こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2021年10月16日の土曜日です。
今朝は5時に起きてジムでトレーニングをして、9時半から新型コロナウィルスの2回目のワクチン接種をして来ました。
ワクチンを接種した後は、1週間は激しい運動をしないように言われています。
ということは、ワクチンを打つ前に筋トレをしておくしかありません。
だから、土曜日なのに早起きをしてジムに行きました。
前回のワクチン接種の時もそうでした。
前回は9月25日でしたが、その時も早起きをしてジムでトレーニングをして、それからワクチンを打ちに行きました。
今朝のベンチプレス
僕は今日から8日後の10月24日にパワーリフティング千葉県大会に出ます。
試合に向けて順調にトレーニングを重ねて来ましたが、今週の月曜日にスクワットをしているときに、左の内股を痛めてしまいました。
怪我の翌日は痛くて、全くしゃがめなかった程です。
今日は怪我から5日目なので、ある程度は出来るようになっているだろうと思っていました。
どこまでスクワットが出来るのかを試す事が今日の目的の一つでした。
今日のもう一つの目的はベンチプレスの105kgの「止め」を何回挙げられるかを調べる事でした。
結果は、スクワットは80kgまで大丈夫で、ベンチプレスの105kg「止め」は3回でした。
105kg「止め」の3回は自己ベスト更新です。
今朝の体重は73.5kgで、今年最も軽い体重でした。
でもベンチプレスでは自己ベストを更新できました。
ジムに着くとまずベンチプレスを始めました。
ウォームアップは「止め」を入れず、タッチ&ゴーでやりました。
止めというのは、バーベルシャフトが胸に接触したら、1秒間静止させて、それから押しあげるやり方を指しています。
パワーリフティングやベンチプレスの試合では必ず「止め」を入れなければならないんです。
でもウォームアップの段階では止めを入れず、胸にシャフトが接触したらすぐに押し上げる、タッチ&ゴーでやりました。
まずは20kgのシャフトだけで8回、次は60kgで5回、80kgで3回、90kgで1回、100kgで1回やりました。
最後の100kgがやたらと軽かったので、今日は行けるという手ごたえを掴みました。
いよいよ本番、105kgの止めです。止めを入れると、同じ重さでもかなり重く感じます。
バーベルをラックから外して1本目、バーベルをゆっくり下ろして、胸に接触させ、1秒静止させます。
それから押しあげますが、簡単に挙がりました。
次は2本目です。
今週の月曜日にやったときは、2回目を何とか押し上げて、3回目で潰れました。
でも今日は2回目も普通に挙げる事が出来ました。
このとき、3回目も行けると確信しました。
そして、3本目、ゆっくりバーベルを胸に下ろし、1秒間静止させてから渾身の力を込めてバーベルを押しあげると、予想外の事が起こりました。
まるで力を振り絞るほどにお酒がにじみ出てくるような感じで、顔が紅潮し、息が酒臭くなり、頭がくらくらして来ました。
瞬間的に酔っぱらったような感じです。
実は昨夜、11時に帰宅して、風呂に入った後、テレビを見ながらお酒を飲んで寝ました。
今朝起きたときは完全に抜けていると思ったんですが、実は抜けていなかったようです。
この時まで気付きませんでした。
105kgの止めの3本目を全力で押しあげると、どこからか酒がにじみ出てくるように、急に酔っぱらってしまいました。
そうなると踏ん張りが効かず、105kgのバーベルを押しあげるのは本当に辛かったです。
バーベルが重いというより、お酒の影響が辛かったです。
でも何とか3回目を押し切ってバーベルをラックに戻しました。
そしてベンチから体を起こすと、体はすっかりしらふの状態に戻っていました。
まるで夢でも見ていたようです。
バーベルを押しあげる時だけ瞬時に酔っぱらったような感じでした。
それはともかくとして、105kgの止めが3回挙がりました。
最大筋力換算表によると、これは113kgに相当します。
そして僕の今までの試合でのベストは107.5kgです。
最大筋力換算表を信じるのであれば、試合での重量は第1試技105kg、第2試技110kg、第3試技112.5kgとするところですが、僕は第3試技は115kgに挑戦したいです。
実はベンチプレスは、7月に試合に出る事を決めたときから115kgを目標にしていました。
それは、74kg級マスターズ2(50歳台の部)の千葉県記録が112.5kgだからです。
それを破って僕が記録を更新したいと、ずっと思って来ました。
最大筋力換算表を信じるならば、115kgは挙がらない事になりますが、それでもチャレンジしたいです。
今日の測定で、試合での重量は、7月に立てた予定通り、105kg、110kg、115kgに決まりました。
