こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2024年7月18日の金曜日です。
5月12日のパワーリフティング千葉県大会以降、自由な食生活を満喫して来ましたが、体重が許容範囲を大きく逸脱してしまったので、ちょっと減量します。
5月12日の試合に出なかったにもかかわらず、その日以降、自由な食生活を送って来ました。
好んで食べたのはボンカレーゴールド、サッポロ一番醤油味でした。
でももう終わりにします。
最近、太って来たなと自覚していたので、一昨日久し振りに体重計に乗ったら、なんと81.4kgを記録してしまいました。
体重が80kgを超えたのは去年の1月26日以来、1年半振りの事です。
さすがにこれは許容できないので、ちょっと減量することにしました。
今回の減量期間と目標
今回は8月11日の朝に78kg以下になっている事を目標に減量していきます。
今日が7月19日なので、1ヶ月弱です。
なぜこの日を目標にするのかというと、この日は瀬戸内海の離島のフリースクールに離島留学に行っている娘を迎えに行く日だからです。
娘は4月1日から離島で暮らしていますが、前回会った時は僕の体重は75kgぐらいでした。
それからわずかの期間で6kg以上増えました。
これが自由な食生活の代償ですね。
もちろん好きに食べれば太るのはわかっていました。
でも78kg程度で抑えたかったので、若干衝撃を受けました。
これから引き締めていきたいと思います。
一昨日の朝が81.4kgで、昨日の朝は80.3kgでした。
そして今朝は79.8kgでした。
念のために補足すると、体重を測るときの服装はパンツ一丁ではなく、Tシャツ、短パンに靴下を履いていました。
体重を測るのにわざわざパンツ一丁になるのは面倒なので、試合前の本気の減量の時以外はしたくないです。
食事を減らして、というより食べ過ぎるのをやめて3日目ですが、まだお腹が張っている感じがします。
食事を減らして1週間もすると、少しお腹の張りも落ち着いてくると思います。
これまでは白米は好きなだけ食べていましたが、一昨日からは再び朝150グラム、昼150グラム、夜100グラムにしました。
間食もやめました。
でもお酒はやめていません。
僕の場合、お酒だけはやめられないんですよ。
でも、お酒のつまみはやめました。
日曜日の朝に79.5kgにして、その後は毎週500gずつ減らしていければ良いかなと思っています。
最近のベンチプレスとデッドリフト
デッドリフトは5月12日の試合後、7週間もサボっていましたが、6月25日の水曜日に再開しました。
この日は120kgで5回5セットやって終わりにしました。
次の週の7月3日水曜日は125kgで5回5セットやりました。
そして7月10日の水曜日は130kgで5回5セットやりました。
この時、9週間振りにパワーベルトを締めて衝撃を受けました。
普段は外側から3つ目の穴で締めているんですが、3つ目の穴にははるかに届かず、2つ目の穴でもぎりぎり締まる状況だったからです。
ここまで太っていたとは気づきませんでした。
鏡を見る限り、あんまり変わっていないように見えたので。
今週の水曜日、7月17日の水曜日は135kgで5回5セットやる予定だったんですが、いろいろとあってトレーニングを休みました。
ここのところ、仕事もそうですが、通信制高校の合同相談会に顔を出すなどして疲れてしまったからです。
娘は来年の春に高校に進みますが、もう全日制の高校に行くのは不可能な状況です。
定時制高校にも通いたくないようで、通信制高校しか選択肢が残っていません。
娘は通信制高校に通ってばりばりアルバイトをしたいと言っています。
デッドリフトはこの調子で毎週5kgずつ重くしていこうと思います。
どこまで行けるかわかりませんが、このゆっくりとしたやり方は、7週間サボった人間のリハビリとしてはちょうど良いと感じています。
ベンチプレスは最近順調です。
前回の投稿では92.5kgで9回挙がったと書きましたが、7月10日の水曜日は95kgでやって、8回、5回、5回、5回、5回で合計28回でした。
2セット目からはずっと5回が精一杯でした。
7月13日の土曜日は同じく95kgでやって、8回、6回、5回、5回、4回の合計28回でした。
次は97.5kgでやります。
ベンチプレスはここ数年でみると今はかなり調子が良いですが、体重が81kgもあるんじゃ、パワーアップしても当然ですね。
記録が伸びたのは体重が増えたからなのでしょう。
減量が進むとパワーも元に戻るような気がします。
でも、トレーニングは気にせずバリバリやりたいと思っています。
ストリクト・カールのイベント
ある日、ジムにストリクト・カールのイベントの結果が貼り出されていました。
ジムでそんなイベントが行われたなんて、それまで知りませんでした。
おそらく僕が通っている佐倉のジムではなく、成田のジムで開催されたんだと思います。
でも、本当に何の宣伝もなく、いつの間にか開催されたように感じてしまいます。
ストリクト・カールというのは詳しくは知らないですが、バーベルで無反動で挙げるカールの事なのでしょう。
僕の認識が正しければ、反動をつけられないように、壁に背中と腰(頭も?)を密着させて行うんだと思います。
で、イベントの結果の貼り出しですが、男女とも上位10名の回数と名前が書かれていました。
イベントがいつ開催されたのか?どこで開催されたのか?は書いてありませんでした。
持ち上げたバーベルの重さが何kgだったのかも書いてありませんでした。
しかも男女ともに10人中7人、8人は名前でなくてイニシャルしか書いてありません。
何とも異様な感じがしました。
男子の1位は60回、10位は53回でした。
重さが書いていなかったので、ジムのお姉さんに聞いてみました。
するとお姉さんはスマホを取り出して、何かを調べ、男子は体重の40パーセントですと教えてくれました。
にわかには信じられない話です。
例えば体重が75kgの人なら30kgですよ。
30kgのバーベルでストリクト・カールが60回も出来るものでしょうか?
