こんにちは。鹿野一郎です。
今日は2021年9月29日です。
何度も書いていますが、僕は10月24日のパワーリフティング千葉県大会に出場するために、減量とトレーニングをしています。
7月9日に試合の発表に気づき、翌日から減量を開始しました。
7月10日の体重は79.3kgで、今朝の体重は74.3kgでした。
試合には74kg級にエントリーしているので、あと300g落とせば出場できます。
もう体重のことは心配していません。
考えるべきは、力です。
体重を落としても力がなるべく落ちないようにしなければなりません。
8月の中旬から、ハイボリュームのトレーニングをして来ました。
デッドリフトとスクワットは週1回の頻度で行い、一度のトレーニングで12トン前後のボリュームを扱って来ました。
ジムでのベンチプレスと、自宅でのフロアプレス(床に寝転んでバーベルを押し上げる種目)は、8月中は原則毎日やって、一回あたりのボリュームは7トン前後でした。
先週の土曜日に新型コロナウィルスのワクチンを打ったため、今週は激しい運動をする訳にもいかず、軽いトレーニングで体の疲れを抜く予定です。
そして来週からは最後の追い込みで、徐々にバーベルを重くしていこうと思っていました。
試合当日に疲れを残さないために、バーベルを重くしながらボリュームを減らして行こうと考えていました。
体重は79kg台から76kg台まではすぐに落ちました。
このときは本当に力が出なくなってしまって、かなり気分が落ち込みました。
でも、76kgから75kg程度の体重を数週間続けていたら、だんだん力が回復して来ました。
例えばスクワットは減量前は190kgが何とか挙がっていましたが、減量を始めたら170kgを挙げるのが精一杯になってしまいました。
でも、体重が安定してくると、180kgを何とか挙げられるようになりました。
それは良かったんですが、ここのところ、再び結構なスピードで体重が落ちて、一時は74.1kgまで行きました。
そしてまた力が出なくなって来ました。
おそらくまたしばらくすれば回復するとは思うんですが、それでも力が落ちるのは嬉しくないです。
今日のデッドリフト
今日は午前中に自宅でデッドリフトをやってみました。
軽いトレーニングにするために、119kgから10kgずつ増やしながら2回ずつ挙げて行こうと思いました。
僕のバーベルシャフト160cmの短いタイプで、重さが9kgなので、119kgという半端な重さのバーベルになります。
9kgのシャフトの左右に20kg2枚、15kg1枚をつけて119kgです。
これを2回挙げたときに、
あれ?重いな。
と思いました。
今日は力が出ないなと直感しました。
129kgを2回挙げ、139kgを2回挙げて、次は149kgです。
僕の部屋は木造一戸建ての2階にあります。
そこでデッドリフトをしていました。
今日は涼しかったので、エアコンはつけず、窓を開けてデッドリフトをしていました。
窓の外には近くの家の庭やベランダなどが見えます。
遠くにある送電線の鉄塔も見えます。
149kgのバーベルでデッドリフトをして、一番上まで引きあげたとき、隣家のベランダに奥さんが出ていて、洗濯物を干しているのが見えました。
万が一振り向かれて、目が合ってしまったら恥ずかしいと思って、すぐに149kgのバーベルを下ろし、そのセットは1回で終わりにしました。
その奥さんはすぐに家の中に入りましたが、念のために障子をしめて続きをすることにしました。
次は159kgです。
149kgがかなり重かったので、次の159kg以降も2回は挙げないで、1回で終わりにしようと思いました。
159kgは挙がりましたが、重かったです。
そして、169kg。
169kgはもっと重かったですが、それでも何とか挙がりました。
次の179kgは本当に重かったです。
まるでスローモーションのようにバーベルがゆっくりと挙がり、ここが限界だとはっきりわかりました。
なので189kgには挑戦しませんでした。
減量前の最も力が強かったときは194kgのバーベルを2回挙げる事ができました。
184kgなら5回挙げる事ができました。
