デッドリフトがスクワットを超えました!ようやく正常化しました。

デッドリフト

こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2024年1月28日の日曜日です。

今日、ジムでベンチプレスとデッドリフトをしてきました。
デッドリフトは前回150kg5回、165kg3回、180kg1回のサイクルを3周やり通す事が出来たので、今日は次のステップに進みました。


予定では、155kg5回、165kg3回、180kg1回の3周達成に挑戦するはずだったんですが、ちょっと欲が出て、160kg5回、170kg3回、180kg1回に挑戦する事にしました。
そして見事に1回でクリアしてしまいました。

スクワットはこのサイクルにこれまで何度か挑戦してきて、まだクリアしていませんが、デッドリフトがスクワットに追いついて、追い越しました。
ようやく本来あるべき姿に戻りました。


普通はデッドリフトが一番強くて、次がスクワット、最後がベンチプレスという順番ですよね。
僕は長いことデッドリフト嫌い病を患っていて、スクワットよりデッドリフトの方が弱い状態が続いていましたが、ようやくねじれが解消しました。

今日のデッドリフト

今日のデッドリフトは文句なしに満足です。
155kg5回、170kg3回、180kg1回のサイクルを3周やり遂げました。

ウォームアップは60kg5回、100kg3回、130kg3回にしました。


100kgから両手にはリストストラップをつけましたが、パワーベルトは本番セットまで温存しました。

本番セットは155kgからです。


今までデッドリフトをするときは、10年以上前に900円ぐらいで買った学校上履きを履いていましたが、今日からは専用シューズを履く事にしました。

MBCパワーのサイトで、ノートリアスリフトというデッドリフト専用シューズを買いました。
靴底のグリップ力が高い方が、ワイドスタンスのデッドリフトをする上で安心だからです。
値段は10940円でした。


学校上履きも靴底のグリップ力はなかなか高いと思いますが、やっぱりデッドリフト専用に開発されたシューズはそれを凌ぎますね。


もしかして足が滑ってしまうかも、という心配をする必要がなく、思い切り引く事が出来ました。

スクワット用に靴底がとても固く、しかもかかとが上がっているシューズを初めて履いてスクワットをした時は、そのやりやすさに感動しましたが、デッドリフト専用シューズはそこまでの感動はなかったです。


個人の感想ですが、スクワット専用シューズの感動を10とすれば、デッドリフト専用シューズの感動は4ぐらいでしょうか?
初めてリストストラップをつけて懸垂をした時の感動は10ぐらいあったと思いますが、今回はそこまでではなかったです。
でも、一度履いたらもう元には戻れません。
良い買い物でした。

1周目の170kg3回は思っていたほど重くありませんでした。
もしかしたらシューズのおかげなのかも知れないです。
そして180kgのバーベルを握った時、この180kgが挙がらなかったから優勝できなかったんだ、という思いが強く込み上げてきて、何がなんでも引っこ抜いてやると思いました。
180kgのバーベルはそんなに重くなかったですが、問題は2周目や3周目の180kgが挙がるかかどうかです。

2周目の180kgも重かったですが、しっかり引く事が出来ました。
この時点で、もしかしたらこのサイクルは今日いきなりクリアできるかも知れないと思いました。

そして3周目です。


3周目は最初の155kgがやたらと重かったです。
なんとか5回挙げて、170kgに進みます。
170kgもやたらめったら重かったですが、なんとか3回挙げる事が出来ました。
いよいよ後は3周目の180kg1回を残すだけになりました。

実はスクワットでもここまでは来ています。
今週の火曜日にスクワットをした時は、3周目の170kg3回まできっちり挙げる事が出来ました。
後は180kgを1発あげてクリアだと思ったんですが、最後の180kgのバーベルを担いだ時、無理だと思いました。


すでに両脚はズタズタになっていたし、最後の180kgは180kgとは思えないほど重かったです。
しゃがんだら絶対に立てないとわかったので、そのままラックに戻しました。