僕は20kgのシャフトだけで何回出来るかやってみました。
ただし、ジムで壁に寄りかかってストリクト・カールをするのは物凄く恥ずかしいので、普通の立ち姿勢で、なるべく反動をつけないようにゆっくりやりました。
結果は35回でした。
60回なんてとても無理です。
しかもたったの20kgですよ。
世の中には強い人がたくさんいるんですね。
10位の人でも53回というのは物凄い記録だと思います。
あのジムにそんなに強力な腕力を持っている人がごろごろいるとは知りませんでした。
普段はおじいさんとおばあさんが静かにトレーニングをしている静かなジムなのですが。
一昨年ぐらいににジムでベンチプレス、懸垂、アームレスリングのイベントをやったとき、記憶が確かなら懸垂の最高記録は33回だったと思います。
ベンチプレスは体重を同じ重さを何回挙げられるかで競いましたが、1位は38回でした。
それを考えると、体重の40パーセントの重さでのストリクト・カールが60回というのは本当に信じられません。
もしかしたら嘘なのかと疑ってしまうぐらいです。
開催日時、開催場所が書かれていないし、扱った重量も貼り出された紙には書いていないし、名前が載っている20人のほとんどがイニシャルだけなのですから、本当なのか?と疑ってしまいます。
でも、わざわざ嘘の張り紙をする必要もないので、本当なのでしょう。
ベンチプレス、懸垂、アームレスリングのイベントをやったときは、かなり前からジムにポスターが貼ってあったし、当日はかなり多くの景品や賞金まで出て、とても盛り上がりました。
それと比べると、今回のイベントは知らないうちに結果だけ発表されていて、なんとも不思議な感じです。
実際にそのイベントを見てみたかったです。
優勝した人も、60回目をあげる時はもはやボロ雑巾のようにズタズタになっていたんじゃないでしょうか?
1位が60回で、10位が53回というのは恐るべき記録だと思います。
パワーハラスメントという言葉のイメージを生徒に聞いてみました。
まるでトレーニングと関係ない話ですが、パワーハラスメントという言葉について、ちょっと書きたいと思います。
最近、ドラマを見ていると、「部下を叱るとパワハラになっちゃうから叱れない」というセリフを聞くことがあります。
また、ちょっとしたミスを指摘された部下が上司に対して、「パワハラですよ!」という場面も見かけます。
それを見るたびに僕は内心ムッとしていました。
あんな言葉がパワハラに該当する訳ないじゃないか!という思いが募ります。
パワーハラスメントの正確な定義は知りませんが、職業上有意な立場を利用して激しく相手を叱責し、不必要な人格攻撃などをするのがパワーハラスメントだと僕は思っていました。
でも、僕がそう思うように、他の人にもその人なりのイメージがあるのでしょう。
おそらく若い人は上司が部下を注意するだけでパワハラだと認識するのではないかと思って、この間授業中に生徒に聞いてみました。
僕は予備校講師をしていて、普段から高校生や浪人生を相手に授業をしています。
この間高校生の授業が早く終わり、5分ほど時間ができたので、生徒に聞いてみました。
こんな感じです。
いいですか、みんなは会社に入社して2年目のサラリーマンです。
営業の仕事をしていて、飛び込みで方々の会社に入り、新規の契約を取り付ける事を仕事にしています。
でもなかなか新規契約が取れず、今日もゼロでした。
そして会社に戻って上司にそれを報告します。
「係長、すいません。今日も契約が1件も取れませんでした。明日こそ頑張ります。」
社員がこのように謝った時、係長はこう言いました。
「この大馬鹿野郎ガアァ!!お前今までに一件も仕事を取れてないじゃないか!やる気がないならやめちまえ、今すぐ出て行け!!」
さあ、これはパワーハラスメントだと思いますか?と尋ねました。
パワハラだと思う人手をあげて、というとなんと誰も手をあげませんでした。
今時の高校生にとってこのような叱責は完全にパワハラ相当だと思っていたんですが、そうではないようです。