でも今日は179kg1回が限界でした。
明らかに力が落ちています。
脱力感とか栄養不足の自覚はなかったんですが、力は出なくなっていたようです。
これにより、トレーニングの方針を見直さなければならなくなりました。
過去にもこういうことはありました。
試合を目前にしてデッドリフトが絶不調になったんですが、そのときは軽いバーベルから刻むように重さを挙げていき、本番ではベストを更新できました。
なので明日もデッドリフトをやり、明日は119kgと129kgで8回ずつやろうと思います。
その次は139kgと149kg、その次は159kgと169kgという具合に重くして行こうと思います。
試合までもう1ヶ月を切っているので、週に一回のトレーニングだと、あと3回しかできません。
それでは重量が追い付かないので、週2回ぐらいのペースでやって行こうと思います。
今から10日前、9月19日にデッドリフトをやったときは179kgが連続で4回挙がっていました。
わずか10日でここまで力が落ちたんだから、原因は減量と考えて間違い無いでしょう。
できれば試合前までに194kgが1回挙がる状態には回復させたいです。
194kgが2回以上挙がるようだったらとても嬉しいですが、まあそれはないでしょう。
ちなみに試合でのベストは、185kgです。
いつも試合前はもっと力が出るんですが、試合前の減量で力が出なくなるということを繰り返して来ました。
今回は同じ失敗をしないように調整したいです。
一番力が出なかった日
今回の減量で、もっとも力が出なかっただろうと思う日は、9月22日の水曜日でした。
この日は何のトレーニングもしていませんが、ただ歩いているだけで脚に力が入っていないのがわかりました。
今日が試合だったら過去最悪の記録を作ってしまうだろうと感じました。
何故そんな状況になったかというと、その日は内視鏡検査を受ける日で、前の晩から何も食べていなかったからです。
夜8時以降は何も食べないようにと言われていましたが、減量中だったこともあって、夕方5時以降は何も食べませんでした。
そして朝7時以降は水も飲めませんでした。
病院に向かって歩いているとき、足の裏が地面に付いていないのではないかと思うほど、ふわふわした感覚でした。
おそらくあの日はデッドリフトで179kgなんて挙がるわけもなく、169kgも挙がらなかったかも知れないです。
力を出すのに、食事は本当に大切ですね。
試合当日にはなるべく力が出るように、前日の晩ご飯をしっかり食べ、可能ならば当日の朝ごはんも食べて試合会場に行けるように体重を調整したいです。
これまでは試合の直前に急激に体重を落として来ましたが、今回はすでにあと300gまで来ているので、ラストスパートのない減量が出来そうです。
地下室のある一戸建て
さて、ここから話題が変わります。
筋肉系ユーチューバー、サイヤマングレートさんの新居についての話です。
サイヤマンさんはマンションから一戸建てに引っ越して、その地下室にホームジムを作ります。
それは知っていたんですが、昨日(2021年9月28日)公開された動画では、家の中の他の部屋も見せてくれました。
それを見ていくつか不思議に思った事があります。
それとは別に、昔職場の同僚が地下室のある家を建てたなと思い出しました。
その同僚は今はオーストラリアに引っ越してしまって日本にはいません。
もしかしたらサイヤマンさんが借りたその家は、同僚の家なのではないか?という疑念が湧いて来ました。
サイヤマンさんが引越しを報告する動画(9月25日に公開)では、地下室の正確な広さを言っていませんでしたが、画面から判断しておそらく15畳前後ではないかと想像していました。
それが昨日公開された動画では地下室は16畳以上あると話していました。
とても広い地下室です。
そして他の部屋は、趣味の部屋兼動画編集の部屋(推定10畳から12畳)、リビングルーム(16畳くらいでしょうか?)、和室(広さは不明ですが、6畳か8畳だと思います。)があるそうです。
僕はこの動画を見て不思議に思いました。
この家は2階建てではなく、平屋なんだろうか?
