こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2022年8月7日の日曜日です。
暑い日が続いていますね。
今年は6月に史上最短の梅雨が明けて、それから猛暑日が続きました。
7月に入ってしばらくすると雨続きになりましたが、7月下旬頃からまた猛暑日になりました。
おそらく今日の時点で首都圏のこの夏の猛暑日は13回あったと思います。
少し前のニュースで見ましたが、この13回というのは観測史上最多の記録と並んでいるそうです。
今後、さらに最高気温が35度以上の日があれば、猛暑日観測回数の史上最高記録を更新することになると思います。
毎日本当に暑いです。
猛暑の炎天下を歩いていると、仕事をするより、海や川、湖のレジャーに繰り出したくなります。
僕は富士川、利根川上流でラフティングをした事がありますが、あれは本当に楽しいですね。
また、福島県の桧原湖でボートを漕いだこともありますが、あれもとても水が冷たくて気持ちよく、快適でした。
ボートと言っても、普段着で乗るボートではなく、水着、ヘルメット、救命胴衣をつけて乗る2人乗りの小型のボートでした。
毎日猛烈な暑さの中、照り返しのコンクリートの上を歩いて駅まで行き、電車の冷房でガンガンに冷やされ、また灼熱のコンクリートジャングルを歩いて次の校舎に向かうのは、精神的にもやられてしまいます。
このまま行ったら、10年後、20年後の日本はどうなってしまうんでしょうか?
先日、講師室で他の先生が将来は日本人の死因の第一位は熱中症になるのではないか、と言っていました。
なんとおろそしい話でしょうか。
地球温暖化の話
みなさんは、地球温暖化の話を初めて聞いたのはいつ頃でしたか?
僕は小学校2年生の時に読んだ本に地球温暖化のことが書いてあったので、それで知りました。
僕は昭和42年生まれの54歳なので、今から47年前の話です。
その時、僕が読んだ本に書かれていたのは、このまま炭素を燃やし続けて温室効果で地球の温度が上昇すると、南極の氷が全て溶けて、海面は70メートル上昇するというものでした。
東京タワーの大展望台が150mぐらいなので、それの半分ぐらいまで水没すると書かれていました。
とても大袈裟な話ですが、氷が溶けて海面が上昇するというのは、すでに現実になっていますね。
さすがに70mはありえないと思いますが。
その後、大学生の時、朝のNHKのニュースで、北極か南極かどちらかの氷の一部が崩落したというニュースを見ました。
その氷の塊には名前がついていましたが、覚えていません。
アルファベットと数字による名前で、暗号みたいな名前でした。
大きさは栃木県の面積と同じぐらいで、それが一晩で海に崩れ落ちたというニュースでした。
それを聞いた時、僕は「ついに始まった。」と思いました。
それからさらに10年程月日が流れて、僕が30歳ぐらいになった頃、NHKスペシャルで地球温暖化に関する特集をやっていました。
それは恐ろしい内容でした。
録画してDVDに保管してありますが、衝撃的な内容でした。
僕は番組が始まった頃は、寝転んで見ていたんですが、途中から跳ね起きて、正座して食い入るように画面を見ていました。
西暦2100年頃、日本は元日に紅葉の見頃を迎えるようになるそうです。
春になると、今の(その当時の)真夏並みの日差しが照りつけて、連日猛暑になるそうです。(当時はまだ猛暑日という言葉はありませんでしたが)
つまり、冬がなくなり、夏と秋しか無くなってしまうという事でした。
海面は上昇し、海抜高度の低い国は水没し、穀物価格は高騰して、食糧難が起こるとも言っていました。
それはもう破局的な未来であって、信じたくない内容でした。
それからさらに10年ぐらい経って、僕が40歳ぐらいになった時、アメリカである映画が公開されました。
ジョージ・ブッシュ大統領と大統領の座を巡って競い、敗れたアル・ゴア元副大統領が手がけた「不都合な真実」という映画です。
僕はこの映画は映画館で見ました。
10年前のNHKスペシャルの内容と比べたらソフトな内容で、「このぐらいのことならみんな知っているんじゃないの?」というのが感想でした。
でも、僕の前に座っていた男性など、数人は映画が終わった後、固まってしまって、しばらく動けなかったようです。
地球温暖化が進むと台風が巨大化、強力化して被害が拡大するとも言われていますが、最近の日本は確かにそうなっています。
一昨年でしたかね、ほんの数年前に僕が住む千葉県に2つの台風が立て続けに直撃して、大規模な停電と、断水が起こりました。
地球温暖化の話を、最近の高校生はどこまで知っているのかと思って聞いてみると、大体小学校低学年の頃に初めて聞いたという意見が多かったです。
僕と同じですね。
では、僕より上の世代の人はどうなんでしょうか?
