こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2022年5月16日の月曜日です。
先週の土曜日に千葉ニュータウンのビッグホップに行って来ました。
久し振りに1人で行きました。
普段は妻と一緒に行くんですが、それだとあまり写真を撮れないので、不自由でした。
先日は、1人だったので、47枚も写真を撮って来る事ができました。
ビッグホップというのは千葉ニュータウンにあるショッピングモールです。
2007年にオープンし、観覧車がある異色のショッピングモールでした。
運悪く、オープン直後に運営会社が倒産してしまって一気に廃れていきました。
その後も運営会社が3度も4度も変わって、明確な立て直しが行われないまま、廃墟モールと呼ばれるようになってしまいました。
でも、娘が小さかった頃は、よく遊びにいきました。
確かに物凄い廃れ方でしたが、当時あったゴーゴーキッズという屋内遊戯場が子供には天国だったので、特に雨の日にはよく行っていました。
そのゴーゴーキッズも、機材が老朽化してもメンテナンスがされず、廃れていきました。
やがて撤退し、後にファンタジー・キッズ・リゾートが入りました。
これもかなりすごい屋内施設で、とても助かりました。
大人気施設で、開店時間に行っても入口で1時間も待つほどでした。
でも中に入ってしまえば、特に混雑はしていなかったです。
それだけ中が広かったんです。
ファンタジー・キッズ・リゾートは今でもあります。
保護者が休むためのテーブルと椅子もたくさん用意されているし、レストランまであります。
小さい子がいる家庭には、とてもありがたい施設だと思います。
さらに、ビンゴ大会など色々な催し物もやっていて、飽きる事はないです。
娘が小さかった頃は、本当によく通っていました。
廃墟モールから徐々に立て直しが進み始めた頃、屋外に3つの遊戯場ができました。
大きな滑り台と、ロープのピラミッドがあるコーナーが一つ、床から噴水が噴き出すコーナーが一つ、床に大きな風船状のトランポリンが埋め込んであるコーナーが一つです。
これにより、中に入らなくても屋外でも小さい子が遊べるようになり、ビッグホップは少し息を吹き返しました。
先週の土曜日は、早くも床から噴き出す噴水のコーナーで多くの子供がずぶ濡れになって、楽しそうに遊んでいました。
その後、だんだん店が増えてきて、シャッター商店街から、普通の商店街に戻って来ました。
そして先週の土曜日は、2800台駐められる駐車場がほぼ満車で、駐めるところを探すのに苦労しました。
こんな事は初めてですよ。
いつもは駐車場に入ると、すぐ目の前の場所に駐める事ができました。
他の車がほとんどいなかったからです。
でも、その廃墟モールはもう過去のものになったようです。
バリューモールと駅前ビレッジ
ビッグホップは北総公団線の印西牧の原駅の改札を出るとすぐ目の前にあります。
ビッグホップはバリューモールと駅前ビレッジ(正式名称は牧の原ふれ愛モール)の2つからなっています。
電車で行く人は、まず駅前ビレッジに入る事になります。
バリューモールと駅前ビレッジでは、バリューモールの方が圧倒的に大きくて、バリューモールが本体、駅前ビレッジがおまけというような印象です。
観覧車もバリューモールにあります。
車で行く場合は入口が4箇所あります。
バリューモール側の入口が3箇所、駅前ビレッジ側の入口が1箇所です。
このため、車で行く人のほとんどは、バリューモールにしか行かず、駅前ビレッジには行かないと思います。
バリューモールの周りを周回道路が走っています。
周回道路と行っても公道ではなく、ビッグホップの敷地内の道路です。
その道路に幾つかの駐車場がくっついています。
周回道路を走りながら、空いている駐車場がないか探して回りました。
その周回道路はバリューモールの周りを1周していて、駅前ビレッジはその周回道路の外側にあります。
つまり、バリューモールから駅前ビレッジに行こうと思ったら、車道(公道ではありませんが)を横切らなければならないんです。
これが、駅前ビレッジに人が行かない一つの原因だと思います。
もう一つ、原因があると思います。
バリューモールは全て店が内側に向かって立っています。
建物の外側に背中を向け、正面は内側を向いている構造になっています。
なので、人々はバリューモールの中を回遊します。
バリューモールから駅前ビレッジに行こうと思ったら、通路を抜けて、店の裏側まで抜けて、さらに車道(行動ではありませんが)を横切らなければならないんです。
なので、どうしても人はそっちには行きません。
おそらくビッグホップに行った事がある人でも、駅前ビレッジは存在すら知らないという人もいるんじゃないかと思います。
土曜日に見て来た感じでは、バリューモールの1階は、ほぼ空き店舗がなくなっていました。
一時は空室率が50パーセントを超えていたと思いますが、空室を見つけるのが困難なほど店が入っていました。
見事に復活しています。
でも駅前ビレッジはかなり閑散としていました。
まるでシャッター商店街です。
空室率は60パーセントから70パーセントぐらいでしょうか。
あれだけの建物があるのに、実にもったいないです。
なんとかならないんでしょうか?
