こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2023年5月6日の曜日です。
僕は2017年からトレーニングの内容を種目別に集計しています。
そして毎年全種目、過去の年間ボリュームを上回ることを目標にトレーニングして来ました。
去年までは過去の年と同月のボリュームを超えることを目標にしていましたが、この方法にはばらつきがあるので今年からやり方を変えました。
月間ボリュームで過去の自分と競うのではなく、あくまでも年間ボリュームで競うことにしました。
例えば今は5月ですが、これまではデッドリフトやスクワットなどで去年、一昨年、その前の年の5月のボリュームを超えるようにトレーニングをしようと考えてりました。
でもそれにはあまり意味がないことが、ようやくわかりました。
怪我で全くトレーニングできない月もあれば、やたらとやる気になっていてやりまくった月もあるからです。
去年や一昨年は、毎月月末になると、前年同月のボリュームを超えられていない種目ばかり一夜漬けのように集中的にやっていましたが、今年はそれがなくなりました。
あくまでも過去最高だった年の年間ボリュームを相手にして、1月末日時点で8%、2月末日時点で16%、3月末日時点で25%、4月末日時点で33%を超えていれば良いと考えるようになったからです。
この方が月によるムラが出ず、コンスタントにトレーニングできています。
また、サボり気味の種目(アップライトローやリアレイズなど)も今年はちゃんとやるようになりました。
今の僕にとっては、種目別に過去最高だった年のボリュームに対して、毎月の進捗率を確認しながらトレーニングをするのがとても合っているようです。
4月末時点での種目別の進捗率
4月が終わった時点での種目別の進捗率(過去最高だった年に対する割合)は以下のようになっています。
一昨年比と書いてあるのは一昨年が最高のボリュームだった種目で、それ以外は去年のボリュームに対する進捗率です。
フライ 98.4% サイドレイズ 88.6%(一昨年比) レッグカール 55.9% カール 55.6% レッグエクステンション46.2% フロントレイズ 46.0% アップライトロー 42.6% ハンドグリップ 41.1% ベントオーバーロー 40.7% LTE 38.6% 懸垂 37.8%(一昨年比) ショルダープレス 35.3%(一昨年比) スクワット 33.7% リアレイズ 33.7%(一昨年比) フロアプレス 27.5%(一昨年比) ベンチプレス 26.6% <注釈>LTEは、ライイング・トライセップ・エクステンションの略です。
僕は最近思うんですが、ウエイトトレーニングをする上で、一番重要なのは、続けることだと思います。
これが何より大事だと思っています。
むちゃくちゃ頑張ってトレーニングするのが最も良いと思っていた時期もありましたが、その結果怪我をして、数ヶ月、または一年ぐらいトレーニングができなくなってしまっては本末転倒です。
また、どうしてもやる気が起きないときだってあります。
そういう時も、なんとか自分を奮い立たせてジムに向かうような仕組みを作ることがとても大切だと思います。
僕は、人と自分を比べて、「負けるもんか!」と奮い立たせるのは、あまり合っていないようです。
結局人は人、自分は自分なので、自分より明らかに優れている人を相手に、負けるもんかと意地を張っても意味がないし、長続きしません。
また、自分より才能に恵まれなかった人より優位に立っていたとしても、それを精神的な満足に変えてトレーニングの意識づけにするのはなかかな出来ないようです。
なんだか自分があさましい人間に思えてしまいます。
でも、過去の自分に勝つという目的ならば、僕の場合は火がついたように頑張れるんです。
もう55歳ですから、過去の自分に勝つというのはそもそも無理のはずなんですが、そこは「まだ若いつもり」で乗り切っていきたいと思っています。
上に掲げたのは4月末日時点での進捗率なので、33.3%を超えていれば順調ということになります。
つまり、順調でないのはフロアプレスとベンチプレスです。
フロアプレスは一昨年の自分が狂ったようにやっていたので、それを超えるのはほとんど不可能ではないかと思っています。
一昨年のフロアプレスの年間ボリュームは、およそ366トンです。