動画では廊下や階段が映されていなかったので、間取りはまったくわかりませんが、もし2階建てならば、1階がLDKと風呂、トイレで、2階が趣味の部屋兼塔が編集の部屋と和室、トイレでしょうか。
こうなると1階と2階の面積がほぼ等しいことになると思うので、ほぼ直方体の家なんでしょう。
しかも屋上でバーベキューが出来るというので、本当に直方体の家なんでしょう。
地下室があるというのは、とにかく家を大きく作りたかったからでしょう。
サイヤマンさんによると、地下室は完全な地下ではなく、半地下だそうです。
それを聞いて、はっとしました。
職場の同僚が建てた家にも半地下の部屋があったんです。
もしかしたら?と思いました。
レッド先生が建てた家
僕は予備校で講師をしています。
同僚というのは数学の先生です。
ある日、家を建てるという話を聞かせてくれました。
でも都内で土地が狭いので大きな家は建てられないと言っていました。
その数学の先生をここではレッド先生と呼ぶことにします。
いつも赤いシャツを着ていたからです。
レッド先生は法律を色々調べたそうです。
容積率や建ぺい率など規制の範囲内でなるべく大きな家を作りたいと考えたそうです。
話を聞いたのは4、5年前なので、細かいことは覚えていませんが、僕にはとても面白い話でした。
確か容積率の計算だったのではないかと思いますが、半地下の部屋を作ると規制がちょっと緩くなると言っていたと思います。
ほとんど覚えていませんが、ガレージを作ると何かの優遇があるとも言っていたような気がします。
他にもこういう場合は少し優遇するというような、法律がいくつかあるそうです。
そこで彼は、半地下の部屋の面積をxと置き、1階の床面積をy、2階の床面積をzとおいて式を作り始めました。
規制に合うように、不等式をいくつか建てて、連立不等式を解いて家の床面積を決めていました。
細かいところが間違っているかも知れないですが、計算で床面積を決めていたのは間違い無いです。
僕は大笑いしてしまいました。
普通だったら日当たりを考えて、リビングが南側、風呂やトイレが北側というように決めるんじゃ無いかと思っていたからです。
レッド先生は以前はマンションに住んでいたんですが、奥さんからベランダが狭くて洗濯物を干しにくいと言われたため、
じゃあ、ベランダが広いマンションに引っ越してやるよ!
とムキになって、75平米ものバルコニーのあるマンションに引っ越したそうです!
その後、とうとう自分の家を建てるという話になって、その連立不等式が登場したんです。
バルコニーの広さにはこだわっていたので、屋上がすべてバルコニーという可能性は十分あると思います。
そう考えると、二つの物件が僕の頭の中でつながってしまうんです。
サイヤマンさんが借りた家が、僕の推理通りに直方体の形をしているならば、可能な限り大きな家を作るというレッド先生の考えと一致します。
しかも屋上でバーベキューができるという点も一致します。
さらに半地下の部屋があるというのも一致します。
もちろんこれだけの手掛かりでは二つを同一物件とみなすわけには行かないですが、その可能性があると思うとどきどきします。
レッド先生の連絡先は知らないですが、人に聞いて教えてもらうことは可能です。
今度連絡をとって確認してみたいと思います。
ちなみにレッド先生は、ほぼ僕と同い年で、50代半ばの男性です。
彼は仕事を辞めて奥さん、子供とともにオーストラリアに引っ越してしまいました。
奥さんが仕事の都合でオーストラリアに転勤になったのを契機に、予備校講師をやめて主夫になってしまいました。
初めは奥さんが子供を連れて行く予定だったそうですが、レッド先生は、
日本で1人で働いていても仕方ないから俺も行く。
と言って、あっさり予備校を辞めてしまいました。
仕事を辞めて海外移住なんて、とても羨ましいです。
いずれ日本に帰って来たらまた会いたいです。
とても面白い人でした。
今後のトレーニング
試合の当日までに、第一試技の重量を決めなければいけません。
