左股関節の怪我は思ったより重いです。試合まであと12日。

トレーニング

こんにちは。鹿野一郎です。
今日は2021年10月12日の火曜日です。
僕は昨日、ジムでスクワットをして、左脚の付け根を怪我しました、
スクワットをしているときは痛みの自覚はなく、何となく違和感があるだけでした。
昨日は10月24日のパワーリフティング千葉県大会に向けて、スクワットを170kgで何回挙げられるのかを調べる目的でジムに行きましたが、1回も挙げることが出来ずに、いきなり潰れてしまいました。
先週の月曜日には2回連続で挙げていますが、もっと挙がるはずだと思っていたので、昨日は3回か4回は挙げるつもりでした。
でも1回目でいきなり潰れてしまいました。
バーベルがとにかく重くて、200kgぐらいあるんじゃないかと感じました。
しゃがんで切り返す間も無く、そのまま潰れてしまいました。
そのときはショックで茫然自失になりましたが、それは怪我が原因だったんだと思います。

スクワットの後、ベンチプレスを始めた頃からだんだん痛み始め、夜になるともっと痛みが強くなりました。
今朝、布団から起き上がるときにはさらに痛くなっていて、夕方には歩くのにビッコをひくようになりました。
でも試合まであと12日あるので、それまでには治ると思います。
これまでにも筋トレで怪我をしたことは何度もありますが、スクワットで股関節を痛めたのは2回目です。
1回目のときは今回よりかなり軽かったです。
あのときは痛めた脚でも軽いバーベルなら問題なく挙げられていましたが、今回は何も持たずにしゃがむことが難しいです。
今日が試合だったら、20kgのシャフトだけでも挙げることが出来なかったと思います。
しゃがんだらそのまま左に転んでしまったでしょう。
今日の時点ではそのぐらいの痛みがありました。
でも階段の上り下りや、自転車を漕ぐことはできているので、日常生活には影響はありません。

怪我をしてスクワットの第1試技を20kgで申請したら、周りは驚き、続いて非難の目で見られるでしょうね。
シャフトだけのスクワットなんて今まで試合会場で見たことはありません。
何とか試合までには回復して、自己ベストを更新したいです。

2019年の春の試合で会った選手(肩の怪我)

怪我というと、2019年の春の試合だったと思いますが、試合会場で会った人を思い出します。
その人はマスターズ1(40歳代)の人で初出場でしたが、スクワット170kg、ベンチプレス80kg、デッドリフト200kgを挙げてトータル450kgを記録しました。
その人は肩を怪我していて、試合前はベンチプレスは全く挙がらないと言っていました。
普段は135kgを挙げる力があるそうですが、試合では怪我のため第1試技も第2試技も80kgを失敗し、第3試技でようやく80kgを挙げました。
でも、第1、第2試技の失敗の仕方がちょっと異様でした。
怪我で力が入らないから押し切れないというのではなく、まるで右肩の関節が突然外れたかのように、途中でバーベルが右に崩れ落ちるような感じで潰れていました。
どういう怪我をしたらああいう状態になるのかわかりませんが、あれは強く印象に残るベンチプレスでした。
その人は肩の怪我が治ったらまた試合に来ると言っていましたが、それ以来会ったことがないです。
もしかしたらまだ良くならないのでしょうか?是非、回復して全力を出せる状態でまた試合会場に来て欲しいです。

プリチャーカールで2回大怪我をしました。

随分前のことですが、ジムでプリチャーカールをしていて、大怪我をしたことがあります。
左腕を1回、右腕を1回やりましたが、どちらも回復までに1年もかかる大怪我でした。
左の腕を怪我したときは、それ以来トレーニングでカールを出来なくなりました。
月日の経過とともに腕、肩の痛みは取れて行きましたが、ある天気の良い日に、まだ小さかった娘を連れて公園に行ったとき、またやってしまいました。
もちろん公園で筋トレなどするはずはないんですが、以前空手をやっていたということと、その日は天気が良くて気分も良かったことから、娘が砂場で遊んでいるときに、左右の突きを繰り出し始めました。
久し振りだったのに調子が良かったので、だんだん熱が入ってきて、ついうっかり左のフックを出してしまいました。
このときに肩からボキッという音が聞こえて、激痛が走りました。