仮に全部100kgのバーベルであげたとすると、年間3660本です。
1ヶ月あたり305本、1週間あたり76本です。
なぜ一昨年はこんなバカみたいなトレーニングができたのか不思議ですが、調べてみると衝撃的な事実を見つけてしまいました。
過去最高だった一昨年は、なんと1月から3月まではケガのためフロアプレスは全くやっていなかったんです。
なのに年間で366トンもこなしました。
驚くのはこの年の8月の内容です。
8月の1ヶ月だけで117トンもこなしています。
一昨年の8月は1ヶ月でフロアプレスを14回もやっています。
ジムでベンチプレスもやっていたのに、1ヶ月にフロアプレスを14回もやっています。
自分でも信じられないです。
この年間ボリュームを超えるのはかなり大変だと思いますが、今年はまだ8ヶ月も残っているので、やってやろうと思っています。
環境が良い方がトレーニングははかどりますね。
今年はサイドレイズとフライのトレーニングがとても順調です。
過去最高の年間ボリュームに対して、4月終了時点でサイドレイズは88.6%、フライは98.4%をこなしています。
それはは7.5kgのプレートを追加で2枚買ったからです。
僕が持っているダンベル用のプレートは不揃いで、かつては非常にダンベルが扱いにくかったんです。
ダンベルを2つ用意するならば、同じ重さのプレートを4枚ずつ用意するのが鉄則です。
でも、僕が持っていたダンベル用のプレートは、このバーベルブログを書き始めた一昨年の3月時点では、7.5kg2枚、5kg4枚、3kg2枚、2kg2枚、1kg1枚でした。
1kgのプレートは2枚持っていたんですが、そのうち1枚は倒れやすいゴミ箱の重心を低くして安定させるために、ゴミ箱の背面に両面テープでつけてしまっていました。
それはかなり強力な両面テープで、剥がそうにも簡単に剥がれませんでした。
プレートが不揃いだったので、当然のようにダンベル種目は滅多にやりませんでした。
でも、去年の1月にとうとうその1kgのプレートをゴミ箱から剥がして、使えるようになりました。
そして去年の5月に500gのプレートを4枚買ったため、2kgのプレートや3kgのプレートが使いやすくなり、ダンベルの環境は大幅に改善しました。
さらに今年の1月に7.5kgのプレートを追加で2枚買ったため、僕のダンベルの環境は劇的に良くなりました。
というより、それが普通なんですが。
今僕が持っているダンベル用のプレートは以下のようになっています。
7.5kg4枚、5kg4枚、3kg2枚、2kg2枚、1kg2枚、0.5kg4枚
さらに7.5kgのプレートはダンベルバーにつけっぱなしにして、取り外さないことにしました。
ダンベルを使う時にいちいち組み立てるのは面倒なので、いつも7.5kgとバーと7.5kgで合計17kgの状態に組んで置いてあります。
使う時はこれに少しプレートを足せばすぐに使えます。
サイドレイズならば18kgから20kg、フライならば24kgから27kgで使っています。
やろうと思ったらダンベルが目の前に置いてあるという環境は、不揃いのプレートを毎回組み立てていびつなダンベルを組み立ててトレーニングするより遥かに手軽で、トレーニングが猛烈にはかどります。
やっぱり環境は大切ですね。
もっと欲を言うと、2.5kgのプレートを4枚買って、2kgや3kgのプレートはバーベル専用にしてしまうと、さらに環境が良くなると思います。
バーベルも最近は解体せずに、常に15kgのプレートをつけたまま置いています。
シャフトが9kgなので、重さは39kgです。
それが部屋に常に置いてあると、洗濯物を干すときなどにバーベルカールやアップライトロー、フロントレイズなどが出来てとても良いです。
やっぱり環境を整えることはとても大切ですね。
最近は前腕を鍛えています。
僕は今年の1月22日に「最近は前腕を鍛えています。」という投稿をしましたが、それの続編です。
今、その時の投稿を読み直してみると、プレートリストカールについて以下のような事が書いてありました。
3kgだと1セット80回ぐらい出来てしまうので、5kgにすると、1セット20回ぐらいしか出来ないです。
鍛え続けていけば強くなるんでしょうか?
例えば年末には5kgでも連続80回ぐらい出来るようになり、7.5kgのプレートも扱うようになっているんでしょうか?