もしかしたらもっと上の世代の人も、ずっと昔から地球温暖化の話を知らされていたのでしょうか。
地球温暖化には懐疑論もあり、そもそも事実ではないとする意見もあります。
これを議論するならば、そもそも温暖化をどういうスパンでみるのかをきちんと定義してからでないと話が始まらないと思います。
過去1万年の推移に対して温暖化しているというのか、過去1000年なのか、過去100年なのか。
僕は温暖化のメカニズムを肯定することも否定することも出来ないですが、過去100年の日本周辺に限定していうならば、気温は上昇し続けていると思います。
20年後、30年後の日本
地球温暖化が果たして本当なのか、嘘なのかはここでは置いておきます。
ここでは仮定の話をしたいです。
日本がこの50年で辿ってきた気温上昇が今後もしばらく続くと仮定した場合の話です。
そうなると20年後、30年後の千葉県では、日中の最高気温が40度を超えることも珍しく無くなっているかも知れないです。
感情でものを言わせてもらうと、そこまで暑くなったら、仕事も学校も全部休みにして、海や湖、プールの近くで過ごしたいです。
冷房をガンガン入れて、仕事や勉強をするよりも、そっちの方が良いような気もします。
これは感情論であって、理論的な提言ではありません。
では、冬はどうなるんでしょうか?
母の話によれば、昔は箱根駅伝では大学生ランナーが雪の中を走っていたそうです。
でも、僕は物心ついてから箱根駅伝で雪を見たことはないです。
さらにクリスマスに雪が降るのも見たことがないです。
たまに大雪は降りますが、昔に比べて降雪は少なくなっているようです。
でも、冬はやっぱり寒いです。
僕が住んでいる千葉県佐倉市では真冬の最低気温はマイナス6度ぐらいまで下がります。
最低気温ですから、明け方の気温です。
池の水には暑さが1cm以上もある氷が張ります。
娘が小さかった頃は、一緒に氷を割って遊んでいました。
個人的な感覚では、昔と比べて冬の寒さは変わっていないように感じますが、降雪量が減っているならば、やっぱり気温は上昇しているのでしょうか?
講師室で他の先生が言っていた、将来の日本では日本人の死因の第一位は熱中症になるかも知れないという予想があまりにも衝撃的だったので、ちょっと考えてみました。
僕がこれまでに行ったことがあるところで一番暑かった場所はどこか?
それはオーストラリアのケアンズです。
2005年の3月に行きましたが、あそこは強烈な暑さでした。
ケアンズには巨大な熱帯雨林があります。
当時僕が見ていたNHKの「100語でスタート英会話」という番組はオーストラリアと日本のロケで、最後はケアンズで話が終わりました。
それを見て、ケアンズに行きたいと思ったんですが、本当に暑かったです。
連日気温39度、湿度99%という暑さで、100メートルごとにコンビニエンスストアで涼まないと歩けないほどでした。
今の日本よりさらに暑いです。
アメリカのラスベガスも暑かったですが、ラスベガスはケアンズや日本に比べると遥かに過ごしやすいです。
街全体に石の焼けるような匂いが漂っていて、気温は42度ぐらいまで上がります。
でも、湿度が低いのであまり汗はかきません。
それは良いんですが、代わりにすぐに喉が渇きます。
飲み物を持たずに外を長時間歩くのは危険だと思います。
かつて仲間で飲みに行った時に、暑い場所自慢をしたことがありますが、その時に一番暑い場所と認定されたのは、エジプトでした。
話してくれた人は、エジプトに行って、あの毛布のような服にくるまって、ラクダに乗ってピラミッドを見に行ったそうですが、直射日光を浴びると怪我をするぐらいに日差しが厳しいそうです。
それを思い出した時、将来は日本もエジプトのようになるのだろうかと思ってしまいました。
まさか日本人があのような衣装を身に纏って、ラクダに乗って移動するのか?