鹿野一郎
鹿野一郎

しまった!やってしまった。

と思いましたが、後の祭りでした。
せっかく治りかけていたのに、また振り出しに戻ってしまいました。
肩がズキズキ痛くて、とても辛かったです。
その後、ほとんど全く筋トレも空手の練習もしない日々を過ごして、やがて回復しました。

2回目の怪我はとてもはっきりと記憶に残っています。
またしてもプリチャーカールです。
別に無理に重いバーベルを扱っていたわけではないです。
プリチャー台に両肘を固定して、バーベルを挙げるんですが、何回目かのとき、バーベルを下ろしている時に、右腕からボキッという大きな音がして、腕から骨が飛び出すのが見えました。
僕はビックリ仰天してバーベルを床に落としてしまいました。
大変なことになった、当分入院だと思いましたが、腕を見るとどこにも傷はありませんでした。
確かに上腕二頭筋を突き破って上腕骨が飛び出してくるのが見えたんですが、あれは脳が作り出した偽りの映像だったようです。
でも、腕が痛いのは事実です。
ジンジン、ズキズキ痛くて、もうその日はそれ以上トレーニングをするのは無理でした。
シャワーを浴びるのも一苦労でした。
もう右腕は全く使えなくなっていたので、着替える時も苦労しました。
ジムを出て近くの薬局で湿布を買って、駅のトイレで肩に貼ったのを覚えています。
その日はその後、仕事だったんですが、授業ではなく会議だったので、参加することができました。
(僕は予備校講師をしているので、普段は生徒を相手に授業をしています。)
日記を調べれば、その時の様子が詳しくわかると思いますが、調べるのにかなり手間がかかるので、また今度にします。
おそらくそれは週末で、会議の次の日は休みだったと思います。
だから、月曜日にはチョークを持てるまでに回復し、授業はちゃんとやりました。
もう大分前のことです。
でもいつのことかは思い出せません。

僕はそれ以来、もう二度とプリチャーカールはしないことにしました。
カールはバーベルを使った立ち姿勢でのカールしかしません。
もうああいう怪我をするのは二度と御免です。

ベンチプレスで原因不明の左腕の怪我をしました

今から18年ぐらい前の事です。
友達と成田市体育館でトレーニングをしていたときです。
ある時を境に、ベンチプレスの力がみるみると落ちて行き、バーベルが挙がらなくなりました。
その当時は体重が85kgぐらいあって、ベンチプレスは最高で120kgまで挙げていましたが、一時は60kgのバーベルを挙げるのが精一杯になってしまいました。
まったく原因は不明です。
友達によると、バーベルが傾いていて、明らかに左が下がっているそうです。
試しにプレートを全て外して、シャフトだけでベンチプレスをしても、やっぱり左が下がっているという事でした。


その後、軽いバーベルから小刻みに重さを増やして行って、ベンチプレスをして行ったところ、110kgが挙がるところまで回復しましたが、その頃から左腕に強いしびれが出始めました。
再びバーベルが挙がらなくなり、しびれは左腕から首筋まで広がって行きました。
病院で診て貰うと首の骨に異常があると言われました。
薬をもらって様子を見ることにしましたが、左腕のしびれは治りませんでした。
さらに左の大胸筋が大きくえぐれてしまって、ほとんど無くなってしまいました。
この頃、僕は絶望的な気分に陥っていました。
もうこのまま一生筋トレが出来ないのではないか?
もしかしたら左腕はそのうち動かせなくなるのではないか?
最後は切断しなければいけないような事態になってしまうんじゃないか?
悪いことばかり考えていましたが、ある時、気持ちを切り替えました。
ベンチプレスが出来ないならば、普段サボっているスクワットを代わりにやることにしよう、と。
それまでスクワットは大嫌いで、ほとんどやった事がありませんでした。
100kgで出来るかどうかのレベルでした。
でも、ベンチプレスが出来なくなった今、代わりにスクワットをやると決めたので、毎週きっちりスクワットをするようになりました。
記録はどんどん伸びました。
初めの頃は120kgが重くて重くて仕方なかったですが、すぐに120kgは軽くなりました。
ある日、140kgに挑戦しようと思ったら、間違えて170kgのバーベルを組んでしまいました。
しゃがんだときにあまりの重さに潰れそうになりましたが、ど根性で立ち上がり、140kgの重さに恐怖を感じました。