そうなれたらとても嬉しいです。
とにかく前腕を太くしたいです。
前腕の周囲で30cmを超えて、上腕の周囲で40cmを超えられたらとても嬉しいです。
この記事を書いてから4ヶ月が経過しましたが、この頃から比べたら僕の前腕は間違いなく強くなりました。
プレートリストカールは、確かに最初の頃は5kgだと20回が限界でしたが、今では60回4セットが出来るようになりました。
この調子でいけば連続100回出来るようになるのも時間の問題です。
そう思ったので、先日初めてバーベルを使ってリストカールをしてみました。
バーベルを逆手に握って、膝を折って中腰になり、膝に手首を合わせて、手首を曲げる動作でバーベルを持ち上げます。
目の前にあった39kgのバーベルでやってみましたが、なかなか重いです。
その日は39kgで25回、15回、15回、15回とやって終わりにしました。
これはかなり手首が鍛えられると思います。
手首を本気で鍛えるならばこっちの方が良いと思いました。
しばらくは39kgで続けようと思いますが、これもおそらく次第に49kg、59kgと強くなっていくんだと思います。
でもプレートを使ったリストカールは続けようと思います。
手首を強化するならばバーベルを使った方が良いと感じていますが、プレートを使うと指先まできっちり鍛えられる感じがするからです。
つまり、プレートもバーベルも両方ともやっていこうと思っています。
ちなみに前腕の周囲はもう30cmに達しました。
そして上腕の周囲も40cmに達しました。
今年の1月に思い描いていた未来は現実のものになりました。
ならばここでもう一度妄想したいです。
年末には前腕が31cm、上腕が41cmになっていたらいいですね。
それを実現するために頑張りたいと思います。
セーラー服は絶滅するか?
僕は今年の4月1日に投稿した「3月が終わりました。リアレイズ以外は順調です。」という投稿の中で、「ジェンダーについて、ちょっと考えたこと」という文章を書きました。
その中で、中学生や高校生の女子が制服でスカートを履きたくないと訴えるようになって、徐々にスラックスでの登校を認める学校が増えて来ていると書きました。
そして、このままいくとセーラー服は消滅してしまうのではないかという予想をしました。
ブレザーの制服ならば、スカートの代わりにスラックスを履いても違和感はないですが、セーラー服の下にスラックスを履くというのは、僕の感覚では、かなり変だと思います。
となると制服がセーラー服の学校は女子生徒を集めにくくなるかも知れないという危機感を持って、制服をブレザーに変更してしまうのではないかと予想しました。
そして今日、驚愕の事実を知ってしまいました。
僕は千葉県民で、予備校講師をしているので、高校の制服には敏感な方なのですが、鎌ヶ谷西高校の制服がこの春から新しくなり、セーラー服は廃止され、ブレザーに変わったそうです。
そして女子はスラックスも選べるとホームページに書いてありました。
僕には中学2年生の娘がいるんですが、以前、通うなら制服はセーラー服の高校が良いと言っていました。
でも娘は中学1年生の時に不登校になり、50日以上学校を休んでしまったので、それがハンデとなり、普通の高校には進学しにくい状況にあります。
でも偏差値が低い高校ほど欠席日数には寛大なので、ひょっとしたらと思って鎌ヶ谷西高校のホームページで選抜基準について調べてみたんです。
嬉しいことに、欠席日数が多いと入試で審議の対象にするとは書いてありませんでしたが、制服がセーラー服でなくなってしまうなら意味がないです。
そして、僕の予想が現実になっていたことを知って、本当に驚いてしまいました。
千葉県はもともとセーラー服の高校がとても少ない県です。
すべて把握している訳ではないですが、僕が知っている限りだと制服がセーラー服の高校は県立高校だと、柏南高校、鎌ヶ谷西高校、成田国際高校、木更津高校の4校です。
そして私立だと、和洋国府台高校です。
他にもあるかも知れないですが、僕が把握しているのはこの5校だけです。
そしてそのうちに鎌ヶ谷西高校はセーラー服ではなくなりました。
残るは4校です。
果たして他はどうなのだろうかと思って和洋国府台高校のホームページを見てみたら、なんとこちらも今年から制服が変わっていました。
これには心底驚きました。
和洋国府台と言ったら、千葉県でセーラー服を採用している代表格のような高校です(個人の意見です)。
その高校も長年の伝統を捨てて制服を変えました。
セーラー服であることは変わっていませんが、見た目が結構変わりました。
そしてスラックスの着用を認めると書いてありました。
つまり、普通のセーラー服にスラックスは変すぎると思ったのか、スラックスを合わせても変でないセーラー服に変化させたということだと思います。