僕はスクワットは170kg、180kg、190kgと挑戦するつもりですが、今の調子だと170kg、175kg、180kgに変更したほうが良さそうです。
でもぎりぎりまで判断しません。
前回の試合では170kgは絶対に挙がるはずだったし、175kgも挙がると思っていましたが、試合前に急激に体重を落としたため、160kgから始めることにしました。
そして160kgは挙がりましたが、第2試技を170kgにする事ができず、165kgに挑戦することにしました。
165kgは過去に試合で挙げた事がありますが、その日は165kgで2回連続潰れて、記録は160kgになりました。
信じられませんでした。
明らかに急激な減量によるパワーダウンですが、そのときはわからなかったんです。
今回は最低でも170kgは挙げたいです。そして出来れば180kgも挙げたいです。
190kgが挙がったら出来過ぎで、奇跡が起きない限り難しいでしょう。
今度、ジムで170kgのスクワットをやってみます。
それが何回挙がるかで、180kgが挙がるかどうか占えます。
僕の場合は170kgが4回挙がれば、180kgも挙がります。
そして180kgが4回挙がれば190kgも挙がります。
スクワットの試合でのベストは165kgですが、今回は出来れば180kgを挙げたいです。
でも190kgを挙げるつもりでトレーニングをしていきたいです。
ベンチプレスは試合でのベストは107.5kgです。
今回は105kg、110kg、115kgと挑戦したいです。
105kgは試合で何度も挙げているので、大丈夫でしょう。
110kgは一度も挙げた事がなく、全部潰れていますが、練習では一度だけ挙げた事があります。
パワーリフティングの試合でのベンチプレスは、普通のベンチプレスより厳しいんですよ。
ブリッジを組むのは良いんですが、尻がベンチから離れたら失格です。
かかとが床から離れても失格です。
バーベルシャフトを胸に下ろしたら、そこで1秒間静止させ、「プレス!」の合図がかかってから無反動で押しあげます。
挙げるときにシャフトが傾いたり、シャフトをラックにぶつけたりしたら失格になります。
普段はバーベルを胸で止めることはしていませんが、これからは試合に向けた調整になっていくので、止めありのベンチプレスをしていきます。
本番では何とか115kgまで成功させたいです。
デッドリフトは、試合でのベストは185kgですが、自宅の194kgのバーベルを2回挙げた事があります。
自宅のバーベルは、試合会場のバーベルより重く感じます。
理由は競技用のバーベルに比べて僕のバーベルは直径が小さいことと、僕のシャフトは160cmしかなくて短い事です。
デッドリフトをするとき、バーベルの直径が小さいと、シャフトの位置が低くなるので、それだけ持ち上げにくくなります。
競技用のバーベルの直径は45cmで、僕のバーベルの直径は40cmです。
だからシャフトの高さが2.5cm違います。
さらに僕はワイドスタンスのデッドリフトをしますが、これはバーベルが長い方が有利になります。
足幅を広く取れば、それだけ体の重心が低くなるので、バーベルを引き挙げやすくなります。
そういう理由で、自宅のバーベルは試合会場のバーベルより重く感じるんです。
前回の試合で、180kg成功のあと、予定では190kgでしたが、臆病風に吹かれて185kgに変更しました。
それが挙がって自己ベストを更新しましたが、次の190kgは挙がりませんでした。
減量によるパワーダウンは本当に侮れないです。
こうして試合のことを書いていると、めらめらと気持ちが燃えて来ます。
今度は絶対に前種目で自己ベストを更新したいです。
減量をせずに一つ上の83kg級に出れば簡単に記録を更新できますが、74kg級の記録を83kg級で超えても意味がないので、あくまでも74kg級にこだわりたいと思います。
ありがとうございました。
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内部リンク「2020年9月パワーリフティング千葉県大会に出場」