6年生の娘の交友関係が心配です その2

娘の反抗期

こんにちは、鹿野一郎です。
今回は再び、娘の交友関係に関する話をさせて頂きます。
娘は今6年生で、もうじき中学生になります。
5年生に上がった時、世の中は新型コロナウィルスによる自粛期間で、学校はずっと休みでした。
娘が4年生だった2月のある日、唐突に4年生としての生活が終り、5年生としての生活はゴールデンウィークが明けた頃に始まりました。
調度5年生に上がる時にクラス替えもあり、仲の良かった友達と離れ離れになり、なかなか新しい友達が出来ませんでした。
娘は体力優良児ですが、勉強は好きではありません。
幼稚園の頃から4年生の頃まで水泳を習っていて、2年生から現在までトランポリンを習っています。
一時は中学受験に向けて頑張る気になり、5年生の夏の終りに塾に通い始めましたが、年が明ける頃にギブアップしてやめてしまいました。

5年生になった頃から娘の反抗期が始まり、妻に辛く当たるようになりました。
普段は普通に話すんですが、スイッチが入ってしまうと人が変わったように妻の反抗します。
僕に対してはそんな態度は取らないんですが、それでも以前の娘とは違うというのがわかります。
娘はまさに反抗期に突入しています。

僕自身にも反抗期があったので、反抗期に解決策はないと思っています。
時が過ぎるのを待つしかないと思っています。
娘は学校から帰ってくると外に遊びに行きます。
以前は大勢で公園で鬼ごっこをすることが多かったんですが、ある頃から友達と集まってゲームをするようになりました。
それは良いんですが、おそらく今年の夏ごろから、友達と近くのショッピングモールに行って、買い食いをしたりたむろしたりするようになりました。
これが僕と妻には頭痛の種です。
うちから徒歩3分のところにショッピングモールがあるので、「行くな!」という訳にも行かないんです。
僕や妻が子供だった頃は、昭和50年代で、近くにショッピングモールなんてなかったです。
近いとか遠いの問題ではなく、ショッピングモール自体がなかったです。
あまりにも時代が違い過ぎて、僕たちの経験は参考になりません。

娘が今、一番仲良くしている子は、ウサギちゃんと言います。
僕は会った事はないですが、今朝妻は初めてウサギちゃんに会いました。
娘は身長150cmですが、娘より背は大きいそうです。
見るからにファッション大好きな子で、今風のファッションだったそうです。

ウサギちゃんはとても言葉の荒れている子です。
言葉遣いはまるで男子です。
でもファッションやプリクラが大好きで、うちの娘もウサギちゃんの影響で、化粧品を使うようになりました。
妻が言うには、クレンジングなんとかというのは、化粧品を落とすために使うものであって、スキンケアに使うものではないので、娘が使うのはまったく的外れで無意味なのだそうです。
でも、それを娘に言っても、全く話にならないそうです。
まあ、相手は反抗期の子供ですから、会話にならないのは仕方ないでしょう。
妻と僕は娘がウサギちゃんと付き合うのをあまり良く思っていませんでした。
出来れば違う友達と仲良くして欲しいとも思いましたが、ウサギちゃんの身になってみれば、ファッションや化粧に走るのもわからなくはないです。
ウサギちゃんの両親は離婚していて、ウサギちゃんは最近まで、お母さん、おばあさんと三人で暮らしていました。
今はお母さんが再婚して、4人暮らしになったようです。
お母さん、おばあさんと3人で暮らしていた頃は、お母さんがフルタイムで働いていて家にいないので、おばあさんがウサギちゃんの面倒を見ていたそうです。
でもおばあさんはウサギちゃんの言うなりに高額なお小遣いを与え、ウサギちゃんはそれで服や化粧品を次々に買っていたようです。
親が離婚して、母親の実家に戻るために引越し、転校までしたら、そうなってしまうのも無理はないと思います。
離婚したお父さんは再婚して、もう子供が生まれているそうです。
なので、ウサギちゃんには腹違いの妹がいるそうです。

