで、その後、ほとんどやっていませんでした。
POSOは中学、高校、大学と10年間テニスをやっていた人ですが、僕と一緒に筋トレをするようになってからはショットがかなり強くなったと言って喜んでいました。
以前はよくゴルフに行っていたようですが、ある時から筋トレをゴルフより優先するようになり、今はほとんどゴルフはやっていないと思います。
今朝の体重と今日の食事
僕は74kg級にエントリーしているので、当日の体重は74.00kg以下にしなければなりません。
今朝の体重は73.7kgでした。
昨夜から禁酒に入りました。
禁酒というより、飲んでいたウイスキーの瓶が空になったというだけなんですが。
試合が終わったらまた飲み始めます。
今日からお菓子もやめる予定でしたが、ダメでした。
犬の散歩から帰ってくるとどうしても甘い物をつまみたくなるので、僕のお菓子の買い置きは底をついたにもかかわらず、妻のキットカットを2枚貰って食べてしまいました。
でも罪の意識は感じていません。
我慢してストレスを抱えたまま1日を生活するよりは、食べた方が良かったのだと開き直っています。
朝食は白米150g(秤で測りました)と鳥の胸肉、茹でた野菜(サツマイモ、カボチャ、キャベツ、大根、ニンジン)、まるごと焼いたピーマンを食べました。
昼ごはんは白米150g(秤で測りました)と鳥の胸肉、生卵1個を食べました。
夕飯は弁当で、白米130g(秤で測りました)とサラダチキン1枚、梅干し1個です。
試合当日の朝の体重は73.7kg位だったら良いなと思っています。
その場合はぎりぎり74.00kgになるように白米を食べて家を出ます。
水分は全く取りませんが、それでも10時の検量までにトイレに行きたくなるはずなので、検量は確実にパス出来るでしょう。
検量にパスできない場合は、ランニングなどをして汗をかいてから、もう一度検量を受けることが出来ます。
僕はそれは一度もした事がないですが、そうやって2度目でパスする人もいます。
もし体重のオーバーが大きすぎて検量をパス出来ない人は、その場で失格になります。
以前はオープンで参加する事が出来たんですが、最近ルールが変わって、体重オーバーは即失格になりました。
オープン参加というのは、試合での順位はつかないけれども、試合で残した記録は公式記録として自分のものになるという対応です。
ただ、74kg級にエントリーして、体重が76kgだった人がオープン参加をして残した記録は、おそらく74kg級の記録にはならなかっただろうと思います。
一つ上の83kg級の記録として残すんだと思います。
でないとずるいですよね。
昨日はやたらと眠かったです。今朝も寝坊しました。
僕は普段6時に起きて朝食を作るんですが、今日はそれをせず8時半過ぎまで寝ていました。
昨夜も早く寝たのに、まだ寝足りないようで、昼間は少し眠かったです。
思い出してみれば昨日も眠かったです。
特に日が暮れてからが眠くて、夜は普段より早く寝ました。
普段は家に帰って、風呂に入り、ブログの投稿をして、テレビを1時間見てから寝るんですが、昨夜はブログの投稿をしている段階で眠くて仕方なくて、それが済んだらテレビも付けずに寝ました。
何故こんなに眠いのかと思いましたが、妻に言わせれば、それも新型コロナワクチンの副反応なのではないかという事でした。
ワクチンを打ったのは土曜日でした。
その日は何ともなかったんですが、翌日の日曜日は1日中眠くて仕方なくて、ずっと布団で横になっていました。
月曜日にはすっかり元気になったつもりでしたが、あまりトレーニングをしたいという意欲は湧きませんでした。
そして火曜日は眠くて仕方なく、今日も眠かったです。
言われてみればワクチンの副反応なのかも知れないです。
重い人は4日間寝込んだと聞きますから、4日間眠かっただけで済んだなら、軽い方だと思います。
明日になったらさすがに眠気は襲ってこないと思いたいです。
まさか試合当日も眠くて仕方ないという事だけはやめてほしいです。
まあ、さすがにそれはないと思いますが。
そろそろ試合の準備でも
明日は試合に持っていくコスチューム、道具などを一通り用意しようと思います。
まだ日にちがありますが、前日になって準備するよりも、早めに用意しておいた方が良いと思うからです。
吊りパン、Tシャツ、ハイソックス、パワーベルト、シューズ、ビデオカメラ、三脚などを持っていきます。
試合の前日には当日の食べ物、飲み物を買いに行くので、持ち物の準備はそれより先にやっておいた方が良いですね。
パワーリフティングの試合では、スクワット、ベンチプレスの時は、吊りパンやシングレットの下にTシャツを着なければならないルールになっています。
何故かデッドリフトの時はTシャツを着なくても良い事になっています。
正確な理由は今も知りませんが、想像するには、中年男性の脇毛が見えないようにするためではないかと思います。
スクワットをする時に吊りパンしか着ていなかったら、観客は選手の脇毛を目にすることになります。
そういうのは特に若い女性は嫌がるでしょうから、観客を守るためにTシャツを着させているのではないかというのが僕の推測です。
デッドリフトの時は、両腕は下におろしたままで、脇が露出する事がないので認められているんだと思います。
