BULLのハーフラック、パワーラックと懸垂

トレーニング

こんにちは、鹿野一郎です。
先々週までは僕はジムに行くと真っ先にスクワットをやっていました。
何よりもスクワットが最優先でした。
そしてスクワットの記録も順調に伸びていました。
去年の今頃は170kgを1回挙げられるかどうかという状況でしたが、6月の初めには190kgが挙がるようになりました。
でも、その後、ちょっと低迷しているので、スクワット最優先をやめて、少し引くことにしました。
今はスクワットと懸垂を交互にやっています。

ハーフラックではスクワットと懸垂を交互にやるのは無理

僕は普段はジムにあるBULLのハーフラックでスクワットをしていましたが、先週からハーフラックではなく、同じくBULLのパワーラックでスクワットをしています。
何故そうなったかというと、ハーフラックでは、懸垂とスクワットを交互にするのがほぼ不可能だからです。
全く不可能ではありませんが、とても大変です。
懸垂をするときは、バーベルをどかさないと、体がバーベルシャフトに当たってしまって、ダメなんです。
体が当たらないように出来ないこともないんですが、とても神経と体力を使い、懸垂に集中できないので、僕の場合は無理でした。
なので、パワーラックで懸垂とスクワットをしています。
スクワットはだいたいウォームアップを20kg、60kg、100kgでやり、それから本番セットに入ります。
本番セットは日によって重さも回数も変わりますが、一昨日の月曜日は130kg3回、150kg3回、170kg3回でした。
その後は補助セットとして、135kgで10回5セットをやります。
実際には最後までやり切ることができなくて、4セット目とか5セット目は8回ぐらいしか出来ないんですけど。
スクワットは合計して全部で、11セットやります。
これと交互に懸垂をやるので、一昨日は懸垂も11セットやりました。
7.5kgのプレートを腰に下げた加重懸垂を5セットと、自重の懸垂を6セットやりました。
こんなに懸垂をみっちりやるのは初めてなので、とても新鮮な気分で、楽しいです。

BULLのハーフラックの懸垂バーです。

それにしてもハーフラックではバーベルをどかさないと懸垂が出来ないというのは盲点でした。
まあ、スクワットと懸垂を交互にやる人はなかなかいないと思いますが、そういう人はハーフラックよりパワーラックの方が良いと思います。

BULLのハーフラック

右の写真はBULLのハーフラックです。
一度だけこれで懸垂をしたことがあります。

BULLのハーフラックです


前面に出っ張っている2本のバーがとても邪魔で、懸垂をすると顔に引っかかるんじゃないかと思っていましたが、やってみるとそうでもなく、普通に懸垂が出来ました。
ただし、もしかしたらこれはジムの人が組み立て方を間違えたのかも知れないです。
BULLのホームページでハーフラックの写真を見ると、2本のバーは前方ではなく、後方へ出ているからです。
でも間違えるというのは考えにくいので、わざとこうしているのかも知れないです。
ジムで後方へバーを出したら、そこにバーがあることにすら気付かない人がたくさん出ると思うからです。

BULLのハーフラックは恐ろしく頑丈です。
そこらのパワーラックよりもはるかに頑丈だと行って良いでしょう。
なんと言ってもゴツいです。
ハーフラックなのに重さが200kgを超えているなんて正気とは思えません(笑)。

懸垂について

BULLのパワーラックです。

僕は小学生、中学生の頃、懸垂は苦手で、ほんの2、3回しか出来なかったと思います。
クラスには20回ぐらい出来る人が何人かいましたが、僕は苦手でした。
大学に入ってからウエイトトレーニングを始めましたが、ベンチプレス、ショルダープレスなど、押す種目ばかりやっていて、引く種目は全くやっていませんでした。
だから懸垂も全くやっていませんでした。
30歳をすぎて、友達と一緒に成田市体育館のトレーニングルームでトレーニングを始めたとき、試しに懸垂をしてみたら、1回も出来なくなっていることに気づきました。これはひどい!さすがにそう思いました。
なので、そのときはしばらく懸垂に集中しました。
最初はラットプルをやりましたが、これをいくらやっても懸垂ができるようにはならないような気がしたので、途中でやめてしまいました。
で、何をやったのかというと、とにかく懸垂です。
と言っても一度もできないので、とにかくぶら下がって、少しでも体を持ち上げようとあがくだけです。
あがいて、体がよじれたら1回と数えることにして、それでなんとか10回3セットやることにしました。
友達は僕のその姿を見て笑っていました。
そんなことで懸垂ができるようになるのかよ、という事でした。
でも僕には確信がありました。
こんな無様な様子でも、これを続けていけば、やがて懸垂はできるようになるんだと。
そして続けるうちに、肘が少し曲がるようになりました。
さらに続けると頭のてっぺんが握り手の辺りまで挙がるようになりました。
このとき、僕はようやく懸垂を克服したと思いましたが、まだまだ入り口に立っただけでした。

その後、握り手の高さまで目が挙がるようになり、バーの上から向こうを見られるようになりました。
さらに続けると、ようやくバーの上まで顎が出るようになりました。
ここまで来るのに5年ぐらいかかったと思います。

さらに懸垂を続け、自重ではなんとか16回までできるようになりました。
その後、7.5kgのプレートを腰につけて懸垂をするようになりました。
今はまだ7.5kgだと9回しか出来ませんが、いずれは15kg、20kgと重りを重くして、10回以上出来るようになりたいです。

でも、中年になるとほとんどの人が懸垂はできなくなりますよね。
子供の頃はスイスイできた人でも、何故か中年になると懸垂は出来なくなります。
考えて見れば、普通に生活していたら引く力を使う場面というのはなかなかないですからね。

僕の狙い

僕はパワーリフティングをしています。
パワーリフティングというのはスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目の合計重量で順位を競う種目です。
なのでこれらの種目は強くなりたいです。
スクワットは6月の頭まで順調に伸びていましたが、それがピークで、その後は低迷しています。
低迷しているときは、意識をスクワットからそらして、別の種目に注力した方が精神的にキツくないだろうと考えました。
なので、ジムでのスクワット最優先をひとまずやめて、懸垂と交互にやることにしたんです。
しばらくこのまま続けて、気付いたらある日、スクワットが再び成長軌道に乗っていたらしめたものです。
実はそれを狙っているんです。
やっぱり本命はビッグ3です。

一昨日は135kgで補助セットをやっているときに、脚が135kgの重さに慣れてきたのを感じました。
いずれ補助セットの重量を140kgにあげることができるでしょう。

ありがとうございました。

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