娘が友達と3人で八千代市民祭に行くことになりました

僕は千葉県佐倉市に住んでいますが、隣の八千代市で、今日八千代市民祭が開催されました。
八千代市はもともといくつかのお祭を開催していたんですが、コロナの影響で延期になり、今日3つのお祭を一つにまとめて開催することになりました。
ウサギちゃんはそのお祭に行こうと娘を誘い、娘もOKしました。
会場までは少し遠くて、自転車では行けないので、行きはウサギちゃんのお母さんが車で送ってくれることになりました。
娘がウサギちゃんの家に訪ねて行って、そこから車で会場まで送ってもらう手はずだそうです。

昨日になって娘は僕に、ミニカちゃんも一緒に行くことになったと告げました。
お祭には三人で行くという事です。
ミニカちゃんという子は、4年生に上がる時に引っ越してきた転校生で、お母さんがドミニカ共和国の人だそうです。
すらっと長身で、茶髪に茶色の瞳をしていて、髪には天然でソバージュがかかっていると娘からは聞いています。
ミニカちゃんが引っ越してくるまで、娘は学年最速のスプリンターだったんですが、ミニカちゃんはケタ違いの速さで、あっさりと学年最速スプリンターの地位を奪われたそうです。
このミニカちゃんが一緒に行くと聞いて、少し意外な感じがしました。
娘からはミニカちゃんと一緒に遊ぶと聞いた事がなかったからです。
仲が良かったんですね。
知りませんでした。

妻は、ウサギちゃんにもウサギちゃんのお母さんにも会った事がないですが、車で送ってもらうならば、直接挨拶をしたいと言って、菓子折りを持って娘と一緒に家を出て行きました。
家を出る直前まで、ミニカちゃんも来ることを知らなかったそうです。
さらに娘は、今朝僕が言うまで、妻が一緒に挨拶に行くことを知らなかったそうです。

10時過ぎに2人は家を出て行き、まもなく妻は帰って来ました。
妻に話を聞くと、ウサギちゃんもミニカちゃんも、見るからにファッション好きの子で、とにかくおしゃれなファッションだったそうです。
一方、うちの娘はいつもGパンに黒のトレーナーで、飾りッ気はゼロです。
妻が言うには、ああいう友達と遊んでいれば、ショッピングモールでウィンドウショッピングをしたり、買い食いをしたりするのはうなずけるそうです。
まさにそういう雰囲気の子だったそうです。

ウサギちゃんのおかあさんは40歳前後で、普通の感じのお母さんだったそうです。
お母さんは行きは送ってくれるんですが、帰りは子供たちだけで電車で帰ってくるそうです。
まあ、いざとなれば歩いて帰れない距離でもないので、問題はないでしょう。
歩いたら途方もない時間がかかると思いますが。

妻と僕にしてみれば、ウサギちゃんの影響で娘ががらにもなくファッションや化粧品に興味を持ち、ショッピングモールをうろつくようになってしまって、困ったものだと思っているんですが、妻が言うには、ウサギちゃんのお母さんも同じように思っているかも知れないという事でした。
うちの娘と遊ぶようになってからウサギちゃんが暴力的になって良い迷惑だと思われている可能性だってあると言うんです。
確かにそうかも知れないです。
お互い様だと思った方が良いですね。

妻の失言と意外な発見

時間は少しさかのぼりますが、今朝の朝食の時です。
妻は娘に、ウサギちゃんのお母さんにちゃんと挨拶をするんだよと言っていました。
僕はそんなことは言う必要がないと思いましたが、妻は止まりませんでした。
僕は今年の夏、娘と二人で泊まりがけで富士急ハイランドに行きましたが、その時に宿泊した旅館で、旅館の人と娘のやり取りを見て、ちゃんと挨拶は出来るし、コミュニケーションも問題なく取れる事を知りました。
あの時はちょっとびっくりして、そして感心しました。
うちの娘もいつの間にか、こんな会話が出来るようになったんだなと思ったものでした。
でも妻はそれを知らないので、止まりません。
僕が制止するのも聞かずに、以前ウサギちゃんがうちに電話をかけてきた時の話をしてしまいました。
娘はウサギちゃんと遊ぶ約束をしていたんですが、娘は遅れてしまったそうです。
娘が家を出た直後にウサギちゃんから電話がかかってきました。
そして妻が出ました。
その時、ウサギちゃんは、挨拶もせず、自分が誰なのか名乗ることもせず、用件を済ませると、さようならも言わずに電話を切ったそうです。
その喋り方が余程気に入らなかったのか、

あなたはそんな喋り方をしてはダメよ!