まあ、昭和の頃に中学生、高校生をやっていた僕から見ると、上のやりとりはちょっときつめの注意に過ぎないと思いますが、さすがに今の時代ではなかなか聞かなくなりました。
先日どこかに出かけた時に、出店を片付けていたボスが部下の若者に調度上の言葉のように怒鳴りつけていました。
それを聞いて、懐かしく感じたものでした。
話を進めます。
上の対応がパワハラだと答えた生徒がいなかったので、次の例を出しました。
社員:「係長、すいません。頑張ったんですが、今日もオケラでした。明日こそがんばります。」
係長:「この大馬鹿野郎ガアァ!!お前、謝ればなんでも許されると思ってんのか!!一体どういう育て方をされたらそんな風になるんだ?親の顔が見てみたい。今すぐ連れてこい!」
これは完全にアウトだと思って生徒に聞いてみると、なんとこれがパワハラに該当すると答えた生徒もいませんでした。
これには本当に驚きました。
今時の若者は上司が何か言うとなんでもかんでもパワハラだと受け取るものと思っていたからです。
もし予備校の教室で生徒に対して「親の顔が見たい」なんて言ったら、1発でその講師の首は飛ぶと思います。
これは予備校講師だったら絶対にアウトな禁断のセリフです。
でも生徒達はこれをパワハラとは認識していないようでした。
ならばこれはどうかと思ってもう一つ例を出しました。
社員:「すいません、係長、今日もツカンポでした。明日こそ頑張ります。許してください。」
係長:「この大馬鹿野郎ガアァ!!お前全然会社の役に立ってないじゃないか、そんな奴は生きてる意味がない!死んじまえ!今すぐ死ね!逝ってよし!!」
これはどうかと聞いたら、なんと今度は全員がそれはパワハラだと答えました。
なるほど、今時の若者にとって「死ね」はアウトなんですね。
僕個人としては「死ね」よりも「親の顔が見たい」の方がはるかにひどいと思うんですが、生徒達は違っていました。
僕は小学生の頃は毎日のようにクラスの女子に「死ね」と言っていたし、女子からは「死ね」と言われていました。
当時の小学生にとって、「死ね」は「こんにちは」と同じ程度の意味しかなかったと思います。
でも時代が変わって今は「死ね」がダメになったんですね。
考えてみればSNSに「死ね」と書かれて本当に死んでしまったという悲惨な事件もありました。
面と向かって言葉で言われるより、匿名で活字で書かれる方がダメージが相当大きいんでしょうね。
面と向かって言う場合でも、状況によってかなり違うと思います。
小学校でクラスの男子と女子が互いに「死ね」と言い合っているならば、深刻に受け止めることはないと思いますが、複数の人間が1人の人間をいじめていて、その中で面と向かって「死ね」と言われ続けたら、これはかなりキツイと思います。
もしかしたら今時の高校生は小学生ぐらいの時から「死ね」とは言ってはいけないと教育されているのかも知れないですね。
うちの娘は反抗期で、妻は娘から何回も「死ね」と言われました。
その辛さがあなたにはわからないの?と何度も僕は詰め寄られましたが、反抗期の中学生が死ねというのは当たり前のことだとしか思っていなかったので、ピンと来ませんでした。
妻も僕と同じ昭和の世代ですが、妻は小学生や中学生の頃にクラスの男子や友達から「死ね」と言われたことはないそうです。
この違いはとても大きいですね。
今年の2月、娘を離島留学に送り出す少し前の僕は生まれて初めて娘とかなり激しい大喧嘩をしました。
そのときに娘から初めて「死ね」と言われましたが、何とも思いませんでした。
今回、生徒に聞いてみて2つのことがわかりました。
まず、今時の若者はドラマで描かれているほど、なんでもかんでもパワハラとは認識しないようだという事です。
次に、今時の若者にとっては「死ね」というのは絶対的な禁句なのだとわかりました。
僕は来月には57歳になる初老の男ですから、今時の若者の感性は、こうやって質問してみないとわからないです。
昔は僕も子供だったんですが、もうすぐ老人です。
時が経つのは早いですね。
明日は土曜日なので、ジムに行ってトレーニングをしたいです。
今回はこの辺にしておきます。
ありがとうございました。