筋肉系YouTubeとBGMについて

ジムのダンベル SNS、ツイッター

こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2021年12月24日です。
気づけばもうクリスマスイブなんですね。
娘の学校が今日から冬休みなので、今朝は大寝坊をする事が出来ました。
おかげでスッキリしました。

今日は筋肉系YouTubeとBGMについて、思うところを書きたいと思います。
今日、仕事に出る前に、サイヤマングレートさんが12月23日に公開した動画、「【横川尚隆】彼が何故[たった4年で日本王者になれたのか]この動画を観れば1発でわかります」を見ました。
横川尚隆選手というのは、ボディービルダーで2019年にJBBF日本ボディービル選手権で優勝した選手です。
最近はバラエティー番組やテレビCMにも出演しています。

その横川選手とサイヤマングレートさんが、ひたすら上腕二頭筋を鍛える動画でした。
40分を越える長い動画でしたが、ほとんど編集もなく、BGMもないシンプルな動画です。
このような動画を見るのは実に久し振りだったので、ちょっと感動してしまいました。
もちろん動画の内容もすごかったですが、BGMがない事に少なからず心を動かされました。

筋肉系YouTubeとBGM

僕が筋肉系のYouTubeを見るようになったのは、2014年頃だったと思います。
Googleで「ダンベルプレス 50kg」というキーワードで検索したら、katochan33さんがダンベルプレスをしている動画が出てきました。
それ以来、katochan33さんの動画はほとんど全て見てきました。

あの当時のkatochan33さんの動画は、トレーニングのやり方を詳しく、細かく説明してくれるものが多くて、「筋トレの教科書」とも言われていました。
僕はkatochan33さんの動画からとても多くのことを学びました。
トレーニングの仕方もそうですが、一番勉強になったのは減量中の食事についてでした。
彼の動画のおかげで僕はデブを脱出できたと言って、間違い無いです。

その2014年当時のkatochan33さんの動画はほとんど全くBGMがなく、編集もそれほど凝っていませんでした。
本当にトレーニングの仕方を説明する、教科書的なシンプルな動画でした。
動画コメント欄には、動画を見た人からコメントが並んでいますが、大部分は「勉強になりました。」「モチベーションが上がりました。」「ありがとうございます。」
という内容のものです。
その中に一つ、「この人には良き協力者がいあれば、もっと質の高い動画が作れるんだろうに。」というものもありました。

鹿野一郎
鹿野一郎

なるほど。

と思いました。
でも、僕は筋肉系のYouTubeは固定カメラでノーカットで、ノーBGMの方が好きなので、そのコメントをした人の気持ちは理解できるものの、同意はしませんでした。

2014年当時、katochan33さんと並んでとても有名だった筋肉系ユーチューバーに、カネキンさんがいます。
カネキンさんは、筋肉系ユーチューバーの中で、最も成功した人と言っても言い過ぎではないぐらいに、YouTubeで身を立てた人だと思います。
当時のカネキンさんの動画は、細かく編集されていて、BGMもつけてありました。
僕は最初はそういうのはあまり好きになれませんでした。

鹿野一郎
鹿野一郎

まるで映画のようだな。

と思いました。
映画「ロッキー」(1976年)のシリーズなどで、主人公がトレーニングをする場面はまさにあんな感じですよね。
BGMを背景に、厳しいトレーニングに耐えて勝利を目指します。
カネキンさんも、スクリーンの中のヒーローになりたいのかな?とも思いました。

やがて時が流れて、筋肉系ユーチューバーも次々と誕生しました。
そして動画はBGMのないものから、あるものへと流行が変わっていきました。
また、編集もだんだん細かくなって行って、全体として動画の質はかなり向上したと思います。

そのような流れの中で、いつからかkatochan33さんも動画にBGMをつけるようになりました。
それだけでなく、YouTubeがかなりの広告収入をもたらすようで、動画にやたらめったら広告がつくようになりました。

ですが、今日見たサイヤマングレートさんの動画は、まったくBGMをつけていませんでした。
そのような動画は久し振りだったので、うれしかったです。

実は、サイヤマングレートさんは最近はトレーニングの様子をノーカットで全部見せる動画を多数作っていました。
理由も彼は動画の中で説明しています。
最近の彼は猛烈にトレーニングをするようになり、それで急激に体が大きくなりました。
急に体がデカくなったので、一部の人からストロイドなどでドーピングをしているのではないか?と言われて、困惑していました。
おそらく、本気で疑っている人はほとんどいないと思います。
面白半分に、からかうようなつもりで書いてしまう人の方が多いと思いますが、サイヤマングレートさんはこれに反応し、

そんなに言うなら、俺がどれぐらいのトレーニングをしているのか、ノーカットで全部見せてやる!