と言ってしまいました。
そんなことを言ってしまったら、今度は娘がウサギちゃんにその話をしてしまいます。
そうなれば、今度はウサギちゃんが妻に対して反感を持つに違いありません。
困った事になったと思ったんですが、娘から意外な話が出てきました。

ウサギちゃんはそういう話を聞いても絶対に怒らないと言うんです。
それどころか、むしろそれをネタにして笑い出すだろうと言うんです。
普段から、学校で誰かと喧嘩をすることなど全くなく、何を言われても笑って受け流せるそうです。
これはちょっと驚きでした。

オンラインで娘とゲームをしている時の喋り方はまるで男子で、しかもかなり口の悪い男子並でした。
僕はゲームには参加していませんでしたが、相手の音声だけがオンラインで聞こえてくるんです。
凄い喋り方の子だなと思いました。
でも、人と争うことは全くなく、いつも楽しそうに笑っている子なんだそうです。
という事は、ウサギちゃんよりうちの娘の方が遥かに暴力的な性格という事になってしまいます。
娘は普段は普通なんですが、凄い癇癪持ちで、機嫌が悪くなるとすぐに舌打ちをし、悪態をついて、物に当たります。
娘が壊したものはたくさんあります。
まずは娘の部屋のクローゼットの扉を壊しました。
次は洗面台の三面鏡を壊しました。
さらにキーボード(ピアノみたいな楽器)も壊しました。
買ったばかりの妻のバッグを破壊したこともありました。
破壊するつもりがなくても、扱いが乱暴だから壊れてしまうんです。

僕も反抗期には玄関の壁に穴を開けましたが、娘のように次々に物を破壊したりはしませんでした。
とにかく扱いが乱暴で、何もかも力任せなんです。

ウサギちゃんの友達がステージで踊るそうです

今日は八千代市民祭です。
娘達はそこに行きました。
ウサギちゃんが誘って、うちの娘とミニカちゃんが行くことになりました。
どうやらウサギちゃんはかつて八千代市に住んでいたそうです。
だから八千代のお祭を知っていたんです。
ウサギちゃんは八千代にいた頃は、ダンススクールに通っていたそうです。
そしてその時の友達が今日、お祭のステージで踊るそうです。
だから見に行こうという話になったそうです。

おそらく両親が離婚する前は八千代市に住んでいたんでしょう。
離婚によりお母さんがウサギちゃんを連れて実家に戻り、それが今のうちなんだと思います。
ウサギちゃんは引っ越したあとはダンスをやめてしまったそうです。
なるほど、ダンスというのは人前で踊る訳で、人から見られるものなので、ダンスをしていれば、自動的にファッションに興味を持つんだと思います。
それは当然の事だと思えるようになって来ました。
また、お化粧に関しても、ダンススクールの子がステージで踊る時には、多少のメイクをするでしょうから、普通の子に比べれば、ファッション、メイクに興味を持つのは自然な流れなんだと思うようになりました。

中学に入ったら門限を6時にしてくれとせがみます

娘は今は門限が5時ということになっていますが、中学に上がったら門限を6時にしてくれと頼んで来ます。
友達はみんな中学に上がったら門限を7時にしてもらうそうです。
僕はそれを聞いて驚きました。
僕が中学生だった頃を思い出してみると、平日は学校から帰ったあと、家から一歩も出なかったからです。
もう公園で遊ぶ年ではないし、一度家に入ったら、あとは勉強をしてテレビを見て、食事をして、風呂に入って寝るだけでした。
なんで平日に門限が必要なのか理解出来ませんでした。

第一、部活を始めたら、帰りが遅くなり、6時どころの話ではなくなるでしょう。
それに塾に通うようになればショッピングモールに行く時間なんてなくなるはずです。
中学に上がってからのことは、娘にはまだわからないのは当然だと思います。