105kgの測定をした後は、90kg止めでトレーニングをしました。
回数は7回、6回、5回、5回、4回でした。
90kg止めの連続回数は7回がBESTなんですが、105kg止めを3発挙げた後に、90kg止めが7発挙がりました。
これはとても良い状況です。
ただ、どのセットも最後の1回を押しあげるときは、お酒がにじみ出してきて一時的に酔っぱらう感じになってしまい、酔いを押して力を振り絞るのが辛かったです。
その後、80kgに落としてさらにセットを続けようと思ったんですが、左手首に痛みを感じたので、80kgは1回挙げたところで終りにしました。
今朝のスクワット
ベンチプレスを終えた後は、スクワットをしました。
左内股を怪我して、火曜日は何も担がなくてもしゃがめなかったスクワットです。
今日は大分良くなっていましたが、それでもいつも通りのバーベルを担ぐのは無理だと思っていました。
まずは20kgのシャフトだけで5回やってみました。
痛みは確かにありますが、ちゃんと出来ています。
しゃがみの深さも大丈夫です。
次は60kgにしました。
60kgだとしゃがんで立ち上がるときに少し痛みを感じたので、1回で終りにしました。
普段だったら60kgの次は100kgに行くんですが、今日は100kgは危ないと思ったので、ひとまず80kgを試してみました。
80kgでもしっかりしゃがんで立ち上がる事が出来ましたが、さらに痛みが増しました。
もし100kgをやったら、それでブチッ!とやってしまうような気がしたので、スクワットはそれで終りにしました。
怪我が無ければ、スクワットは170kgを何回挙げられるかを調べるのはずでした。
目標は3回から4回でした。
もし170kgが4回出来れば、試合で180kgまで狙えると思っていました。
でも、そんな状況ではありません。
もし明日が試合ならば、第1試技は100kgですね。
100kgを挙げたときの感触で第2試技の重さを決める事になるでしょう。
多分140kgぐらいは挙げられると思いますが、それでピキッ!!とやってしまったら、第3種目のデッドリフトに多大な悪影響が出るので、スクワットは左内股をメリッ!!!とやらない範囲で重たいバーベルを挙げなければならないです。
逆にデッドリフトの第3試技では、もうそれが最後の試技なので、脚がどうなろうとバーベルを引き切る事だけを考えて取り組む事が出来ます。
(それでも怪我を悪化させるのは嫌ですが。)
試合まであと8日あります。
左内股の容体は今日よりは良くなっているでしょう。
でもどのくらいの重さなら挙げられるのかをちゃんと調べておかないとやっぱり不安です。
なので、今度の金曜日、つまり試合の2日前にもう一度ジムに行ってスクワットで何kgまで持ちこたえられるかを試してみたいと思います。
金曜日は偶然仕事が休みなので、ジムに行く事が出来ます。
もちろん、試合の2日前なので、目一杯トレーニングをするはずはないです。
というか、そもそも怪我をしているので目一杯出来ないです。
スクワットは7月に試合に出ると決めたときに、試合では170kg、180kg、190kgに挑戦するつもりでした。
その当時は体重が80kg近くあり、実際に190kgが挙がっていました。
そして74kgまで減量するにもかかわらず、スクワットの目標は190kgにこだわっていました。
それには理由がありました。
実は、スクワットの74kg級マスターズ2の千葉県記録は185kgなんです。
これを自分の手で更新したかったので、190kgにこだわって来ました。
でも、減量が進むにつれて、190kgどころか180kgも挙がるかどうかというレベルになってきてしまっていたので、現実的には試合での目標は175kgか180kgという感じになっていました。
さらに左内股を怪我してしまったので、もはやすべての話は白紙です。
挙げられる重さを挙げるしか無くなってしまっています。
スクワットでの千葉県記録の更新は今回は無理でした。
永遠に無理かも知れないですが、今回は無理でした。
レッグエクステンションと謎の単位LB
スクワットのトレーニングは出来ませんでした。
でも何もしないのは嫌なので、せめてもの代わりとして、レッグエクステンションをする事にしました。
椅子に座って、おもりを持ち上げながら膝を伸ばすあれです。
これで少しでも大腿四頭筋を使っておこうと思いました。
今日の内容は210ポンドで10回5セット、230ポンドで10回、6回でした。
ところでポンドというのは表記ではLBと書くんですね。
これはとても不思議でした。
アニメ「トムとジェリー」では、良くこの単位が登場していました。
黄色いヒヨコみたいなキャラクターがトムの頭に鉄の塊を落とすとき、その鉄には2000LBと書いてありました。
あれは、何という単位なんだろう?
