ベンチプレスは止めありで110kgを押し上げられました。

ベンチプレスの試技台 ベンチプレス

こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2024年3月10日の日曜日です。

昨日愛犬の散歩をしている時に、脚がやたらと疲れているのを自覚しました。
それで、最近のデッドリフトやスクワットの重量が重すぎたのでは無いかと思うようになりました。


12月10日のパワーリフティング千葉県大会以降、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトは順調に重量が伸び来ました。
でも最近になってスクワットが頭打ちになったような気がしています。


また、デッドリフトでは左の大腿二頭筋を軽く痛めてしまいました。

どうやら無自覚のうちに体に疲労が蓄積していたのかも知れないです。


軽症とは言え、怪我までしてしまったので、使用重量が重すぎたのかも知れないと思いました。

最近はスクワットでは160kg5回、170kg3回、185kg1回を3周やり切ることを目指してやっていますが、まだ達成できていません。


デッドリフトは160kg5回、175kg3回、190kg1回を3周やり切ることを目指してやっていますが、これも達成できていません。

160kgのバーベルは、軽いトレーニングだと思っていましたが、冷静に考えたら160kgというのは200kgの8割です。
僕はスクワットもデッドリフトも200kgなんて挙げられないので、160kgですらかなり重いバーベルなのでした。

最近のスクワットと今後のスクワット

スクワットはこれまで順調に重量を伸ばしてきました。
今年に入ってからこれまでにスクワットで挙げた重量は合計で以下の通りです。

  140kg 15回
  155kg 60回
  160kg 64回
  170kg 62回
  180kg 6回
  185kg 6回

今はこの185kgのバーベルがとても重くて苦労しています。
185kgになると、どうしても大腿部が水平になる位置までしかしゃがめません。
180kgと185kgの間に大きな溝があるように感じています。


このまま今のサイクルをやり続けても185kgできちんとしゃがんで立てるようにはなれないのでは無いかと思います。
なので160kgと170kgをより丁寧にやるしか無いと考えるようになりました。

どちらも水平より深くしゃがんでいるつもりでしたが、フルボトムまでしゃがむようにしようと思いました。
イメージとしてはかかととお尻がくっつくような感じです。


前回それでやってみたら160kgは3回しか出来ませんでした。
なのでその日は160kg3回を5セットやって終わりにしました。


170kgに挑戦する意味すらないと感じたので、やりませんでした。
もちろんかなり凹みましたが、フルボトムだとバーベルがかなり重たくなるみたいです。


また、体にかなりの疲れが溜まっているのかも知れないと思います。

僕のスクワットの試合での自己ベストは175kgです。
次の試合では180kgを成功させたいと思っています。


仮にこの180kgが僕の今のベストだとした場合、それの8割は144kgです。
なのに僕は160kg、170kg、185kgでトレーニングをしてきました。
160kgは自己ベストの89パーセントに相当し、170kgは94パーセント、185kgは103パーセントです。
冷静に考えると、非常識な高重量なのだろうと思います。

このような高重量なトレーニングを3ヶ月も続けてきたので、体が参ってしまったのだと思います。
なので、ここで少し重量を落とすことにしました。
いわゆる線形ピリオダイゼーションです。

体力の回復期を設けたいと思います。


線形ピリオダイゼーションには全く詳しくないんですが、ちょっと調べた感じだと、筋力アップを目指す場合は、高重量・低回数の期間を4週間ぐらいやった後、低重量・高回数の期間を2週間ぐらい設けて、その後、中重量・中回数の期間を設けると良いようです。

なので、来週、再来週は重量を140kgまで落として、疲れを抜く意識でスクワットをしたいと思います。
体の疲れは気持ちにも現れていて、最近は以前程185kgのバーベルに対して

鹿野一郎
鹿野一郎

挙げてやる!
絶対挙げてやる!
挙げて見せるぜ!

という意欲は感じなくなってきていました。
同じようなトレーニングを長く続けて精神的に飽きて来たというのもあると思いますが、体が疲れて気持ちにブレーキをかけているような気もしていました。

一度重量を落として、下からもう一度上がってきて、185kgでもしっかりしゃがんで、立ち上がれるようになりたいです。


試合まであと2ヶ月あります。
目標はあくまでも180kgの成功ですが、可能なら185kgまで挑戦したいです。
第一試技が160kg、第二試技が180kg、第三試技が185kgの予定です。

デッドリフト

デッドリフトでは2月24日に久し振りに190kgを挙げました。
この日のトレーニングの内容は以下のような感じでした。

 1周目 160kg5回、175kg3回、190kg1回
 2周目 160kg5回、175kg3回、190kg0回

2周目の175kgの3本目では、脚がぷるぷる震えていて、明らかに限界でした。
なので次の190kgは挙がらないだろうと思いました。
長めのインターバルを取った後、気持ちを入れ替えて190kgに挑みましたが、びくともしませんでした。

