僕のダンベル その4(NIPPYOのプレートを追加購入)

ダンベル ダンベル

こんにちは。鹿野一郎です。
昭和63年(1988年)1月3日、大学生だった僕は、船橋の西武デパートでダンベル用の1kgのプレートを2枚買いました。
前に買ったものと同じ、NIPPYOのペイントプレートです。1枚900円でした。

これ以前に持っていたダンベルは、ダンベルバー2.5kg1本、3kgプレート2枚、2kgプレート2枚で合計12.5kgでした。
これが軽くなったからプレートを買い足したのです。
これでプレートは1kg2枚、2kg2枚、3kg2枚となりました。

この買い物でダンベルの重さは合計12.5kgから合計14.5kgに増えました。
僕は大学受験で浪人していた時から日記をつけているのですが、当日の日記には以下のように書いてあります。

今日、船橋西武でダンベルプレート1kgを2枚買って来た。
ダンベルの重さを12.5kgから14.5kgに変えたが、それを使ってみて、その手応えが12.5kgをセットで買って来て、初めて試した時とほぼ同じである事に気付いた。
いつの間にか随分と力がついていたらしい。
いずれこの14.5kgも軽いと感じるようになるのだろうか。

この記述からすると、どうやらダンベルではカールしかやっていなかったようです。
今(2021年3月)から33年も前の話なので、当時どういうトレーニングをしていたのかはほとんど覚えていません。
だから、推測になってしまいます。

今思えば、この時は1kgを2枚買うのではなく、1kgと5kgのプレートを2枚ずつ買った方が良かったと思います。
この後どんどん力がついて、プレートが足りなくなる事は明らかだし、カールの他にショルダープレスやダンベルプレスをするならば、もっと重いダンベルが必要になるからです。

でもこの当時はそういう事まで気が回らなかったのでしょう。
家にダンベルがあるのに、胸のトレーニングは腕立て伏せしかやっていなかったんですから(笑)。
ダンベルが2個あれば、ダンベルフライやダンベルプレスができるのですが、当時はそんな事は考えもしなかったのでしょう。

ダンベルのプレートを買うのにデパートに行くというのは、今の若い人には理解できない感覚だと思います。
ダンベルを買うなら、インターネットで注文するのが普通だと思いますが、当時はインターネットなどありませんでした。
インターネットどころか、パソコンを持っている人もまだ極めて少数派でした。
それどころか、まだコードレスフォンが珍しい時代でした。この当時の僕のうちの電話はダイヤル式の黒電話でした。
もちろん携帯電話などありませんでした。

インターネットがないなら、ドンキホーテやホームセンターでダンベルセットを買えば良いではないかと思うかも知れませんが、それも当時ではありえない話です。
まず、ドンキホーテはこの世に存在していませんでした。
ホームセンターは、ケーヨーホームセンターが家の近くにありましたが、ダンベルなど売っていませんでした。
ちなみにケーヨーホームセンターは、今ではケーヨーD2という名前に変わっています。
また、スポーツオーソリティーとか、スポーツゼビオのような大規模なスポーツ専門店も当時はありませんでした。
僕が知る限り、あの当時にダンベルのプレートを売っていたのは、船橋の西武デパートだけだったのです。
なんと言っても、セブンイレブンが珍しい時代ですからね。
ダンベルを買うのも大変でした。

高校時代に使っていたポリアレイの重さは、水を入れて3kg、砂を入れて5kg、水と砂を入れて6kgでした。
それが軽くなり過ぎたので、ダンベルを買いました。
最初が12.5kgで、今回の買い物で14.5kgになりました。
だんだん重量が増えていきます。

最初は2.5kgのバー、3kgのプレート2枚、2kgのプレート2枚でした。
この組み合わせだと、軽い方から2.5kg、6.5kg、8.5kg、12.5kgと4段階の重量が組めます。
そこへ1kgのプレートが2枚加わったので、バーの片側につけられる重さは以下のようになりました。

0=0
1=1
2=2
3=3
4=3+1
5=3+2
6=3+2+1

つまり、ダンベルの重さは、2.5kgから14.5kgまで、2kg刻みに7段階に調整できるようになりました。
1kgのプレートを買ったことにより、重くなっただけでなく、軽いものから重いものまで等間隔に重さをセットできるようになりました。
しかも4段階から8段階に広がりました。

でもこの当時はまだダンベルを1セットしか持っていませんでした。
ダンベルは2つ同時に使うことが多いので、2セット持っておくべきです。
この時はまだその事を知らなかったのか、お金がなかったのか、1個しかないことに不満がなかったのか、どれかはわかりませんが、とにかくダンベルはうちに1セットしかありませんでした。

話は変わりますが、今の若い人々はとても恵まれていますよね。
ジムに行けばダンベルもバーベルもパワーラックもいくらでもあるし、それらの使い方はYouTubeを見れば全て知ることができます。
僕は学生の頃、ジムに行っても使い方のわからない器具がいっぱいありましたよ。
昔は大学生がベンチプレスで100kg挙げたら大変な怪力でしたが、今では120kgぐらいあげる若者はざらにいると思います。
本当に時代が変わりましたね。
今の若い人々はトレーニングの環境と知識に本当に恵まれていて、羨ましいと思います。
まあ、昭和63年より令和3年の方が恵まれているのは当たり前なんですけどね(笑)。
今回はこんなところです。
ありがとうございました。

僕のダンベル その5へつづく

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