と思っていましたが、これがポンドだったんですね。
ポンドだったらLもBも関係ないじゃん、と思いましたが、これは古代ローマで秤を意味する、Libraという単語が由来になっているそうです。
これじゃあ、全然わかりませんよね。
1ポンドはおよそ454gだそうなので、2000LBだと900kg以上です。
そんなに重い鉄の塊をヒヨコみたいな鳥が空中で持っていられるなんて、さすがマンガですね。
ちょっと余談になりますが、温度を表す摂氏○○度というのは、セルシウス温度と言って、摂氏というのは正しくはセ氏なんです。
セルシウス氏がセ氏です。
セントラル・リーグがセ・リーグ、パシフィック・リーグがパ・リーグなのと同じですね。
では、華氏というのは何なのでしょうか?
実はこれは生徒から教えてもらったんですが、華氏の「華」はファーレンハイト氏の事だそうです。
なんで華になったのかというと、中国語でファーレンハイト氏の名前を表記するときに、この華の字がついたそうです。
セルシウス温度の段位は℃ですが、華氏の単位は°Fです。このFは、ファーレンハイト氏の頭文字だそうです。
レッグカールの昔と今
レッグエクステンションの後は、レッグカールもやりました。
膝を曲げる動きで、大腿二頭筋(ハムストリング)を鍛える種目です。
僕が通っているジムにあるレッグカールのマシーンは、椅子に座るタイプのものです。
昔は台の上にうつぶせになって、膝を曲げるタイプのものしかありませんでしたよね。
昔友達と通っていた成田市体育館のトレーニングルームにも、うつぶせに寝るタイプのレッグカールがありました。
幕張のゴールドジムにもこれがありました。
でもこれは、自分がそれを使っている姿を、人に見られたくないです。
逆に誰かがそれをやっているところも見たくないです。
よっぽどスタイルの良い人ならば、男女を問わず、見たくないとまでは思いませんが、そうでないならば、うつぶせになった人が必死に膝を曲げておもりを挙げている姿というのは見たくないです。
そして自分がそれをする時は周りに人がいない方が気が楽でした。
でも最近のレッグカールは、椅子に座って出来るので、全く人目を気にする事なく、自然に出来ます。
機材が改善されて、トレーニングが快適になったと思います。
今日のレッグカールは55kgで10回、10回、10回、10回、9回とやりました。
その後は、カール、サイドレイズ、プレスダウン、ハンドグリップ(ジムにある50kgのもの)などをやりました。
結構多めの種目をこなしましたが、でも、スクワットをしないと、トレーニングをした気にはなりませんでした。
帰宅してからワクチン接種会場へ
一度帰宅して、朝ご飯を食べて、洗濯物を干してから新型コロナウィルスのワクチンの接種会場に向かいました。
今日が2回目です。ワクチンはファイザー製です。
前回の接種ではなんの副反応も出なかったんですが、今回は2回目なので、発熱などの症状が出るかも知れません。
接種会場で手続きを終え、いよいよ僕の番が回ってくるとき、Tシャツの右肩をめくって待っていると、年配の看護婦さんが、
わかりやすい筋肉ね。
と言って、微笑みました。
僕は恐縮して、「ありがとうございます。」と小声で応えました。
考えたみたら、前回9月25日の接種の時も筋トレの後にワクチンを打ちました。
それだけでなく、一昨年2019年に地元のクリニックでインフルエンザのワクチンを打ってもらう時も、直前まで自宅でダンベルを使ってショルダープレス、サイドレイズ、カールなどをやっていました。
その時は先生から、
すごい腕だね!何かやってる?ボディービルか何かやってるの?
と聞かれました。
そこでパワーリフティングと言っても通じないと思ったので、「まあ、そんなような事をしています。」と答えて終りにしました。
別に、ワクチン接種の時に狙って筋トレをしている訳ではなくて、たまたまそうなってしまっているだけです。
でも3回も続くと、本当は狙っているんだろ?と自分でも思います。
狙っていませんが。
ワクチンを打ったのは午前10時4分でした。
現在時刻は午後9時を過ぎたところですが、今のところ何の副反応もありません。
針を指したところが少し痛いだけです。
何ならショルダープレスでも懸垂でも出来るぐらいです。
ワクチンを打って帰宅したときは眠くて仕方なかったので、すぐに布団に入って横になりました。
すると妻が、心配そうに「具合、悪いの?」と尋ねましたが、単に早起きして筋トレをしたから眠かっただけでした。
妻は1回目の接種で肩が痛くなり、明け方まで寝られませんでしたが、2回目の時は37度を超える熱が出ただけで、特に痛みはなかったそうです。
僕も、このまま何もなく終ってくれれば嬉しいです。
今日はこんな一日でした。
ありがとうございました。