ということになり、物凄い動画が次々に公開されるようになりました。
中には見ている方が力が入ってしまうような鬼気迫るものもあります。
本当にトレーニングの様子を写しているだけで、ユーチューバーの初めの挨拶もなければ、終わりの挨拶もない動画です。
ほとんど編集されていなくて、本当にノーカットでトレーニングをすべて写しています。

僕はそれらの動画が大好きでしたが、ある時から、

鹿野一郎
鹿野一郎

こういう動画にはBGMがない方がよいな。

と思うようになりました。
そして、同じ考えの人が多かったようで、動画のコメント欄にも、「BGMは付けない方が良い思います。」というコメントが多く見られるようになりました。
おそらくサイヤマンさん本人がそれに応えてくれて、今回の動画が公開されたんだと思います。
40分以上にわたって、ひたすら上腕二頭筋を鍛え続け、ほとんどノーカットでBGMもありません。
音声はほとんどがうめき声です。
ものすごくシンプルな動画ですが、これこそYouTubeだと思いました。

自分の体を鏡で見ると嫌になってしまいます

サイヤマングレートさんは、今年は日本クラス別ボディービル選手権の65kg級に出場して7位に入賞しました。
腕まわりは42cmあるそうで、かなりごつい体をしています。
ですが、横川選手と比べてしまうと、全然違うんです。
あのサイヤマンさんの体が小さく、華奢に見えてしまうんですよ。

僕はサイヤマンさんに会った事はないし、見たこともないですが、実際にあったら物凄い体をしていると思います。
でも、横川選手の体はもっと圧倒的にボリュームがあります。
一体、腕まわりや胸囲はどのくらいあるんでしょうか?
サイヤマンさんが腕まわり42cmということから推測すると、軽く45cmは超えていると思います。
もしかしたら50cmぐらいあるのかも知れないです。

胸囲はどのくらいあるんでしょうか?
ハリウッドスターのシルベスター・スタローンは、映画「ランボー怒りの脱出」(1985年)の時に胸囲が118cmで、「ランボー怒りのアフガン」(1988年)の時は129cmあったそうです。
情報ソースは、映画のパンフレットです。
僕はどちらも映画館で見ました。

横川選手の胸囲はどのくらいなんでしょうか?
やっぱり130cmぐらいあるんでしょうか?

2人の動画を見た後、僕はお風呂に入ってから仕事に出かけました。
仕事は午後からなので、そのようにしています。
夜、風呂に入らないのか?という意見もあると思いますが、娘の学校がある時は、朝は6時に起きなければならないので、夜はなるべく早く寝たいんです。
だから、仕事から帰って、このバーベルブログの更新をしたら、お風呂に入らずに寝ます。

で、脱衣所で服を脱いで自分の体を見てみると、

鹿野一郎
鹿野一郎

ダメだ、こりゃ!!

としか思えないです。
比べる相手が悪すぎますね。
でも、少しでも彼らに近づけるように、もっと鍛えていきたいです。

カタブツの筋肉系ユーチューバーのShoさんまで/時代の流れか

筋肉系YouTube、ShoFitnessのShoさんは、初めはフィジークをやっていましたが、ある時フィジークをやめて、パワーリフティングに転向しました。
ShoさんのYouTubeはとても硬派で真面目だと思います。
彼は自分の経験でものを言うよりも、海外の学者グループの研究成果を翻訳して紹介することを熱心にやっています。
ShoさんのYouTubeは、初心者がボディーメイクで大きな成果を上げるには、こういうトレーニングをするのが良いようですよ、という事を学者グループの研究成果を踏まえて科学的に説明しています。
ものすごく真面目で硬派なYouTubeだと思います。

特にShoさんが12月2日に公開した動画「バルク主義は正義か?マイケル・サンデルとフィル・ヒース」という動画はトレーニングに関係なく、世の中の全ての人に見て欲しい、素晴らしい内容だったと思います。
簡単に内容を言ってしまうと、実力主義で評価されなかった人は、「実力がない」、「努力を怠った」という烙印を押されてしまうけれど、評価された人々は、努力をしただけでなく、生まれ持った才能があったから実力を発揮できたのではないか?という事です。
才能があるかないかは本人の努力に関係なく、運で決まります。
つまり、実力主義は運の良い人を優遇し、運の悪かった人を差別しているのではないか?
という趣旨だったと思います。

最近のShoさんは、あまり自分のトレーニングの内容は公開しておらず、それよりも初心者向けのトレーニングの方法論を中心に構成していると思います。
でも、そのShoさんも少し前までは、カネキンさんのように、自分のトレーニングを中心に、細かく編集し、BGMまでつけて公開していました。
もともとはそうではなかったんですが、あのShoさんにもそういう動画を作っていた時期がありました。
当時は、

鹿野一郎
鹿野一郎

あの、硬派でカタブツのShoさんもこういう動画を作るようになったのか!