おそらくこの日、左の大腿二頭筋の上の付け根を痛めたんだと思います。
次の日から大腿二頭筋に軽い痛みがありました。


3月2日のトレーニングで175kgを挙げたときに、それがはっきりとした痛みに変わりました。

なので、痛みが取れるまではかなり軽めのデッドリフトをしようと思いました。


3月9日のトレーニングは160kgで3回5セットをやって終わりにするつもりでしたが、実際はそれよりはるかに力が出ませんでした。

実際にやった内容は以下の通りです。

  90kg3回
  120kg3回
  150kg1回、1回
  120kg3回、3回

これしか出来ませんでした。


明らかに前の週より悪くなっていますが、怪我が悪化したからだとは考えていません。

前の週は怪我をしている自覚がなかったので全力で引く事が出来ましたが、この時は大腿二頭筋を思いやって本気で踏ん張らなかったので、力も出なかったんだと思っています。
この日の夕方、愛犬の散歩をしている時にやたらと脚が疲れているのを不審に思って、今までの疲労が蓄積されているのではないかと思ったんです。

調度怪我もしているので、重いバーベルは扱えません。
また、ピリオダイゼーションの考え方からも高重量・低回数の期間の次は、低重量・高回数の期間を設けるべきなのだと思います。


なので、来週と再来週は同様に120kgと150kgでトレーニングをしようと思います。
疲れが抜けて、力が戻ってきたら、そして怪我が治ったら、また高重量に挑戦したいです。

次の試合でのデッドリフトの目標は宿敵の190kgを引っこ抜く事です。
可能ならその上の195kgも引っこ抜きたいです。
第一試技は170kg、第二試技は190kg、第三試技は195kgの予定です。

ベンチプレスは止めありで110kgが挙がりました!

ベンチプレスは12月10日の試合の後、リハビリのつもりで75kg10回5セットからトレーニングを始めました。
その後、2.5kg刻みに重量を上げて、今は90kgでやっています。

90kgだと連続8回がようやっとですが、それを9回、10回と伸ばすためのトレーニングをするのはちょっと退屈に感じたので、3月5日に試合形式での試技をやってみました。
12月10日の時は怪我のため、全く力が出ず、95kgで潰れるという屈辱を味わいましたが、今はもうかなり力が出るようになっているので、100kg、105kg、110kgで試技をやってみようと思いました。

試技の時は主審が3回合図を出します。


バーベルをラックから外したら、「スタート!」の合図がかかります。
それを聞いた選手はバーベルシャフトが胸に接触するまで下ろします。
主審が「プレス!」と言ったら、バーベルを押し上げます。
そして主審が「ラック!」と言ったら、バーベルをラックに戻します。

ジムには審判はいないので、1人でやります。


バーベルシャフトを胸まで下ろして1秒静止させた後に押し上げます。
そのときに、尻がベンチから離れる事がなく、かかとやつま先が床から離れる事がなく、バーベルが傾く事なく、途中で下がる事なく、両肘が伸び切るまで押し上げる事ができれば成功です。

この「止め」があるのとないのではかなり重さが違うので、100kgが成功するかどうかは結構不安でした。


バーベルを久し振りに100kgにセットし、ベンチに寝ます。
バーベルを握って、腕で体を引き寄せるよにして寝る位置を決め、ブリッジを組みます。
そしてバーベルをラックから外してスタートポジションに持っていきます。
ゆっくりバーベルを下ろして胸の下部に接触させ、1秒待ちます。
えいやっ!!と力を込めて押し上げると、100kgのバーベルは簡単に挙がりました。
一安心です。

次は105kgです。
おそらくこれも大丈夫だろうと思いました。
僕はパワーリフティングの試合のベンチプレスで100kgと105kgで失敗したことは一度もありません。
107.5kgは1回だけ挑戦して成功しました。
それが僕の自己ベストです。


110kgはジムでは何回か成功させていますが、試合では全部失敗になっています。
問題は110kgが挙がるかどうかなのです。

105kgは100kgと比べると少し重かったですが、無理なく挙げる事が出来ました。


次は110kgです。

この110kgはかなり不安でした。
やっても潰れる可能性がとても高いと思っていたからです。


12月の試合直後に比べれば、ベンチプレスはだいぶ力が戻ってきましたが、まだ止めありで110kgを押し切れるほどの力はないだろうと思っていました。
やってもどうせ潰れるのではないかと思い、やめようかとも思いました。

でも、ここでやめたら意味がないと思い直し、潰れてもいいからチャレンジしようと決めました。
潰れた後、プレートをすべて取り外して、シャフトをセーフティーバーからラックに移して、またプレートをつけるのはとても面倒な作業ですが、それでもチャレンジすることにしました。

ベンチに寝て、バーベルシャフトを握り、ブリッジを組んで、バーベルをラックから外します。
この段階ではとくに重いとは感じませんでした。


で、スタート位置まで持っていき、ゆっくりと胸まで下ろします。
1秒経って、よし!と重い、押し上げようとします。
バーベルはものすごく重かったですが、ゆっくりと挙がっていきました。
まるでスローモーションです。