ジム、格闘技教室、体操教室、バレエ教室
バリューモールを歩いてみると、駅前ビレッジ側にはトレーニングジムと格闘技教室、こども向けの体操教室と、こども向けのバレエ教室がありました。
これはうまい手です。
全て店で埋める必要はないんですね。
このような教室でもちゃんと収益は上がるし、子供の送り迎えで親も来るし、しかも駐車場があるので、親は路上に車を駐めて子供を待つ必要がありません。
これらの教室とフードコートの間は少し離れていますが、近ければフードコートでコーヒーでも飲みながら子供の帰りを待つ事も出来るでしょう。
空き店舗を埋めるために、そういう教室を誘致するのはうまいやり方だと思います。
ビッグホップには学習塾も入っています。
最初にそれを見た時は、「ここはもう終わりだ。」と思いましたが、当時の僕の頭には、全てのテナントを店で埋めるのが当たり前だという発想がありました。
別にショッピングモールに学習塾があっても良いですよね。
何も悪くないです。
今は塾は一つしかないようですが、もっと他の塾も積極的に呼び込んでも良いと思います。
駅前ビレッジにはまだ空きテナントがたくさんあるので、どんどん塾を呼び込んだら良いと思います。
他にヨガ教室、英会話教室なども呼び込んでいいと思います。
中古車屋も入っていました。
バリューモールには、カーセブンという中古車屋も入っていました。
すごいですね。
昔はバリューモールに新車の軽自動車を展示ているコーナーがありましたが、今度は中古車屋ですよ。
ビッグホップでは車まで買えるようになりました。
なら、バイク屋もあっても良いですね。
中古車やがあるなら、オートショップもあっても良いかも知れないです。
一時は街中の至る所に、オートバックスやイエローハットなどのカーショップがありましたが、最近すっかり減ってしまいましたね。
大型ショッピングモールのオートコーナーにやられてしまったのでしょうか?
若い頃はよくオートバックスでエンジンオイルの交換をしていましたが、今ではすっかりディーラー任せになってしまいました。
店がないんだから、仕方ないです。
バリューモールの2階には屋内動物園もオープンしているようです。
以前、妻と行った時に、ビッグホップの公園広場で鷹の見せ物をやっていました。
鷹が空を飛ぶ姿は、かっこいいです。
2階に動物園がオープンしたので、宣伝のためにキャンペーンをしていると言っていましたが、僕も妻も半信半疑にしか聞いていませんでした。
2階に動物園?
屋内に動物園?
そこで鷹が飛んでいるの?
いくらなんでもあり得なくない?
こんな感じでした。
ビッグホップの2階には最近は全く行きません。
階段かエスカレーターを登るだけで行けるのに、行きません。
行く用事がないからです。
2階にあるテナントで最大のテナントは、先述のファンタジー・キッズ・リゾートだと思います。
でもその他にはゲームセンターと、カラオケ、フードコートしかないというイメージです。
その他はほとんどが空き店舗で、シャッター商店街状態でした。
先週の土曜日は2階に行かないので、今のビッグホップの2階がどうなっているのかは知らないですが、少し前までは、空き店舗だらけでした。
もし屋内動物園が楽しいところなら、小さい子のいる家庭にとってはビッグホップの価値がさらに上がりますね。
しかも、保護犬カフェというものまであるようです。
うちでも犬を飼っていますが、我が家の愛犬は保護犬です。
5年ほど前の2月に千葉県東庄町で捕獲されました。
それを譲り受けてうちで飼っています。
フィアリアに感染していたので、それで捨てられたのかも知れないです。
保護された時の推定年齢は1歳6ヶ月程度でした。
体重は11kgでひどく痩せていましたが、今は14kgあります。
フィラリアはその後、治りました。
保護犬カフェというのがどういう物なのかは知りませんが、きっと保護犬がいるんでしょう。
保護犬を見ながらコーヒーを飲むのかどうかはわかりませんが、もしかしたら気に入った保護犬を引き取れるのかも知れないです。
保護犬を引き取るのは、ペットショップで買うのと比べると、かなり手間がかかると思います。
保護団体は、犬を欲しがる人をかなりしっかりチェックします。
ちゃんと責任を持って犬を飼える人なのか?
高齢で、犬より先に死んでしまう事はないか?
アパートやマンションではなく、一戸建てに住んでいるか?
庭があるか?