娘には、僕が中学生の頃は家に帰ったらもう家から出なかったと話しましたが、まるで通じません。
夜遅くまで中学生のグループがショッピングモールでたむろしているのを知っているそうです。
自分もそのなかの1人になりたいそうです。
なんでそういう発想になるのか、僕には全く理解出来ません。
古い考え方かも知れないですが、そういう子供たちを不良と呼ぶんじゃないでしょうか?
あれ?ちょっときつい言い方をしてしまいましたか?
たまにそうやって仲間で集まるぐらいなら良いですが、常習的に毎日たむろしているんだったら、到底感心出来る態度ではないと思います。
僕はそう思います。
娘にはそうなって欲しくないです。

八千代市は佐倉市よりコロナに強気です

ちょっと話がそれますが、八千代市は佐倉市よりもコロナに強気だと思います。
というより佐倉市が弱気だと思います。
八千代市は延期しながらも、今日お祭をやりました。
それに対して、佐倉市ではユーカリが丘で、ユーカリ祭というかなり大きい祭を2年連続で中止にしました。
また、娘が通っている小学校は11月中旬までコロナによる短縮日課をやっていましたが、八千代市ではそういう事は全くやっていませんでした。
6年生の娘が2時には帰ってくるのに、八千代市では1年生が3時半頃に下校していました。
佐倉市はちょっと慎重過ぎるのではないかと思います。
娘は修学旅行も日帰りの鴨川シーワールドになってしまいましたが、千葉市の小学校では泊まりがけで旅行に行っていたそうです。
ちょっと納得がいかないです。

娘は5時に帰って来ました。

今日の八千代市民祭は、10時から15時という短い時間での開催でした。
3時に終っても3人はそのまままっすぐ帰ってくるのではなく、すぐ近くのフルルガーデン(というショッピングモール)に寄って帰ってくるそうです。
そして、5時はちゃんと帰って来ました。
友達と3人で、会場から東葉高速鉄道の村上駅まで歩き、大人抜きで電車に乗るのは、娘にとっては初めての経験でした。
とても楽しかっただろうと思います。
帰ってきた娘に話を聞くと、お祭は楽しかったそうです。
お昼はお好み焼きと唐揚げを食べたそうです。
僕が渡した1000円はそれでなくなったそうです。
他にも綿菓子、チョコバナナを食べ、それは自分の小遣いで出したそうです。
帰りの電車賃はあとで妻に請求すると言っていました。
娘によると、今日のウサギちゃんは、おしゃれなワンピースを来て、首輪をして、髪飾りも派手なものをつけていたそうです。
アイシャドーもしていたと言います。
まあ、お祭に行くんだから、全然問題ないでしょう。

娘がウサギちゃんと友達であることは全く構わないんですが、ショッピングモールで買い食いや、たむろをするのはやめて欲しいと思います。
直接口出しは出来ないので、娘にはそうして欲しくないアピールをそれとなく送り続けるしかないかなと思います。

最後は娘を信じるのが一番かも知れないです

今の娘の状態は、僕にしてみれば信じられないぐらいだし、4年生までと比べるとまるで別人のようです。
普段は普通ですが、スイッチが入ると本当に別人です。
なんでこうなってしまったんだろう?と思うこともありますが、そう考えるのはやめるべきなんでしょうね。
僕は中学2年から3年にかけて荒れていましたが、あの頃の母はきっと、

一体私の子育ての何が間違っていたのかしら?

と毎日自問自答していたかも知れないです。
でもそういう問題ではないんです。
何も間違っていなかったとしても、反抗期は突然始まるもんだと思います。
そして、ある時、終ります。
僕の場合は高校受験で大失敗したことによって終りました。
高校に入った頃から、大学受験に向けて毎日6時間の勉強をするようになりました。
毎日母親を怒鳴りつけていた悪ガキが、受験で失敗したら、親が

体を壊すからもう寝なさい。

と言っても聞かずに深夜まで勉強するガリ勉に変わってしまったんです。

娘が中学生になって、夜まで友達とショッピングモールでたむろしているなんて、想像するだけで耐えられないですが、そこは娘を信じるしかないんでしょう。
強制的にやめさせても解決にはならないと思います。
また、理路整然と説得しても、相手は反抗期なので、無駄でしょう。
心配しながらも、最後は信じるしかないんだと思います。

心の中でうずまいていた感情を文章にしたら、楽になりました。
ありがとうございました。

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