試合で107.5kgを成功させた時もかなり時間のかかるゆっくりなベンチプレスでしたが、同じぐらいゆっくりでした。


果たして最後までスタミナが持つのか?
そう思いながらも渾身の力を込め続けると、バーベルは本当にゆっくり挙がり、とうとう両肘がきっちり伸びきりました。

安堵してバーベルをラックに戻しました。

これまでは110kgを挙げた時はほぼ確実にバーベルが傾いてしまい、右が先行し、左が遅れる展開になっていました。
なので、それを是正するために、右の握り手を少し内側にして、左右非対称の握り手で握っていました。
右により多くの重量がかかるようにすれば、バーベルは傾かずに水平にあがるからです。


でも、今日はそんな事をしなくても傾くことなく水平に挙がりました。
挙がらないと思っていたのにあがったので、とてもうれしかったです。

ただし、この110kgは試技としては失敗でした。
両肘が伸び切ったときに気付いたんですが、尻がベンチからわずかに浮いていました。
ほんのわずかですが、審判は見逃さないはずです。
試合なら失敗です。

でも、まだ試合まで2ヶ月あります。
今日の段階で尻浮きながらも110kgを押し切れたのは大いに自信になりました。

ベンチプレスは来週から92.5kgでやる予定です。


自己ベストが110kgと仮定すると、84パーセントに相当します。
75kgから始めたベンチプレスも随分重くなりました。
このまま試合の日まで重くし続けるのは無理があるので、どこかでスクワットやデッドリフトのように回復期を設けることになると思います。
ベンチプレスは順調にきていると思います。

ジムのバーベル

宮古島のフリースクール

この間、床屋さんに行った時、鹿野さんは春休みはどこかに行くんですか?と聞かれたので、岡山に行きますと答えました。
岡山のどこですか?と聞かれたので、娘の不登校の事を初めて話し、春から離島留学に行かせる事になったんですと説明しました。

娘は一昨年の秋から、つまり中学一年の秋から不登校になり、年末から佐倉市がやっている適応指導教室に通い始めたと説明し、でも長続きしなかったと話しました。
2年生になってからしばらくは頑張って学校に行っていたものの、あまりにも辛そうなので、妻が

あんまり辛いなら無理して学校に行かなくても良いよ。

と伝えたら、それ以来学校に行かなくなったと説明しました。

それ以来家に引きこもり、昼夜逆転の生活になってしまい、もう僕と妻では何も出来なくなっていました。


そんな中、離島留学に申し込んで、幸いにも選考に通ったので、春から行かせるんです、なのでしばらくは岡山に行く機会が多くなりますと話しました。

すると床屋さんは、パパ友から全く同じ話を聞いたと言います。
床屋さんには大学生の男の子と高校生の女の子がいますが、その女の子の同級生の妹さんが去年、不登校で1年間宮古島のフリースクールに行っていたそうです。


その後は1年間の島の生活ですっかり元気になり、元の中学校に復学したそうです。
そしてこの春から高校生だそうです。

その子は宮古島のフリースクールをすっかり気に入ってしまって、卒業してからもフリースクールでイベントがあると手伝いに行くそうです。
なので夏も冬も家族旅行は宮古島だったと話していたそうです。


実に羨ましい話です。
うちの子も同じように元気になって、高校に進学して欲しいです。
もしかしたらその子と同じように卒業してからも手伝いで岡山に行く事があるかも知れないです。
そうなってくれたら本当に嬉しいです。

離島留学にはスタッフが何人もいますが、子ども達にあれをしろとかこれをしろという指導は一切しません。
また、あれをするなとか、これをするなというような事も言いません。


全て子供達で話し合ってルールを作り、子供達の自主性で炊事、洗濯などをします。
男子5人、女子3人の共同生活です。
そして娘は島から船で、地元の中学校に通います。
全校生徒が28人という小さな学校です。

去年岡山の離島に留学している子に聞いたんですが、初日はみんな萎縮していて自己紹介も満足に出来なかったそうです。
その後、何もする事がなく、みんな黙ったまま時間が過ぎて、とうとう夜になったそうです。
スタッフの人々は様子を伺っているだけで、何も言ってくれないそうです。
やがて1人の子が、あのう、晩御飯を作って良いですか?と尋ね、どうぞどうぞという展開になったそうです、
それでも島で暮らして1週間もするとみんな打ち解けて、元気になったと言います。

愛犬の散歩の時に撮影しました。印旛沼のちかくです。

それと同じようなフリースクールが宮古島にもあるというのは知りませんでした。
うちの子も、その宮古島の子と同じように元気になって欲しいです。


岡山のその離島留学のフリースクールでも同じように卒業生がボランティアに来たり、卒業生のお母さんがボランティアに来るようになり、さらにはスタッフにまでなったという人がいます。
どうやら自力での共同生活を送ると、そこが第二の故郷のようになるようです。

うちの娘は3週間後の日曜日にそこに入所します。
僕が車まで送っています。


いよいよ始まるなという感じです。

娘が島に行ってしまえば、夜中にキッチンでガタガタ音を立てることもなくなるので、妻はゆっくりと眠る事ができるようになるでしょう。
妻にとって、夜眠れない事が計り知れないダメージになっていました。
それがなくなるのはとても良いことだと思います。

今回はこんなところです。
ありがとうございました。

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