一人暮らしではなく、ちゃんと家族がいるか?
かなりのチェック項目があるようです。
うちの場合は、千葉わんという団体から譲り受けましたが、とてもルールは厳しいです。
まずは室内で飼育する事、朝晩2回散歩に連れていく事、それと脱走防止のために、玄関に犬用のゲートをつける事、さらに散歩に行く時は首輪だけでなく、ハーネスにもリードをつけて、ダブルリードで散歩に行く事、などが求められます。
なので、おそらく、保護犬カフェに立ち寄った人が、ある犬を見初めて、下さいと言っても、実際に迎え入れるのに結構時間がかかると思います。
うちの場合は、最終的に千葉わんの人がうちまで来て、ちゃんと玄関ゲートがあるか、ケージが用意してあるかを確認してから、引き渡しとなりました。
アンパンマンショーやウルトラマンショー
ビッグホップの公園広場にはステージがあって、よくアンパンマンショーやウルトラマンショーをやっています。
これらのショーの集客力は素晴らしく、普段ガラガラの駐車場が、この時ばかりは車でごった返します。
と言っても先週の土曜日は史上最大の混雑だったと思います。
あんなのは見た事がないです。
おそらく2800台の駐車スペースのうち、2790台は埋まっていたんじゃないかと思います。
え?大袈裟ですか?
でも、そのぐらい車だらけだったんですよ。
土曜日は公園広場に行かなかったので、確認していませんが、、もしかしたら何かのショーをやっていたのかも知れないです。
それならばあの満車駐車場も理解できます。
もし何もないのにあれだけ車が入っていたら、地域ナンバーワンの大繁盛モールだと思います。
土曜日に公園広場に行かなかったのは、ビッグホップの周りをぐるりと1周回って、それから観覧車の写真を撮りに行ったら、歩き疲れてしまって、もういいやと思ったからです。
ビッグホップの敷地面積はおよそ16ヘクタールです。
東京ディズニーランドの3分の1ぐらいの広さです。
ショピングモールとしてはなかなかの大型だと思います。
観覧車について
ビッグホップの観覧車は2007年からずっと営業しています。
僕も3回か4回ぐらい乗った事があります。
果たしてあの観覧車の乗車率はどのくらいなんでしょうか?
ものすごく低いと思います。
もちろん平日は低いに決まっているので、土日に限定して話を進めますが、そもそも観覧車というのはそんなに乗車率が高いものではないと思います。
遊園地などでは、観覧車に乗るのは定番なので、行列ができる事もあるでしょう。
その場合は、空席ができる事なく、乗車率は100バーセントになると思います。
でもショッピングモールの観覧車に乗る人はそんなに多くないと思いますよ。
定点観測などはした事がないですが、乗る時はいつもガラガラで待たずに乗れた事を考えると、乗車率は良くて10パーセント、悪ければ5パーセントぐらいではないかと思います。
メンテナンスにお金がかなりかかるでしょうから、それだと完全に赤字だと思います。
前から思っているんですが、観覧車できっちり500円取るんじゃなくて、例えば3000円以上買い物した人は観覧車にタタで乗れますよという風にした方が、儲かるんじゃないでしょうか?
観覧車の利益は無くなりますが、他の店舗の売り上げが伸びるので、乗車人数に応じて利益を振り分けるようにしたら良いと思います。
そういえば、同じ千葉県に昔、観覧車のあるショピングモールがありました。
場所は野田です。
野田の国道16号沿いにイオンがありました。
道路の両側にイオンがあり、2つは国道16号の下をくぐるトンネルでつながっていました。
そしてそこに馬鹿でかい観覧車がありました。
国道16号を野田方面に走っていくと観覧車が見えてくるので、遊園地があるのかと思ったら、なんとイオンだったんです。
何度か買い物に行った事がありますが、ある日潰れてしまいました。
観覧車がなくなるだけでなく、イオンも無くなってしまいました。
ビッグホップも一時は廃墟モールと呼ばれ、同じ道をたどりそうなぐらいまずい状況になっていましたが、見事に復活してくれました。
あとは、駅前ビレッジが復活してくれたら、言う事はないです。
千葉ニュータウン初のショッピングモール
千葉ニュータウンの開発が始まった頃、僕は子供でした。
中学生頃、友達と自転車で遠出をしたら、やたらと広い2車線道路を見つけました。
まるで高速道路です。
しかも、何箇所にも立体交差があります。
なのにまだ開通していなくて、車は1台も走っていませんでした。
あの道路は一体なんだったんだろうと不思議に思ったものでした。
それが今の国道464号線です。
ビッグホップは国道464号線沿いにあります。
北総公団線が東西に走り、その線路を挟むように上り、下り2車線の道路が走っています。