いくらなんでもそれはないだろ、と思いました。
気温が上がっても自動車も電車も走るだろうし、ラクダは必要ないでしょう。
エジプトには文明がないから、ああいうスタイルで暑さに耐えているんだろうと思いました。
では、文明国で猛烈に暑い国はどこかないだろうかと思ったら、ありました。
誰でも知っている有名な場所ですね。
ドバイです。
僕はドバイに行ったことはないですが、毎年ドバイに行くという先生がいるので、ある時話を聞いてみました。
ドバイで一体、なんの観光をするのかと。
すると、暑いから基本的にホテルから出ないそうです。
ホテル内でも十分に楽しめるようになっているので、外に出る必要がないといいます。
まるでラスベガスみたいです。
僕はラスベガスに3回行ったことがありますが、ラスベガスもまさにそうです。
ホテルがみんな巨大で、ホテルの中に巨大なカジノ、巨大なショッピングモールなどがあります。
地下のショッピングモールに人工の運河があるホテルや、屋内に遊園地があるホテルまであります。
きっとドバイもそんな感じなんでしょう。
20年後、30年後の日本はドバイのような暑さになるのでしょうか。
それならばまだ希望が持てます。
ドバイでは多くの人が暮らしているし、おそらく熱中症で死者続出なんていう事態にはなっていないと思うからです。
しかもドバイは今の日本よりはるかに経済が活発ですよね。
ドバイについて
将来の日本が、ドバイのようになるならば、熱中症で人がバタバタ死ぬという悲惨な予想よりずっと明るいと思いました。
ではドバイとはどんなところなのか?
ほとんど全く知らなかったので、ほんのちょっとだけ調べてみました。
まず、人口は333万人だそうです。
千葉県の人口が630万人程度なので、その半分程度です。
随分と少ないんですね。
続いて国土面積ですが、なんとたったの35平方キロメートルだそうです。
日本の国土面積が38万平方キロメートルなので、その1万分の1以下です。
というより、国土が長方形だとすると、縦5キロ、横7キロで35平方キロメートルです。
なんという狭さでしょうか?
千葉県佐倉市の面積が104平方キロメートルなので、それの3分の1程度しかありません。
そこに333万人もの人が住んでいるそうです。
しかも、住人の9割が外国人だそうです。
ビジネスや旅行で訪れた外国人ばかりなんだそうです。
ちょっとネットで見たんですが、今現在のドバイの気温は42度あるそうです。
例年6月から8月は最高気温が40度を超え、最低気温でも30度近くあるそうです。
最高気温が30度を超えない月は一年で、12月、1月、2月、3月しかないそうです。
一番寒い1月の最高気温が24度で、最低気温は14度だそうです。
冬は随分と過ごしやすそうですね。
冬は暖房なしでもいけそうですね。
手袋とか耳当て、ダウンジャケットも必要なさそうです。
果たして、将来の日本はそんな感じになるのでしょうか?