鹿野一郎
鹿野一郎

140kgがこんなに重いとは思わなかったよ。

と友達に言いながらも、恐怖で脚が震えていました。
あの当時はセーフティーバーの使い方を知らなかったので、スクワットで潰れるということは、即大怪我をすることだという認識だったんです。
後になって、プレートの付け間違えだったと気づいたときは大笑いしました。

結局胸が元に戻ってベンチプレスが出来るようになるまでに2年近くかかったと思います。
スクワットは最高で180kgまで挙げられるようになりました。
僕がスクワットで180kgを挙げるのを見て、「老師」が僕にパワーリフティングをしないかと声をかけてくれたんです。
なので、考えてみれば、ベンチプレスでのあの原因不明の大怪我がなかったら、僕はパワーリフティングをする事はなかったかも知れないです。
あの怪我が僕を間接的にパワーリフティングの世界に向かわせたのかも知れないです。
そう思うと、怪我も無駄ではないですね。

最近のベンチプレスでの右肩の怪我

最近のベンチプレスでの右肩の怪我は、去年の11月の怪我です。
今通っている地元の24時間ジムで、普通にベンチプレスをしていました。
ウォームアップで80kgを挙げるときに怪我をしました。
80kgのバーベルをラックから外して、胸まで下ろしたところで、右肩に鋭い痛みが走りました。
そのまま潰れても良かったんですが、なぜか意地になって、痛みを堪えてバーベルを押し上げました。
それが良くなかったんでしょう。
右肩はとても痛むようになり、それから4ヶ月間ベンチプレスを休むことになりました。

僕がこのバーベルブログを書き始めたのは今年の3月からですが、その頃はまだベンチプレスは休んだままで、復帰できていませんでした。
あの怪我も、何故怪我をしたのかさっぱりわかりません。

今回の股関節の怪我

文章を書いていたら段々色々思い出してきました。
確かに昨日のスクワットでは、シャフトだけを担いだ20kgのウォームアップで、きちんとしゃがめていないのに気がついたので、いつもより入念に、8回2セットもシャフトd酒でやりました。その後、140kgで3回ウォームアップしている時も、鏡を見て、

鹿野一郎
鹿野一郎

何故か、しゃがみが浅いな。

と思いました。
なので、次の160kgは目一杯深くしゃがんだんです。
目一杯深くしゃがんだからとても重かったですが、今思えばあれが怪我の原因だったのだと思います。
何故かしゃがみが全体的に浅かったので、深くしゃがもうと意識したのは良いんですが、それを160kgのバーベルでやったことが良くなかったんだと思います。
別にしゃがんだときに、ブチッ!とか、ミシッ!とか、メリメリ!という音は聞こえなかったんですが、あのときに股関節を痛めたんだと思います。
さっきバンテリンを買って、患部に塗ってみましたが、体の中まで染み渡る感じで、ひんやりしてきました。
これで治ってくれたら儲け物です。

筋トレと怪我は切ってもきれない関係にあります。
僕はまだデッドリフトで腰を痛めたことがないですが、やってしまったらかなり辛いと思います。
出来れば永久にデッドリフトで腰は痛めたくないです。
膝が弱い人はスクワットで膝を壊したり、手首が弱い人はベンチプレスで膝を痛めるようです。
出来ればそういう経験もしたくないですね。