こういう状況なので、最後の180kgが挙がれば、デッドリフトがスクワットを抜く事になります。
何度もこのバーベルブログに書いていますが、去年の12月10日のパワーリフティング千葉県大会では、僕は最終種目のデッドリフトの第三試技で、この180kgを挙げる事が出来ずに、優勝を逃しました。
階級は男子74kg級のマスターズ2です。
180kgは挙がって当然の重量だったんですが、試合当日はびくともせず、優勝を逃しました。
あの時のことを思い出して、怒りをぶつけるつもりでバーベルを思い切り引っこ抜きました。
最後の180kgも問題なく挙がりました。

やりました。


今日はデッドリフトの前にやったベンチプレスも絶好調だったので、とても気分が良かったです。
デッドリフトは来週さらに重いサイクルに進みます。
今の所、考えているのは、160kg5回、170kg3回、185kg1回のサイクルに挑戦しようかと思っています。

185kgは僕の試合でのベストと同じです。
次の試合では190kgを絶対に成功させたいと思っています。
可能なら第二試技で190kgを成功させ、第三試技で195kgまで引っこ抜きたいと思っています。
果たして来週も、良い結果を残す事が出来るのでしょうか?
楽しみです。

今日のベンチプレス

ベンチプレスは最近は5セットやる事にしています。
10回挙げられたら、10回で終わりにし、10回挙げられない場合は、限界まであげます。
それを5セットやっています。

スクワットとデッドリフトは、軽いの5発、普通の3発、重いの1発というサイクルを3周やっていて、それで順調に数値が伸びていますが、ベンチプレスは違うようです。
今は限界まで5セットをやるようにしています。

先週82.5kgで10回、10回、10回、7回、7回(合計44回)あげる事が出来たので、82.5kgはクリアとみなし、火曜日から85kgでやるようにしました。


火曜日の内容は、85kgで10回、8回、7回、6回、6回(合計37回)でした。


1セット目の10回目は本当に重くて、右の肘がなかなか伸びませんでした。
かなりギリギリだったので、今日は最初から10回出来ないのではないかと不安に思っていましたが、違いました。


85kgのバーベルは火曜日よりも明らかに軽かったです。

1セット目はテンポよく10回やり切りました。
もう2、3回出来そうでしたが、10回出来たら10回でやめると決めていたので、終わりにしました。
問題は2セット目です。


前回は2セット目は8回しか挙がりませんでした。
それを超える事が出来たら嬉しいところですが、ジムに行くまでは無理だろうと思っていました。
そんなに毎回毎回記録を伸ばすなんて事はあり得ないので、そろそろ谷が来てもおかしくないと思っていました。


でも1セット目の85kgが軽かったので、もしかしたら行けるかも知れないとも思いました。

2セット目は1セット目よりちょっとバーベルが重かったですが、それでも10回目まで押し切る事が出来ました。


予想外の成果です。
こんなに出来るとは思っていませんでした。

3セット目は8回に減り、4セット目と5セット目は7回でした。
5セットで合計42回出来ました。
予想以上の出来栄えです。

これならば来週中には85kgもクリアできるかも知れないです。
そうなったら次は87.5kgですよ。
なんか、帰ってきたというような感覚でした。

インターバルの間に、過去のベンチプレスのトレーニング内容をじっくり見直してみたら、右腕の筋力低下は9月から始まっていたことがわかりました。
10月1日にベンチプレスが突然75kgで5回しか挙がらなくなって、この日からどんどん力が落ちて行ったのは覚えていました。


やがて右腕から首筋にかけてしびれが出て、痛みも出るようになりました。
それは11月下旬には治って、今は筋力の回復のためにトレーニングをしているところです。

夏休みの間は、夏期講習が忙しくてベンチプレスも全くやっていませんでした。
9月に入ってまずは70kg、80kg、90kgのリハビリから始めたんですが、9月中旬から90kgが挙がらなくなって、70kgと80kgでトレーニングをするようになっていました。
2学期に入ってからベンチプレスの調子が良くないと、ずっと思っていましたが、9月の中旬頃から怪我の影響が出ていたようです。