では、ベンチプレスはどうでしょうか。
ベンチプレスの時も脇毛は全開になると思いますが、選手は観客の方に頭を向けているので、観客からは見えないと思います。
ならばベンチプレスもTシャツなしで大丈夫のような気がします。
ということは、脇毛とは違う理由で、Tシャツを着なければならないのでしょうか。
よくわかりません。
パワーベルトとベンチプレス
僕は試合でベンチプレスの試技をする時は、パワーベルトを付けません。
普段ジムでベンチプレスをする時も、パワーベルトを付けません。
必要性を感じないからです。
でも、スクワットやデッドリフトでは付けます。
ベルトをつける理由は怪我をしたくないからですが、ベルトをきつく巻くと、スクワットやデッドリフトがやりやすくなり、より重たいバーベルを挙げられるようになるのがわかります。
でも、ベンチプレスの場合はベルトの有無と怪我は全く関係ないと思うし、ベルトを巻いたからと言って、重いバーベルが挙がるようになるとも感じません。
だから今度の試合でもベルトをしないつもりですが、もしかしたらおまじないのつもりで巻くかも知れません。
ベンチプレスやスクワットで手首にリストラップを巻く人も多いです。
というよりほとんど全員巻きます。
僕も持っていますが、試合には持って行きません。
一度だけジムでリストラップを巻いてベンチプレスをした事があるんですが、あれを巻くと逆にやりにくくて仕方なかったので、1回使ってやめてしまいました。
スクワットの時は確かにリストラップを巻いている方が手首が安定してやりやすいですが、それでもあれを手首に巻く労力の方が煩わしくて、結局1回使ってやめてしまいました。
かくしてリストラップは押し入れの中で眠り続けることになってしまいました。
勿体ない買い物をしました。
犬の散歩で懸垂をしようと思ったら
今日は見事な秋晴れで、午前の犬の散歩はとても気持ち良かったです。
青空がとても澄んでいて、風も気持ち良かったです。
公園の懸垂台で懸垂をしようと思ったんですが、行ってみると足元に巨大な水たまりが出来ていたので、あきらめました。
iPhoneによると、今朝の散歩で歩いたの歩数は7000歩程度だそうです。
今は仕事に向かう電車の中で、この文章を書いています。
おそらく今日1日での歩数は12000歩くらいになると思います。
犬はもともと妻と娘が欲しがって飼うことにしたんですが、娘は全く犬の散歩に行きません。
以前はたまに行ってくれていましたが、高学年になって自我が目覚めてからは全く行かなくなりました。
犬の散歩で30分から1時間程度外を歩くのは、特に今日みたいに天気の良い日には、肉体にも精神にも間違いなくプラスの影響があります。
娘が夕方の散歩に行ってくれるようになると良いんですが。
あと4日
試合まであと4日です。
明日は持ち物を用意します。
そして明日は自宅でフロアプレスをします。
試合前の最後のトレーニングです。
ベンチプレス、フロアプレスはどんなに追い込んでトレーニングをしても3日もあれば回復します。
でもスクワットは回復までに1週間必要で、デッドリフトは10日から2週間程度必要です。
なので、明日のフロアプレスが試合前の最後のトレーニングになります。
でも、明後日の金曜日もジムに行きます。
目的はスクワットで何kgまで挙げても左内股が痛まないか、どういう立ち方でやれば痛まないかを確認するために行きます。
あとジムの長いバーベルを使って、デッドリフトの足幅も確認してこようと思っています。
どちらも確認で、トレーニングではありません。
試合前日の土曜日は、飲食物の買い出しです。
これが結構楽しみです。
今回は別にきつい減量をして来た訳でもないので、「あれを食べたい、これも食べたい。」という欲求はないですが、それでもいろいろ買い込んでたくさん持っていこうと思います。試合の日はたくさん食べると思いますが、試合が終わったらまた減量を続行して、年末まで続けるつもりです。
そして年末には70kg以下にしたいと思っています。
試合当日は、9時から受付なので、8時前には家を出ます。
会場は市原市の辰巳中学校ですが、車で行きます。
家を出る前に軽く朝食を食べて、洗濯をして、犬の散歩に行くので、起きるのは6時ぐらいでしょうか?
以前は試合には妻と娘が見に来てくれましたが、今は1人です。
妻が試合にを見に来てくれたのは最初の2回で、娘は3回目まで見に来てくれました。
そもそも今回はコロナの感染拡大警戒のため、完全無観客試合なので選手と審判以外は会場に入れません。
検量が10時で競技開始は12時ですが、全ての競技が終わるのはおそらく6時ぐらいになると思います。
前回は試合を終えて帰宅すると、娘が僕のために日本酒の小瓶を用意してくれていました。
これには感激しました。
果たして今回はどうなんでしょうか?
まあ、ないものとして期待しておかない方が良いでしょう。
期待してなしだったらがっかりしますからね。
おそらく試合当日のバーベルブログは投稿できないと思います。
投稿できるとしても簡単な速報だけで、詳しい文章は次の日以降になると思います。
それは、家に着いたらすぐにお酒を飲み始めるからです。
今回はこんなところです。
ありがとうございました。