それだけではなく、夏服の場合はセーラー服の他にブラウスとチェックのスカートを選べるようにしたそうです。
しかもチェックの柄が2つ用意されているようです。
最近はこういう高校が多いです。
一つの高校で複数の制服を採用しているので、昔のように制服を見ればどこの高校かすぐにわかる状況ではなくなりました。
あまりにも多様化しすぎて、何が何だかわからないです。
和洋国府台は校則が厳しい高校だと生徒から聞いています。
セーラー服にポニーテールは似合わないからという理由でポニーテールが禁止されていると聞いた事があります。
かなり伝統を重んじる高校で、校則も厳しいため、生徒の子たちは服装がしっかりしています。
だらしなく着崩している子は見た事がないです。
あの和魂洋才の学校が制服を変えたというのは事件だと思っています。
この流れが柏南高校、成田国際高校、木更津高校に及ぶのはもはや時間の問題のように感じます。
かつて、1990年代の中頃、世の中の女子高生たちが体育の授業でブルマーを履くのは恥ずかしいと訴えて、破竹の勢いでブルマーは姿を消し、クオーターパンツやハーフパンツに変わりました。
あの絶滅の速さは、本当に驚きでした。
でも考えれば当然のことですよね。
あんな格好で体育の授業をするというのは今の常識では考えられないです。
ちょっと余談をさせてください。
僕が中学生だった時、体育の授業では男子は短パンで、女子はブルマーでした。
中学生の頃の僕は、同級生のブルマーの姿を見ても何も感じませんでした。
ある日、クラスの女子が、「ブルマーってセクシーだよね。」と言っているのが聞こえて来ましたが、「アホか。」ぐらいにしか思っていませんでした。
高校に進学すると、体育の授業の時は女子は全員ジャージのズボンを履くようになりました。
真夏でも、暑いと言いながらジャージのズボンを履いていました。
それがとても不思議でした。
ある日、一人の女子が暑さに耐えかねてジャージを放棄しました。
その女子が履いていたのはブルマーではなく、クオーターパンツでした。
体育の授業の時にその女子は友達に「恥ずかしいけど涼しいよ。」と言っていました。
それを聞いて僕は理解しました。
クラスの女子たちが全員ジャージを履いているのは、あのみっともない中途半端な体操着を見られたくないからなのだと。
なんでこの学校の女子の体操服はブルマーではなく、あんな変な半ズボンなのだろうかと疑問でした。
そして時が流れて、僕が3年生になった時、体操服がモデルチェンジしました。
女子の体操服はクオーターパンツからブルマーに変わったんです。
そうなると一年生の女子たちは学校内をブルマー姿で平気で歩き回るようになりました。
今の感覚だと信じられない事ですが、あの当時、1985年当時ではブルマーが普通で、クオーターパンツの方が恥ずかしい服装だったんです。
中学生だった僕はクラスメートのブルマー姿を見てもなんとも思いませんでしたが、18歳になった僕は1年生のブルマー姿を目の当たりにして心臓を撃ち抜かれました。
中学生の時はわからなかったけど、ブルマーっていうのはこんなにいやらしい服装だったのか!と思いました。
なんで今更変更するんだ!2年間ものすごく損した気がするではないか!と学校に怒りを感じました。
そのブルマーは1990年台の半ばにこの世から姿を消しました。
今度はセーラー服の番なのかもしれないです。
後になって、2020年台の半ばにセーラー服がこの世から姿を消したと言われるようになるんでしょうか?
4月1日の記事にも書きましたが、性の多様性を認めるならば、学校に男子トイレ、女子トイレの他に、「誰でもトイレ」を作らなければ嘘だと思います。
体が男でも気持ちが女の人、体が女でも気持ちが男の人、自分の性別がわからない人に配慮するならば、制服を変えるだけでは全く足りず、トイレまで用意する必要があると思います。
誰でもトイレを用意するのには、莫大な予算が必要なので、これはかなり難しいでしょう。
学校ならまだしも、予備校となると非常に難しいです。
予備校の校舎が自社ビルの場合はお金で解決できますが、テナントで間借りしている場合は誰でもトイレを設置するのはほぼ不可能です。
そうなると誰でもトイレのために校舎を移転して、自社ビルにするしかないかも知れないです。
途方もなくお金がかかりますね。
でも、性の多様性を本当に重視するならば、制服より先にトイレをなんとかするべきだと思います。
果たしてこれから世の中はどうなっていくんでしょうか?
セーラー服の絶滅はもう止められないとして、誰でもトイレが学校の校舎に広く普及するのか、注目していきたいです。
今回はこんなところです。
ありがとうございました。