怪我と言ってもトレーニングが原因の怪我ではなく、防ぎようのない怪我です。
首の関節が潰れて神経を圧迫しているために力が入らず、しびれが出るという物でした。
整形外科の先生に聞いてみたんですが、この怪我をしないために日頃心がけるべきことはないそうです。


つまり、なるときはなるし、ならないときはならないようです。

この怪我がなければ12月10日の試合で優勝し、個人史上初の金メダルを手に入れていたはずですが、怪我で逃しました。


それまでベンチプレスは、試合では100kgと105kg、107.5kgを失敗したことは一度もありませんでした。
失敗するのはいつも110kgと決まっていたんですが、試合の時は右腕にほとんど力が入らず、結果は90kgでした。


80kg成功、90kg成功、95kg失敗で90kgだったんですが、80kg、90kg、95kgという重量でベンチプレスの試技をしたのは初めての経験でした。
もう2度とやりたくないです。

次の試合では絶対に110kgを成功させたいです。
パワーリフティング千葉県大会と、ベンチプレス栃木県大会ではベンチプレスで110kgを最後まで押し上げているんですが、バーベルが傾いたり、途中で下がったりして判定で失敗になっています。
この因縁の110kgとの戦いは次の試合で終わりにしたいです。

今日は85kgを10回挙げましたが、僕のベンチプレスの個人的なベストは90kgだと12回、100kgだと7回です。
なのでこれを上回る事が目標になります。

娘を離島留学に行かせる事になりました。

話は変わりますが、今中学2年の娘を4月から岡山県の離島のフリースクールに行かせる事にしました。
このフリースクールには去年も挑戦したんですが、去年は審査に通らず、行かれませんでした。

娘は中学一年の10月から不登校になってしまいました。


妻が離島留学のことを調べて来て、話し合いの結果出願する事にしました。
12月にオンライン面談があったんですが、厳正な審査の結果、選ばれませんでした。
とても残念でしたが、今から思えばあの頃は、まだ不登校が始まって2ヶ月程度で、事態をとても楽観的に考えていました。
先方にもその雰囲気がわかったのでしょう。

フリースクールに落選してしまって、娘は一昨年の12月から適応指導教室に通う事になりました。
適応指導教室というは佐倉市がやっている不登校児の受け皿となる機関です。
不登校児を集めて自習させるというものです。
学校の授業のように1時間目、2時間目というものはなく、10時から3時までの間の好きな時間に登校して、好きな時間に下校できます。
自習の内容は学校のワークやプリントなどで、それをこなすと適応指導教室が学校に提出してくれます。
また、適応指導教室に5分間いるだけで出席扱いになります。

学校に行かれない子供は保健室登校とか別室登校とか、または給食だけ食べて帰るなどの手段も選べるようですが、それらも出来ない生徒が適応指導教室に集まります。
もちろん、適応指導教室にも行かれず、自宅に引きこもる子もたくさんいると思います。

で、娘は中学1年生の12月から適応指導教室に散発的に通いました。


結果、1回行ったら2日休むというぐらいのペースで3学期は適応指導教室に通いました。

娘は2年生になったら中学校に通うと宣言し、実際に4月から学校に行くようになりました。
でも、物凄いストレスがあるようで、数日通うと頭痛で欠席するというようなことを繰り返しました。
6月下旬のある日、妻が娘に、「そんなに学校に行くのが辛いなら、無理して行かなくて良いよ。」と伝えたら、それっきり娘は学校に行かなくなりました。


1学期の最後は完全にひきこもりでした。

夏休みになって、娘は友達と泊まりがけで富士急ハイランドに遊びに行き、僕と2人でユニバーサルスタジオに行きました。


他に友達と海水浴に行ったり、友達と地元の花火大会(印旛沼の花火大会)に行ったり、地元のお祭りに行ったりして、豪快に遊んでいました。
娘は笑顔を取り戻し、とても楽しそうだったので、9月から学校に行けると期待しました。