と思いましたが、どうやらBGMの有無も世の中の流行り、廃りの一部なんでしょうね。
もしかしたら動画にBGMをつける時代もそろそろ終わりなのかも知れないです。

YouTubeを広告なしで見る方法

YouTubeの動画を広告なしで見る方法があります。
でも少し手間がかかるので、僕はいつもそれをやっている訳ではありません。
もしかしたらその方法は何らかの法律や倫理に引っかかるのかも知れないので、あまり堂々とは言えないですが、確かに存在します。
それはYouTube downloaderというソフトを使って、動画を一度パソコンにダウンロードしてしまう方法です。
そしてパソコン内に保存された動画を再生すれば、一切広告が入らない状態で動画を見る事が出来ます。
これまで見てきた数多くの動画の中で、

鹿野一郎
鹿野一郎

これは、永久保存版だ!

と思える尊い動画がいくつかあったので、それらはダウンロードしてパソコンの中に保管しています。
その時に偶然発見したんです。
ダウンロードした動画には広告がついていないと。
でも、ほぼ毎日見る動画をすべてこうやって見るのは手間がかかるので、大体の場合、広告を我慢して見ています。
でも、広告はない方が見やすいですよね。

最後に今日の話(マスクとスプレーは嫌だという話)

今日は2021年12月24日で、クリスマスイブです。
そして娘の小学校の冬休みの初日でした。
僕は普段は娘の朝食を作るために、朝は6時に起きます。
仕事は夜遅くまであるので、寝るのは大体12時から1時ぐらいです。
そのため、週末に向かうとだんだん寝不足が蓄積してきて辛くなります。

今は冬期講習中で、普段より早く家に帰れますが、それでも寝不足が蓄積することに変わりはありません。
今日から冬休みなので、ようやく早起きから解放されました。
今朝、目が覚めた時に時計を見たら、なんと10時54分でした。
そこまで寝坊しているとは思ってもいませんでしたよ。
でも、それでかなりすっきりしました。

僕のバーベルプレートです。ALEXです。

下に降りていくと、とっくに覚めた朝食がテーブルの上にありました。
娘が作ってくれていました。
午後1時には家を出なければいけなかったので、朝食の後は洗濯物を干して、お風呂に入り、仕事に出かけました。
愛犬の散歩は普段は僕が行くんですが、今日は妻が代わりに行ってくれました。
時間がなくて全く筋トレが出来なかったので、せめてもと思い、柔軟運動と空手の練習を少しだけやりました。
柔軟運動は座って体前屈をやり、空手の練習は左右の前蹴りを20本ずつ蹴っておしまいにしました。

今日で冬期講習のタームが終わり、明日は休みです。
でも明後日の日曜日からまた次のタームが始まります。
次は朝から夕方まで授業が入っていますが、朝は6時に起きる必要がなく、7時半ぐらいまで寝ていられるので、おそらく体力的にはキツくないと思います。
受験生はもう追い込みで、みんな緊張感を持って勉強しています。
なので、僕もあと少し頑張って仕事をしなければならないです。

12月30日まで働いたら、大晦日から1月6日まで休みがもらえるので、そこで少し筋トレをしたいと思います。
ユーチューバーの方々のように、時間を気にせず徹底的にトレーニングできる環境が羨ましいです。

今日、職場で、

鹿野一郎
鹿野一郎

ジムではマスクをしなければいけないし、ダンベルやバーベルを使う度にスプレーで消毒しなければいけないから面倒なんですよ。

と言ったら、ある先生が、それが理由で奥さんがジムを辞めてしまったと言っていました。
そして代わりに、完全パーソナルのジムに通うことにしたそうです。
ジムは完全予約制で、マンツーマンでトレーニングをするそうです。
他のお客さんがいないから、トレーニーはマスクをしなくて良いそうです。
パーソナルトレーナーはマスクをしていると思いますが、トレーニングをする人はしなくて良いんです。
しかも、お客さんが帰ってから次のお客さんが来るまでの間に、トレーナーが機材を消毒するので、お客さんは何もしなくて良いそうです。
そういうジムはお金も高そうですが、そのジムのパーソナルトレーナーの方によると、マスクとスプレーが嫌で、24時間ジムからそのパーソナルジムに流れてくるお客さんが結構いるそうです。
気持ちはよくわかります。
マスクとスプレーは本当にいやですからね。
マスクをしてスクワットをするのは、最悪ですよ。
酸欠で倒れるかと思ったこともあります。

僕は自宅にバーベルを持っているので、まだ良いですが、ジムでしかトレーニングできない人々は本当に気の毒だと思います。
ぼくは、自宅にハーフラックさえ買えば、それで懸垂もスクワットも出来るようになるので、ジムに行く必要がなくなります。
でも妻の許可が永遠におりないので、ハーフラックは永遠のあこがれのままです。

今回はこんなところです。
ありがとうございました。
メリー、クリスマス!

外部リンク「【横川尚隆】彼が何故[たった4年で日本王者になれたのか]この動画を観れば1発でわかります
外部リンク「バルク主義は正義か?マイケル・サンデルとフィル・ヒース
      

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