怪我をしたくないならば、筋トレをやめるのが一番確実ですが、それは出来ません。
筋トレを、パワーリフティングを楽しむというのが大前提で、その上で、怪我を避けたいと思います。
昨日の反省点としては、しゃがみが浅いと自覚していたなら、自重だけでしっかりしゃがめるようになるまで入念に柔軟運動をするべきでした。
バーベルの重さを借りて無理にしゃがんでしまったから、怪我をしたんです。
これは避けられた怪我でした。
昨日の時点では、避けようのない偶発的な事故だったと思いましたが、違いました。
注意していれば避けられた事故でした。

怪我の具合の今後の見通し

今日の夕方になって、歩くのにびっこを引くようになってきました。
少し痛みを感じます。
床に落ちたチョークを拾うのは大変です。
普段から脚は筋肉痛なので、床に落ちたチョークを拾うのは大変なんですが、今日は筋肉痛がない代わりに怪我の痛みがあります。
怪我の痛みの方が辛いです。
明日は自宅でデッドリフトをしようと思っていますが、様子を見て判断するしかないですね。
痛みをこらえて無理に重たいバーベルを持ち上げてしまったら、さらに脚を痛めることになると思うので、様子を見ながらやるしかないです。
予定では明日が試合前の最後のデッドリフトなので、本当は全力で爆発的にやりたかったですが、おそらく難しいと思います。
明日は184kgを何回デッドリフトで引けるのかを調べる予定でした。

考えたくない事ですが、もし試合当日まで痛みを引きずるような事になってしまったら、スクワットもデッドリフトも大幅に重量を下げて試合に臨まなければならなくなってしまいます。
それだけは避けたいです。
一年振りの試合なので、全種目記録を更新したいです。

瞬間的な幻覚の話

先ほど、プリチャーカールで右腕を怪我したとき、上腕二頭筋を破って上腕骨が飛び出すのが見えたと書きましたが、僕にはそれが間違いなく見えました。
見えたんですが、実はそんなことは起こっていませんでした。
つまり、瞬間的な幻覚を見たんだと思います。
まずい事になったという意識が瞬間的にそのような大袈裟な映像を作り上げたんだと思います。

実は以前にも同じ経験がありました。
まだ娘が1歳だった時なので、11年前だと思います。
家の中が妙にガス臭くなった事があります。
家の前では道路を掘り返してガス管の工事をしていました。
キッチンのあたりがどうにも臭いので、ガス管工事の場所からガスが漏れているのではないかと思いました。
僕は家で原稿仕事をしていたんですが、娘を抱えた妻がそれを伝えにきたので、キッチンに行ってみて、ガス臭くなっているのに気がつきました。
ガス臭いならば、換気扇を回し、窓を開けて、絶対に火を使わないことが鉄則ですが、何を考えたのかその時の僕は、ガスコンロの火をつけてしまいました。
すると、すごい音がして目の前で火が燃え上がりました。
結果として、空気中に漂っていたガスが燃えただけで、家にも家族にも何も被害はなかったんですが、火がついた瞬間、僕の目にはキッチンの窓枠が火を吹いて燃え、天井まで燃え移っている様子が見えました。
でも、爆発が収まってみると、家はどこも焼けていませんでした。
僕は、

鹿野一郎
鹿野一郎

この家はもうだめだ!家を捨てて逃げよう。

とまで思ったんですが、何ともなかったんです。
この時も、瞬間的な幻覚を見たんだと思います。
その様子を僕の後ろから見ていた妻も瞬間的な幻覚を見たそうです。
妻によると、僕は炎に包まれて火だるまになっていたそうです。
それを見て、

この人はもうダメだ!せめて子供だけでも抱いて脱出しよう!

と思ったそうです。
だから僕が何ともないのに気づいた時、「よく平気だったね。」と言っていました。
どうやら危機的な状態に陥ると、瞬間的な幻覚を見るようです。

他にもまだ書きたいことがありますが、もう夜もふけたし、明日も6時起きなので、この辺でおしまいにさせてもらいます。
ありがとうございました。

内部リンク「老師からパワーリフティングに誘われた日の話

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