娘も9月から学校に行くと言っていましたが、結局9月1日になると、学校に行く事はできませんでした。

ずっと自宅に引きこもっていても仕方ないので、もう一度適応指導教室に通うように言うと、なんとか通うようになりました。


そんな中、9月の下旬に離島留学の一日体験会があったので、それに行く事にしました。
千葉から岡山なので、1日の体験会に出るのに2泊しなければなりません。

瀬戸内海です。体験会の時に撮影しました。

去年受けて落選したフリースクールですが、僕と娘の2人ではるばる岡山まで行ってきました。
実際に現地に行ってみて、そこにいる子供たちを見てとても驚きました。
みんなとても元気で明るくて、人見知りせずに施設のことをいろいろ教えてくれからです。
本当にこの子達はみんな不登校の引きこもりだったのだろうか?と不思議でなりませんでした。

でも、半日もそのフリースクールにいると、その理由がわかってきました。


向こうのスタッフの方々がとにかく自然体で、何も構えずに、飾らずに、ありのままの姿で子供達と接しているんです。

子供達に何かを指導したり、注意するスタッフはいなくて、全て子供達が自主的に話し合いでルールを作って集団生活をしています。


娘をここに預ける事ができて、娘もあんな風に変わってくれたらどんなに良いだろうと思いました。

フリースクールの良さについて妻には随分と話しましたが、あの雰囲気は行った人にしかわからないと思います。


娘も同じことを言っていました。
そしてあの島で1年間暮らしたいと言ってくれました。

12月の下旬、再びオンライン面接を受けました。
そして今回は合格する事ができました。
合格の通知を見た時は、僕は体から力が抜けるのを感じました。
嬉しいという気持ちも当然ありますが、助かったという思いも強かったです。
もう、うちの問題は僕と妻では解決できるレベルではなく、あのフリースクールこそが僕たちにとって最後の希望となっていました。


もしまた落選したら暗黒の1年が待っていると思っていました。
本当に救われた思いでした。

来月中旬に再び島に行きます。
要件は地元の中学校の説明会に参加する事と、新しいメンバーの顔合わせです。
フリースクールには滞在型と、登校型があり、滞在型を選んだ子は、ずっとフリースクールにいます。
掃除、洗濯、炊事はしますが、それ以外は特にする事がないです。
それに対して登校型を選んだ子は、身の回りのことをこなし、かつ毎日船で学校に通います。
娘は登校型を希望しているので、地元の中学校の説明会に参加するんです。

今、その中学校に2年生は9人だそうです。
そのような超小人数の学校に通い、子供たちだけで集団生活をします。
少し羨ましい感じもします。

見学に行った時、司会を務めていた中学生の男の子は、好きな食べ物は、自分で釣った魚で握る寿司だと言っていました。
その子は猪をさばくこともできるそうです。


一日体験会の時、親はずっと校舎にいましたが、子供たちはタコ漁に出かけ、タコを2杯捕まえてきました。
生きたままのタコの頭を落とし、内臓を取り出して塩揉みにしていました。
娘もそういう技術を身につけるのかも知れないです。

来月、またあそこに行けるのが、実は僕は楽しみです。
船の定員の都合上、保護者は1人と定められているので、今回も僕と娘の2人で行きます。
今回は千葉から岡山まで車で行きます。
僕は車の方が好きだし、娘も新幹線より車の方が良いというからです。
とても楽しみです。

印旛沼の白鳥です。人相が悪いです。

娘は3月31日にそのフリースクールに引っ越します。
住民票も岡山に移すので、いろいろやることがあります。
今度こそ、これで今度こそ娘の不登校が治るんだと信じて、日々を過ごしています。

娘が不登校になって1年3ヶ月が過ぎました。
とてもきつい時間でしたが、他では出来ない経験でした。
是非とも娘には向こうで強くなって、生まれ変わって欲しいです。

今回はこんなところです。
ありがとうございました。

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