厳密には2車線道路が2つずつあるので、8車線で挟んでいる事になります。
内側の2車線は本当に高速道路みたいで、最長で15kmぐらい信号がありません。
外側の2車線や普通の道路で、普通に交差点があります。
ビッグホップはその464号線に面しています。
千葉ニュータウンは昔は広大な空き地でしたが、僕が大学生時に千葉ニュータウン中央駅のすぐ近くにダイエーがオープンしました。
僕はその店が好きで、よくバイクで買い物に行っていました。
あの当時の千葉ニュータウンは、ものすごく信号が少なくて、車通りも少なくて、バイクでかっ飛ばすのには最適な道路でした。
その後、線路の反対側にジャスコが出来ました。
ジャスコはその後、大幅に増床し名称をイオンに変えました。
ダイエーはこのジャスコに押される形で撤退してしまいました。
ダイエーが入っていた建物は長い間、空っぽの建物でしたが、今はゴールドジムが入っています。
他にはパチンコ屋と居酒屋が入っていますが、中に入るとデッドスペースだらけのビルで、とても寂れた感じがします。
千葉ニュータウンのゴールドジムは、おそらくゴールドジムの中でも屈指の広さだと思います。
あれだけ広いと、気分良くトレーニング出来ますね。
牧の原モア
千葉ニュータウンでは、2005年に牧の原モアというショッピングモールが出来ました。
広さは9ヘクタールで、駐車場は1400台分あるそうです。
ビッグホップと同じく最寄駅は北総公団線の印西牧の原駅です。
ビッグホップと牧の原モアは線路を挟んで向かい合っています。
モアにも何度か行った事がありますが、2007年にビッグホップが出来た事で、虫の息になってしまいました。
ものすごい寂れ方で、本当にシャッター商店街です。
知り合いに、牧の原モアで学生時代にバイトをしていたという人がいますが、お客さんが来る日が珍しいぐらいだったそうです。
特にあそこのフードコートのさびれ方は、もう終わっているという方が正しいぐらいでした。
今の牧の原モアがどうなっているのかは知らないですが、まだ潰れないのが不思議なぐらいです。
今ちょっと調べてみましたが、フードコートは2017年9月で全面閉店になったそうです。
納得の結果です。
あのものすごいフードコートが、あそこから盛り返すとは僕には思えませんでした。
いつか必ず潰れると確信していました。
今の牧の原モアがどんな感じなのかは、興味はありますが、用事がないので、行く事はないでしょう。
千葉ニュータウンの王者
千葉ニュータウンには大型のショッピングモールがいくつもあります。
イオンがあるし、ジョイフル本田もあるし、カインズホームもあります。
そしてビッグホップがあって、牧の原モアがあります。
他にも多数の店がありますが、この中で王者と言って良いのは、ジョイフル本田です。
千葉ニュータウンにジョイフル本田が出来たのは、いつだったでしょうか?
覚えていませんが、ビッグホップよりは先に出来ました。
なので2007年より前です。
ジョイフル本田と言ったら、ただのホームセンターではないかと思っていましたが、千葉ニュータウンのジョイフル本田は、まさに別格で、圧倒的な広さを誇っています。
弟から、物凄くでかいと聞かされていましたが、所詮ホームセンターじゃないかと思って、聞き流していました。
が、行ってびっくりです。
何を考えているんだ?
なんでこんなに巨大な店を作ったんだ?
と思うほど、恐ろしい大きさでした。
Googleマップで比較すると、ビッグホップの方が広いみたいですが、僕はこれまでずっとジョイフル本田の方が広いと思っていました。
ちなみにビッグホップとジョイフル本田はすぐ近くで、歩いて移動できる距離にあります。
ジョイフル本田の繁盛ぶりは、まさに千葉ニュータウンの王者と言って良いと思います。
僕と妻の間では、あそこは土日に行ってはいけない場所になっています。
食品売り場なども土日は、人、人、人、人で気持ち悪くなるぐらいです。
どこにも空きスペースなんかなくて、びっしりと店が入っています。
土日は駐車場も混雑していて駐める場所を探すのが大変です。
もうオープンしてから随分経つと思いますが、衰えることなくお客さんを集め続けています。
同じく国道464号沿いで、少し離れたところに、馬鹿でかいカインズホームができたので、ジョイフル本田も少しはやられるのかと思っていましたが、どうやら全くの無傷のようです。
虫の息の牧の原モアは、ジョイフル本田の隣にあります。
まさに、敗者と王者という感じだと思います。
僕はジョイフル本田もビッグホップも好きですが、ビッグホップにはさらに頑張って、ジョイフル本田から王座を奪って欲しいと思います。
また近いうちに買い物に行きます。
これからの展開が楽しみです。
ありがとうございました。