高原は涼しいですよね
首都圏は連日猛暑ですが、高原は大分涼しいですよね。
僕は7月17日に娘とその友達、お父さん、お姉さんなどと泊まりがけで富士急ハイランドに行きました。
宿泊したのは標高1000mにあるペンションでした。
そこには冷房がなく、窓を開けて扇風機をつけていただけでしたが、寒かったです。
確か、気温は高度が100メートル上がるごとに、0.6度下がるはずですが、実際にはもっと大きな温度差があったように思います。
普段、自宅で寝るときは、冷房を一晩中つけて、かけ布団なしで寝ていますが、そのペンションに泊まったときは、冷房なしで、掛け布団と毛布をかけて寝ました。
本当に別世界のように気温が低かったです。
ペンションの主人によると、10月から4月までは雪の下だそうです。
もし、将来日本がドバイみたいに暑くなるならば、いや今の時点でも、夏の間はそういう高原に移り住んで、その他の季節は千葉に戻ってくるという生活ができたらどんなに素晴らしいだろうと思います。
僕は今月、秋田県の乳頭温泉郷に「男の一人旅」で行きます。
宿泊地は標高600メートルにあるそうで、今日の最高気温は25度だったそうです。
だいぶ涼しいですね。
やっぱり高いところは気温が低いんですね。
昔から避暑地というと軽井沢が有名ですね。
僕は一度も行った事がないので、どんなところか知らないです。
今調べてみたら、今日の最高金は26度だったそうです。
でも明日は29度、明後日は31度という予想になっています。
軽井沢の標高は900メートルから1000メートルだそうですが、思ったほど涼しくないようですね。
軽井沢というと、お金持ちの別荘ばかりがあるイメージですが、実際はどうなんでしょうか?
行った事がないからわからないです。
ドバイに住んでいる地元の人たちは、真夏は海水浴を楽しみたいだろうと想像しますが、果たして可能なんでしょうか。
イメージでは、ドバイの海岸線は全て、お金持ちのためのリゾートとして開発され尽くしていて、庶民が海水浴を楽しめるスペースはないんじゃないか、余計な心配をしてしまいます。
真夏は筋トレに向きませんね
しつこいですが、これだけ暑いと海や川、湖に繰り出して、水のレジャーをしたくなります。
ジムに行けば冷房が効いていて、快適にトレーニングができますが、自宅だと難しいです。
自宅でトレーニングをするとなったら、冷房を最も低い温度に設定して、風力を最強にして、さらに扇風機まで動員しないとトレーニング出来ないと思います。
僕は普段はジムでトレーニングするよりも、家でトレーニングをする方が好きなんですが、真夏はジムじゃないと無理ですね。
ジムでは一体、どういうレベルの冷房を効かせているんでしょうか?
かなり強いと思います。
僕は昨日、今日は休みでしたが、明日からまた5日間仕事です。
明日からが最後のタームで、それが終わると夏休みに入ります。
今年の夏休みは、8月13日から31日までの19日間です。
男の一人旅で、3泊4日の東北旅行に行きます。
もう、おそらく家族旅行というのは当分ないでしょう。
娘がもう行かないと宣言しているし、僕自身も思い返してみると、父、母、弟の四人だけで旅行に行ったのは、子供の頃の赤城山と箱根しか記憶にありません。
赤城山に行ったときは、まだ小さかった弟が喘息の発作を起こしたので、山に登らずに予定を変更して帰ってきました。
箱根に行ったときは、僕は中学生でしたが、全日程全てザーザー降りの雨で、何も観光出来ませんでした。
子供の頃の家族旅行の思い出はそれだけです。
家族以外に、他の家族などと合同で旅行をした回数は多かったと思いますが、家族だけで旅行をしたのはその2回だけです。
それを思えば、妻、娘と三人で行った旅行はこれまでに20回を超えているので、悪くはないかなと思います。
娘は今日が塾の夏期講習の前期の最終日で、明日からお盆休みに入ります。
娘のお盆休みが終わり、夏期講習の後期が始まる頃に、僕は仕事が終わり、夏休みに入ります。
夏は夏期講習があるため、筋トレの頻度が下がり、筋力も低下してしまいましたが、講習が終わったらまたきっちりトレーニングをして取り戻したいと思います。
昨日のトレーニングの甲斐あって、今日は結構重めの筋肉痛になりました。
明日からまた5日間、頑張って仕事をします。
あ、そうだ。
アイキャッチ画像はドバイの砂漠ではなく、鳥取砂丘です。
今回はこんなところです。
ありがとうございました。